金峰山の登山ルートは日帰りでも楽しめる!アクセスや駐車場も紹介!

金峰山の登山ルートは登山者のレベルによって選べ、山小屋も趣が異なり楽しめます。金峰山の頂上にある五丈岩は金峰山のシンボルで高さ15メートルもあり、遠くからでも見つけられ、目印となります。金峰山の初心者が日帰りでも楽しめるルートやアクセス駐車場情報を紹介します。

金峰山の登山ルートは日帰りでも楽しめる!アクセスや駐車場も紹介!のイメージ

目次

  1. 1金峰山の登山ルートの紹介を見る前に
  2. 2金峰山の登山ルート1:どこにあるの
  3. 3金峰山の登山ルート2:秩父多摩甲斐国立公園
  4. 4金峰山の登山ルート3:どんな山
  5. 5金峰山の登山ルート4:どんな歴史
  6. 6金峰山の登山ルート5:初心者稜線日帰りコース
  7. 7金峰山の登山ルート6:千代の吹上コース
  8. 8金峰山の登山ルート7:瑞牆山荘
  9. 9金峰山の登山ルート8:富士見平小屋
  10. 10金峰山の登山ルート9:大弛峠から登始めのコース
  11. 11金峰山の登山ルート10:金桜神社
  12. 12金峰山の登山ルート11:表参道コース
  13. 13金峰山の登山ルート12:金峰山寺
  14. 14金峰山の登山ルート13:金峰山荘・廻り目平からのコース
  15. 15金峰山の登山ルート14:金峰山荘
  16. 16金峰山の登山ルート15:廻り目平キャンプ場
  17. 17金峰山の登山ルート16:天候
  18. 18金峰山の登山ルート17:登山の注意点
  19. 19金峰山の登山ルート18:アクセス・駐車場情報
  20. 20金峰山の登山ルートの紹介を見てから登ろう

金峰山の登山ルートの紹介を見る前に

金峰山の登山ルートは色々あって登山者のレベルに合わせて選べます。初心者でも安心して登山できるコースもあれば、上級者クラスが登るルートもあり各々が楽しめます。

また、山荘も趣のあるものもあって、それはそれで楽しい。金峰山の初心者でも楽しいルートや日帰りルート、初心者のステップアップのルート、アクセスなどを紹介します。

金峰山の登山ルート1:どこにあるの

金峰山は山梨県甲府市と長野県南佐久郡川上村の県境にあって、飯盛山から雲取山、南は三窪高原、東は奥多摩エリア、北は両神山近く、南は大菩薩連嶺を含めた奥秩父山塊の主峰とされて来ました。標高は2599メートルに及びます。

実際は、北奥千丈岳に2メートル負けて、主峰の位置を譲っていて、金峰山の山域は秩父多摩甲斐国立公園に指定されています。

長野県や山梨県からは金峰山の姿が見え、笛吹川や千曲川などの水源のある山であり、耕作の守護神であったことは、祠などが残っていて紛れもない事実です。

金峰山の登山ルート2:秩父多摩甲斐国立公園

秩父多摩甲斐国立公園は、埼玉県、長野県、山梨県、東京都にまたがってある国立公園で、126259ヘクタールに及びます。

日本百名山の中にも含まれる金峰山、大菩薩嶺、雲取山、瑞牆山などが有名です。また、渓谷の美しさで知られる西沢渓谷、東沢渓谷、御岳昇仙峡なども人気のスポットです。

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金峰山の登山ルート3:どんな山

山梨県では「きんぷんさん」、長野県では「きんぽうさん」と呼ばれ親しまれています。日本百名山、新日本百名山、花の百名山、山梨百名山にも選ばれています。

山梨県甲府市では明治の初めまで水晶鉱山があり、水晶などの加工技術が進み、現在では高い宝石加工技術で独自のクオリティを持つオリジナリティあふれる宝石を生みだし、地場産業として職人の技術が継承されています。

