サマルカンドはウズベキスタンの青の都!行き方や観光の見どころを紹介!

真っ青な空の下、ブルーに輝く美しいモスク。サマルカンドはウズベキスタン第二の規模を誇る観光都市。世界遺産にも認定されたこの街には、ティムール朝の栄華を今に伝える数々のイスラム建築が残されています。今回は、サマルカンドの見どころや行き方も含めてご紹介致します。

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目次

  1. 1ウズベキスタンのサマルカンドは美しい青の都!
  2. 2ウズベキスタンの世界遺産「青の都サマルカンド」とは?
  3. 3サマルカンドへの行き方1:飛行機
  4. 4サマルカンドへの行き方2:電車
  5. 5サマルカンド観光の見どころ1:レギスタン広場
  6. 6サマルカンド観光の見どころ2:ビービー・ハーヌム・モスク
  7. 7サマルカンド観光の見どころ3:.シヨブバザール
  8. 8サマルカンド観光の見どころ4:グーリ・アミール廟
  9. 9サマルカンド観光の見どころ5:シャーヒズィンダ廟
  10. 10サマルカンド観光の見どころ6:ウルグベク天文台
  11. 11サマルカンド観光の見どころ7:アフラシヤブ博物館
  12. 12サマルカンド観光の見どころ8:Gumbaz Synagogue
  13. 13サマルカンド観光の見どころ9:イマム・アル・ブハーリー廟
  14. 14サマルカンド観光の見どころ10:聖ダニエル廟
  15. 15青の都サマルカンドを観光しよう!

ウズベキスタンのサマルカンドは美しい青の都!

一年を通じて晴天率の高いウズベキスタンのサマルカンド。抜けるような青空の下に広がるのは、サマルカンド・ブルーと呼ばれる壮麗なイスラム建築の数々。街全体が世界遺産に認定されたサマルカンドは、かつて、東西を結ぶシルクロードの十字路でした。

ティムール朝の王都として栄えたこの街には、繁栄を極めたイスラムのマハラジャが残した青く輝くいくつもの霊廟と神学校(マドラサ)が残されています。

今回は、サマルカンドを観光で訪れる方におすすめの見どころや、日本からサマルカンドまでの詳しい行き方など、旅に役立つ情報をお伝えします。

ウズベキスタンの世界遺産「青の都サマルカンド」とは?

ウズベキスタンの東に位置するサマルカンド。一年を通して晴天率が高いこの街は、地中海性気候とステップ気候のちょうど境目にあるシルクロードの中継都市。ウズベキスタンの古都として、紀元前10世紀頃からイラン人の入植が始まりました。

中国の後漢の時代にはソグド人商人たちが活躍する「アフラシアブ」という都市が築かれ、賑やかな商業都市として発展していたようです。やがて700年代には、ウマイヤ朝のアラブ連合軍によって侵略。ここからサマルカンドのイスラム化が始まります。

1220年には、モンゴル帝国の侵略を受け、サマルカンドは完膚なきまでに破壊され、旧市街はアフラシアブの遺跡群として、当時の様子を今に伝えるだけとなっています。

その後14世紀から15世紀にかけては、ティムール朝が台頭し、サマルカンドはウズベキスタンの都として繁栄を極めます。街の中に残されたいくつものイスラム建築は、この時代に建設されました。

ティムール朝の繁栄は、孫のウルグ・ベクの時代まで続きます。その後、ウズベク人の侵略を経て19世紀には、ロシアに征服され、一時はトルキスタンに併合されました。

ロシアによる支配は、1991年まで続き、サマルカンド出身の初代大統領イスラム・カリモフの元でウズベキスタンとしてようやく独立します。侵略の歴史が残るサマルカンドは、ウズベキスタンでもっともおすすめの観光地です。

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サマルカンドへの行き方1:飛行機

ここからは、ウズベキスタンの青の都「サマルカンド」への行き方をご紹介致します。日本からウズベキスタンのサマルカンドへの直行便はありません。そのため、ロシア経由または、ウズベキスタンの首都タシュケント経由で行く行き方が一般的です。

ウズベキスタンの首都タシュケントを経由して行く行き方の場合は、成田からアシアナ航空が就航しています。途中韓国のインチョン国際空港を経由して、ウズベキスタンのタシュケントまでの所要時間は16時間30分。

ウズベキスタンの首都タシュケントからサマルカンドまでは、国内線に乗り継ぐか、鉄道に乗り換えて行く2つの行き方があります。

ロシア経由で行く行き方の場合は、日本の成田からS7エアラインやエアロフロート・ロシア航空などが就航しています。経由地点は、モスクワで、ドモジェドヴォからヴィヌーコボ国際空港に移動となります。

日本の成田空港から経由地点のモスクワまでの所要時間は10時間15分。ウズベキスタン航空に乗り継ぎ、サマルカンドまでは約4時間ほどかかります。ロシア経由の方がフライトの本数は多めですが、深夜便が多いので、その点がおすすめできないポイントです。

