一畑薬師は出雲の目のお薬師さま!ご利益・御朱印・アクセスをまとめて紹介!

数々の神話と深く関わってきた島根県の出雲。その出雲の古刹の一つである一畑薬師は眼病平癒の仏様で有名なお寺。薬師瑠璃光如来をご本尊に祀る一畑薬師は、様々な病気平癒にもご利益があると多くの人が参詣に訪れます。島根の一畑山山頂に鎮座する一畑薬師についてご紹介します。

一畑薬師は出雲の目のお薬師さま!ご利益・御朱印・アクセスをまとめて紹介!のイメージ

目次

  1. 1島根半島の一畑薬師(いちばたやくし)について
  2. 2一畑薬師の階段や見どころ
  3. 3一畑薬師の御朱印とご利益
  4. 4一畑薬師の参拝方法
  5. 5一畑薬師へのアクセスと駐車場
  6. 6宿坊は一般参拝者も利用可能!
  7. 7一畑薬師を参拝し心の平安を得よう!

島根半島の一畑薬師(いちばたやくし)について

島根半島の中央に位置する一畑山の山頂に鎮座する一畑薬師は、出雲地方の古刹です。出雲は数々の神話が伝えられる地方で有名です。この一畑薬師にも、創開の由来となる神話から「目のお薬師様」のお寺だと知られています。一畑薬師は出雲の豊かな自然の中で位置し、諸願に霊験あらたかなご利益がいただけると信仰のある出雲の古刹の一つです。

「目のお薬師様」として信仰を集める

一畑薬師は、創開の由来となる神話から、眼病平癒にご利益をいただける「目のお薬師様」として信仰を集めるお寺です。日本国の始まりだとされる出雲地方は、様々な神話のゆかりのスポットが点在する地方です。一畑薬師が「目のお薬師様」と有名なのは、この寺のご本尊の出現にまつわる神話から、このような信仰を集めているのです。

平安時代寛平6年(894)に創開

一畑薬師は寛平6年(894)に創開した臨済宗の出雲にある古刹です。薬師信仰の総本山。山号は醫王山(いおうざん)です。一畑薬師とは通称で、本来は「一畑寺」といいます。

夢の中で告げられたお告げに従い母親の眼病を治した漁師の与市が、そのきっかけとなった薬師如来をご本尊に祀り創開したお寺。というわけでご本尊は薬師瑠璃光如来です。

境内には出雲國神仏霊場第3番、出雲十大薬師霊場第1番、出雲観音霊場、中国観音霊場第26番、百八観音霊場第31番の巡礼場があります。

一畑薬師の由来

今からおよそ1100年もの昔の話です。日本の世が平安時代であった寛平6年(894)、一畑薬師の麓の海(日本海)に与市という漁師が目の見えない母親と二人暮らしていました。ある日、与市は海からピカピカと光るものを見つけてすくいあげると、それは金色の立派なお像さまでした。

そのお像様はのちに薬師如来だとわかるのですが、ともかくお像様を与市の家で大切に祀っていたそんなある日、夢の中でお告げを受けた与市は、夢の中のお告げ通りに、母親の眼病を治すために、千把の藁を身にまとい近くの崖から飛び降りたのです。

そして気づくと、千把の藁はバラバラになったものの、与市は怪我一つなく大きな石の上に安座していたのだとか。

その時それまで目の見えなかった母親は、崖から飛び降りた我が子の身を案じ、我を忘れて駆け寄りましたが、その時の母親の目はしっかり開いており、お互いの無事を喜び合いました。その後与市は、この地にお堂を建て、海からすくいあげたお像様であった薬師如来をご本尊として祀り、与市は比叡山に上り出家して、名を補然と改めたそうです。

一畑寺の通称である一畑薬師とは「一畑のお薬師様」だと、仏様の名に親しみを込めて、「一畑薬師」という通称で呼ばれていることだそうす。地元そして全国的にも目のお薬師様だと有名なのは、こんな神話が由来して現代に至り、その信仰を集めています。