金峰山の登山ルート4:どんな歴史

古くは甲州御岳山といわれ、修験道の開祖である役小角(えんのおずぬ)により、奈良県吉野の金峰山から蔵王権現を勧請したのが最初と言われています。金峰山の頂上にそびえ立つ五丈岩(高さ15メートル)を本宮としています。

昔々、大国主命の別名である大己貴神(おおなむちのみこと)と共に、国造りをした小彦名命(すくなびこなのみこと)が鎮座するといわれ、「御像岩」と言われていました。

また、日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征に際し、金峰山に登って霊山であると感じ取り、五丈岩(御像岩)の下に社殿を建てたと伝わっています。

金峰山の登山ルート5:初心者稜線日帰りコース

瑞牆山(みずがき)荘登山口へのアクセスは、車なら中央自動車道の須玉インターチェンジで降り、瑞牆山荘側の無料の駐車場に駐車します。公共交通機関でのアクセスでは、韮崎(にらさき)駅前からのバスは瑞牆山荘前に停車します。

瑞牆山荘登山口

林道からは「里みやさん参道入り口」の指導標で金峰山方面へ向かいます。約1時間あまりで富士見平小屋に到着です。瑞牆山方面と金峰山方面の分岐点になっており、富士見平小屋の右手から登山道を上がります。

富士見平小屋はカフェ風の造りになっていて、山小屋だから宿泊もでき、富士見平小屋で一泊して金峰山と瑞牆山を1日で登るベテラン登山者もいれば、初めての山小屋一泊の初心者も結構います。

樹林帯は密集していて、雨が土を堀流して露出した根が、登山道に蜘蛛の巣のように張り巡らされているように見えます。日が木の根元まで届かないので、苔蒸していて、人の手が入っていない樹林帯の苔の中に、ヒカリゴケを見つけられるかも。

足元に気を配りながら登山道を進みます。鎖場が出て来ますが、残雪があればアイゼンを装着し滑らないように注意しながら登って下さい。アイゼンは6本爪以上がおすすめです。

登山道が開かれたところに出ると、下に「大日小屋」が見えて来ますが、目の前に急に「大日岩」が大壁のように立ちふさがっていて、迫力満点。再び、森の中の急登を行くと「砂払いの頭」で突然、開けて来ます。

「砂払いの頭」からは、遠くに「富士山」、「南アルプス」、「八ヶ岳連峰」、「瑞牆山」が見え、稜線歩きは素晴らしい。

金峰山山頂

登山口から1時間も歩けば、山梨県側は「千代の吹上」と呼ぶ断崖絶壁が続き、注意しながら歩きます。岩の上に登ると山頂標識とその横に三角点も見受けられます。

「五丈岩」は15メートルほどあり、近づけば見上げる大きさに、何故頂上にあるのかなと思わずにはいられない「五丈岩」です。「金峰山」山頂からは大パノラマが見れ、「富士山」を筆頭に「南アルプス」、「中央アルプス」、「八ヶ岳連峰」、「浅間山」などグルっと見渡せます。

下山

樹林帯は日が届きにくいため、日が暮れるのが早く、足元も木の根がデコボコで歩きにくいため、日帰りや初心者は余裕をもって早めに下山するようにしましょう。

登って来た道を下るだけですが、下りは足に負担がかかります。木の根は踏むと滑りやすいので、またぐようにしながら歩くと時間も取られます。

金峰山の登山ルート6:千代の吹上コース

「千代の吹上」ルートの登山口は、「瑞牆山荘」登山口でJR韮崎駅前から期間限定の登山バスが出ています。本数は10時台から14時台にかけ6本あります。バスの所要時間1時間20分、料金は1000円です。4月第一土曜日から11月23日まで毎日運行しています。

車でのアクセスは、「瑞牆山荘」登山口の側に、120台が駐車できる駐車場があり、「瑞牆山荘」横にあるトイレは有料の公衆トイレ100円ですが備わっていて安心。日帰りなら早朝に車でのアクセスがおすすめです。

