オランダの風車村「ザーンセ・スカンス」特集!観光の見どころや行き方は?

オランダに来たからには、有名な風車やチューリップが見たい!ザーンセ・スカンスはオランダ最大の都市アムステルダム中心地からも近く、風車以外にもスイーツに雑貨と、女子ウケ間違いなしで注目の観光スポットです。ザーンセ・スカンスの風車や見どころをご紹介します。

オランダの風車村「ザーンセ・スカンス」特集!観光の見どころや行き方は?のイメージ

目次

  1. 1オランダの風車の歴史をご紹介
  2. 2オランダならではの「排水用」風車とは?
  3. 3風車の歴史の起源とは?
  4. 4キンデルダイクの風車は世界遺産!
  5. 5オランダの風車村1:ザーンセ・スカンスは世界初の工業地帯!
  6. 6オランダの風車村2:ザーンセ・スカンスの風車の特徴
  7. 7オランダの風車村3:ザーンセ・スカンスの風車の最大の見せ場!
  8. 8オランダの風車村4:ザーンセ・スカンスとはどんなところ?
  9. 9オランダの風車村5:まだまだあるザーンセ・スカンスの名物!
  10. 10オランダの風車村6:ザーンセ・スカンスのレストラン
  11. 11オランダの風車村7:ザーンセ・スカンスの木靴の工房
  12. 12オランダの風車村8:ザーンセ・スカンスのチーズ工場
  13. 13オランダの風車村9:ザーンセ・スカンスにチューリップはある?
  14. 14オランダの風車村10:ザーンセ・スカンスへの行き方が知りたい
  15. 15オランダの風車村11:ザーンセ・スカンスの基本情報
  16. 16ザーンセ・スカンスに行ってみよう!

オランダの風車の歴史をご紹介

オランダの歴史の中で、当然ながら風車は鑑賞のためのものでなく、生活する上でなくてはならないものです。風車はオランダの歴史そのものといっても過言ではありません。

北海からの強い風が吹くオランダでは、それを逆手にとり動力として活用することで、オランダの産業発展に大きく貢献をしてきました。長い歴史の中、全盛期にはオランダ全土で約10,000基もの風車が稼働していたともいわれていました。老朽化で次々と取り壊され、現在はオランダ全土に約1,000基の風車が残っているとされています。

またそのほとんどが鑑賞する為ではなく実用的なもので各地に点在しています。まとまった数が並ぶ、いわゆる私たちがイメージするオランダの風車の大群がみられる場所は、現在ではごく限られているのが現状です。

オランダならではの「排水用」風車とは?

風車には大きく分けて2種類の用途があるといわれており「工業用」と「排水用」があることはご存知でしたか。風車が「工業用」の動力として使われていたことは世界共通の歴史です。ここではオランダならではの風車の使い方である「排水用」についてご紹介します。

オランダは国土の大部分が海抜約1.5mの湿地帯です。地盤沈下してしまった低い場所にある湿地帯から、高い場所に排水するポンプ機として役目を与えます。多大な労力を風車が担うことで次々と、作物の育つ農作地に変えることに成功しました。

この排水用の風車は、なんと言ってもキンデルダイクが有名です。この地味ながらも莫大な労力を要する排水という作業を風車が引き受けることで、オランダの経済と産業の発展に大きく貢献してきたのです。

風車の歴史の起源とは?

風車の起源ははっきりしていませんが、以外にも風車の歴史はヨーロッパがはじまりではなさそうです。なんと今から5600年以上も昔の、紀元前3600年のエジプトでも使用されたとされる記録が残っています。

12世紀に十字軍によってヨーロッパ中に風車の技術と存在が伝えられ、オランダに渡ったのは13世紀と、風車の長い歴史的にはごく最近という言い方ができそうです。19世紀までの間、オランダの風車は全盛期を迎え、その後は産業革命によって徐々に蒸気の動力が主力となっていき、風車が用いられることは減り続けていきました。

キンデルダイクの風車は世界遺産!

オランダではチューリップと並んで有名な風車ですが、風車と言えば人気の観光地であり世界遺産にもなっている風車村「キンデルダイク」がおそらくもっとも有名です。

キンデルダイクには19基のまとまった数の風車が立ち並び、現代では貴重な風景です。その風車はおもに排水用です。18世紀に造られた風車が、現在でもその機能を果たし稼働しています。オランダ国内はもちろん、噂を聞き付けた海外の観光客も訪れる一大人気スポットです。

そんな絵に描いたようなオランダらしい風車の風景が見られるキンデルダイクですが、唯一の難点はアムステルダムからの距離があり、行き方に困ってしまうことではないでしょうか。

オランダの風車村1:ザーンセ・スカンスは世界初の工業地帯!

