奈良「長谷寺」アクセスやランチ・御朱印は?紅葉に牡丹・桜と情緒ある名所

奈良県桜井市の山の中にある長谷寺は真言宗豊山派の総本山で、十一面観音像のある本尊は国宝に指定されているという歴史あるお寺です。牡丹や紅葉など1年を通して花を楽しむことのできる奈良の名所、長谷寺の魅力を気になるアクセスやランチ情報と共にたっぷりとお伝えします。

奈良「長谷寺」アクセスやランチ・御朱印は?紅葉に牡丹・桜と情緒ある名所のイメージ

目次

  1. 1長谷寺は奈良県にある観音信仰の聖地
  2. 2奈良・長谷寺の別名は「花の御寺」
  3. 3牡丹が咲き誇る春の奈良・長谷寺
  4. 4見頃の牡丹が咲き誇るぼたんまつりは必見
  5. 5春の奈良・長谷寺は桜も大迫力
  6. 6紫陽花が雨に濡れる夏の奈良・長谷寺
  7. 7紅葉で紅く染まる秋の奈良・長谷寺
  8. 8雪化粧に寒牡丹が映える冬の奈良・長谷寺
  9. 9奈良・長谷寺が誇る日本最大級の観音様
  10. 10奈良・長谷寺の御朱印は種類色々!
  11. 11牡丹をかたどった花守りも人気
  12. 12奈良・長谷寺までのアクセスは?
  13. 13奈良・長谷寺参拝後のランチはここ!
  14. 14奈良・長谷寺近くのおすすめカフェ
  15. 15奈良・長谷寺で四季を感じる旅を

長谷寺は奈良県にある観音信仰の聖地

西国三十三所第8番札所である奈良県の長谷寺は、徳川家光の寄進による本堂など、国宝や国の重要文化財が数多く存在します。中でも、本尊十一面観音像は限られた期間にしか全体像を拝観することができない貴重な観音像で、本尊へ参拝することは古来より「初瀬詣で」と呼ばれ観音信仰の聖地となっています。

奈良・長谷寺の別名は「花の御寺」

桜の名所になっているお寺は全国に数多くありますが、奈良県の長谷寺は桜以外にも四季を通じて様々な種類の花を見ることができるため、「花の御寺」という別名で呼ばれています。桜や牡丹、秋になれば紅葉とどの季節に訪れても花を楽しむことができ、カメラを構えている人の数もたくさん。

本堂の磨き上げられた床には本堂の脇に茂っているもみじが映り込み、秋になると真っ赤に紅葉したもみじで本堂の床が真っ赤に染まり「床もみじ」と呼ばれ奈良では秋の風物詩として有名です。

人気が高いのは秋のもみじだけではありません。夏の間の緑のもみじが映る床のことは「床みどり」と呼ばれ、こちらもまた秋の熟した雰囲気とは異なり、爽やかな印象で人気が高いです。

牡丹が咲き誇る春の奈良・長谷寺

数えきれないほど沢山の種類の花が咲き誇る奈良・長谷寺の中でも最も見ごたえのある花が牡丹です。境内には牡丹だけでも150種類7000株もの花が咲き、開花時期に合わせて「ぼたんまつり」というお祭りが開催されるほど。一輪でも存在感抜群の牡丹が赤やピンク、白とカラフルに咲いている光景は見る人の心をぱっと明るくしてくれます。

牡丹は花自体が大きく色もはっきりとしているため1輪だけでも存在感のある花ですが、これだけの数がそろうと見ごたえたっぷり。どこにカメラを向けても立派な牡丹が映り込み写真映えのする開花時期には写真撮影に奈良を訪れる人が年代を問わず後を絶ちません。

見頃の牡丹が咲き誇るぼたんまつりは必見

奈良・長谷寺の牡丹は毎年4月の中頃から咲き始め、4月下旬から5月の頭頃に見頃を迎えます。丁度ゴールデンウィークの時期と重なることもあり、奈良県外からも長谷寺の牡丹を見ようと観光客が押し寄せ、長谷寺は大賑わい。