サマルカンドへの行き方2:電車

続いて、ウズベキスタン国内からサマルカンドまで、鉄道で行く場合の行き方をご紹介致します。ウズベキスタンの首都タシュケントからサマルカンドまでは、鉄道、バス、乗り合いタクシーなどいくつかの方法で行くことができます。

日本人観光客にもわかりやすくておすすめの行き方は、鉄道を利用する行き方です。ウズベキスタンの首都タシュケントから青の都サマルカンドまでの所要時間は、約3時間40分。

利用する鉄道の種類にもよりますが、フライトの乗り継ぎ時間を考えると、鉄道で行く行き方の方が、最終的な所要時間も短くなるのでおすすめです。

サマルカンド市内での観光手段は、バスがおすすめで、サマルカンド駅前に、バスターミナルがあり、3番、22番、73番のバスは、観光の見どころとなっている「レギスタン広場」へ行く路線となっています。

サマルカンド観光の見どころ1:レギスタン広場

青の都「サマルカンド」、詳しい行き方も分かったところで、ここからは、おすすめの観光スポットをご紹介していきます。サマルカンドの見どころとして、最初に観光しておきたいのが、レギスタン広場。

レギスタン広場には、青いタイルで装飾された3つのマドラサ(神学校)が建っています。もっとも古いマドラサは、1420年に立てられたもので、天文学者でもあった第四代君主ウルグベクによって建設されました。

青地に小さな星がちりばめられたイスラム様式の文様が特に美しく、鮮やかなドームや巨大な門から、当時のサマルカンドの繁栄の様子を窺い知ることができます。

広場の向かって右側(東)に立つ「シェルドル・マドラサ」は、このレジタンス広場最大の見どころの一つで、注目していただきたいのが、門に描かれた動物や人面の図案です。

イスラム教では偶像崇拝を禁止しているため、人や動物などをイメージする像を描くことは、タブーとされています。他のイスラム施設が、緻密な幾何学模様で描かれているのは、その戒律を守っているからです。

サマルカンドの「シェルドル・マドラサ」、そんなイスラムの教えを破った非常に珍しい建築物で、時の権力者が自らの力を誇示するためにこのようなデザインを描かせたと言われています。このマドラサを手がけた建築家は自ら命を絶ったと伝えられています。

サマルカンド観光の見どころ2:ビービー・ハーヌム・モスク

続いてご紹介するサマルカンド観光の見どころは、中央アジア最大級の「ビービー・ハーヌム・モスク」。サマルカンドを再建したティムールによって1398年年に建設されました。

中国の陶器と、ヨーロッパの染料を合わせて生み出された独特の青いタイルが埋め尽くす壮麗な宗教施設は、周辺諸国からたくさんの建築家を呼び寄せ、わずか5年で完成したと言われています。

ビービー・ハーヌム・モスクの前には、美しい庭園が広がっており、願い事を思い浮かべながら、この庭園にある説教台の周囲を3回まわると、願い事が叶うと言われています。パワースポットとしてもぜひおすすめしたい観光スポットです。

サマルカンド観光の見どころ3:.シヨブバザール

シルクロードの時代から東洋の交通の要所として栄えてきたサマルカンド。アフラシアブと呼ばれた頃からソグド商人が活躍するこの街には、今も様々なものが流通しています。

サマルカンドの人々の台所として人気を集めているシヨブバザールは、現地の人々の暮らしを垣間見ることができるおすすめの観光スポット。

特に見どころとなっているのが、「ノン」と呼ばれる平たくて大きなパン。直径30cm近くもある巨大なパンは、ウズベキスタンの伝統的な食品の一つで、カラフルなナッツなどで色付けされているものもあります。

また、中東諸国からやってきたイスラムの伝統食であるデイツ(ナツメヤシ)などのドライフルーツや、ピスタチオ、杏などもたくさん並んでおり、お買い物を楽しむ人々で賑わいます。

観光スポットにもなっているため、マーケットの中には、ウズベキスタンの工芸品などを扱うお土産物屋さんも数多く入居しています。露店を冷やかしながら、ちょっと値切ってみたりするのもマーケットの醍醐味です。

先にご紹介したビービー・ハーヌム・モスクからすぐ近くにあるマーケットですので、お土産のお買い物をかねて一緒に観光する行き方がおすすめです。

サマルカンド観光の見どころ4:グーリ・アミール廟

青の都「サマルカンド」続いての見どころは、レギスタン広場から徒歩10分の距離にある霊廟「グリ・アミール」。ペルシャ語で「グリ」はお墓、「アミール」は支配者を意味しており、ここはティムール王朝歴代3代までの王が眠るお墓です。

霊廟の内部には、キラキラと反射する青の文様とコーランを描いた金色の文字が並んでいます。この壁面には、ラピスラズリが使用されており、装飾部分には、なんと3kgもの金が使用されているそうです。

また、観光の見どころとなっているのが、天然石「ブラックオニキス」でできた美しい墓石。贅の限りを尽くした壮麗なお墓は、ティムールをはじめとする歴代王たちの権力を今に伝える世界遺産です。

