キーウィはニュージーランドの国鳥!かわいい生態や実物を見れる場所も紹介!

ニワトリほどの大きさの飛べない鳥、キーウィを知っていますか?キーウィはニュージーランドの人々に愛されているニュージーランド固有の鳥です。キーウィのかわいい生態やキーウィに会える場所、絶滅を防ぐためのニュージーランドの取り組みなどをご紹介します。

キーウィはニュージーランドの国鳥!かわいい生態や実物を見れる場所も紹介!のイメージ

目次

  1. 1キーウィはニュージーランド固有の鳥!
  2. 2キーウィはニュージーランドの象徴
  3. 3キーウィの魅力1「かわいい見た目」
  4. 4キーウィの魅力2「かわいいサイズ」
  5. 5キーウィの魅力3「退化した羽」
  6. 6キーウィの魅力4「つぶらな瞳」
  7. 7キーウィの魅力5「ふわふわの毛並み」
  8. 8キーウィの魅力6「高い記憶力」
  9. 9鳥のキーウィとキウイフルーツの関係は?
  10. 10キーウィはマオリ族が名付けた名前!
  11. 11かわいいキーウィに出会える場所は?
  12. 12キーウィの気になる生態や生息場所
  13. 13キーウィは肉食?草食?
  14. 14キーウィの子育て
  15. 15キーウィは絶滅の危機?
  16. 16キーウィを絶滅から救うための取り組み
  17. 17ニュージーランドでキーウィに会いに行こう!

キーウィはニュージーランド固有の鳥!

キーウィはニュージーランド全域に生息している固有種の鳥です。「キーウィ」とひとまとめに呼ばれることの多い鳥ですが、ニュージーランドの生息場所などで細かい種類に違いがあり、全部で6種類のキーウィが存在します。大昔からほとんどその姿を変えていないことから「生きた化石」という別名で呼ばれることも。

キーウィはニュージーランドの象徴

キーウィはかわいい見た目からニュージーランドの人々からとても愛されていて、ニュージーランド人が時々キーウィと呼ばれているのは国を象徴するこの鳥の名前からきていて、そのことを愛称として受け入れニュージーランド人自身も気に入っているようです。

ニュージーランドを観光して歩いていると、様々な場所でキーウィをモチーフにしたイラストや写真、お店の看板などを見かけることからも、ニュージーランド人がキーウィにかけている愛情を垣間見ることができます。

また、キーウィはニュージーランドのコインにもモチーフとして描かれていて、金融の世界ではニュージーランドドルのことを「キーウィ」と呼ぶこともあるのだそう。その他、切手や薬、大学のマークなどにもキーウィが登場します。

キーウィの魅力1「かわいい見た目」

キーウィのかわいさに心惹かれる人の多くは、そのコロンとたまご型のフォルムがかわいいと感じるのではないでしょうか。まるい体のフォルムとは対照的に細長くのびたくちばしが特徴的で、えさを取るためにくちばしをつんつんしている姿がまたかわいいです。

キーウィを横から見ると頭が小さいので卵型のような楕円形に見えるのですが、くちばしが見えない角度からキーウィを見てみると、果物のキウイフルーツに見た目がそっくりになります。

キーウィの魅力2「かわいいサイズ」

写真だけで見ると可愛い見た目からウズラのような小さい鳥のイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。実はキーウィはそこそこのサイズがあり、ニワトリなどの鳥と同じくらいの大きさがあります。

野生の鳥なので一般の観光客がキーウィに触れたりすることはできないのですが、抱きかかえると小型の子犬ほどの大きさがあります。

ふわふわのかわいらしいボディのイメージに対して、強い脚力を持ちがっしりと力強い脚がアンバランスで他の鳥類とは違った不思議な存在です。

キーウィの魅力3「退化した羽」

キーウィの丸くてかわいい見た目の秘密は、退化した羽にあります。ニュージーランドにはもともとキーウィの天敵となる動物がいなかったことから空を飛ぶ必要がなくなり、徐々に退化していったとされていて、現代のキーウィは飛ぶことができません。飛べない鳥と聞くだけでかわいいと思ってしまうのはなぜなのでしょうか。

厳密に言うとキーウィの羽は全くなくなってしまったのではなく、人間の小指の先ほどは体内に残っています。飛べない鳥ではダチョウがよく知られていますが、ダチョウと同じようにキーウィもまた飛べない代わりに強靭な脚力を持っているところが特徴。

基本的にはおっとりとした性格ですが、危険を察知して逃げる際などの走る速さは驚くほどのスピードです。

また、ニュージーランドという国は他の大陸から孤立した場所であったということもあり、キーウィ以外の動物にとっても天敵の少ない島でした。ニュージーランドにはキーウィ以外にも羽の退化した鳥が多数生息しています。

