出雲大社は神様が集まる日「神在月」に行くべし!ご利益や神事の魅力を紹介!

出雲大社では旧暦10月が神在月で、全国から八百万の神が集まる日があります。神様が神在月に縁結びの会議をするとされ出雲大社に良縁を求めて参列者が訪れます。ぜひ神在月に出雲を訪れて、神様が集まる日の魅力ある神事に参列して、思い出深い旅の一時を体験してください。

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目次

  1. 1出雲大社の神在月の神事に参列したい!
  2. 2出雲大社で神在月と言われる理由
  3. 3出雲大社に祀られている神様1:オオクニヌシノミコト
  4. 4出雲大社に祀られている神様2:スサノオノミコト
  5. 5出雲大社に祀られている神様3:スセリヒメ
  6. 6出雲大社に祀られている神様4:タキリビメ
  7. 7出雲大社に祀られている神様5:キサガイヒメとウムギヒメ
  8. 8出雲大社に祀られている神様6:ウジノカミとクタビカミ
  9. 9出雲大社の神様たち1:伝説
  10. 10出雲大社の神様たち2:名前
  11. 11神在月に出雲大社の神様へお参りする1:鳥居
  12. 12神在月に出雲大社の神様へお参りする2:二拝四拍手一拝
  13. 13神在月に出雲大社の神様へお参りする3:手水舎
  14. 14神在月に出雲大社の神様へお参りする4:本殿の参拝
  15. 152019年の出雲大社の神在月の日程
  16. 16出雲大社の神在月の神迎祭1:海蛇
  17. 17出雲大社の神在月の神迎祭2:稲佐が浜
  18. 18出雲大社の神在月の神迎祭3:神迎御幣
  19. 19出雲大社の神在月の神迎祭4:出雲大社へ
  20. 20出雲大社の神在月の神迎祭5:雨天の場合
  21. 21出雲大社の神在月の神迎祭6:神迎の道
  22. 22出雲大社の神在月の神迎祭7:神楽殿への道
  23. 23出雲大社の神在月の神迎祭8:神楽殿で
  24. 24出雲大社の神在月の神迎祭9:地元の人々
  25. 25出雲大社の神在月の縁結大祭1:申し込み方法
  26. 26出雲大社の神在月の縁結大祭2:当日のながれ
  27. 27神在月に出雲大社へ行こう!

出雲大社の神在月の神事に参列したい!

縁結びの神様として知られている出雲大社では毎年、旧暦10月は「神在月」と呼ばれ、この時期ならではの神事が行われます。強力なパワースポットで、ご利益も大きいとされる出雲大社の神在月の神事についてまとめてみました。縁結びを願う方はこの神在月の時期に神様にお願いして、ぜひ良縁をさずかってください。

出雲大社で神在月と言われる理由

日本全国の神様が出雲大社に集まるという伝説から、出雲大社では旧暦10月を「神在月」(かみありづき)と呼びます。そして出雲以外の地域では同じ時期を「神無月」(かんなづき)と呼びます。

全国の神様が出雲大社に集合して一体何をしているのかというと、この世界のすべての縁結びについて集まって会議をしているのだとされます。神様の会議は神在月のうちの七日間続き人と人との縁結びの恋愛運や結婚運だけでなく、仕事運や子宝運なども出雲大社で神様が決めます。神在月に「神在祭」や神迎の神事などが行われます。

神在月に出雲大社を訪れると、いつも以上に大きなご利益をいただけるとされています。2019年の神在月の神在祭についてもご紹介していきます。ぜひ、出雲大社で神在月に神様に縁結びを祈願したい方は参考にしてください。

出雲大社に祀られている神様1:オオクニヌシノミコト

出雲大社(正式な読み方は「いずもおおやしろ」)は島根県出雲市大社町に位置します。大国主命(おおくにのぬしのおおかみ)が主神です。大国主命はたくさんの女神と結婚して、多くの子宝に恵まれたことで知られている神様です。