長谷寺境内の歓喜院というところでは先着ではあるもののお茶が無料で振舞われ、「ぼたん茶会」と呼ばれています。さらに、真言宗豊山派布教使による法話も無料で聞くことができるなど、長谷寺は牡丹の開花と共に温かい春の訪れを感じることができます。

春の奈良・長谷寺は桜も大迫力

春の長谷寺で見頃を迎えるのは牡丹だけではありません。長谷寺にはソメイヨシノやシダレザクラ、ヤマザクラに奈良ヤエザクラなど1000本もの桜があり、広い境内でそれぞれ咲き乱れる薄桃色の花は壮観の一言です。

長谷寺は奈良県のお花見スポットとしても人気が高く、桜は境内の広範囲に咲いているものの本堂の舞台からは境内全体を見回すことができます。アップだけでなく全体を引きで撮った写真もまた素敵。五重塔とそれを遮るように咲く桜のコントラストも綺麗です。

紫陽花が雨に濡れる夏の奈良・長谷寺

6月の上旬になると、奈良・長谷寺の春を彩っていた桜や牡丹に代わって、色とりどりの紫陽花が境内を埋め尽くすようになります。奈良の長谷寺に咲く紫陽花の数はおよそ2万株。梅雨の訪れとともに長谷寺を鮮やかに染め、雨が降ると一気にノスタルジックな雰囲気に。長谷寺の紫陽花は7月の下旬頃までたっぷりと楽しめます。

紫陽花の開花情報は長谷寺のホームページ内にある長谷寺便りというページで随時お知らせされていますので、要チェックです。花便りというカテゴリでは5分咲きです、などと写真付きで解説されているので、ご自分の好きなタイミングで参拝に訪れることができ、奈良近辺の写真家の方はチェックしている人も多いのだそう。

また、奈良・長谷寺は僧侶の方がインスタグラムアカウントを運営していて、アップされている写真はどれも幻想的で美しいものばかり。アカウントではお花など風景の他に、法要やお勤めの様子などが紹介されています。

驚くべきは、美しい写真は全て長谷寺の僧侶が撮影したものであるということ。思わず見入ってしまう写真の数々は一見の価値ありです。

紅葉で紅く染まる秋の奈良・長谷寺

春は牡丹や桜のピンク、夏は紫陽花の紫にと染まっていた長谷寺は、秋になると紅葉したもみじによって真っ赤に染められます。間近で紅葉した葉を見つめるのも綺麗ですが、本堂の舞台から境内を見下ろすと赤い紅葉にところどころ黄色などの紅葉も混ざり、景色全体が一つの絵画のような芸術的な風景になっています。

季節は少しづつ冬に向かい朝晩の空気も冷え込むことが増えては来るものの、紅葉の紅い色からは温かみを感じるので不思議です。

紅葉は昼間ももちろん綺麗なのですが、ライトアップされた紅葉も迫力満点でおすすめ。紅葉したもみじがライトに照らされることにより透き通って光り、冷たい秋の夜空に花火のように浮かび上がります。真っ赤ではない、朱色のような紅葉ならではの暖かい色味をより感じることができるのではないでしょうか。

雪化粧に寒牡丹が映える冬の奈良・長谷寺

春に奈良・長谷寺の境内を大胆に彩っていた牡丹ですが、実は冬の季節にも見ることができます。冬に咲く牡丹は冬牡丹と寒牡丹の2種類があり、どちらも見頃は12月の終わり頃から1月の終わり頃まで。

冬牡丹は名前の通り冬に花を咲かせる牡丹なのに対して、寒牡丹は開花時期をあえて遅らせるように蕾や葉を摘み取る時期を変えている牡丹です。寒牡丹は開花時期をあえてずらしているので冬の寒さに耐えられるように防寒がされています。

