嵐山・天龍寺は京都有数の庭園&竹林スポット!御朱印や駐車場は?

日本を代表する神社仏閣が揃う京都の中でも、特に人気が高いのが嵐山の天龍寺です。この記事では、天龍寺の魅力から庭園や竹林などの見どころ、季節ごとのおすすめ風景、御朱印情報、アクセスや駐車場情報などを網羅。嵐山にある天龍寺の魅力に迫ります。

嵐山・天龍寺は京都有数の庭園&竹林スポット!御朱印や駐車場は?のイメージ

目次

  1. 1嵐山・天龍寺で京都の「美」を楽しもう
  2. 2天龍寺がある嵐山ってどんなところ?
  3. 3嵐山・天龍寺の歴史とは?
  4. 4嵐山・天龍寺の魅力って?
  5. 5嵐山・天龍寺の見どころ
  6. 6嵐山・天龍寺のおすすめスポット
  7. 7嵐山・天龍寺の美しい四季
  8. 8嵐山・天龍寺の御朱印情報
  9. 9嵐山・天龍寺の基本情報
  10. 10嵐山・天龍寺のアクセスと駐車場
  11. 11嵐山・天龍寺で京都を満喫しよう!

嵐山・天龍寺で京都の「美」を楽しもう

昔から受け継がれる建築様式を効果的に用いた堂宇や借景を上手く取り入れた池泉回遊式の庭園、八方睨みの龍の絵など、貴重な寺宝と出合える天龍寺。桜や紅葉の名所としても知られている嵐山の天龍寺は、伝統美や自然美、芸術美など、多彩な美を愛でられる嵐山でおすすめの寺院。

豊かな自然に包まれた嵐山にある天竜寺の境内には、絵になるスポットも多く、地元の方にも愛されてきた場所で、数々の映画の舞台にも選ばれています。

天龍寺がある嵐山ってどんなところ?

京都市の右京区と西京区にまたがる嵐山は、国の史跡および名勝にも指定されるほどの風光明媚な地。日本さくら名所100選や日本紅葉の名所100選にも選ばれるなど、桜や紅葉のスポットとしても有名です。

桂川に架かる渡月橋から右岸の嵐山、左岸の嵯峨野までの嵐山周辺地域も含めて、嵐山とも呼んでいます。比較的狭い嵐山エリアに、天龍寺をはじめとする数多くの寺院や竹林が連なる道、飲食店、お土産屋などが点在しており、ゆったりと散策できるのも魅力。

桂川沿いの渓谷美を眺められる「嵯峨野トロッコ列車」や「保津川下り」など、豊かな自然に囲まれた嵐山ならではの自然を生かした乗り物も。行きはトロッコ列車で、帰りは川下りと組み合わせて楽しむ観光客も多いとか。観光やグルメ、自然、アクティビティなどが揃った嵐山は、京都でも屈指の人気を誇るおすすめのエリアです。

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嵐山・天龍寺の歴史とは?

嵐山の天龍寺の歴史は、南北朝時代にまで遡ります。暦応2年(1339)に、室町幕府の初代征夷大将軍を務めた足利尊氏によって、後醍醐天皇を弔うために、造営を進めていましたが資金が不足。

足利尊氏や光厳上皇の寄進もありましたが、それでもなお費用が足りず、そんな時に造営費をねん出するために誕生したのが、室町幕府公認の中国との貿易船「天龍寺船」です。「天龍寺船」で利益を得たことによって、天龍寺は康永4年(1345)に無事に完成。完成当時の面積は約950万平方メートル、子院が150にも及ぶ大規模なものだったそう。

鎌倉時代期には、室町幕府の3代将軍である足利義満が京都にある禅寺の寺格を定めた「京都五山」の第一位に指定。その後は、応仁の乱などの焼失や崩壊と再建を繰り返しながら、特別な歴史を秘めた古刹として、現在に至っています。

嵐山・天龍寺の魅力って?