キーウィの魅力4「つぶらな瞳」

キーウィがかわいいとされるポイントとして、このつぶらな瞳を挙げる人がとても多いです。大きくてくりくりとしたリスのような瞳ももちろんかわいいのですが、このつぶらなサイズ感は大人のキーウィでも赤ちゃんぽさというものが残っていて非常にかわいいです。

キーウィは生活のほとんどを嗅覚に頼っていて視力をあまり必要としていない鳥なので、羽と同じように瞳も小さくなっていったのかもしれません。

キーウィの魅力5「ふわふわの毛並み」

キーウィの魅力のひとつに、他の鳥類とは異なる毛並みが挙げられます。通常鳥の羽は真ん中に固い筋が通り、そこを中心に対照的に羽毛が生えていますが、キーウィはどちらかというと髪の毛のように直接身体から羽毛が生えています。成長しても生まれたて小鳥のような毛並みがキーウィの愛らしさを引き立てています。

そして、全体的に毛並みはそろっているものの、顔周りにだけ不ぞろいの長い毛が生えていることに気が付いたでしょうか。これはキーウィのひげで、このひげが暗闇で行動する際のセンサーの役割を果たしているキーウィの生活になくてはならないものです。

キーウィの魅力6「高い記憶力」

頭の悪いことを鳥頭などと言うことがありますが、キーウィは記憶力や学習能力が高い鳥として知られています。最低でも過去5年間の記憶を保有できるということがわかっていて、犬が一度会った人を3年忘れないというエピソードと比較してもどれほどすごいのかということが分かります。

特に嫌な思いをした記憶についての記憶力が高いようなので、他の動物に対しても言えることではありますがフラッシュ撮影で驚かせたりしないなど、ストレスを与えないように注意が必要な性格ということがわかります。

鳥のキーウィとキウイフルーツの関係は?

鳥のキーウィとキウイフルーツには何か関係があるのかと気になっている人も多いのではないでしょうか。キウイフルーツは、鳥のキーウィに見た目が似ていることから名づけられたフルーツです。まるみのあるブラウンで毛が生えている見た目くちばしがないだけではまさにキーウィそのもの。

ニュージーランドのお祭りやイベントなどでキウイフルーツにくちばしと足をつけて飾ると、そこに本当にキーウィかいるように見えると子ども達には大人気です。観光客の多いホテルやお土産屋さんなどではこういったキーウィに関する装飾や雑貨をたくさん見ることができ、いつでもキーウィを身近に感じられます。

キーウィはマオリ族が名付けた名前!

実は、キーウィという名前はニュージーランドに住むマオリ族という部族が名付けた名前なのです。気になる名前の由来は、「鳴き声」だそう。マオリ族の人々にはキーウィの泣き声が「キーウィー」と聞こえていたことからそのまま「キーウィ」という名前で呼ばれることになりました。

キーウィの生活場所が地面の上だったり飛ぶことが出来ないという生態についてはマオリ族に伝わる伝説があり、キーウィは森を守る使命を与えられたために翼を捨てた愛すべき存在なのだそう。

マオリ部族にとってキーウィは文化的にも精神的にもとても重要な存在であるということがわかります。

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かわいいキーウィに出会える場所は?

絶滅が心配されるほど個体数が減少しているうえに、キーウィは夜行性の鳥なので道端など何気ない場所でたまたま出会うということは残念ながら難しいですが、ニュージーランドの各地でキーウィを保護している施設や動物園があるのでそういった場所に行けばキーウィに会うことができます。

ジーランディア

ニュージーランドのウェリントンという地区にあるジーランディアはニュージーランドの原生林を復活させた広大な土地を有する保護区です。保護区内にはキーウィをはじめとする絶滅危惧種の野生の鳥類が住んでいて、人間は整備されたウォーキングトラックを歩いたり有料のナイトツアーに参加することでここに住む鳥類を見ることができます。

ガイドによるナイトツアーは事前予約が必要になることと、12歳以下の参加は不可となっています。参加希望の場合は予約を忘れずに。ガイドの案内で野生に近い状態のキーウィに近づくことができるのでおすすめです。

レインボースプリングス

レインボースプリングスはキーウィ以外の動物やニュージーランド固有の植物などを森の中を散歩するようにして楽しむことができる観光施設で場所はロトルアにある自然公園。

ニュージーランド原産の動植物の宝庫とよばれていてキーウィの保護活動において最も成果をあげている保護施設なのだそう。

夜行性のキーウィは自然に近い状態で観察しようと思うとなかなか寝床から出てきてくれないのですが、レインボースプリングスでは高確率でキーウィが見られると人気。

「キーウィエンカウンター」という予約制の有料プログラムに参加すると、キーウィの保護についてどんな活動をしているのか見ることができたり、キーウィの卵、ひななども見ることができます。

