ブハラ観光のおすすめスポットを紹介!美しい建築物など見どころ満載!

ウズベキスタンのブハラは、数多くの優れたイスラム建築を見られる町として近年注目を集めています。旧市街は世界遺産にも登録され、観光にも力が入れられています。今回は建築に特徴があるブハラの見どころを中心に、お土産情報などをお届けします。

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目次

  1. 1ウズベキスタンのブハラはイスラム建築の宝庫
  2. 2ブハラの歴史
  3. 3ブハラへのアクセス
  4. 4ブハラを観光する際の注意
  5. 5ブハラのおすすめスポット1:アルク城
  6. 6ブハラのおすすめスポット2:カラーン・ミナレット
  7. 7ブハラのおすすめスポット3:ミル・アラブ・メドレセ
  8. 8ブハラのおすすめスポット4:チャハル・ミナール
  9. 9ブハラのおすすめスポット5:イスマイル・サマニ廟
  10. 10ブハラのおすすめスポット6:ナディール・ディアンベギ・メドレセ
  11. 11ブハラのおすすめスポット7:マゴキ・アッタリ・モスク
  12. 12ブハラのおすすめスポット8:パハウッディン・ナクシバンディ廟
  13. 13ブハラのおすすめスポット9:アブドゥル・アジスハーン・メドレセ
  14. 14ブハラのおすすめスポット10:タキ・バザール
  15. 15ブハラのおすすめスポット11:リャビ・ハウズ
  16. 16ブハラのおすすめスポット12:チヨル・バクル廟
  17. 17ブハラのおすすめスポット13:チャシュマ・アイユブ
  18. 18ブハラのおすすめスポット14:バラ・ハウズ・モスク
  19. 19ブハラで買いたいお土産
  20. 20ブハラまで足を延ばしてみよう

ウズベキスタンのブハラはイスラム建築の宝庫

ウズベキスタンのブハラは古代から栄えているオアシス都市です。1993年に旧市街が世界遺産に指定されたのをきっかけに、観光に力を入れるようになりました。町にはイスラム様式の建築が数多く見られ、それぞれに特徴的な景観は人々の目を惹きつけています。今回は魅力あふれるブハラの見どころをご紹介します。

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ブハラの歴史

ウズベキスタンの主要都市の1つであるブハラの歴史は古く、紀元前5世紀には都市が成立していたということが分かっています。

イスラムの勢力が入ってきたのは8世紀に入ってからで、ウマイヤ朝に征服されて以来イスラム化が進みました。13世紀にモンゴル支配を受けた際には、荒廃と復興を経験しています。その後、19世紀のロシア帝国支配まで、時代時代で多くの勢力下におかれましたが、幸運にも大きな破壊は免れてきました。

1991年ソビエトが崩壊し、ウズベキスタン共和国として独立しました。それを機に改めて優れた建造物などの文化遺産が評価され、観光資源になっているのです。

ブハラへのアクセス

ブハラはウズベキスタンの首都タシケントの南西450キロ、有名な観光地サマルカンドの西220キロの辺りに位置しています。北東にある隣国トルクメニスタンのテュルクメナバートからは約100キロの距離になります。

首都タシケントからならほぼ毎日1、2便のフライトがありますが、日本からタシケントに行くのもかなり大変です。大韓航空やアエロフロート、トルコ航空などを利用し、少なくとも1回乗り換えてウズベキスタンに入ることになります。

ブハラへは、ウズベキスタン国内の各都市からは長距離バスや鉄道の利用も可能です。バス料金は安いのですが、乗客を詰め込んだり、途中ストップしたり、あまり評判は良くないのでおすすめできません。

ブハラ空港は市内の中心部から約5キロ離れた場所にあります。市内へはタクシーで向かうのが一般的です。

鉄道を利用してブハラに入る場合は、中心部から12キロほど離れたカガン駅で下車します。市内へはミニバス(マルシュルートカ)で移動するとよいでしょう。乗り場は駅を出て少し歩いた場所にあります。

