エカテリーナ宮殿を見学!チケットの予約法や行き方・琥珀の間などを紹介!

サンクトペテルブルグ郊外の避暑地に佇むエカテリーナ宮殿。ロシア帝国の極めた栄華がここにあるとも称され、数々の女帝達にも愛された由緒ある世界遺産です。そんなエカテリーナ宮殿を是非見学してみたいと思っている方のためにチケットの予約法や行き方をご紹介していきます。

エカテリーナ宮殿を見学!チケットの予約法や行き方・琥珀の間などを紹介!のイメージ

目次

  1. 1ロシアの世界遺産!エカテリーナ宮殿をご紹介
  2. 2ロシア帝国最初の女帝!エカテリーナ
  3. 3ロシアの世界遺産!エカテリーナ宮殿の歴史
  4. 4ロシアの世界遺産!エカテリーナ宮殿までの行き方
  5. 5ロシアの世界遺産!エカテリーナ宮殿のチケット予約法
  6. 6ロシアの世界遺産!エカテリーナ宮殿の見どころ1:大広間
  7. 7ロシアの世界遺産!エカテリーナ宮殿の見どころ2:白の主食堂
  8. 8ロシアの世界遺産!エカテリーナ宮殿の見どころ3:緑の食堂
  9. 9ロシアの世界遺産!エカテリーナ宮殿の見どころ4:肖像の間
  10. 10ロシアの世界遺産!エカテリーナ宮殿の見どころ5:琥珀の間
  11. 11ロシアの世界遺産!エカテリーナ宮殿の見どころ6:絵画の間
  12. 12ロシアの世界遺産!エカテリーナ宮殿の見どころ7:キャメロンギャラリー
  13. 13ロシアの世界遺産!エカテリーナ宮殿の見どころ8:庭園
  14. 14ロシアの世界遺産!エカテリーナ宮殿の見どころ9:ヤルタ
  15. 15エカテリーナ宮殿の見どころやチケット予約法・行き方を把握

ロシアの世界遺産!エカテリーナ宮殿をご紹介

エカテリーナ宮殿の名前は、初代ロシア皇帝として君臨していたピョートル大帝の妻であるエカテリーナ1世に由来。ドイツの建築家を雇い、避暑用の「夏の離宮」として建築したのが始まりですが今回は、建築のみならず女帝のシンデレラストーリーに基づく興味深い宮殿をご紹介していきます。

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ロシア帝国最初の女帝!エカテリーナ

エカテリーナは、ロマノフ王朝ピョートル大帝の2番目の皇妃。ピョートル大帝が亡くなった後に、皇帝に即位しました。

ロシアのサンクトペテルブルクから25km離れたところにあるエカテリーナ宮殿は、夫であるピョートル大帝が彼女の為に建設した宮殿。

エカテリーナとは本名ではなく、実は彼女の本名はマルタ、背も低く肌も浅黒い農民の家の出身の女性です。彼女の家は貧しかったためドイツ人牧師の家に奉公に出されドイツ語を学び、スウェーデン兵士と結婚しています。

しかし、結婚生活は長く続かず当時続いていたロシアとスウェーデンとの戦争、大北方戦争で夫が戦死。エカテリーナはロシア軍の捕虜となり、将軍の家で召使の仕事をすることとなってしまいます。

ある日、将軍の元を訪れていたピョートル大帝に運良く気に入られた彼女は、大帝の愛人に昇格。その後彼女は自分の名前をロシア風のエカテリーナ・アレクセーエヴナに改名。宮廷の作法も学び、正教会に改宗もしたそうです。

長年の努力を重ね黄金時代を築き上げた彼女は、ついにピョートル大帝との結婚を迎えロシア帝国の皇后となり、最初の女帝が誕生しました。こうして18世紀のロシア帝国には、女帝の続く時代となっていきます。