キーウィバードライフパーク

絶滅危機にある国鳥キーウィをはじめとするニュージーランドに生息する珍しい鳥類や、ニュージーランドにしか生息していないという珍しい爬虫類を見ることができるのが、キーウィバードライフパークです。

このパークではオーディオ機器を使用したセルフツアーが随時開催されていて、日本語で解説が聞けるのが嬉しいポイント。1日に数回キーウィの餌付けなども体験でき、家族旅行などでみんな一緒に楽しむことができます。

夜行性の鳥ということを考慮してキーウィのための保護施設や飼育小屋の中は薄暗く設定されていますので、フラッシュ撮影などでキーウィを驚かせてしまうことのないように注意しましょう。

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キーウィの気になる生態や生息場所

気になるキーウィの生態ですが、驚くべきことにキーウィは夜行性の鳥としては珍しく視力が良くないという生態が分かっています。視力が悪いのに暗闇で食料を探してくることはできるのか心配ですが、キーウィは視力が悪い代わりに嗅覚がとても優れていて、さらにキーウィのひげがセンサーの役目を果たすことで問題なく生活しているようです。

通常くちばしのある鳥類は顔に近いくちばしの根本部分に人間でいうところの鼻の孔があるのですが、キーウィはくちばしの先端にそれがあります。そのおかげで視力が悪くても土の中にいるミミズを上手に見つけたり、暗闇でもえさを探すことができます。

さらに、キーウィは生まれてすぐからこの嗅覚を備えているのでキーウィの雛は生まれて数日で自分のえさを自分で探すという生態は非常に珍しいと言えます。

キーウィは肉食?草食?

キーウィは土の中にいるミミズや幼虫、果物などやわらかいものを主食として生活している雑食性の鳥で、お肉は食べません。長いくちばしを果物に突き刺して中の実をつついている姿はキツツキのようでもあります。

優れた嗅覚を持っているおかげで、木の中にいるカブトムシやクワガタの幼虫など見つけづらそうなえさも暗闇で簡単に見つけることができるというのには驚きです。

キーウィの子育て

キーウィは他の鳥類の生態と同じように卵を産み、育てます。しかし、その卵は母鳥の身体に対してとても大きなサイズであることがキーウィの興味深い生態として注目されていて、卵の重さは母鳥の体重の4分の1ほどにもなるそう。50キロの女性が12、3キロの赤ちゃんを産むようなものです。

キーウィの母鳥は平均1個から2個の卵を産むという生態がわかっているのですが、さらにその卵は父鳥も一緒に温めるという仲睦まじい生態であることも知られています。

こうした父鳥の生態から、ニュージーランドでは子育てや家事に積極的な男性のことを「キーウィハズバンド」よ呼ぶそうです。

キーウィは絶滅の危機?

キーウィはもともとニュージーランドに10,000羽もの数が生息していたのですが、人間がニュージーランドに持ち込んだ犬や猫などの哺乳類によってひな鳥が食べられてしまったりして生息数が激減。1日に20羽ずつ減っているとも言われ、深刻な絶滅の危機にさらされています。

飛ぶことのできないキーウィは、キーウィを捕食してしまう天敵が表れても飛んで逃げることができませんし、木の上に巣を作るということも難しく、絶滅に向かってどんどん個体数が減っていくことに対してはキーウィの保護団体だけでなくニュージーランド政府も危機感を募らせています。

キーウィを絶滅から救うための取り組み

キーウィが絶滅の危機を迎えているのは今までニュージーランドという場所には生息していなかった天敵がいるということなのですが、肉食だからという理由で犬や猫などを国からを排除するわけにもいきません。そこで、政府や保護団体が協力して、キーウィにとっての天敵がいないバードサンクチュアリと呼ばれる保護区域を作っています。

キーウィを捕食する動物のいない状態の森にもどすことはとても難しいですが、政府、保護団体、マオリ部族が一体となって捕食動物が侵入しないように管理されている保護区域で生活しているキーウィは、ほんの少しずつではあるものの個体数が増えていることが報告されているそうです。

ニュージーランドでキーウィに会いに行こう!

愛らしいキーウィが捕食動物の出現によって絶滅危機にあるのは心が痛みますが、絶滅させまいとする保護活動は国を挙げて行われています。保護施設などは有料であることが多く、観光客が入場料を支払うことで絶滅防止の支援になるので、ニュージーランド観光の際には是非、保護施設を訪れてみて下さい。かわいいキーウィが癒してくれます。

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この記事のライター
とまと飴

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