主神の大国主命のほかに客神として五神が祀られています。五人の神様の名前は天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)、高御産巣立日神(たかみむすびのかみ)、神産巣立日神(かみむすびのかみ)、宇麻志阿斯訶備比古遅神(うましあしかびひこじのかみ)、天之常立神(あめのとこたちのかみ)となっています。
 

出雲大社の神様のロマン

出雲大社にはたくさんの神様が祀られています。神様からのご利益も縁結びだけではありません。たくさんの神様の名前とともに面白い伝説もたくさん残っています。この地を旅すれば古代日本のロマンをひも解くことになり興味深いかもしれません。

神在月に出雲大社を訪れるなら、どのような名前の神様がいるのか、その神様についての伝説もチェックしてみましょう。

出雲大社に祀られている神様2:スサノオノミコト

出雲大社にはこれ以外にもスサノオノミコトも祀られています。「素戔嗚尊」あるいは「須佐乃男命」とも書かれます。出雲大社では素鵞鳴尊として本殿の真裏に社があります。スサノオノミコトは大国主命の父にあたります。

スサノオノミコトは、大国主命の父で、男の神様で猛将とされています。ヤマタノオロチの神話でよく知られていますが、そのご利益は縁結び、厄除け、家内安全など幅広くつかさどります。また、スサノオノミコトは女神である天照大神(アマテラスオオミカミ)の弟としても知られています。

大黒様

出雲大社の主神の大国主命は『古事記』にも登場します。スサノオノミコトとクシナダヒメが結婚してできた子孫が大国主命で、国づくりの神話はよく知られています。また、大国主命は「だいこくさま」という呼び方でも慕われてきた神様で、日本各地に「大黒様」という名前で祀られています。

出雲大社の主神の大国主命は、日本の土地をつくった神様とされ、男の神様とされます。後に、天照大神(アマテラスオオミカミ)に国を譲った、という伝説もあります。

出雲大社に祀られている神様3:スセリヒメ

出雲大社の主神の大国主命は縁結びの神様であり、たくさんの妻(女神)たちや子供たちも出雲大社に祀られています。数多くいる女神たちのなかでも、大国主命の正妻の位置についているとされるのが「須勢理毘昆売(スセリヒメ)」という名前の女神です。スセリとはスサノオにちなんだ名前という伝説もあります。

出雲大社に祀られている神様4:タキリビメ

大国主命の二番目の妻として「多紀理毘売」(たきりびめ)という名前の女神がいます。多紀理毘売はなかなかの人気者で、厳島神社などにも祀られています。「たきる」というのは激しいという意味があるそうです。多紀理毘売は気性の激しい女神として言い伝えられています。

出雲大社に祀られている神様5:キサガイヒメとウムギヒメ

それ以外にも出雲大社には「きさ貝毘売」(キサガイヒメ)や「蛤貝毘売」(ウムギヒメ)といった名前の女神も祀られています。この二人は赤貝とハマグリの化身とされ、大国主命が亡くなったときに治療して生き返らせた女神という伝説があります。古代日本で、赤貝やハマグリが火傷治療に使われていたらしく、そこから治療の女神となったのだとか。

出雲大社に祀られている神様6:ウジノカミとクタビカミ

ほかにも出雲大社には「宇治の神」(ウジノカミ)、「久多美神」(クタビカミ)という名前の神様も祀られています。この二人は男女の性別は古事記にも書かれていないため、名前からも推測できないので性別不明です。門番で出雲大社のなかの「摂社・門神社」に祀られています。

出雲大社の神様たち1:伝説

出雲大社の主神の大国主命は、因幡の白兎(神話では「稲羽の素兎」の書き方)の神話でもよく知られています。

大国主命にはたくさんの兄がいたのですが、あるとき八上姫(やかみひめ)と言われる美しい女神を見に行くことになり、その途中の道で、皮を剥がれて痛がっていた白兎に出会います。