「瑞牆山荘前」が登山口で、広葉樹林帯の中を登って行くと「富士見平小屋」に着きます。「富士見平小屋」の側にはキャンプ場や豊富な水場もあります。

さらに登って行くと、「大日小屋」が現れ、「大日小屋」は素泊まり専用で、小屋の側ではテントが張れ水場もあります。

「大日小屋」から30分ほど針葉樹林の中を登ると、左に「大日岩」が見えて来ます。「大日岩」の足元には、「八丁平」方面の指導標とベンチがあって、ちょっとの休憩に最適。

「大日岩」の上までは登れませんが、途中までなら登ることもでき、「金峰山」の全景も見れ圧倒されます。反対側に回れば「瑞牆山」も姿を見せ、遠くを見渡せば「八ヶ岳連峰」が望めます。

「大日岩」を後にして「砂払の頭」を抜けて進むと、このルートの山場である「千代の吹上」が目の前に見えて来ます。「千代の吹上」の右側は深く切り落ち、断崖絶壁になっていて、岩の荒々しい形が美しいと人気です。

「千代の吹上」からは小さなピークが続いて、深く切り落ちた崖の横を通り過ぎます。登山地図には危険の記しも付いていますが、登山道は幅もあり初心者でも難なくこなせるポイントです。

小さなピークを左に避けながら進み、「金峰山」小屋方面の指導標が立つ辺りまで登ると、「金峰山」山頂の「五丈岩」が大きく迫って来ます。

「金峰山」山頂と「五丈岩」がある頂上付近は平坦地で、日帰り登山者やキャンプなどした初心者の登山者が昼ご飯を食べたり休憩をしたりするスポットで賑わいを見せています。

金峰山山頂までの所要時間は約4時間10分で、標高差1000メートルにもなり、かなりの登りを経験し足元に疲労がたまっています。下山は3時間5分で金峰山山頂から瑞牆山荘まで降りれます。瑞牆山荘の駐車場に車でアクセスしていたなら、日帰りも可能なルートです。

千代の吹上の伝説

昔々、山梨県の須玉町に仲のいい夫婦が住んでいました。夫は大工で妻は千代といい、夫婦そろって信心が厚く夫婦で「金峰山」山頂にある金桜神社に登拝しようとしました。村人たちは女人禁制である霊山の「金峰山」に登るのを反対しましたが、二人は強行します。

断崖に差し掛かったとき、千代は断崖から滑落してしまいます。大工の夫は神の祟りだと恐れ、山頂の祠で七日間の断食を行い、千代の罪が許されるように祈ります。

すると、谷底から風が吹き上げて来て、千代が戻って来ました。その後、断崖を「千代の吹上」と呼ぶようになったといいます。

金峰山の登山ルート7:瑞牆山荘

瑞牆山荘は「瑞牆山」と「金峰山」の登山口に建つ山荘で、登山者向けの宿泊施設であり、レストランやカフェも併設されて、車で訪れたドライブ客も利用しています。

瑞牆山荘は、通年営業しています。風呂完備していて朝・夕の食事が付いて一泊8400円となっています。速乾性のオリジナルTシャツやマグカップ、登山のピンバッジなどを販売しています。

道路側のカフェの営業時間は9:30から16:00です。人気メニューのハンバーグとチーズケーキは評判の味だとか。

営業期間は3月上旬から11月末までと、12月は土曜日・日曜日・祝日のみの営業。年末年始は宿泊営業、1月は3名以上の予約のみ営業としています。

住所 山梨県北斗市須玉町小尾8861
電話番号 0551-45-0521

金峰山の登山ルート8:富士見平小屋

富士見平小屋は金峰山と瑞牆山と小川山の分岐点にある山小屋で宿泊施設です。富士見平小屋の地ビールや軽食も楽しめ、売店もあり人気の山小屋です。

「富士見平小屋」のトイレは汲み取り式で、通過登山者は使用料が1回100円で、トイレットペイパーは各自持参。

富士見平小屋の湧水は、冷たくて甘くて口当たりが優しいと評判の軟水で、これで淹れたコーヒーは一味違った味が楽しめ、ポリタンクで汲みに来る人もいるとか。

富士見平小屋は予約制のため事前の予約が必要です。4月1日から11月31日までは通常営業で、12月1日から3月31日までの冬季の営業は、年末年始と週末のみとなっています。