日本国内で数多くの寺社が点在する京都。京都を代表する名だたる寺院が揃う嵐山や嵯峨野の中でも、ひと際高い人気を集める天龍寺。世界文化遺産への登録、皇室や権力者ゆかりの寺院、本格的な精進料理という3つのキーワードを中心に、嵐山や嵯峨野で多くの観光客を魅了してやまない天龍寺の魅力を紐解いていきましょう。

嵐山・天龍寺の魅力1:世界遺産に登録されるほどの名刹

室町時代から江戸時代にかけての長い歴史を刻む慈済院や松厳寺、弘源寺などの塔頭(たっちゅう)、禅僧で作庭家としても有名な夢窓疎石(むそうそせき)が手掛けた池泉回遊式の庭園などを有する嵐山の天龍寺は、1994年(平成6)に、「古都京都の文化財」として、ユネスコの世界遺産にも登録されています。

嵐山・天龍寺の魅力2:皇室や権力者ゆかりの寺院

天龍寺の造営にあたって足利尊氏が寄進したり、足利義満が「京都五山」の第一位に指定したりと、時の権力者にも愛されてきた天龍寺。後醍醐天皇ゆかりの天龍寺があった場所には、かつて後嵯峨天皇とその皇子の亀山天皇の離宮「亀山殿」があったとされ、この御殿を寺院にしたものが、嵐山に建つ天龍寺だと伝わっています。

嵐山・天龍寺の魅力3:周囲の自然とともに味わう精進料理

天龍寺の境内に佇む天龍寺直営の精進料理店「篩月(しげつ)」では、動物性の食材を用いずに、野菜や野草、山菜を中心としたヘルシーな精進料理をいただくことができます。大きな窓越しに広がる四季折々の自然もご馳走の一つで、ランチにも人気です。年中無休で営業は11時から14時まで。詳しい献立は、公式ホームページで確認してください。

嵐山・天龍寺の見どころ

嵐山と嵯峨野に建つ天龍寺は、見どころの多いスポットですが、嵐山の天龍寺を見て回る上で特に欠かせないのが、日本の伝統美をたたえた曹源池庭園と京都らしさあふれる竹林です。天龍寺を訪れたなら見逃せない天龍寺ならではの2つの見どころについて詳しくご紹介します。

日本の美を感じる「天龍寺・曹源池庭園」

作庭の名手である夢窓疎石作とされる「曹源池庭園」は、禅文化と貴族文化が調和した日本で最も古い庭園だとか。禅僧であった夢窓疎石の庭園の特徴としては、なめらかな白砂や荒磯を思わせる石組、亀山や嵐山を借景とした造りなどが挙げられます。

夢窓疎石は、嵐山の天龍寺以外にも、京都府の西芳寺庭園や神奈川県の瑞泉寺庭園、山梨県の恵林寺庭園などの禅寺の庭園の作庭も行ったとされていますが、その中でも天龍寺の庭園は夢窓疎石の代表的な庭園の一つ。日本で最初の国の史跡・特別名勝に指定された庭園としても有名です。

京都情緒たっぷりの「天龍寺・竹林」

天龍寺にある3つの受付の一つ、北門受付を出ると目の前には、「竹林の道」や「竹林の小径」と呼ばれる道が広がっています。「竹林の道」とは、大河内山荘から野宮神社までの約200メートルの間に竹林がトンネルのように連なる道のこと。

京都や嵐山を象徴する風景としてCMに使われることも多く、竹林の間を爽やかに駆け抜ける風や竹林の間から差し込む木漏れ日など、京都ならではの竹林が創り出す美しい光景と出合えます。

嵐山の天龍寺を満喫した後は、竹林の風景を楽しみながら、縁結びや子宝安産の神様として親しまれている「野宮神社」を参拝するのも良し、周囲の自然を愛でながら抹茶をいただける「大河内山荘庭園」に行くのも良し。竹林の道を基点にしながら、嵐山を散策するのもおすすめです。