兄たちは海水につかるようにウサギに教えたため、症状は悪化します。遅れて来た大国主命が「川へ行って真水で体を洗い流してから、河口に生えている蒲(ガマ)の穂を敷いてその上でごろごろ寝ころがっていれば、もとのようにきれいな肌になる」と教えて救ったという、古事記にでてくる神話です。

オオクニヌシノミコトと因幡の白兎

白兎は、「女神である八上姫は兄たちではなくてあなたのお嫁さんになる」と大国主命に語ります。そして言葉どおり八上姫は大国主命の最初の妻になった女神と伝えられています。こういった理由から、出雲大社の境内にはウサギの像も見られます。

出雲大社は縁結びの神様と言われているだけあって、大国主命にまつわる女神たちの伝説も多く残されていますが、因幡の白兎の八神姫の女神の神話は特に知られています。

出雲大社の神様たち2:名前

大国主命は古事記や日本書紀に書かれていますが、いろいろな名前で呼ばれています。古事記によると大国主命には五つの名前があるとのことです。

その名前は「大穴牟遅神」(オオナムジノカミ)「八千矛神」(ヤチホコノカミ)「葦原色許男神」(アシハラシコオノカミ)「宇都志国玉神」(ウツシクニタマノカミ)、そして最後に「大国主命」という国を治める大いなる神という名前になるのです。

つまり、いろいろな困難にめぐりあい、乗り越えていくことで新しい名前を獲得して、最後にたどりついた名前が「大国主命」という名前なのです。

出雲大社の建築様式

神在月には出雲大社にたくさんの神様が集まり、ここは日本最古の神社とされ本殿は1952年に国宝に指定されました。

本殿は高床の切り妻や妻入りがあり、内部は太い柱があり前後二室に分かれ、奥に内殿がある神殿建築となっています。

神在月に出雲大社の神様へお参りする1:鳥居

出雲大社には全部で四つ鳥居があります。鳥居を通るときは、まず一礼してから左右どちらかの端によってくぐり抜けるようにします。

これは真ん中は神様が通る道とされているからです。神様にお参りするときは、このような通り方をしましょう。

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神在月に出雲大社の神様へお参りする2:二拝四拍手一拝

出雲大社では、まず木の鳥居をくぐりぬけていくと、右側に祓社(はらえのやしろ)がありますので最初にここでお祈りしましょう。出雲大社では二拝四拍手一拝です。普通の神社の二拝二拍手一拝とは違うので注意しましょう。

二拝四拍手一拝とは、まず最初に深くおじぎをします。もう一度おじぎをします。これで二拝。次に両手をしっかり合わせます。そして右手を左手第一関節までさげてから四回拍手して、その後もう一度深くおじぎをします。

神在月に出雲大社の神様へお参りする3:手水舎

出雲大社参道を歩いていくと拝殿の手前に鳥居が見えてきます。左側に手水舎(ちょうずや)がありますので神様に祈る前に心身を清めましょう。手水舎で、まず一礼してから右手にひしゃくを持って水を汲み、左手を洗い、今度はひしゃくを左手に持ち替えて右手を洗います。

次に、ひしゃくを右手に持ち替えて左の手のひらで水を受けてその水で口をすすぎ、それから左手をもう一度水で清めます。最後にひしゃくに水を入れて垂直に立てるようにして、ひしゃくの柄の方へ水を流して、ひしゃくを洗います。手水舎に一礼して終了。

神在月に出雲大社の神様へお参りする4:本殿の参拝

八足門(やつあしもん)の向こうに位置するのが本殿ですが、本殿は特別な日だけなかに入れます。このため、通常は八足門の前でお参りします。

八足門の前にあるピンク色をした円は、かつて神殿が建てられたときの柱の跡とされています。本殿の西側に位置する祠(ほこら)が正面なので、こちらもお参りしましょう。

出雲大社では本殿を参拝した後、反時計回り(左回り)に境内にある六つの摂社に参拝するのが正式とされています。左回りとは、西の十九社→南氏社・北氏社→参拝所(ここで本殿のご神体に正面から参詣できます)→素鵞社(そがのやしろ)→釜社→東の十九社という順番になります。