住所 島根県出雲市小境町803
電話番号 0853-67-0111

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一畑薬師の階段や見どころ

一畑山の山頂に鎮座する一畑薬師は、島根県の観光名所である宍道湖を一望でき、1300段もの階段が続く参道があることでも有名なお寺です。本殿の階段わきに並ぶ十六羅漢の迫力は見どころです。また秋の紅葉の時期は本殿までの参道の途中にある百八基燈籠にロウソクが灯り幻想的な風景を醸しだます。

一畑薬師の階段は1300段あまりある

一畑薬師といえばこの1300段の階段は有名なスポットです。実際は階段の麓から本堂までは1270段の階段です。距離にすると約700m、階段の高低差は200mです。毎年10月に行われるマラソン大会のコースでもあります。1961(昭和36)年に一畑山ドライブウェイが開通するまでは、この1300段の階段が本堂に続くメインの参道でした。

一畑山ドライブウェイの開通で、大駐車場入り口からほとんどの方が参拝しますが、一畑薬師の見どころでもある1300段の階段の参道から本堂に向かうことができます。

この階段下には駐車場はありませんが、数台の車を止められるスペースがあります。公共交通機関で石段下へアクセスする場合は一畑電車の一畑口駅より約6km、タクシーを利用すると約10分、1000円くらいでアクセスできます。

見事な十六羅漢のリアルな表情

本堂に向かう階段の脇に並ぶ十六羅漢は、自身を顧みる機会のある一畑薬師の見どころです。十六羅漢とはお釈迦様の弟子の中で特に優秀な16人の弟子で、お釈迦様の教えと悟り伝える高僧です。一体ずつ顔を覗くととてもリアルな表情をしています。16体の羅漢はそれぞれ性格があり、掲示されている性格の教訓では現代に通じるものを感じます。

たとえば注茶半諾迦(ちゅだはんたか)も、とてもリアルな表情のを持つ羅漢像で、大きな箒を持った格好が笑えてしまいます。自分の名を忘れるほど頭のできが悪かったこの弟子に、お釈迦様が1本の箒を持たせ掃除を命じたのだとか。ひたすら掃除を続けるうちに、汚れが落ちにくいのは人の心も同じだと悟ったお釈迦様の弟子だと言われています。

霊水で作られた御霊茶について

一畑という地域は昔は茶畑でした。そして境内の茶畑で採れた番茶を、一畑山から湧き出る霊水で入れたお茶がお茶湯(おちゃとう)というお茶です。万病に霊験のあるお茶として、飲用したり、目につけて洗ったり、神棚にお供えしご利益を頂く信仰のお茶です。毎朝お薬師様にお供えしたお茶湯は徳利に入れて持ち帰るのが昔からの伝統です。

一般参拝客も徳利に入ったお茶湯を頂くことができます。冥加料は徳利付きで1本500円です。一畑薬師といえば御霊茶が有名ですが、御霊茶とはこのお茶湯の茶葉のこと。御霊茶も頂くことができます。リーフタイプとティーパックのものがあり、それぞれ冥加料は500円です。味わいはほうじ茶ですが、飲み心地は霊験を感じます。

一畑薬師の秋の紅葉を楽しむ

四季折々自然の景観が美しい境内。春は枝垂桜の古木が癒しを呈し、夏は新緑のパワースポット。まるで水墨画のような静寂な雪化粧をした一畑山にも心が癒されます。そして美しいのは秋の紅葉。紅葉の季節は参道脇や境内のもみじが赤や黄色に紅葉するほか、一畑山の紅葉もとても綺麗です。紅葉は11月中旬から下旬が見どころです。

紅葉に時期は茶会が行われたり、灯めぐりの行事が行われます。紅葉した境内を百八基灯篭のほのぼのとしたロウソクの灯りは、紅葉の境内を幻想的な雰囲気に醸しだします。紅葉のライトアップは毎年11月中旬です。