ロシアの世界遺産!エカテリーナ宮殿の歴史

ロシアの遺産であるエカテリーナ宮殿は、1717年に夏の離宮として建てられて以来、第4代ロシア皇帝アンナと、第6第ロシア皇帝エリザヴェータによって増築が繰り返されています。

1752年からは、イタリア人建築家であるラストレッリの手によってバロック様式に改装されていますが、エカテリーナ2世の時代にスコットランド人の建築家であるチャールズキャメロンによってクラシック様式に改装が行われています。

この建築家チャールズキャメロンの名前は、庭園内に位置するキャメロンギャラリーの名称の由来になっています。そして1765年7月には、全長325メートル規模に及ぶ現在の壮麗なロココ調の宮殿が完成しています。

特に宮殿内の見どころとして、北ヨーロッパに位置するバルト海沿岸部で多く産出される琥珀で名高い「琥珀の間」があります。

この「琥珀の間」は、宮殿内最大の観光名所としてよく知られ、部屋全体の装飾が琥珀と金でできているのが特徴です。

「琥珀の間」に存在した琥珀は、第2次世界大戦中の独ソ戦の戦闘であるレニングラード包囲戦中に全てドイツ軍に奪われたため「琥珀の間」は完全に失われました。

が、ロシアの科学者や職人達によって1981年に開始された復元作業のお陰で、見応えのある「琥珀の間」が2003年に蘇りました。

「琥珀の間」の装飾デザインは初代プロイセン公であるフリードリヒ・ヴィルヘルム1世から譲り受けた装飾が元になっていて「琥珀の間」の原型は、ドイツ帝国の中核をなしていたプロイセン(ポーランド北部、カリーニングラードからリトアニアに広がる地域)で構想されました。

この「琥珀の間」はピョートル大帝に贈られることになりましたが、組み立てられることなく放置され、彼が亡くなった後エルミタージュ美術館が改築されるのと同時に冬宮のほうで使用されていました。

「琥珀の間」が夏宮のほうへ移されたのは、エカテリーナ2世の時代である1770年になってから。彼女自身の「琥珀の間」への思い入れはとても強く、部外者の立ち入りさえも禁止していました。

ロシアの世界遺産!エカテリーナ宮殿までの行き方

ロシアのモスクワツへは日本航空もしくはロシア航空で成田からの直行便が利用可能なため、サンクトペテルブルクへの行き方は格安航空、新幹線又は鉄道を利用するのがおすすめです。

新幹線での行き方であれば約3時間40分、飛行機での行き方の場合約1時間30分かかり、そこから宮殿の位置するツァールスコエ・セローへの行き方は、地下鉄2号線のエレクトロシーラ駅とバスを利用するのが良いでしょう。

地下鉄の駅であるエレクトロシーラ駅からモスコフスカヤ駅までの行き方は2駅乗車して向かうだけ。

モスコフスカヤ駅に到着したらレーニン像の立っている広場とソ連建築が見えますが、その東側がデモンストラツィオン通りになっています。

その通りからK299のマルシュロートカが出ているので、そのままバスに乗車します。料金は32ルーブル、エカテリーナ宮殿までの行き方は、バスを下車したら宮殿の塔が見える場所まで公園の中を歩いていきます。

公園の入場料金である100ルーブルを支払った後、さらに宮殿敷地内の池から流れ出ている水路に沿って歩いていきます。

宮殿敷地内に立つ最初の建物から500メートルほど歩いて行くと、騎士や女神達の白い像が現れるため、付近に金の塔を持つ建物や学習院があればそれがエカテリーナ宮殿です。

個人客の場合、入場制限が設けられているため12時から14時までの間と16時から17時までの間にチケット購入をし入場する事が可能です。

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ロシアの世界遺産!エカテリーナ宮殿のチケット予約法

エカテリーナ宮殿の入場チケットは320ルーブル。2階エンジェル像のある白い大理石製の階段を登れば、まず黄金の王広間(舞踏の間)から見学が可能です。

ツァールスコエ・セローの観光案内サイトには、宮殿への行き方やチケット予約方、チケット予約方に関する注意事項、施設の営業時間や入場の仕方などが掲載された欄があるため、日時を指定してチケットを先に予約しておく事ができます。