神在月に出雲大社の神様へお参りする5:服装

神在月の神在祭、神迎祭、縁結大祭で縁結びのご利益をいただきたいなら、神様へお参りするときの服装も気を使ってみましょう。神在月は現在の暦では11月頃となり、実際に出雲地方ではかなり寒い気候です。「寒い季節なのであたたかい服装でお越しください」というのが出雲大社社務所からの提案のようです。

具体的には神在月にお参りする場合、男性なら背広とスラックス、女性ならブラウスとスカートなどがおすすめ。もちろん着物もOKです。逆に避けたい服装は、過度に露出した服装や、汚れた服装や作業着などです。

2019年の出雲大社の神在月の日程

毎年旧暦の10月10日から神迎祭・神在祭の一連の神事が出雲大社で行われます。旧暦の10月10日は、毎年少しずつ日付が異なります。

2019年の神在祭の日程は既に決まっています。出雲大社のサイトでも確認できますが次のようになります。

2019年の出雲大社の神在月の神事の日程

2019年「神迎神事・神迎祭」は11月6日(水)午後7時、「神在祭」は11月7日(木)午前9時、「出雲大社教龍蛇神講大祭」は7日(木)午前11時、「神在祭・縁結大祭」は11月11日(月)午前10時と13日(水)午前10時、「神等去出祭」午後4時、「帯直式」15日(金)午前11時、「御饌井祭」17日(日)午前10時頃、「第二神等去出祭」22日(金)となります。

出雲大社の神在月の神迎祭1:海蛇

実際に神在月に、出雲大社で神在祭(かみありさい)の神迎の神事がどのように進められるのかを順に説明します。

神在月は、全国から八百万の神々(やおよろずのかみがみ)が出雲大社に集まる日であり、神様たちは出雲大社近くの稲佐の浜から海蛇の「龍蛇様」に導かれて出雲大社の「大国主大神」のもとに集合します。

神在月に全国の神様が出雲に集まる日があると説明しましたが、この期間、出雲以外の各地には「留守神様(るすがみさま)」(恵比須神)だけは残ると言い伝えられています。

出雲大社の神在月の神迎祭2:稲佐が浜

八百万の神々が稲佐が浜に集まる日に、神迎の神事が稲佐が浜で行われます。稲佐が浜は出雲大社の西門から歩いて約15分のところに位置する海岸です。神秘的な雰囲気の稲佐が浜は「屏風岩」などの名所もあり、夏は海水浴客でにぎわう観光スポットです。

神迎の神事は、全国から神様が集まる日に、神様を迎える神事が夜に行われます。毎年多くの人が参列します。例年旧暦10月の神様が集まる日、神迎祭は19時頃、真っ暗な稲佐の浜にかがり火が焚かれます。神職が斎場へ参進して祝詞(のりと)が奏上され、八百万の神様が迎えられます。

出雲大社の神在月の神迎祭3:神迎御幣

神在月の神迎祭の参列者は毎年かなりの数で、明るい時間帯から参列場所を確保する人もいるようです。砂浜なので足元は歩きやすいスタイルがおすすめです。稲佐の浜、北側入口付近で「神迎御幣」(白い紙)をいただくことができたら、これを持って神迎祭でお祈りしましょう。「神迎御幣」は数に限りがあります。

2017年以降、神在月の神迎祭りの祝詞はマイクとスピーカーが使われて聞きやすくなりました。神事なので、静かに神様の集まる日をともに体験し、写真撮影のフラッシュなどは控えて見守りましょう。