藁のかさをかぶって咲く牡丹が傘地蔵を連想させ微笑ましい光景。寒さに耐えながらも美しく咲いている牡丹からは凛と筋の通った強さのようなものも感じます。

温かい季節に比べると咲いている姿を見ることのできる花は圧倒的に少なくなりますが、奈良・長谷寺の象徴ともなっている牡丹の花を冬でも見ることができるのは、お花好きの人にとっては嬉しいニュースではないでしょうか。雪化粧をした境内に咲く牡丹も、春に咲く牡丹とはまた違った魅力を持っています。

奈良・長谷寺が誇る日本最大級の観音様

奈良・長谷寺の本尊に安置されている十一面観音像は10メートルを超え、観音像としては日本最大級の大きさです。通常は正堂と礼堂の間にある「拝所」と呼ばれるところから拝むことになり、上半身しか拝むことができないのですが、年に2回だけ正堂の中に入ることが許される期間があります。

十一面観音像とは、その名前の通り11の顔を持つ観音様の像です。菩薩様の頭の上には10の顔があり、それぞれ異なる表情をしているのが特徴。

阿弥陀如来、慈悲の表情である菩薩面が2面、怒りの憤怒面が3面、牙状出面と呼ばれる称賛の表情が3面、悟りの表情である仏頂面1面、笑顔の大笑面1面によって人々の願いを聞き入れようとしています。

本尊大観音尊像特別拝観と呼ばれる特別な期間は、十一面観音像を間近で拝むことができるだけでなく、そのお御足に触れることも許されています。お御足に直接触れてご縁を結ぶことで普段参拝に訪れている時よりも霊験を感じることができるとこの時期を狙って参拝に訪れる観光客の姿も。

どれだけ多くの参拝客が長谷寺で十一面観音像とご縁を結んできたのかということが、真っ黒に変色した観音像のお御足から想像ができます。

奈良・長谷寺の御朱印は種類色々!

奈良・長谷寺では御朱印を頂くことができるのですが、頂ける御朱印の種類がひとつではないことはご存知でしょうか。

中央に「大悲閣」と墨書きされている通常の御朱印の他に、長谷寺の御詠歌がかかれたもの、散華型の紙に十一面観音と墨書きされた御朱印などそれぞれ雰囲気が異なっていてご縁を結んだ記念になります。

また、2020年までの期間限定で西国三十三所草創1300年の記念スタンプを押して頂けたり、江戸時代にご授与いただけた御朱印の復刻版の御朱印を頂くこともできます。

さらに長谷寺は奈良県内にある七福神と大神神社をめぐる「大和七福八宝めぐり」のうちのひとつになっていて、財運や福徳開運の神様である大黒天の御朱印をご授与頂くことができます。長谷寺の授与所では種類豊富な御朱印帳が販売されているので、これから御朱印デビューするという方は長谷寺でお気に入りの御朱印帳を見つけてみては。

牡丹をかたどった花守りも人気

奈良・長谷寺の牡丹には伝説が残っています。内容はその昔、唐の皇帝の妃が自分の顔が馬に似ていることから長谷寺の観音像に七日七晩お願いしたところ、観音様の霊験によって絶世の美女へと変貌したというもの。牡丹の花は妃がお礼として贈った花が牡丹だったことから長谷寺の境内にはたくさんの牡丹が植えられるようになったそうです。

そんな奈良・長谷寺のシンボルとも言える牡丹の花が御守りの形として採用されていて、身体健全、容姿端麗など美に関するご利益があるとして女性に人気となっています。

長谷寺の境内に咲いている牡丹のように赤や白、ピンクとカラーバリエーションも豊富で、お土産としても喜ばれるのではないでしょうか。

奈良・長谷寺は美に関するご利益以外にも縁結びのご利益があるとして有名なお寺で、その由来は平安時代にまで遡ります。

平安時代の女流文学として現代でも有名な源氏物語では物語の中に長谷寺が登場し、長谷寺を参拝したことで男女が再開を果たし再び縁を結んだエピソードが登場したり、平安時代のエッセイのようである蜻蛉日記の中では浮気性の夫について悩んだ妻が長谷寺を参拝した帰り道、夫が迎えに来てくれて喜んだというような内容が綴られています。

これからの出会いについての縁結びだけでなく、今側にいる大切な人との絆をより深く結ぶために参拝するのもおすすめです。

奈良・長谷寺までのアクセスは?