ブハラを観光する際の注意

ブハラを観光する際には、いくつかの注意点があります。まず気候に関しては、砂漠地帯に位置しているので、非常に寒暖の差が大きいということです。

夏の最高気温は49度、冬の最低気温はマイナス32度を記録したこともあります。これは極端にしても、7月の平均気温が28度を超えるのに対し、12月から2月の冬は平均気温がマイナスと、日本の大部分よりもうんと寒いのです。

1日の中での気温差も大きく、日中は40度近くになる夏場でも朝夕は長袖が必要なほどです。

次に注意したいのは、イスラムの戒律についてです。特にモスクなどを見学する時はノースリーブや短パンなどラフな服装はご法度です。女性は髪を隠すスカーフや体のラインが隠れるようなゆったり服を用意しておくと便利です。

治安は悪くはありませんが、置き引きや飲食店でのぼったくり、スリなどに注意するのは他の国と同様です。ただ、隣国のアフガニスタンは政情の安定していない国ですから、ウズベキスタンだけではなく、周辺国の情報も把握しておくことが必要です。

ブハラのおすすめスポット1:アルク城

ここから、ブハラの見どころをご紹介していきます。1つ目のブハラ市街の北西部にある「アルク城」は、歴代ハーンの居城だった場所です。壁は丸みを帯び、茶碗を伏せたような不思議な形をしています。「アルク」とは「城塞」の意味で、そそり立つ壁を見るとそれも納得です。

アルク城は少なくとも紀元前4世紀ごろから存在していたと言われています。長い歴史の中で何度も外敵の破壊を受け、その度に再建されてきました。現在の建築は18世紀以降のものです。

城壁の中に入り、監獄、家畜小屋、ハーンの居室などを見学することができます。特に繊細な装飾が施されたモスクや砂漠色が広がる眼下の眺めは必見です。土産物店、博物館などもあり、興味深く観光することができるスポットです。

ブハラのおすすめスポット2:カラーン・ミナレット

約46メートルと、ブハラ1の高さをもつ「カラーン・ミナレット」は、この地を治めた者の権力の象徴です。ミナレットとは、モスクに付随する塔のことです。完成は1127年ですから、900年も前になります。以前は灯台のように明かりが灯され、砂漠を行き来する隊商の道しるべになったり、戦いの際には見張り台になったりしていました。

ブハラの「カラーン・ミナレット」の側面は14段の模様が付けられています。中には階段があり、上からは200数十キロ先まで見えると言いますが、残念ながら現在は上ることができません。

ブハラの「カラーン・ミナレット」は、塔と接続されてカラーン・モスクも建てられていますので、合わせて観光してください。このモスクはブハラ最大で、12000人ほど収容できる巨大なものです。

ブハラのおすすめスポット3:ミル・アラブ・メドレセ

ウズベキスタンのブハラの3つ目の見どころ「ミル・アラブ・メドレセ」は、上記の「カラーン・ミナレット」の下にあるイスラム教の神学校です。

観光地になってしまっている神学校(マドレセ)が多い中、この「ミル・アラブ・メドレセ」は140名の生徒が学ぶ、現役の学校です。

勉学の場なので外観だけの観光になりますが、ここには正面の巨大なイーワーン(一方が完全に開いているドーム)や2つの青いドーム屋根、繊細なモザイク模様などはイスラム文化のエッセンスが凝縮されています。

ブハラのおすすめスポット4:チャハル・ミナール

ブハラの「チャハル・ミナール」は4本のミナレットをもつ小さなモスクです。住宅街の中にあり、アクセスで迷う人が少なくないスポットですが、青い丸屋根を抱いた4つの塔はとても愛らしく、ブハラの観光ガイドなどにはよく掲載されています。

4つの塔は、これを造らせた人の4人の娘を表しているそうで、4本とも形や模様が違っていますから、観光の際にはじっくり見比べてみてください。

ブハラのおすすめスポット5:イスマイル・サマニ廟

ブハラの5つ目の見どころ「イスマイル・サマニ廟」はブハラ東、少し市街地から離れた場所にある、宝石箱にも例えられる可憐な建物です。

イスラム教とゾロアスター教の影響を受けているという建物はエキゾチックさも漂わせています。建造は892年から943年にかけてで、中央アジアで最古のイスラム建築といわれています。