出雲大社の神在月の神迎祭4:出雲大社へ

八百万の神様は、神在月に出雲に来て大きな榊の枝に紙垂(しで)を付けた神籬(ひもろぎ)に宿ると言い伝えられています。しかし神籬を人間が直接見るのは失礼で、絹垣とよばれる白い大きな布で囲われて神職が神籬と絹垣を持ち、龍神様に導かれて出雲大社へ向かいます。

神在月の神迎祭りでは参列者もこれに続くのですが、浜からの出口付近はかなり混みあうので落ち着いて、数か所ある浜の出口へ向かいましょう。

出雲大社の神在月の神迎祭5:雨天の場合

神様が集まる日である神在月の神迎祭は、雨天の場合、紙垂れが濡れるのでバスで移動しますが、参列者は歩いて出雲大社へ行きます。荒天の場合、神迎祭が中止になり上宮で神職による祭事になる場合があります。この場合、参列者は神楽殿の前で八百万の神様を待ちます。

出雲大社の神在月の神迎祭6:神迎の道

神在月の神迎祭では稲佐が浜から出雲大社へ向かう道は「神迎の道」と呼ばれる細い道を通ります。バスが通る広い道と間違いやすいので注意しましょう。稲佐の浜の信号から一つ目の細い道を右折します。

細い道の「神迎の道」をしばらく歩き進み、一度左折し、そこから直進して出雲大社へ向かいます。大社焼きそばのお店「きんぐ」や、お蕎麦屋さん「かねや」、「荒木屋」の前を通り、出雲大社の南口「勢溜(せいだまり)」に着いたらここから境内へ。松の参道→銅鳥居→大しめ縄のある「神楽殿」へと八百万の神様は進みます。

出雲大社の神在月の神迎祭7:神楽殿への道

稲佐が浜から出雲大社の神楽殿まで、歩く時間は約30分とされています。最近の神迎祭は参列者が増えてしまい、全員が神楽殿に入ることはできなくなりました。

また、神迎の道を先を争って走ったり、先回りしたり、近道する人までいるようです。しかし神迎祭は神々が集まる日の神事で、稲佐が浜でお迎えしてお供する姿勢を忘れないでください。

出雲大社の神在月の神迎祭8:神楽殿で

神楽殿で出雲大社の千家宮司(出雲国造さまとも呼ばれます)や、神職が、神様を迎えて、八百万の神様に、ご神饌が供せられて千家宮司の祝詞の奏上や、巫女舞が奉納、来賓の玉串拝礼となります。

神楽殿のなかは携帯禁止、土足禁止、写真撮影禁止です。トイレは神楽殿のなかにありません。一連の神事が終わると二本の神籬が、神在祭期間中の神様の宿泊先とされる東西の十九社へ移されます。神様の集まる日とされる神迎祭が終わるのは、だいたい夜の9時頃です。

例年、帰り道も混みあいます。神迎祭りの夜は、神事が終了すると一畑バスは出雲大社から「JR出雲市駅」まで、一畑電車は「出雲大社駅前」から「松江しんじ湖温泉駅」などの臨時バスと臨時電車が運行される場合があります。詳細は各社サイトでチェックを。

出雲大社の神在月の神迎祭9:地元の人々

神在祭は全国から神様が集まる日であり、この期間、地元の人たちは「神議り(かむはかり)」という縁結びに関する神様の会議が7日間とどこおりなく行われるように、できるだけ自宅で静かに過ごしたり、歌舞音曲を控えて過ごします。このため、神在祭は昔から「御忌祭」(おいみさい)とも呼ばれます。

出雲大社の神在月の縁結大祭1:申し込み方法

縁結大祭は、約一ヶ月前に申し込みが必要です。出雲大社公式サイトでは縁結大祭の申し込み方も掲載されますので参列したい方はこちらで確認しましょう。往復はがき一枚に一人の申し込みとなり、御祈祷料は5000円で当日納めます。縁結大祭の定員は各日2000名で定員になり次第締め切られます。

