バチカン市国の観光はどこがおすすめ?世界遺産や歴史的な名所を厳選!

バチカン市国はイタリア・ローマにある小さな都市国家です。都市全体が世界遺産に登録されていて、サン・ピエトロ大聖堂やバチカン美術館などの名所があります。ここではバチカン市国の観光スポットや行き方、歴史などについて詳しく紹介しましょう。

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目次

  1. 1バチカン市国へ観光に行こう!
  2. 2バチカン市国は世界最小の国
  3. 3バチカン市国の歴史
  4. 4バチカン市国への行き方
  5. 5バチカン市国のおすすめ観光スポット1:サン・ピエトロ広場
  6. 6バチカン市国のおすすめ観光スポット2:サン・ピエトロ大聖堂
  7. 7バチカン市国のおすすめ観光スポット3:バチカン美術館
  8. 8バチカン市国のおすすめ観光スポット4:システィーナ礼拝堂
  9. 9バチカン市国のおすすめ観光スポット5:庭園ツアー
  10. 10バチカン市国のおすすめ観光スポット6:サンタンジェロ城
  11. 11バチカン市国のおすすめ観光スポット7:コロナーリ通り
  12. 12バチカン市国の観光で注意したいこと1:服装に注意しよう
  13. 13バチカン市国の観光で注意したいこと2:セキュリティチェックがある
  14. 14バチカン市国の観光で注意したいこと3:曜日に注意!
  15. 15バチカン市国の観光で注意したいこと4:バチカン美術館は事前予約!
  16. 16バチカン市国の観光を楽しもう!

バチカン市国へ観光に行こう!

イタリア・ローマの中にある都市国家・バチカン市国は、ローマ カトリック教会の総本山でローマ教皇が住む国です。東京ディズニーランドよりも小さな国ですが、美術と建築の宝庫として見どころも多く、一度は旅行に訪れたい都市の1つです。ここではバチカン市国の歴史や見どころ、行き方、観光の際に注意したいポイントなどを紹介します。

バチカン市国は世界最小の国

バチカン市国はイタリア・ローマ北西部のテベレ川の右岸に位置します。世界最小の独立国家で、国の総面積は約0.44平方キロメートルしかありません。そしてその3分の2が美しい庭園になっています。1984年にバチカン市国全域がユネスコの世界遺産に登録されました。

神々しいイメージがあるバチカン市国ですが、観光客に一般公開されている場所は限られています。現在はサン・ピエトロ広場、サン・ピエトロ大聖堂、バチカン美術館など限られた場所しか入ることができません。

またコロナーリ通りには名物の生パスタやジェラートがおいしい店も並び、観光の途中に立ち寄るのもおすすめです。

バチカン市国の歴史

バチカン市国の観光スポットを紹介する前に、バチカン市国の歴史を簡単に説明しましょう。バチカン市国の歴史は、4世紀にイエスキリストの弟子・ペトロが眠る丘にサン・ピエトロ大聖堂が建てられたことに始まります。

バチカン市国はカトリック教会の本拠地として発展し、12~13世紀には法王権が最盛期に達し、イタリア中部において強い勢力を持つようになりました。

しかしイタリア統一運動をきっかけに勢力が弱まり、19世紀にイタリア王国が成立すると、領地を巡りバチカン市国とイタリアは対立します。ローマ教皇はイタリアと断絶し、「バチカンの囚人」と称して50年以上もバチカンに引きこもります。

長い折衝を経て1929年にようやくラテラノ条約が締結され、バチカン市国は独立国家として認められることとなりました。ローマ教皇庁とイタリア政府との間の関係は改善し、現在に至っています。深い歴史と独自の文化を持つ国として、ユネスコの世界遺産にも登録されています。

バチカン市国への行き方

イタリアからバチカン市国への入国・出国は原則的に自由です。国境は柵や門があるだけで、検問所などもありません。ローマから電車での行き方は、地下鉄A線のオッタヴィアーノ駅で下車すれば、目の前は世界遺産の都市・バチカン市国です。サン・ピエトロ広場の入口までまっすぐ歩いて約10分です。

バチカン美術館を観光するのであれば、地下鉄A線チプロ駅で下車するといいでしょう。ここからバチカン美術館への行き方も簡単で、徒歩で約10分です。

バチカン市国の周辺にはバス乗り場がたくさんあり、ローマの交通に慣れた方ならバスでの行き方も難しくありません。

ローマからトラムでの行き方は、19番のトラムに乗り、リソルジメント広場で下車します。そこから世界遺産のバチカン美術館やサン・ピエトロ広場まで徒歩で約10分です。

バチカン市国のおすすめ観光スポット1:サン・ピエトロ広場

世界遺産のサン・ピエトロ広場はバチカン市国の南東端にある広場で、カトリック教総本山のサンピエトロ大聖堂があります。直径240メートルの楕円形の広場で、40万人が集まることができます。17世紀にローマ教皇の命で、イタリア・バロック美術の巨匠といわれるジャン・ロレンツォ・ベルニーニが設計した歴史のある広場です。