住所 山梨県北杜市須玉小尾
電話番号 090-7254-5698

金峰山の登山ルート9:大弛峠から登始めのコース

大弛峠(おおだるみとおげ)は、山梨県山梨市と長野県南佐久郡川上村とをつなぐ峠で、車でアクセスできる日本最高所(2365メートル)の峠です。

金峰山山頂まで登るルートとして、登山口と山頂までの差が一番標高差が少ない、初心者でも日帰り登山が出来るルートでもあります。

大弛峠の駐車場は約40台が駐車できますが、週末にはすぐにいっぱいになっています。それほど日帰りルートの人気が高く、瑞牆山荘からの登山者よりも多いことが伺えます。

頂上までのコースタイムは個人差があるものの2時間余りで到達できるのが、一番の魅力です。

峠に行く道は冬季の間は通行止めになります。冬季の閉鎖期間は山梨県側は概ね12月上旬から5月末、長野県側はおおむね11月上旬から5月末日です。

大弛峠からは針葉樹林の中を登って行き、朝日峠を越えて進むと、岩稜の短い稜線である大ナギに出れば、一気に開け、天気さえ良ければ、南に富士山から南アルプス、北に兜岩の先に浅間山が見える最高の撮影ポイントがある日帰りルートであり、初心者でも楽しめるルートでもあります。

川上牧丘林道が6月1日に乙女湖の少し上にあるゲートが開きます。大弛峠の通行期間は11月31日までです。大弛峠の駐車場にあるトイレは水洗でいつもきれいに管理されているのだとか。

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金峰山の登山ルート10:金桜神社

江戸時代までは仏様と神様を同時に祀る神仏習合の形態が続いていて、深山にて修行する修験道も仏教としての取り組みでした。

金峰山は全国から集まる修験者たちがお参りする霊山で、甲府側からは9本の参拝の道があって、表参道の拠点として金桜(かなざくら)神社があります。

明治新政府により、修験道が禁止され今に至っています。金桜神社の近くには門前町も形成され宿坊も幾つか残され、かつての面影をしのばせています。

金桜神社は昇仙峡を登りつめた先にある金峰山を御神体とする神社です。今から約2000年前の第十代崇神天皇の時代に各地に疫病が流行り蔓延したおりに、諸国に神を祀って、悪疫退散と万民息災を祈りました。

甲斐の国では金峰山山頂に御祭神である少彦名命を祀ったのが起源です。奥宮は金峰山山頂にあって、金桜神社は里宮にあたります。

御神宝は甲府で発掘され磨かれた水晶の「火の玉」「水の玉」で、本殿は1955年(昭和30年)の大火で焼失しましたが後に再建され、左甚五郎作と伝わる「昇・降竜」が奉納されています。

金桜神社の御神木である「鬱金の櫻」(ウコンのさくら)は民謡にも謳われているように「金の成る木の金桜」と崇められています。ご利益は金運アップ、病気除け、災厄除、心身浄化、心身安定です。お水取りの神水にパワーがあります。

特に桜が咲く4月下旬から5月上旬が最もご利益があるとされ、最も運気がいただける頃でもあります。「鬱金の櫻」を拝み、水晶のお守りを頂くと、一生金運に恵まれるというパワースポットです。

住所 山梨県甲府市御岳町2347

アクセス

公共交通機関でのアクセスは、JR中央線甲府駅で下車、山梨交通バスで「グリーンライン経由昇仙峡滝上行」に乗車、「昇仙峡滝上」に50分で到着後、徒歩約30分で「金桜神社」に到着です。

JR中央線甲府駅からタクシーに乗車後、約30分で着きます。また車では、中央道韮崎インターチェンジから約30分、甲府昭和インターチェンジから約45分でアクセスできます。