奈良県の長谷寺までのアクセスは、近鉄大阪線の長谷寺駅という駅から徒歩で15分程です。15分と聞くとアクセスが良くないように感じますが、長谷寺へと続く参道にはお土産屋さんやランチに丁度良さそうなお店などが立ち並び、お店を覗きながら歩く道のりは楽しく全く大変には感じません。

長谷寺へのアクセスは、近鉄の駅名になっているだけあって電車を降りてからの道のりもわかりやすく、道に迷うということはほとんどありません。特に土日などは人の流れについて行くと簡単にアクセスできます。

また、観光客が奈良観光の拠点とする奈良駅から長谷寺駅までのアクセスは約1時間程で、駐車場も用意されているので車で直接アクセスすることも可能です。駐車料金は年間を通して普通車1台につき500円。駐車場は夏季が8時半から17時、冬季は9時から16時半までと季節によって営業時間が異なるのでアクセスする時間に注意。

車でアクセスする場合は駐車場が参道より奥にあるため、きちんと参道の手前から徒歩で参拝をしたいという人は電車でのアクセスをおすすめします。

奈良・長谷寺参拝後のランチはここ!

奈良・長谷寺へと続く参道はゆるやかな上り坂になっていて、道の両脇にはたくさんのお土産店や名物を販売している美味しいお店がたくさん並びランチの時間帯はどこも賑わっています。

長谷寺の境内は広くゆっくり歩いてもいい運動になるので、ランチは参拝の後にゆっくりがおすすめ。参道にある「長谷路」というお店は、まるで長谷寺境内にある建物がそのまま移動してきたかのような風情ある佇まいが印象的なランチのできるお店です。

ランチで食べるべきおすすめメニューはにゅうめんと柿の葉寿司。奈良県桜井市は三輪素麺で有名でにゅうめんと柿の葉寿司はこのあたりの郷土料理なんだそう。「長谷路」のランチで食べられる柿の葉寿司の中身は鯖と鮭の二種類で、食べ比べをして楽しむことができます。その他、山菜そばや鴨南そばなどのランチメニューも人気。

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奈良・長谷寺近くのおすすめカフェ

ランチでお腹いっぱいになったら、次は長谷寺近くにあるカフェでティータイムはいかがでしょうか。奈良・長谷寺名物の牡丹は食べることができませんが、もうひとつの名物、草福餅は絶対に食べて欲しい一品です。

参道を歩いていると試食を勧めて頂けるのですが、しっかりと濃いよもぎに甘すぎない餡子、そして表面の焼き目が付いた部分がぱりっと香ばしく、試食だけではとても満足できないくらいの美味しさ。お土産としても喜ばれます。

1個からでも購入できるので、ランチ前の小腹が好いた時につまむのも良いですし、もちもちとした食感で見た目以上にお腹にたまるので小食な女性なら草福餅がランチ代わりになってしまうかもしれません。

奈良・長谷寺で四季を感じる旅を

四季を感じるには気温や湿度などの体感も重要ですが、目から入る情報もとても重要です。春、夏、秋、冬とそれぞれ異なる花や景色を楽しむことのできる長谷寺は、何度参拝に訪れても新しい出会いや発見があるお寺ではないでしょうか。次の旅先には観音様の霊験に守られた長谷寺で情緒に浸る旅をおすすめします。

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とまと飴

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