西成「あいりん地区」の治安は日本一悪い?危険な場所や旅行の際の注意点を調査!

大阪の西成にある「あいりん地区」は日本の中でも治安が悪い場所と言うあまり良くない評判で有名です。こちらでぇそんなに西成のあいりん地区の治安についてその実態や、特に危険な場所、旅行者が気を付けるべきことなどをご紹介していきます。

西成「あいりん地区」の治安は日本一悪い?危険な場所や旅行の際の注意点を調査!のイメージ

目次

  1. 1大阪西成の「あいりん地区」の治安を大調査
  2. 2大阪西成の「あいりん地区」の場所は?
  3. 3大阪西成の「あいりん地区」の始まり
  4. 4大阪西成の「あいりん地区」は治安が悪い?
  5. 5大阪西成「あいりん地区」治安の実態1:あいりん地区の人々
  6. 6大阪西成「あいりん地区」治安の実態2:臭い
  7. 7大阪西成「あいりん地区」治安の実態3:ドヤ街
  8. 8大阪西成「あいりん地区」治安の実態4:路上の酒盛り
  9. 9大阪西成「あいりん地区」治安の実態5:炊き出し
  10. 10大阪西成「あいりん地区」治安の実態6:激安自動販売機
  11. 11大阪西成「あいりん地区」治安の実態7:激安スーパー「玉出」
  12. 12大阪西成「あいりん地区」治安の実態8:激安ホルモン焼
  13. 13大阪西成「あいりん地区」治安の実態9:インスタ映えの店
  14. 14あいりん地区でのタブー
  15. 15大阪西成「あいりん地区」の治安は改善されつつある
  16. 1655年ぶりの万博は「あいりん地区」を変えるか

大阪西成の「あいりん地区」の治安を大調査

大阪西成の「あいりん地区」といえば、日本でも有数の治安の悪い場所として有名です。こちらではそんな西成のあいりん地区について、具体的にはどの場所を指すのか、なぜそのように呼ばれているのか?現在の治安の実態はどうなのか、変わりつつある西成のあいりん地区の様子などを調査していきます。

大阪西成の「あいりん地区」の場所は?

大阪の土地勘がないと、大阪の西成区イコールあいりん地区と思いがちですが、厳密には西成の中でも治安の良い場所もあり、女性が夜に歩いても全く問題のない場所もあります。

あいりん地区とは、西成区の、特に動物園前駅、新今宮駅、萩之茶屋駅、今池駅に囲まれたあたりの地域のことです。あいりん地区とは「愛隣地区」のことで、貧困層が生活をする地域を指しています。

この名前はこの特定の地域を指すためにメディアが付けた名称です。また、このあいりん地区を「釜ヶ崎」と呼ぶこともあります。

釜ヶ崎と言う地名は大正11年までこの地域の地名でしたが、現在は地名として使用されていません。しかしながらこの特定の地域を指す俗称として「釜ヶ崎」という地名を使う人もいます。

大阪西成の「あいりん地区」の始まり

西成のあいりん地区の歴史は江戸時代にまでさかのぼります。江戸時代、大阪には宿のない人や浮浪者のような人々が多く流れ込みました。その数は6千人から7千人と言う数でした。

そしてそのような人々が生活をする、非認可の素泊まりの宿のようなところが街道沿いに出来るようになりました。

貧困層が集まるようになったこの場所では治安はもちろんのこと、衛生状況も悪く、どんどんとスラム化が進みました。しかしながらその場所は現在のあいりん地区よりも少し北で、現在の日本橋の電気街のあたりでした。

その後、1903年に内国勧業博覧会が開催される際に、明治天皇が大阪にくるということで、現在の日本橋のあたりにあったスラム街は一掃され、南に追いやられた貧困層が流れ着いたのが現在の西成のあいりん地区でした。

大阪西成の「あいりん地区」は治安が悪い?

西成区はあいりん地区があるので、4人に1人が生活保護を受給して生活をしているというほど貧困が深刻な地域です。

また、その日暮らしの日雇い労働者も多いため、それぞれの身元も不明確なことが多く、近年では、イギリス人の英会話講師を殺害した犯人が逃亡生活の中でこのあいりん地区で日雇い労働者として働きながら逃亡生活を送っていたことでも話題になりました。

西成のあいりん地区はそのような人々が生活をしている場所と言うことで、決して治安の良い場所ではありません。

大阪西成「あいりん地区」治安の実態1:あいりん地区の人々

現在西成のあいりん地区は数十年前に比べるとだいぶ治安は改善してきています。昔はこの地域は絶対に近づいてはいけない場所でした。

例えばあいりん地区では昔は覚せい剤の売人がおり、おおっぴらに覚せい剤の売買がされていたそうです。また、覚せい剤ばかりでなく、偽造の免許証を売買する人もいました。

さらにこの辺りを車で通ると、わざとぶつかってきたり、わざと車の前に出てきて道路に寝っ転がったりして、妙な言いがかりをつけてくる浮浪者もいました。

貧困層は男性だけでもありません。貧困層には女性もいます。女性の場合は売春をして小遣い稼ぎをする人もいます。

それらの女性は、女性と言ってもかなり年配の女性で、70歳以上の女性が、数百円から千円ほどの料金で誘ってくるといいます。

また、あいりん地区の中では、1960年代からしばしば暴動が起きており、2008年を最後になんとその回数は24回です。

暴動の原因は労働環境に対する不満や、酔っ払いの喧嘩など、理由は様々ですが、ひとたび暴動がおこると、車がひっくり返されたり、お店が破壊されたり、火をつけられたりするほど激しいものに発展していました。