広場の周囲は284本の円柱が列柱廊を作り、中央にはオベリスクが立っています。オベリスクは西暦40年頃にローマ皇帝カリグラがエジプトから運ばせたもので、元はバチカンの競技場にありましたが、17世紀に現在の場所に移動しました。

オベリスクの左右に噴水があり、オベリスクと噴水の間に「円柱の中心」という意味の「ベルニーニポイント」があります。このポイントに立って4列の柱廊を眺めると一列に重なって見えることから、「ベルニーニミステリー」とも呼ばれています。

柱廊の上には140体もの聖人像が立っています。下から見ると小さく見えますが、聖人の高さは3.2メートルあり、広場に集まる人々を見下ろしています。

バチカン市国のおすすめ観光スポット2:サン・ピエトロ大聖堂

バチカン市国のサン・ピエトロ広場の正面にあるのが世界遺産のサン・ピエトロ大聖堂です。聖ペテロ殉教の地に立つカトリック教会の総本山で、キリスト教会としては世界最大級の広さの聖堂を持ちます。4世紀にローマ帝国のコンスタンティヌス帝の命によって造られ、16世紀に大々的な改装が行われました。

改装の際の設計は、ブラマンテ、ラファエロ、ミケランジェロなどが携わり、17世紀になってようやく完成しました。聖堂内にはミケランジェロ作「ピエタ」やベルニーニ作の大天蓋「バルダッキーノ」など、歴史の教科書にも掲載されている傑作があります。「ピエタ」はミケランジェロが22才から24才の時の作と言われています。

クーポラ

サン・ピエトロ大聖堂のクーポラとはドーム型の天井で、ミケランジェロが設計したものです。高さ約120メートルあり、頂上まで登ることができます。階段は全部で551段あり、階段での行き方が難しい場合は、途中までエレベーターを利用する行き方もあります。しかしエレベーターでの行き方でも、残り320段は歩いて登ることになります。

クーポラの頂上には展望台があり、ぐるりと1周回って景色を眺めることができます。ここからサン・ピエトロ広場やバチカン市国の美しい庭園を眼下に見ることできます。

旅行者に人気がある観光スポットで、混雑する時間帯は長く待つことがあります。朝一番に訪れると、比較的空いています。

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バチカン市国のおすすめ観光スポット3:バチカン美術館

世界遺産のバチカン美術館は、世界最大級の美術館です。歴代のローマ教皇の住居となっている宮殿の大部分を占め、約5万平方メートルという広大な敷地に約25の博物館・美術館があります。全長7キロメートルにもおよび、主な美術品を見るだけでも1日たっぷりとかかります。

バチカン美術館は16世紀にローマ教皇が収集したコレクションを展示する目的で造られました。古代ローマやギリシャ時代、ルネサンス、現代キリスト教美術など長い歴史の中で生まれた美術品が展示されています。

旅行者にとって見逃せない美術館・博物館は、ピオ・クレメンティーノ美術館、ラファエロの間、システィーナ礼拝堂、ピナコテカ(絵画館)などです。

バチカン美術館の見どころ

世界遺産のバチカン美術館には多くの見どころがあるので、訪れる前にどこにどんな作品があるかチェックしておくといいでしょう。旅行の際にこれだけは見て欲しい美術品をいくつか紹介すると、まずピナコテカ(絵画館)にあるラファエロの作品で、遺作の「キリストの変容」の他、「聖母の戴冠」、「フォリーニョの聖母」などがおすすめです。

ピナコテカ(絵画館)には有名なレオナルド・ダ・ヴィンチ作の「聖ヒエロニムス」もあります。「ラファエロの間」は4つの部屋から成り、中でも人気なのが「署名の間」の天井画です。

「地図のギャラリー」は16世紀に作られた地図が両壁や天井に隙間なくぎっしりと埋め尽くされていて、圧巻の光景となっています。

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バチカン市国のおすすめ観光スポット4:システィーナ礼拝堂

システィーナ礼拝堂は、バチカン美術館の見学コースの終わりのほうに位置する有名な観光スポットです。ミケランジェロ、ボッティチェッリ、ペルジーノなどルネサンスを代表する巨匠たちが装飾したことで知られています。1982年には日本テレビがフレスコ画修復のスポンサーとなり、日本との関係も深い美術館です。

礼拝堂は4面の壁と天井が美しいフレスコ画で覆われています。ここにはミケランジェロの最高傑作「最後の審判」があります。キリストを中心に400人以上もの人物が描かれている超大作で、これを見るためにバチカン市国を訪れたという旅行者も少なくありません。

バチカン美術館はどこでも写真撮影をすることができますが、このシスティーナ礼拝堂だけは写真撮影が禁止です。また、天井画を見るためにオペラグラスがあると便利でしょう。