「金桜神社」にある無料の駐車場には、普通車が100台まで駐車場を利用でき、トイレも備わっています。

金峰山の登山ルート11:表参道コース

表参道(古道)コースは金桜神社から奥御岳林道が黒平町の山林へつながっており、甲府市森林浴広場まで車が進入できます。

水晶峠を越え金峰山に登るルートはロングルートになるため、川上牧丘林道側にあるアコウ平の駐車場スペースに車を駐車させ、ショートカットの日帰りルートを取ります。

地図には破線で表示されてはいますが、15メートル置きに赤札が付けられているので心配はいりませんが、下山ルートとして、金峰山からアコウ平を使う場合は注意が必要です。

三薙沢のKK分岐が要注意ヵ所になります。分岐にある指導標を見損なって、そのまま水晶峠まで下ってしまうことも。下山ルートとして使う場合は指導標を見落とさないように気を付ける必要のあるルートと言えます。

このルートは鶏冠岩の鎖場や崖が切れ落ちている箇所がありますが、傾斜は緩く初心者でも挑戦できないことはなく、巨岩の中をくぐる胎内くぐりなどがあり起伏に富み、体力は使いますが面白いルートでもあり、修験者の修行場として最適な所だったのかも。

更に登ると御室小屋に着きます。御室小屋は修験者たちが宿泊したところで、江戸時代には番所があり入山料も徴収していました。

今は廃屋になり見る影もありませんが、小屋の後ろには金峰山の御神体である五丈岩がくっきりと浮かび上がり仰ぎ見れます。先人が御室小屋をこの地に建てた理由が分かるような気がします。平たんな所にあるので、休憩してもOK。

御室小屋を後にして進むと、アズマシャクナゲがピンク色の花を付けている横の急斜面を登ると、鶏冠岩の直下に出ます。左に取るとアルミ製の梯子が出て来ます。長さ3メートル、斜度35度の梯子を登ると一枚岩の鎖場です。

鶏冠岩の一枚岩の斜度15度、長さ10メートルほどで、きつくはないものの、濡れて滑りやすいので注意が必要になる箇所でもあります。一枚岩の上部3メートルは斜度が35度あまりになり、このルート最大の難関、鎖を持って崖をよじ登ります。

一枚岩や鎖場、ゴツゴツした岩場を登ると、金峰山の御神体である五丈岩の南面の平坦なところに出ます。山頂からは南には富士山がくっきりと見え、瑞牆山の先に八ヶ岳連峰が姿を現し、南西には南アルプス、北西には北アルプスの山々が連なって霞んで見えます。

金峰山の頂上から見る景色は格別のものがあり、金峰山に登った者だけに見ることが許された景色でもあります。

表参道ルートからの登山は、初心者がステップアップするのに適したルートかもしれません。鎖場や梯子などは起伏があって面白いだけでなく、乗り越えるだけの基礎体力が備わっていなければならないし、アイゼンなどを使いこなせる登山技術も必要になってきます。

アクセス

登山シーズンに合わせ、6月1日から11月31日まで土曜日・日曜日・祝日限定で、株式会社栄和交通バスがJR塩山駅と大弛峠間を1日3往復、運行しています。事前予約が必要となりますが、アコウ平での乗車、降車は可能ですので、日帰りルートとして検討の余地はあります。

金峰山の登山ルート12:金峰山寺

奈良の吉野山から大峰山山上ヶ岳一帯は、古来より知られた聖域で、金峯山(きんぷせん)と称していました。金峯山に役行者(えんのぎょうじゃ)が7世紀後半(白鳳年間)に修行に入り、金剛蔵王大権現を感得します。

権現の意味は、臨時に現れる、仮に現れるという意味で、仏様が臨時に神様のお姿になって現れることをいいます。

感得とは奥深い真理を感じ悟ることを言います。大峰山寺本堂と金峯山蔵王本堂に祀られ、これが金峯山寺の始まりと伝わっています。

明治初期には一旦は廃寺になりますが、1886年(明治19年)天台宗の仏寺として復興し、1948年(昭和23年)に金峯山修験本宗が立宗し、今に至ります。

2004年(平成16年)に、「紀伊山地の霊場と参詣道」の一つとして、「金峯山寺本堂蔵王堂及び仁王門」がユネスコの世界文化遺産に登録されました。

蔵王堂は白鳳時代に役行者により建立されたと伝わっていて、奈良時代には行基菩薩により改修されたと伝わっています。その後、焼失再建が繰り返され、現在の建物は1592年(天正20年)頃に完成されたもので国宝に指定されています。