縦横約10メートルの可愛らしい建造物で、13世紀のモンゴル侵入の際には土の中に埋まっていたので破壊を免れ、発掘されたのは1925年でした。壁は日干し煉瓦でできていて、レンガの凹凸だけで複雑な模様と陰影を表現しています。

ブハラのおすすめスポット6:ナディール・ディアンベギ・メドレセ

ブハラの6つ目の見どころ「ナディール・ディアンベギ・メドレセ」は、ブハラ市街地の真ん中に位置しています。神学校(メドレセ)と名がついていますが、今では中庭に土産物店が軒を連ねる観光スポットになっています。

ここでの注目は入口にタイルモザイクで描かれている2羽の鳳凰です。それぞれに白いシカをつかみ、顔が描かれた太陽に向かって飛んでいるのですが、偶像を禁じているイスラム教の施設に動物の絵が描かれるのは大変珍しく、建設当初は随分と物議をかもしだしたそうです。

「ナディール・ディアンベギ・メドレセ」では、夏にはなかなか見応えのある民族舞踏やファッションショーが開かれ、踊りを見ながらディナーが食べられます。

ブハラのおすすめスポット7:マゴキ・アッタリ・モスク

ブハラの5つ目の見どころ7つ目の、ブハラ市街の中心にある「マコギ・アッタリ・モスク」は、この町で最古のモスクとして有名です。「マコギ」というのは「穴の中」という意味で、1934年に発掘されるまでほとんどの部分が地中に埋まっていたことからこの名で呼ばれています。

12世紀に建てられたモスクの下には6世紀のゾロアスター教神殿、またその下には仏教寺院の跡まであったそうで、時代によりブハラの地に色々な宗教が入ってきたことが分かります。

「マコギ・アッタリ・モスク」はあまり修復や手入れがされていませんが、その分、長い歴史をリアルに感じられます。中には覗いてみる価値のある「絨毯博物館」があります。

ブハラのおすすめスポット8:パハウッディン・ナクシバンディ廟

ブハラの8つ目の見どころ「バハウッディン・ナクシバンディ廟」は、ブハラ市街地の東12キロのところにある、「中央アジアのメッカ」とも呼ばれる神聖な場所です。ここに眠っているバハウッディン・ナクシバンディは14世紀の偉大なイスラム哲学者で、今なお彼の思想に影響を受けたイスラム教の一派が存在しています。

「バハウッディン・ナクシバンディ廟」の中にはモスクやミナレット、メドレセなど、典型的なイスラムの建築が並んでいます。また、熱心に祈りを捧げている人を見るのも異国情緒をかきたてられます。市街地から少々離れていますが、時間があれば是非訪問してみたいスポットです。

ブハラのおすすめスポット9:アブドゥル・アジスハーン・メドレセ

ブハラの9つ目の見どころ「アブドゥル・アジスハーン・メドレセ」は、ブハラのメドレセの中では比較的新しいものですが、それでも17世紀半ばの建造です。青と白の模様が多いイスラム建築の中で、茶色や赤が使われているのがとても印象的です。

メドレセの中には土産物店が並んでいて俗的な雰囲気ですが、モスクはあまり修繕の手が入っていない分、レトロな趣を残しています。装飾の色も茶系の色が多く、他のモスクとは違う独特の雰囲気があるので、是非立ち寄ってみてください。

ブハラのおすすめスポット10:タキ・バザール

「タキ・バザール」は特定の市場ではなく、タキ(丸屋根)の付いた市場を指します。現在規模の大きなものでは「タキ・サファラン」「タキ・テルファクプルシャン」そして「タキ・ザルガロン」の3か所があります。

屋根がついているので中は薄暗くなりますが、暑さや寒さを緩和してくれ、天候や気温に左右されずにショッピングを楽しむことができます。天井が高いのは、かつてラクダも屋根の下を通っていたためといわれています。

両替や宝石商、スパイスショップなどもあるバザールはシルクロードの雰囲気たっぷり。売り物の中にはソ連関係のものもあり、国の歴史を感じます。バザールでは苛烈な客引きに負けないよう、また、買うならしっかりと値段交渉をして楽しみたいものです。