出雲大社の神在月の縁結大祭2:当日のながれ

出雲大社の神在月に毎年行われる縁結大祭は、実際にどのようなことが行われるのか説明します。縁結大祭は例年午前10時から開催されますが、境内で混み合うこともありますので早めの到着がおすすめです。車の場合は周辺駐車場がいくつかあるので事前に確認しておきましょう。

出雲大社の神在月の縁結大祭3:祓社へ

まず、本殿に行く前に二の鳥居の先にある「祓社」の四柱の祓戸神にお参りして心身を清めます。縁結大祭の当日は混雑する場合が多く、ここでも行列ができる可能性があります。10時開始直前に出雲大社に行くのではなくて、少し早めに境内に行って余裕を持って神様にお参りするのがおすすめです。

出雲大社の神在月の縁結大祭4:受付へ

祓社の次は「縁結大祭の受付」へ行きます。受付で事前に申し込んで返信されたハガキと、幸縁結び祈祷料5000円を支払います。受付で受け取るものは、幸縁結び祈祷料受納書、返信ハガキ(返してくれます)、「縁結大祭参列のご案内」の袋です。

「縁結大祭参列のご案内」の袋のなかに「神在祭・縁結大祭次第」「縁結絵馬(大)1枚」「ホッカイロ1つ」が入っています。次に受付横のテントで「縁結絵馬(大)1枚」に出雲大社の神様にお願いしたいことを書きます。

せっかく神在月に出雲大社へ行くのですから、お願いごとも事前に考えてから出雲大社へいくとスムーズです。書き方はすでに願い事がかなったように書くのがポイントです。たとえばステキな恋人と出会いたいなら「ステキな恋人と巡り合いました。ありがとうございます」といったように神様に感謝の言葉も添えましょう。

出雲大社の神在月の縁結大祭5:テントの座席へ

次に手水舎で手と口を清めてから四の鳥居(銅の鳥居)をくぐり拝殿に参拝し、八足門へ進みます。御本殿前に参列者用のテントが張られていますので、そこの座席に座ります。かなりの人数になりますが、屋外なのでコート着用の方もおられ、なかには正装の方もおられます。

縁結び大祭のだいたの内容は、神様にご挨拶、献饌(けんせん/神様へお供え物をする)、巫女神楽などで10時から約1時間ほどです。

終了後、順次退出となります。その後、受付横で書いた縁結絵馬を掛けてください。そして再度受付へ行き記念品をいただきます。記念品の袋には御守りと砂糖などで作られた落雁(らくがん)が入っています。

神様が集まる神在月はなぜ10月なのか

なぜ神様が出雲に集まる日は旧暦の10月になったのか、疑問に思われた方もいると思います。これには諸説あります。まず、出雲大社へ八百万の神様が集まる日が10月になったのは、先導する龍蛇神とされる海蛇であるゼグロウミヘビが旧暦10月頃に実際に出雲の日本海の海岸に漂着するからというものです。

このため、出雲では神様は海からやって来るという言い伝えと、ゼグロウミヘビの漂着があわさって神在月は旧暦10月になったという説です。

神様が集まる神在月に神様の母を偲ぶ

全く別の説として、イザナミノミコトが亡くなったのが旧暦の10月で、イザナミノミコトは現在伝えられている多くの神様の母とされ「神産みの神」と言われます。このためイザナミノミコトを偲んで全国から神様が出雲に集まる日は、旧暦の10月となりこの月が神在月と呼ばれるようになったという説です。

神在月に出雲大社へ行こう!

出雲大社は縁結びの神として全国から参列者が絶えない神社ですが、神在月は特に縁結びとともに古代ロマンの感じられ、特に神在月はその中心的な神事が行われます。ぜひ神在月に出雲を訪れて神在月にしか体験できない縁結びの一時を体験して良縁をさずかり、旅の思い出をつくってみましょう。

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この記事のライター
Hitomi Kato

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