最近では、1980年から1984年(昭和55年から59年)にかけて、屋根の檜皮葺きの葺き替えが行われています。

金峰山の登山ルート13:金峰山荘・廻り目平からのコース

長野県佐久郡川上村廻り目平にある「廻り目平」キャンプ場の大駐車場に車を停めます。冬季は「金峰山荘」は閉鎖されるに伴い、「金峰山荘」脇にある10台が駐車できる駐車場を利用できます。

また、「金峰山荘」にはシャワー施設もあり、1回3分100円で利用可能で、水洗トイレも完備。

アクセスは公共交通機関を使えば、「金峰山荘」の下流の川端下(かわはけ)迄、村営バス(1日5本か6本)が来ています。歩けば1時間以上はかかるため、JR小海線信濃川上駅よりタクシーを利用するのも一案です。料金は約8600円、所要時間は約30分。

バスを終点川端下で降り、集落を抜け大弛峠へ通じる川上牧丘林道が左に分岐しており、20分ほども歩けば、右手に小川山からの稜線の延長があり、ロッククライミングのメッカと知られる屋根岩岩峰群がそびえ立っています。

取り付き辺りに「廻り目平」があって、「金峰山荘」に到着です。駐車場とキャンプ場が整備され、登山客で賑わっています。

「千曲川源流」を目指して「金峰山荘」を出発。「廻り目平」キャンプ場を左に見て取り、林道を進みます。林道は「八丁平分岐」まで西股沿いに沿って続いています。「八丁平」方面(砂防堤)は平たんで休憩には最適。

「八丁平分岐」(砂防堤)から「八丁平」方面の指導標を右に見て、「砂洗川」を渡り尾根道に入ります。沢沿いの登山道が崩落のため、迂回し、アズマシャクナゲの群生の中に新たな道が付けられています。登山道に入って一気に斜度も増し、傾斜が強くなってきます。

崩落地の先にある水場を過ぎ、きれいなアズマシャクナゲと針葉樹林体が交互に変わる混合樹相を、「金峰山小屋」まで登ります。樹林帯は例年5月下旬まで雪が残り、所々に凍結も観られるので軽アイゼンの装備も。

「金峰山小屋」に着くと、展望が開け、山頂の「五丈岩」が姿を現します。「金峰山小屋」のすぐ上にはテーブルとベンチが設置され休憩スポットになっています。

「金峰山小屋」を出発して直ぐに分岐があり、左に取れば「金峰山」の山頂へ右に取れば、「千代の吹上」を経て、「瑞牆山荘」へのルートになります。ハイマツ帯の中をジグザグに20分も進むと金峰山頂上に到着です。

金峰山の登山ルート14:金峰山荘

「金峰山」の麓に建つ大きな山荘で、宿泊人数は68人、60畳の大広間では予算に応じて大小の宴会が催されます。

「金峰山荘」のテラスからは初心者がロッククライミングの練習をする様子が、スイスアルプスの登山の様子を麓のテラスから望めるのと同じく、眺めることが出来ます。

「金峰山荘」では「廻り目平」キャンプ場やふれあいの森の受付も行っています。売店もあるので何かと便利。部屋は2段ベッドの部屋以外は和室です。営業は祝祭日と5月の連休、7月末から8月末まで。