ブハラのおすすめスポット11:リャビ・ハウズ

ブハラのリャビ・ハウズ」はブハラ市街地の中心に位置しており、周囲には見どころも多いので、観光の拠点にぴったりの場所です。「ハウズ」とは「用水池」のことで、かつてはブハラの町に200ものハウズがあったそうですが、今では6つが残るのみです。

縦46メートル、横36メートルの人工池の周りにはカフェがあり、観光の合間の休憩におすすめです。また、樹齢数百年を数える大木もあり、木陰で寛ぐ地元の人々の姿が見られます。

ブハラのおすすめスポット12:チヨル・バクル廟

ブハラの12個目の見どころ、ブハラ市街地から西にタクシーで10分ほどの距離のところにある「チヨル・バクル廟」は、ブハラゆかりの人々が多く眠る墓所です。

預言者ムハンマドの子孫が葬られたという言い伝えから聖地となり、有力者が競うようにこの地に自分の墓を建てていったとのことです。

敷地内には巡礼者の宿など30ほどの建造物がありますが、基本的には墓地群で厳かな雰囲気が漂っています。高い塀に囲まれ、出入り口は1か所しかないという珍しい構造になっています。高い位置から景色を一望することができます。

ブハラのおすすめスポット13:チャシュマ・アイユブ

ブハラの13個目の見どころ「チャシュマ・アイユブ」はブハラ市街地の西に位置する観光スポットです。決して大きな建築物ではありませんが、不揃いな屋根の形が独特です。「チャシュマ」は「泉」、「アイユブ」は「聖人ヨブ」のことです。

ここの敷地内には、預言者ヨブが杖でつついたら湧き出たという泉があります。そしてこの泉の水は病気を治す不思議な力があると言われ、一種のパワースポットになっています。

長く人々の信仰を集めているせいか、ここは何度も増改築され、12世紀、14世紀、16世紀と、さまざまな時代の建築が見られます。

ブハラのおすすめスポット14:バラ・ハウズ・モスク

ブハラの14個目の見どころ「バラ・ハウズ・モスク」は「アルク城」の近くに位置しています。1718年に建設された当時は、王家専用のモスクで、祝賀の儀式などの折には、ハーンはアルク城から赤絨毯の上を歩いてこのモスクまで来たと言われています。

このモスクの見どころは、幾何学模様や花をモチーフにした繊細な装飾、赤、緑、黄色などカラフルな色が使われている天井などです。

そして忘れてはならないのが、池に映る建築の美しさです。高さ12メートル、クルミの木で作られた20本の柱が水面に映る柱と合わせて40本に見えることから「40本の柱のモスク」と呼ばれることもあります。

ブハラで買いたいお土産

ブハラのバザールなどを歩いていると、魅力的な品々が目につきます。何点かお土産におすすめの品を紹介します。

ブハラの名物にコウノトリをかたどったハサミが挙げられます。コウノトリはブハラではよく見られる鳥で、オブジェなども町なかにたくさんあります。コウノトリは繁栄を表すシンボルと言われています。コウノトリのハサミはとてもキュートですが、切れ味は抜群です。

また、ナイフ類もブハラの土産物店でよく見られるものです。名入れのサービスをしてくれる店もあるので、お土産にいかがでしょうか。

ブハラに限らず、広くウズベキスタンのお土産としては、まず陶器類が挙げられます。実用的な皿や茶碗から、可愛らしい人形まで、カラフルな陶器は見ているだけでも気持ちが明るくなります。

細かな彫刻が施された木工品、細密画が描かれた雑貨、伝統的な手法で織られるじゅうたんなどもお土産におすすめの品です。お気に入りをじっくりと探してください。

ブハラまで足を延ばしてみよう

以上、ウズベキスタンのブハラの見どころをはじめ、おすすめのお土産などをご紹介しましたが、いかがでしたか。特徴的かつ優れた要素をもつブハラの建築物の数々は、近年世界的にも注目されています。日本からはかなり距離がありますが、旅慣れた人にはブハラは次の訪問先候補として大いにおすすめです。

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この記事のライター
MinminK