しかし風車の歴史としてはキンデルダイクほど知られてはいませんが、アムステルダムの近くはもうひとつ風車の有名観光地があり、そこではキンデルダイクに負けず劣らずの壮大で優雅な風車が見ることができます。アムステルダム中心地から15kmという近距離にある、もうひとつの風車村は「ザーンセ・スカンス」といいます。

村のどこからでも風車が顔を出すほどの数を保有するザーンセ・スカンスは、全盛期にはなんと約1,000基もの風車があったといいます。そのことから世界初の工業地帯といわれており、かのナポレオン1世もその風車の大群には驚愕したといいます。

オランダの風車村2:ザーンセ・スカンスの風車の特徴

ザーンセ・スカンスの風車の特徴はオランダらしくチューリップのようにカラフルです。周囲の建物やオブジェなど村の風景と自然とマッチしている点が観光客に受けています。

運河沿いにカラフルな風車が並ぶその姿は、まさに誰もがイメージするオランダの風車といった風情でしょう。キンデルダイクは排水用の風車として有名ですが、工業用の風車として有名なのはこのザーンセ・スカンスです。

その万能のエネルギーで現在でも染料を作る風車、木挽きや粉引き、ピーナッツやチーズやパンなどの食糧生産に役立っています。木材を切ったり、工業用としても風車の数馬力程度の動力が使われています。ザーンセ・スカンスに風車の大群が造られた目的も、産業発展に多大な貢献をするためだったのです。

オランダの風車村3:ザーンセ・スカンスの風車の最大の見せ場!

ザーンセ・スカンスにある風車の数は現在12基で、キンデルダイクの19基に次ぐ数です。ザーンセ・スカンス観光の最大の見せ場は、なんと現役で稼働する風車の内部の仕掛けを見学できたり、上に登って羽を間近に観察できることです。

マスタードを作るための風車の中に入ることもでき、原料を砕くための巨大な臼もあり本物の工場見学さながらです。内部に入る為には4.5ユーロ(約570円)の入場料が発生しますが、風車の力と歴史を、頭ではなく肌で感じることができるという醍醐味があります。

またお土産屋も併設されていて感動もひとしお。名産のマスタードをはじめ風車をかたどったクッキーなど、ここでしか手に入らないであろうザーンセ・スカンスらしいお土産です。デ・カットという染料を作り、オランダの産業発展に大きく関わった風車も現役で稼働しています。

デ・ズッカーという油しぼりの風車もあり、ここも同様に入場料を払えば屋外に出ることができるので風車の羽を間近に見ることができます。

オランダの風車村4:ザーンセ・スカンスとはどんなところ?

このザーンセ・スカンスに一歩足を踏み入れると、オランダらしくチューリップのようなカラフルで可愛らしい建物が並んでいるのが目に留まります。この地方特有の家屋や施設のデザインであり、今も人々はそこで生活を送っているのでおとぎの世界にやってきたかのような感覚に陥ります。

女性や子供やこれだけでも十分に楽しめるであろう、村全体がまるで観光スポットのようです。村全体が観光に適しており、博物館のようになっているので観光客には見ておくべきポイントがたくさんあります。

サイクリングをする人々で賑わうのどかな雰囲気で、大都市アムステルダムからわずか15kmの距離に広がる光景とは思えないという方も多いはず。

また村の中では人に慣れているヒツジやヤギが放し飼いにされており、川ではアヒルが自由に泳いでいたりと、青空に映える風車と相まってこの上なく癒されます。近くに造船工場があるので、周囲を行き来する船もまた味わい深い景観を創り出すのに一躍買ってくれます。

オランダの風車村5:まだまだあるザーンセ・スカンスの名物!

ザーンセスカンス村は風車はもちろん、名物がまだまだたくさんあります。木靴の工房やチーズ工場、美術館やレストランなどが敷地内に併設されているので、時間をとってたっぷりと見て回りたいものです。オランダ名物のチーズ工場や木靴の工房では実演販売も行っていて、見学だけでも十分に楽しめるでしょう。

オランダの風車村6:ザーンセ・スカンスのレストラン

村にあるレストラン「Restaurant & Brasserie de hoop op d’Swarte Walvis」では、「魚料理」「肉料理」「サラダ」「デザート」さらには豪快な「ハンバーガー」などレストランで見かけるメニューがこの場所にあることにまずは安心できます。子供用メニューが用意されているのも嬉しいポイント。

店内は広く、川に面したテラス席もありますので、天候次第ではぜひこちらの席を利用しましょう。すばらしい展望とオランダの風が吹くなかでの食事が楽しめます。

シーズン中は観光客が多く提供時間が長いこともありますが、時間に余裕があればロケーションも抜群のこちらのレストラン、ザーンセ・スカンスでの食事の際にはおすすめです。レストランの入り口側には水槽が設置されているので、このレストランの目印です。

オランダの風車村7:ザーンセ・スカンスの木靴の工房

風車と並び、ザーンセ・スカンスでは外せないスポットです。大きな木靴のオブジェがこの工房の目印です。木靴工房では作られるまでの過程のデモンストレーションを見学することもできるので、観光客受けが抜群です。

壁には木靴が見事にたくさん飾られていて、観光客が撮影するのがお決まりのようです。工房にはお土産ショップも併設されていますが、実寸サイズの木靴はかさばるので、お土産には向いていません。木靴のミニチュアやキーホルダーなどがお土産には喜ばれるでしょう。