サマルカンド観光の見どころ5:シャーヒズィンダ廟

続いてご紹介するサマルカンド観光の見どころは、青空に映えるターコイズブルーのドームが目印の「シャーヒズィンダ廟」。サマルカンド郊外の丘陵地帯に立てられたこちらの霊廟には、ティムールの親族や側近が眠っています。

目の覚めるような深いブルーに覆われた11の霊廟は、「死者の通り」と呼ばれる通路の両側に整然と並んでいます。

霊廟の中でもっとも古い建物は6世紀、そして最新のものは20世紀に建設されました。全面にモザイクが施されており、時代ごとに少しずつ違った装飾がされているのが見どころです。

シャーヒズィンダ廟は、イスラム教の巡礼地としても知られる神秘的なパワースポット。少し郊外にはありますが、必見です。

サマルカンド観光の見どころ6:ウルグベク天文台

続いてご紹介するサマルカンド観光の見どころは、チュパンアタの丘の上に建つ「ウルグベク天文台」。ティムール朝第4代君主となったティムールの孫「ウルグベク」が建てた天文台です。

1420年代に建設されたこちらの天文台は、当時のイスラム世界で最先端の観測技術を持った巨大天文台でした。滑り台のような形をした角度測定器など、サマルカンドの持つ国力の高さと天文学の知識の高さが伺えます。

ウルグベクの死後、一度は破壊されてしまいましたが、1908年に地下部分が発見され、現在に至ります。観光できるのは観測施設の一部のみですが、併設する博物館に出土品などが展示されています。

サマルカンド観光の見どころ7:アフラシヤブ博物館

続いてご紹介するサマルカンド観光の見どころは、北部に位置するアフラシアブ遺跡とそこに隣接する博物館です。

ウズベキスタンのサマルカンドにイラン人が定住しはじめたのは、紀元前4世紀頃と言われています。アフラシアブ博物館では、アレクサンドロス大王がサマルカンドを征服した時代の出土品なども収蔵されています。

アフラシアブは、サマルカンドの旧市街があった場所で、この丘からアフラシアブの壁画などが出土しており、ソグド人商人たちが、交易を行っていた様子などが描かれています。

サマルカンド観光の見どころ8:Gumbaz Synagogue

数々の壮麗なイスラム建築が彩る青の都「サマルカンド」。イスラム一色のこの街で、ひっそりとたたずむGumbaz Synagogueは、ユダヤ系の宗教施設です。

観光の見どころとしてご紹介したシャーヒズンダ廟からほど近いエリアにあり、徒歩で観光することができます。他のイスラム教施設のような華やかさはありませんが、ユダヤ教の祭壇や六芒星で彩られた空間が広がります。

ユダヤ教とイスラム教は、かなり密接な関係にある宗教です。この二つの宗教の違いを知りたい方にも、おすすめの観光スポットです。

サマルカンド観光の見どころ9:イマム・アル・ブハーリー廟

青の都「サマルカンド」の観光スポット、残すところあと2ヶ所となりました。続いておすすめするのは「イマム・アル・ブハーリー廟」。9世紀に活躍したイスラム教神学者「ムハンマド・アル・ブハーリー」が眠る霊廟です。

ブハーリーは、イスラム教スンニ派にとって、コーランの次に重要と言われる「真正伝承集」を編纂した重要人物で、イスラム教徒にとっては、巡礼地の一つとなっています。

ブハーリーは、中央アジアのブハラで誕生し、16歳でメッカを巡礼。その後、各地を歴訪しながら90万にも及ぶハディース(ムハンマドの言行録)を集めます。膨大なハディースの中から信頼性の高い3700余りの言行録をまとめ信者たちに広めました。

サマルカンド観光の見どころ10:聖ダニエル廟

最後にご紹介するサマルカンド観光の見どころは、イラン南西部の都市シューシュにある「聖ダニエル廟」。旧約聖書に登場する預言者ダニエルを祀ったこちらの霊廟は、1870年に建設されたと言われています。

鏡のモザイクで装飾された白い塔の内部の中央に、18メートルもある巨な棺が安置されています。なぜこんなに長い棺なのかと申しますと、中に眠っている聖人ダニエルの遺骨が伸びるからなのだそう!

遺骨が伸びるのは100年に一度と言われており、ダニエルが生きていたのは紀元前4世紀から3世紀頃とのことですので、これだけの長さが必要ということのようです。外には聖水が湧き出る泉があり、水を汲む地元の方もいらっしゃるようです。

青の都サマルカンドを観光しよう!

ウズベキスタンの観光都市「サマルカンド」をご紹介致しました。どこを見渡しても青一色のサマルカンドは、イスラム教徒にとって非常に重要な巡礼地の一つです。

栄華を極めたティムール朝が残した美しいイスラム建築の数々が、この街の最大の見どころです。東洋と西洋がぶつかる街サマルカンドで、シルクロードの世界に浸ってみてはいかがでしょうか?

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Yukilifegoeson