住所 長野県南佐久郡川上村大字川端下(カワハケ)546-2
電話番号 0267-99-2428

金峰山の登山ルート15:廻り目平キャンプ場

廻り目平キャンプ場は奇岩があふれる金峰渓谷にあって、山々の深い緑と泳ぐ魚の姿が見える美しい川と夜には晴れてさえいれば、満点の星空が眺められます。

金峰山荘から進んだ先にある120台が駐車できる駐車場に、キャンプ場の利用者は車を駐車出来ます。テントサイトは3ヵ所、水洗トイレ3ヵ所、シャワー棟も男女各3室づつあり、コイン式の洗濯乾燥機が利用できます。バンガローは2棟しかないので早めの予約を。

住所 長野県南佐久郡川上村大字川端下(カワハケ)546-2
電話番号 0267-99-2428

金峰山の登山ルート16:天候

電話料金だけで得られる天気予報は、市内の街の天気予報であり、金峰山の天気予報ではなく、天気予報が外れるといったことも度々起こります。里と山では自ずと天気が異なり、山の天気予報情報を仕入れる必要があります。

山の天気予報が有料ですが、手に入れることが出来るようになっています。山特有の気象条件を考慮しているため、山の天気の予測精度が上がっているのも事実です。有料サービスは月額利用料が300円と100円の2ヵ所あります。

金峰山の登山ルート17:登山の注意点

服装は速乾性のあるシャツを一番下に着るなどして、工夫が必要です。靴はしっかりした足首まである登山靴、厚手の靴下、雨具上下、帽子、防寒具、ヘッドランプ、ザック、食料、水など装備品をそろえて準備します。

登山地図、コンパスは分岐点が多く、ルートも複数あるので必ず携帯しましょう。登山届はメールやFAXでも受け付けてもらえます。山岳保険の加入も忘れずに。

金峰山の登山ルート18:アクセス・駐車場情報

各登山口へのアクセスは、車で行くのがやはり便利。各公共機関の乗り物は採算を考えるので週末・祝祭日に運行されるところが多く、毎日運行されるところは少ないのが現状です。

瑞牆山荘登山口へのアクセス

公共交通機関でアクセスすれば、JR中央線経由、新宿駅から韮崎駅まで特急で1時間50分、料金は片道3930円です。バスは山梨峡北交通韮崎瑞牆線経由、韮崎駅からみずがき山荘まで約1時間の所要時間で料金は2000円。

運行期間は4月2日から11月23日、年末年始。タクシーでのアクセスは韮崎駅からみずがき山荘まで、所要時間は約50分、料金は10000円。韮崎タクシーの電話番号は、0551-22-2235です。

車でのアクセスは、中央自動車道須玉インターチェンジで降り、瑞牆駐車場まで所要時間は約50分、駐車場は100台が駐車可能で、駐車場の利用料金はかかりません。

大弛峠登山口へのアクセス

大弛峠登山口へのアクセスは車で最高高度の登山口まで上がれ、標高差250メートルで山頂までの所要時間は2時間30分ほどです。割りと楽に初心者でも日帰り登山ができるルートになっています。

公共交通機関の利用でアクセスすれば、電車はJR中央本線経由の新宿駅から塩山駅まで、所要時間は特急で1時間30分、片道料金3280円。

バスでのアクセスは、栄和交通大弛峠線経由で塩山から大弛峠まで所要時間は1時間20分、片道料金1800円。運行期間は毎年6月1日から11月の勤労感謝の日までの土曜日・日曜日・祝日のみの運行です。

予約制のため前日の午前12:00までに電話予約をする必要があります。電話番号は0120-26-2344。電話は9:00から18:00の間なら対応しています。

タクシーでのアクセスは、塩山駅から大弛峠まで所要時間は1時間20分で、片道料金12000円です。甲州タクシー0553-33-3120、塩山タクシー0533-33-3200、牧丘タクシー0553-35-2104の三社があります。

車でのアクセスは中央自動車道勝沼インターチェンジから約2時間30分、駐車場は大弛峠駐車場に約30台の駐車場のスペースがあります。

金峰山の登山ルートの紹介を見てから登ろう

金峯山の登山ルートは初心者が楽しめるルートやベテランが日帰りをするルートなど色々多岐にわたって個性あるルートがあって楽しめます。ステップアップして登山技術を磨いて、日本アルプスにまずは挑戦してみてください。

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