オランダの風車村8:ザーンセ・スカンスのチーズ工場

この地域は歴史的に酪農が盛んであり、伝統的なチーズを作る工房が見学できます。さすがチーズ大国でも知られるオランダ、陳列されているチーズの種類は見事なものです。

とくにオランダと言えばチーズの母とも呼ばれ、円盤の形が特徴のゴーダチーズをイメージされる方も多いと思います。チューリップのようにカラフルなゴーダチーズも用意されているので、ゴーダチーズの本場でしか見られない光景ではないでしょうか。

ほとんどのチーズは試食することができるのでお気に入りのチーズを選ぶことができます。その他にもいろいろな種類のお土産を販売しており、ハムも人気を集めていますが、ハムは日本には持ち帰れないのでご注意ください。

オランダの風車村9:ザーンセ・スカンスにチューリップはある?

オランダに観光に来たからには併せてチューリップも見たいとお考えの方も多いはず。しかしザーンセ・スカンスにおいてのチューリップはといえば、オランダのチューリップ畑にイメージする、一面にチューリップが咲きほこるような光景が見られるような観光スポットはありません。

オランダとはいえ現実は、チューリップ畑は人里離れた特定のスポットへ行かなければ見ることができません。チューリップ畑は場所と時期がかなり限定された光景なの、ここザーンセ・スカンスでも見ることはできません。見られる日が待ち遠しいものです。

オランダの風車村10:ザーンセ・スカンスへの行き方が知りたい

アムステルダム中央駅から約15kmの距離で、電車かバスによる行き方になります。どちらの行き方もトータルで考えると所要時間はほぼ同じですが、バスは交通状況により多少前後するでしょう。料金はバスより電車の行き方はすこし安いです。

アムステルダムの中心部のホテルでの宿泊の相場は決して安くはありませんが、なかにはアムステルダム中央駅から比較的近くにあるにも関わらず手頃な価格で泊まれるホテルもあります。

そういったホテルを滞在拠点にできれば、ザーンセ・スカンスとアムステルダムを、ゆっくりと堪能することができるのでおすすめです。

電車での行き方

電車での行き方は所要時間を約40分とあらかじめ予定しておきましょう。アムステルダム中央駅からオランダ鉄道の普通列車アイトヘースト行きに乗車します。料金は片道3.2ユーロで、日本円にして約400円です。この列車は日中なら約15分に1本、朝夜でも約30分に1本ほどの間隔で運行しています。

17分で到着するザーンセ・スカンスの最寄駅、ザーンダイク・ザーンセ・スカンス駅で下車します。下車後ザーンセ・スカンスまでは、徒歩15分ほどの道のりです。行き方は駅前のスタションス通りをどんどん直進し、突き当りを左折します。

さらにすこし歩くと風車が見えてきますので、ここを右折します。川に架かる大きな橋があるので渡ればザーンセ・スカンスに到着します。

バスでの行き方

バスでの行き方は所要時間が約45分で、片道5ユーロ(約640円)ですが、電車での行き方と違い下車後の徒歩移動がほぼないので便利。天候次第でも使い分けられるでしょう。アムステルダム中央駅の北口2階のバス乗り場から、ザーンセ・スカンス行きのバスが発着するGブロックの391番バスに乗ります。

日中なら15分に1本の間隔で運行しています。交通状況次第ですが、約45分でザーンセ・スカンスのバス停に到着します。バス停は村のインフォメーションセンターのすぐ近くにありますので便利な行き方です。

オランダの風車村11:ザーンセ・スカンスの基本情報

風車の内部などの施設を観光する場合は有料で、村の見学だけなら無料です。オフシーズンの10月から3月は営業時間が異なりますのでご注意ください。とくにオフシーズンは休業する施設もあるので、行ってみたい施設はあらかじめチェックしておきましょう。

デ・カットという染料を作る風車の内部へ入場するのは4.5ユーロ(約570円)、営業時間は9時30分から16時30分までです。デ・ズッカーは油しぼりのための風車で同じく4.5ユーロ(約570円)、入場可能な時間は9時30分から16時30分。チーズ職人のお家は8時から18時までで料金は無料です。

博物館を利用するには10ユーロ(約1,280円)で9時から17時まで営業しています。木靴工房も無料で営業時間は8時から18時と、各施設で営業時間や利用料金が異なりますのでご注意ください。

また各施設をくまなく見て周りたい方は「ザーンセ・スカンスカード」の購入を検討しましょう。ザーンス博物館のインフォメーションセンターにて15ユーロ(約1,900円)で手に入ります。発行から7日間有効で、施設内でのお買い物や飲食代が10%OFFになる特典付きです。

住所 Schansend 1, 1509 AW Zaandam
電話番号 +31-75-681-0000

ザーンセ・スカンスに行ってみよう!

いかがだったでしょうか。ザーンセ・スカンスにはオランダを代表する風車や名産品が詰め込まれていて、見どころがたくさんあったかと思います。

オランダの長い歴史上で、実際に使われていた風車を現在も見ることができる貴重な風車村ザーンセ・スカンスを、ぜひ訪れてみてください。

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