昼間の紅葉も美しいですが、秋の夜長に幻想的にライトアップされた紅葉の参道を歩くのも心が癒されるひとときです。境内の紅葉のほかに、一畑山も綺麗に紅葉します。

一畑薬師の御朱印とご利益

一畑薬師の御朱印は5種類です。お薬師様のポピュラーな御朱印のほかに、中国観音様の御朱印と108観音の御朱印。初穂料は各300円です。そのほか金印の御朱印と山号の醫王山が記された御朱印があります。こちらは各500円です。持参された御朱印帳に書いていただけるほか、社務所で御朱印を購入することもできます。

一畑薬師の御朱印は授与所で頂く

以前は写経を納めなければ頂けませんでしたが、近年は参拝の証しに頂けるようになった御朱印。一畑薬師の御朱印は本殿向かって左側の建物の下生閣の1階の授与所(社務所)でいただけます。授与していただける時間は午前8時30分から午後5時までです。御朱印はご利益のあると尊いもの。自宅でも神棚などできちんと保管しましょう。

一畑薬師は出雲国神仏霊場の第3番。社務所で一畑薬師の御朱印のほかに、出雲国神仏霊場の第3番の御朱印を頂くことができます。この御朱印は普通の御朱印帳ではなく出雲国神仏霊場の巡拝帳を用意しなければなりません。この巡拝帳には神様の神拝詞と仏様のお経をまとめた「となえことば」が無料で付与されています。

出雲国神仏霊場の第3番の御朱印を授与していただくのと共に、一畑薬師の護縁珠が授与されます。この護縁珠は木製の巡拝記念の珠で神社名と朱印で書かれた文字が刻まれており、組みひもで出雲国神仏霊場の1社ずつの珠をつなげ首にかけて巡拝の証しとするものです。出雲国神仏霊場の御朱印の初穂料は500円(護縁珠付)です。

一畑薬師のご利益について

目のお薬師様と全国的にも有名な一畑薬師のご利益はもちろん眼病平癒。また戦国の世に小さな幼児が助かったことで、子供の無事成長にもご利益のある神様としても知られており、2才児まいり、4才児まいり、13まいりと子供の成長の節目の祈願や、諸願にご利益がある神様として古くから信仰されています。

ご本尊の薬師如来が左手に持っている薬壺の中には、体や心の病、社会の病などすべてを治してくれる霊妙な薬が入っており、その薬はお釈迦様によって説かれた仏教そのもの。願うことでお釈迦様からのご利益にあやかれるそうです。

ご利益は家内安全のご利益、良縁のご利益、安産のご利益、受験合格、商売繁盛のご利益、厄徐、開運開眼のご利益などのほか、祖先供養や水子供養も行われます。

一畑薬師の参拝方法

一畑薬師は薬師如来をご本尊に崇拝し仏教を説くお寺です。参拝する方法は神社のように二礼二拍手一礼ではありません。正しい参拝方法をマスターして、仏さまに近づき、ご利益をいただけるようにしましょう。団体で参拝の方、予め予約の上、本殿に靴を脱いで上がりお寺の由来の話を聞いて焼香することができます。

薬師如来ご真言を唱えながら賽銭をする

本堂で参拝される時は、ご本尊の薬師如来のご真言である「おん ころころ せんだり まとうぎ そわか」を3回唱え、ご利益を願い、賽銭しましょう。

ご真言とはたとえば法華経ではご本尊にむかって「南無妙法蓮華経」と唱えますがそれと同様です。ご真言は偽りのない言葉であり、そして何より音が大切なのです。

その言葉の意味を詮索せず、理屈や知識に迷わずに、一心に唱えることで仏様により近づけ、あらゆるご利益がいただけることになる意味のある言葉です。

正式参拝について

一畑薬師の本堂で正式に参拝する仕方は、山門に入ったら一礼し本堂へ向かいます。本堂で手水舎で左手、右手、口をすすぎます。本堂前に付いたらお賽銭を静かに入れて、胸の前で合掌し祈願します。線香が用意されていれば合掌する前にお線香を立てます。祈願し終えたら本堂に向かい一礼。参拝が済み山門を出る時にもう一度合掌し一礼します。