チケットを予約する際はまず、チケット購入画面の指示に従い必要事項を入力。チケット予約が確定したら引き換えのバウチャーを印刷し当日持っていきます。

身分証明書の提示を求められるのでパスポートも当日忘れずに持っていきましょう。カード情報を入力する画面はロシア語ですが、それ以外は英語でチケットの購入が可能です。

当日チケットを購入される方は、先にウェブのチケット予約でチケットを入手した方とは別の入り口から入場する事になります。

やむおえず夏のハイシーズン中、当日チケットを現地で購入する方は30分から40分ほどの長蛇の列に並んでからの入場や人数制限、ツアーがあることも念頭に入れておくと良いでしょう。

住所 Garden St. 7 Pushkin Saint Petersburg
電話番号 0812-925-8021

ロシアの世界遺産!エカテリーナ宮殿の見どころ1:大広間

左右の窓から明るい日差しが差し込み、鏡の周りの照明が印象的な「大広間」には「ロシアの勝利」と描かれた見るものを圧倒する、美しく壮麗な天井画があるのが特徴、ここは舞踏会やコンサートが開かれた場所です。

入り口から大階段を登った所にも、見どころである「天使の目覚め」という朝日を浴びて目覚めたばかりの天使像が存在。この大広間へと続く道は夜明けや物事の始まりを象徴しているかのような明るい回廊になっています。

ロシアの世界遺産!エカテリーナ宮殿の見どころ2:白の主食堂

かつて皇帝一家の食事の間であった「白の主食堂」は、白と金の縁飾りが眩い、当時の家具や調度品も展示されているお部屋。

食材として使用されていた動物達の絵が特徴的ですが皇帝一家の他、親しい友人達との会食もここで行われていたそうで、テーブルの上に飾られている果物は全てマイセン製。見どころは18世紀で行われていた伝統、テーブルクロスに花飾りが施された装飾です。

ロシアの世界遺産!エカテリーナ宮殿の見どころ3:緑の食堂

フランスを意識したかのような淡く優しい色味のピンクと緑が印象的なこの「緑の食堂」は、ギリシャ神話の中で太陽の戦車に乗り、ゼウスの雷により堕とされたパエトーンを主題にしたもの。

古代ローマをモチーフにした装飾や時計、灯や壁などもこの空間の見どころ。灯や自然光を多く取り入れた宮殿のため窓が多く、冬の寒さを凌ぐ事は難しいですが日差しだけでなく暗い冬や困難を乗り切るための華麗な内装は、人々の精神にも大きな影響を与えてきたようです。

ロシアの世界遺産!エカテリーナ宮殿の見どころ4:肖像の間

「肖像の間」には、エカテリーナ宮殿に深い関わりのあるロマノフ王朝の皇帝皇后達の肖像画が並ぶお部屋。

この空間の主な見どころは、ピョートル大帝とエカテリーナの娘であるエリザヴェータ女帝の肖像画や孫にあたるアレクサンドル1世の客間や皇帝皇后達が身にまとっていた衣装。内装の雰囲気も、東洋の花柄模様に変化しています。

ロシアの世界遺産!エカテリーナ宮殿の見どころ5:琥珀の間

大勢の観光客を魅了してやまない宮殿の、最大の名所とも呼べるのがこの「琥珀の間」。実は、第2次世界大戦中ドイツ軍がサンクトペテルブルクに侵攻すると同時に、琥珀の間は一旦敵国に持ち去られてしまいます。

ドイツのドレスデン又は、ロシア軍により消された城塞都市であるケーニヒスベルク城の地下に、分解されたものが埋まっているのではないかという様々な説や議論が存在し、現在でも「消えた至宝」の1部の探索が続けられているそうです。