大阪西成「あいりん地区」治安の実態2:臭い

西成のあいりん地区は、独特な臭いがします。その臭いはアルコールのようであったり、公衆トイレの独特なアンモニア臭のようなものであったり、少しきつい体臭のようであったりします。

臭いに関しては治安とは直接関係はないかもしれませんが、普段あまり悪い臭いがしない町を歩き慣れていると、あいりん地区の臭いは異様な臭いです。

これらの臭いは場所により臭いがきついところがありますが、危険なポイントとしては、高架下の様な少し暗くて雨風が凌げそうな場所、植え込みなどです。

あいりん地区の人々は男性のみならず、女性でもトイレ以外のところで用を足す人がいます。そのため、あいりん地区の電信柱などには「立小便禁止」のみならず、「脱糞禁止」の文字があるのもこの地区ならではの光景です。

大阪西成「あいりん地区」治安の実態3:ドヤ街

ドヤ街というのは、旅館業法に基づく、素泊まりの簡易宿泊所が立ち並ぶ場所です。その日暮らしの日雇い労働者が暮らすところです。

そのため、宿泊料金も1カ月単位のところがあります。たとえば、4畳半ほどの畳の部屋なら、1カ月の宿泊料が38000円からで、部屋には冷暖房、テレビ、冷蔵庫が備え付けられており、大浴場もあります。

また、一泊ではなく、「一室」800円という相部屋形式の宿もあります。あいりん地区のドヤ街は宿泊施設の相場が安いため、一泊1500円となると、相当な高級宿ということになります。

そしてこのような宿泊施設も明らかに職のない浮浪者のような方は宿泊することはできず、健康な労働者のみが宿泊することができます。

最近では外国人旅行客がこの安い宿泊施設を目当てにあいりん地区にやって来ることも多く、外国人旅行客を目当てにリフォームした宿泊施設もではじめました。

外国人旅行客はあまり気にしていないようですが、これらの宿泊施設はとても簡易的なもので、やはり女性が一人で安心して宿泊できる雰囲気ではありません。

施設自体が老朽化していて、リフォームもままならないような簡易宿泊所は、高齢化した路上生活者が生活保護を受けながら暮らす、福祉アパートとして利用されています。

大阪西成「あいりん地区」治安の実態4:路上の酒盛り

あいりん地区が治安が悪いといわれるのは、昼間から酔っ払っている人がとても多いというのも理由の1つです。

しかもそれらの酔っ払いは、お店でお酒を飲むわけではありません。段ボール箱やビールのプラスチックケースをどこからか拾ってきて、椅子の様にして数人でワンカップ大関を飲んで酒盛りをしています。

椅子的なものに座っている場合はまだよいのですが、道路の脇の縁石のようなところに座って酒を飲み、うつろな目をしている人や、通る人をじろじろと見ている人もいて、とても怖いです。昼間でもやはり女性の一人歩きには適さない場所です。

大阪西成「あいりん地区」治安の実態5:炊き出し

あいりん地区では労働福祉センターや公園など、毎日どこかで支援団体による炊き出しが行われます。場所によっては1日2回行われる炊き出しは、ホームレスの人たちの食生活を支えています。

時間になると多くのホームレスや生活困窮者が炊き出しの場所に列をなすのですが、その人数の大さにこの地域の現状を思い知らされます。

大阪西成「あいりん地区」治安の実態6:激安自動販売機

激安自動販売機というと、だいたいいくらくらいの自動販売機を想像するでしょうか。尾崎豊さんの歌の様に、昔は「100円で買えるぬくもり」でしたが、現在は消費税や缶がペットボトルになり量が増えたため、100円で買える自動販売機を見つけると少し嬉しくなります。

しかしながら、西成のあいりん地区の激安自動販売機には、80円や50円、30円などという激安の自動販売機が存在します。

もちろん、夏には冷たく、冬には温かい飲み物が飲めるのですが、激安と言うことで、少し注意するポイントがあります。

それはしばしば、ディスプレイと出てくるものが違うということです。例えばディスプレイに「富士山の天然水」となっていても、出てくるものは「北アルプスの水」というほどの違いですが、値段が値段なので、大丈夫かと少し心配になります。