一畑薬師へのアクセスと駐車場

一畑薬師へ車でアクセスする場合、松江市または出雲市からアクセスすると約25km、約30分から40分でアクセスできます。山陰道宍道ICより国道431号線経由でアクセスします。公共交通機関を利用する場合の最寄り駅は地元のローカル線一畑電車(通称バタデン)で一畑口駅下車、生活バスを利用し一畑薬師停留所で下車します。

一畑薬師へのアクセス:JR松江駅より

JR松江から一畑薬師へ公共交通機関をりようしてアクセスする場合は、出雲のローカル線一畑電車で一畑口駅までアクセスします。そこから生活バスを利用し「一畑薬師」下車。バス停から本堂まで約700m、およそ10分です。一畑口駅からタクシーを利用した場合、一畑薬師の大駐車場まで約10分、およそ1500円です。

一畑薬師へのアクセス:電鉄出雲市駅より

電鉄出雲市駅より公共交通機関を利用して一畑薬師へアクセスする場合も、一畑電車を利用し一畑口駅へアクセスし、そこから生活バスを利用して「一畑薬師」停留場へアクセスします。電鉄出雲市駅からタクシーを利用した場合約23km、およそ7300円です。ちなみにJR松江駅よりタクシーを利用した場合は約25kmおよそ8000円です。

一畑薬師の大駐車場は無料だが遠い

一畑山ドライブウェイか開通されたことで、現在は御本堂への参拝は大駐車場から本堂に参拝するのが一般的です。車でアクセスした場合はこの大駐車場をご利用ください。大駐車場にはおよそ200台ほどの車が駐車できます。本堂まではけちえんの道を通り仁王門から向かうコースと、宿坊であるコテージ前をとおり本堂へ向かうコースがあります。

どちらのコースも本堂まで約700m。途中140段ほどの階段を登らなければなりません。しかし参道は四季折々の風情が味わえます。大駐車場をでたすぐの門前には饅頭やお蕎麦、お酒やお茶など出雲自慢の食べ物が並ぶ商店があります。ちょっと立ち寄り覗いてみるのも楽しみです。

仁王門へ続くけちえんの道は、仏語で仏様と結ぶという意味を持つ「結縁」の道であり、今日訪れた一畑寺との縁結びの道。仏様とご縁を持ったというパワースポットです。

宿坊とされるまるで別荘のような洋風のコテージ脇を通り本堂へ向かうコースは、境内でもとくに眺望が良く、周囲は古刹な霊域を感じるパワースポットです。

どちらも大駐車場から本堂まで少し距離はありますが見どころは満載です。ただしどちらのコースも階段があるので、車いすなどをご利用の方は、宿坊のコテージの駐車場もしくは山頂の駐車場をご利用ください。

宿坊は一般参拝者も利用可能!

一畑山山頂、本堂までの参道に位置する宿坊は、修行者だけではなく一般参拝者も利用できます。宿坊とはいえ、現代風の建物はまるで、避暑地の別荘のようなお洒落な造りです。一畑薬師ではコテージと呼んでいます。ミニキッチン、電子レンジ、トースター、食器類などのほか、ベッド、バス、トイレ付。食事は食料を持ち込んで調理できます。

そのほか予め注文しておけば、夕食にすぐ調理できるように準備された食事の材料が届きます。朝食は注文で朝がゆセットもしくは洋食セットです。境内の一等地と言われる展望の良い位置に建つコテージは全5棟。閑寂な環境で、お寺の境内という霊験のスポットで、のんびり時間を過ごしてみるの、心の健康におすすめしたい観光の仕方です。

一畑薬師を参拝し心の平安を得よう!

出雲の一畑山の山頂に鎮座する一畑薬師は、お寺に伝わる神話から目のお薬師さまとして有名な出雲の古刹です。ご利益は眼病平癒はもちろん、諸病の平癒、家内安全、身体健全就など諸願に霊験あらたかなご利益があります。静かな環境に身を置き自分を見つめ直し、清らかな気持ちでご利益をいただける出雲の旅のプランもおすすめです。

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この記事のライター
toshi_suzu

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