バチカン市国のおすすめ観光スポット5:庭園ツアー

世界遺産の都市・バチカン市国では、一般旅行者が訪れることができる場所は限られています。しかし、バチカン市国の3分の2を占める庭園を訪れるツアーが毎日開催されていて、ガイド付きで庭園を見学することができます。

ツアーはバチカン美術館からスタートし、庭園内にある100近い数の噴水を巡ったり、サン・ピエトロ大聖堂のクーポラを間近に見たりと、美しく整えられた庭園の観光を楽しむことができます。世界各国の代表団から贈られた木が植栽されているなど、インターナショナルな雰囲気も味わえます。

ベルヴェデーレの中庭やピウス4世の館、幾何学模様が特徴的なイタリア式庭園など、数々の名所があります。予約はバチカン美術館のホームページからできます。ツアー料金にはイヤホンガイドやバチカン美術館の入場券も含まれます。

バチカン市国のおすすめ観光スポット6:サンタンジェロ城

サンタンジェロ城は厳密にはローマにある観光スポットですが、バチカン市国を一望できる絶景ポイントとしておすすめです。行き方は、サン・ピエトロ大聖堂から歩いて10分ほどのところにあります。正面にはサンタンジェロ橋があり、サン・ピエトロ大聖堂とは秘密の通路でつながっていたとされています。

西暦139年にハドリアヌス帝の霊廟として作られ、後に要塞や牢獄、さらに教皇の住居としても使われたという歴史があります。城の上部には教皇の部屋だったものが一般公開されています。

屋上には大天使ミカエルの像が立っています。ここからバチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂や世界遺産の街並みを一望することができます。

バチカン市国のおすすめ観光スポット7:コロナーリ通り

コロナーリ通りはローマのナヴォーナ広場からサン・ピエトロ大聖堂へ通じる細い通りです。かつてはローマを訪れた多くの巡礼者が通った道で、旅行者向けにロザリオや聖冠を売る店が多く並んでいました。サンタンジェロ城へ渡るサンタンジェロ橋もすぐ近くにあり、散策が楽しめるおすすめスポットです。

コロナーリ通りにはアンティークを扱う店が多く並んでいます。また、ベネチアグラスの専門店やアクセサリーショップ、ネクタイ専門店、キッチン用品専門店など個性的な店が多く並んでいます。

レストランやカフェもあり、名物の生パスタやイタリアンジェラードも楽しめます。バチカン市国を訪れる旅行者におすすめのスポットで、散策が楽しめます。

バチカン市国の観光で注意したいこと1:服装に注意しよう

歴史のある観光スポットが多いバチカン市国ですが、観光をする際に気を付けたいことがいくつかあります。サン・ピエトロ大聖堂はカトリック教徒にとっては神聖な場所です。観光で訪れる際には肌の露出が少ない服装を心がけましょう。バチカン美術館でも肩やひざが出ている服装では、入場を拒否される場合があります。

バチカン市国の観光で注意したいこと2:セキュリティチェックがある

サン・ピエトロ大聖やヴァチカン美術館などの観光スポットに入場する際に、セキュリティチェックがあります。荷物検査とボディチェックの両方があり、ペットボトルは持ち込めますが、刃物は持ち込むことができません。

世界中でテロが多く発生している昨今、入口でのチェックは厳しくなっています。旅行者の長い列ができているので、時間の余裕を持って観光に行くようにしてください。

バチカン市国の観光で注意したいこと3:曜日に注意!

バチカン市国では毎週水曜日に教皇謁見、日曜日にミサがあります。教皇がお目見えするのは15分ほどですが、一目教皇の姿を見ようとサン・ピエトロ広場には世界中から多くの人が集まります。謁見の後は聖堂でミサがあるため、聖堂に入る人で身動きが取れなくなります。

また、バチカン美術館は日曜日は休館となります(月の最終日曜日はオープン)。水曜日、日曜日にバチカン観光を予定している方は気を付けてください。

バチカン市国の観光で注意したいこと4:バチカン美術館は事前予約!

バチカン美術館は世界遺産の街にふさわしい観光スポットで、世界中から旅行者がたくさん訪れます。当日券でも入ることができますが、開館と同時に訪れても長い列ができています。

バチカン美術館の公式サイトでは訪問日の60日前から予約ができるので、バチカン市国への旅行の予定が決まったら、できるだけ早く予約をするといいでしょう。ガイド付きなどのオプションもあり、必要な方は同時に予約ができます。

バチカン市国の観光を楽しもう!

バチカン市国はイタリアのローマからの行き方も簡単で、ローマを旅行で訪れた際にはぜひとも観光に行きたいスポットの1つです。小さな国ですが見どころが多く、できたら2日かけてゆっくりと見学したいところです。特にバチカン美術館では、歴史のある芸術品をゆっくりと鑑賞してください。

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この記事のライター
Momoko