1981年に開始された「琥珀の間」の復元作業には研究家や彫刻家、ドイツ人の職人も加わり1135万ドル(約12億6000万円)と20年以上の歳月がかけられています。

戦時中失われた「琥珀の間」を探すために30年以上の歳月を費やしたという実業家のバロン・ファイン氏は、2003年に新しく完成した「琥珀の間」の方が元の「琥珀の間」よりも遥かに良く、見事な複製品を満足しながら見学する方が労力がかからずに済むと語っているそうです。

一定の温度条件下で1000万年以上もの長い年月をかけ形成された琥珀に彩られる「琥珀の間」では、職人達の卓越した技術の他、壁一面に施された琥珀装飾や歴史の一幕に浸る事ができるでしょう。

それに琥珀と金で装飾されたこの部屋の豪華さから、ヨーロッパ中の君主やヴィルヘルム1世がどれほどピョートル大帝の愛顧を受けたかったのかが伝わってくるようです。その証拠にこの部屋はプロイセンでも一流の建築家や彫刻家達によって手掛けられています。

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ロシアの世界遺産!エカテリーナ宮殿の見どころ6:絵画の間

天井装飾と、隙間なく並べられた絵画に圧倒される「絵画の間」は、外交を目的としたレセプションやコンサートのために頻繁に使用された空間。

第2次世界大戦中、不運にもこの部屋は燃えましたが壁に掛けられた大半の絵は焼失を免れたそうです。「白の小ダイニングルーム」がこの「絵画の間」と繋がっていて、ここは昔女帝エリザベスのプライベートルームでしたがエカテリーナ2世の孫のために改装されたそうです。

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ロシアの世界遺産!エカテリーナ宮殿の見どころ7:キャメロンギャラリー

外の庭園敷地内に位置する「キャメロンギャラリー」とは宮殿の南側、西の端に存在する小さな博物館。階段通路や聖人像、アーチ型のトンネルが見事な趣のある外観が印象的、様々な企画展も行われています。

夏のハイシーズン中、5月の末から11月頃までは開館していますが、祝日は閉館しています。キャメロンギャラリーの見どころは、エカチェリーナのために造られた散歩道、列柱や銅像、階段の1番高い場所から見下ろす緑豊かな庭園です。

ロシアの世界遺産!エカテリーナ宮殿の見どころ8:庭園

貴重な文化資産である宮殿の琥珀の間のみ写真撮影は禁止ですが、その他の部屋や庭園敷地内は写真撮影も可能。天気の良い日は宮殿の外観や庭園での撮影が堪能できます。

入場料が発生する建物もありますが、フランス式庭園とイギリス式庭園内にはトルコ式風呂や池、マーブルブリッジや森、ピラミッドまでが存在します。夏のハイシーズンには色採りどりの花が咲き乱れ、開放感があり空気がとても澄んでいます。

ロシアの世界遺産!エカテリーナ宮殿の見どころ9:ヤルタ

「ヤルタ」とは、現在のウクライナに存在する都市(旧ロシア領)の黒海沿岸でもっとも人気を集めているリゾート観光地に由来する名前。

ここはクリミアン・タタール料理が堪能できるレストランなので、宮殿や庭園を楽しんだ後に休憩してみるのも良いでしょう。

クリミアン・タタールというとウクライナ料理や揚げ物をイメージしますが、キャベツ入り野菜スープや黒パン、クリームソース煮を始めとするロシア料理も多く用意されています。

食事を堪能した後は、お土産ショップで琥珀製品を始めとするロシアならではのお土産選びも楽しんでみてください。

エカテリーナ宮殿の見どころやチケット予約法・行き方を把握

エカテリーナ宮殿では、チケット受け取りで並ぶ際に決められた時間帯も存在するためチケットを購入できるホームページからチケット予約方、宮殿への行き方や予約の後の引き換えなどもご紹介してきました。宮殿内には他にも「アラベスクの間」や「中国風青の客間」など、見所が続いているため北方ならではの内装をじっくりお楽しみ下さい。

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