しかし、自動販売機の価格からもわかるように、低所得者が多い場所ですので、高級なブランドバッグなどを持ってこの地域を歩くのはおすすめできません。

大阪西成「あいりん地区」治安の実態7:激安スーパー「玉出」

大阪には名物激安スーパーの「玉出」というものがあります。関西地方の人にとっては玉出の知名度は大きなものですが、それ以外の地域の人にとって、この玉出のインパクトは強烈なものです。

派手なネオン、目がちかちかする外装は、そして「玉出」という大きな文字が掲げられた看板を見たら、旅行客は間違いなく「パチンコ屋だ」と思うでしょう。

しかしながらスーパー玉出は大阪では有名な激安スーパーです。どれくらい激安かというと、ニンジン、玉ねぎ、ジャガイモなどの常備野菜は1袋たっぷり入って90円ほどです。

お惣菜も豊富で、おにぎりは2戸で98円、焼きそばは1パック100円です。さすが日本一安いスーパーと豪語するだけあります。

また安いだけでなく、魚介類も新鮮で豊富です。玉出は大阪市内に多くの支店があり、飲食店が周りに多くある店舗だと、実に様々な種類の魚を丸ごと一匹置いていて、まるで魚屋のようです。

このようなスーパーが西成のあいりん地区の人々の生活を支えています。ちなみに「玉出」は「たまで」と読みます。

大阪西成「あいりん地区」治安の実態8:激安ホルモン焼

西成のあいりん地区は治安が悪い印象があるので、地元の人はあまり近づきませんが、全体的に物価の安いこの地域には、美味しいおつまみを食べながら1000円でべろべろに酔えるという「せんべろ」スポットがたくさんあります。

中でも人気なのが、「やまき」です。やまきは鉄板ホルモン焼きのお店です。お店と言っても座席はありません。まるで屋台のように店頭に鉄板が置かれ、そこで焼かれたホルモンをつまみながら飲む、立ち飲みスタイルの店です。

やまきではホルモンとレバーがメインのメニューで、いずれも1串70円という激安価格、缶ビールや缶酎ハイ、そしてワンカップ大関があります。お店にはいつでも人だかりができています。

女性のお客さんはほとんどいませんでしたが、最近はSNSなどでこのお店が紹介され、女性客もちらほら見かけるようになりました。

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大阪西成「あいりん地区」治安の実態9:インスタ映えの店

あいりん地区は今まで、一般の女性は絶対に近づいてはいけない場所という悪いイメージがありましたが、この場所に女性受けするソフトクリームのお店があります。

Pecca+pu(ペッカプ)というソフトクリームのお店はピンクと白のストライプの屋根が可愛らしい店構えで、カラフルにトッピングされたソフトクリームはインスタ映えすると、女性の間で話題になっています。

あいりん地区でのタブー

あいりん地区で暮らす人々の中には、事情があって、人目を避けてひっそりと暮らしている人もいますし、あいりん地区という特殊な場所で生活しているのを知られたくない人もたくさんいます。

そのため、この地域で珍しい張り紙や建物、光景などを面白がって撮影していると、自分たちが撮影されているのかと勘違いした人とのトラブルに巻き込まれる場合があります。

あいりん地区を歩く際はあまり、スマホやデジカメでの撮影を野外で行うのは避けたほうが良いでしょう。

大阪西成「あいりん地区」の治安は改善されつつある

現在大阪は、日本でも有数の観光地であり、世界的に見ても急成長渡航先として、その成長率が世界一という快挙を遂げている場所です。

世界中から多くのバックパッカーが大阪を訪れており、大阪の有名な観光地である、道頓堀などは週末になると外国人旅行客で前に進むのもままならないほどの人で溢れかえっています。

そんな旅行客がより安い宿を求めてやってくるのが、この西成のあいりん地区です。前述の通り、西成にはびっくりするほどの安い金額で宿泊ができる宿がたくさんあります。

西成はホームレスや少し言動の変わった人も多いのですが、逆にそれぞれ様々な過去を持ち、人目を避けるようにこの地でひっそり暮らしている人います。

そのため凶器を持ってバックパッカーを襲うというような、目立つ犯罪をおかす人は少ないのも事実です。日本よりも治安の悪い国から来るような外国人旅行客はホームレスなどはあまり気にしないのでしょう。

西成は治安が悪いというよりも、その街の臭いや雰囲気が悪いというのが実状です。もちろん若い女性向けの街でもありません。

しかしながら、外国人旅行客にしてみれば、確かに西成は、大阪の有名観光地に近く、宿は安く、食べ物もリーズナブル美味しいものが多いので、バックパッカーの様な旅行客にとっては最高の環境です。

そのようにして、閉ざされた世界であった西成のあいりん地区は、現在は外国人旅行客によって開かれつつあります。

55年ぶりの万博は「あいりん地区」を変えるか

日本でも有数の「治安が悪い場所」として悪名高い西成のあいりん地区は時代とともにその姿を変えつつあります。さらに万博が55年ぶりにまた大阪で開催されることになり、この地域もさらに開発されて行くでしょう。あいりん地区のこれからの発展に目が離せません。

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akkey

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