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嵐山・天龍寺のおすすめスポット

世界遺産に指定されるほど格調高い天龍寺の境内には、造りにこだった堂宇や千利休ゆかりの茶室、長い歴史を受け継ぐ貴重な文化財など、おすすめのスポットも点在しています。2つの見どころと共に、一緒に見て回りたい境内にある4つのおすすめスポットについてご紹介します。

嵐山・天龍寺のおすすめスポット1:法堂

天龍寺開山夢窓国師650年遠諱記念事業として、現代の画家である加山又造によって天井に描かれた八方睨みの「雲龍図」や、正面の須弥壇に安置された釈迦三尊像も必見。

法堂(はっとう)とは、主僧が仏に代って説法する場所のことを指します。元治元年(1864)に一度焼失。寄棟造や浅瓦葺が特徴の現在の建物は、明治時代に江戸時代に建てられた「雲居庵禅堂」を移築したものです。

「雲龍図」の公開日は、基本的には土曜日、日曜日、祝日で、公開時間は9時から17時まで。参拝料は、一人500円になります。毎日公開される特別参拝なども1年に数度ありますので、気になる方は公式ホームページでご確認ください。

嵐山・天龍寺のおすすめスポット2:方丈

大方丈と書院の小方丈とから成る方丈。大方丈は明治32年(1899)、小方丈は大正13年(1924)に造られた建物で、大方丈は天龍寺で最大の建物です。縁をめぐらせた大方丈からは、「曹源池庭園」を眺めることもでき、縁側に腰かけて、のんびりと庭園を愛でる観光客も多いそう。

大方丈の本尊は、平安時代後期の作と伝わる釈迦如来坐像です。天龍寺に安置された仏像の中で最も歴史の古い仏像で、重要文化財にも指定されています。

嵐山・天龍寺のおすすめスポット3:庫裏

寺務所や台所の役割を果たす庫裏(くり)は、明治32年(1899)に建立されました。重厚感のある切妻造の屋根が特徴的で、白壁に曲線の梁を使用したり、縦横に区切ったりと、細やかな装飾にまでこだわった天龍寺を象徴する建物の一つでもあります。

庫裏の玄関では、正面に飾られた前管長の平田精耕によって描かれた見事な達磨図の大衝立が訪れる人を出迎えてくれます。

嵐山・天龍寺のおすすめスポット4:祥雲閣・甘雨亭

後醍醐天皇像を祀る「多宝殿」へと続く廊下の右手に建つ「祥雲閣」と「甘雨亭」の茶室。「祥雲閣」は京都市の表千家にある「残月亭」を模した建物で、元々は聚楽(じゅらく)屋敷内にあったとされ、格式の高い茶室でもあります。

「甘雨亭」は、裏千家14代の家元である淡々斎によって名付けられた茶室。「祥雲閣」と「甘雨亭」はともに、昭和9年(1934)の多宝殿の建立に際しての記念事業として建設されたものです。

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嵐山・天龍寺の美しい四季

嵐山や嵯峨野の豊かな自然に囲まれた天龍寺は、庭園や放生池など境内の至る所から四季折々に移ろう自然を眺められるおすすめの寺院でもあります。春、夏、秋、冬とそれぞれの季節に分けて、天龍寺境内のおすすめスポットをご紹介。境内から望む季節ごとに装いを変える自然の美しさは格別です。

春のおすすめは「桜」

200本ほどの桜の木がある天龍寺。参道に並ぶソメイヨシノ、多宝殿前のしだれ桜、境内の裏手にある小高い「望京の丘」など、境内にある桜スポットの中でもおすすめは、「曹源池庭園」です。嵐山をバックに咲き誇るソメイヨシノやヤマザクラの風景、池に映り込む桜と空が描き出す風景など、天龍寺を象徴するような趣深い桜の光景を愛でられます。

夏のおすすめは「放生池の蓮」

毎年7月初旬ごろから、勅使門の近くにある放生池に蓮が咲き始めます。時期になると、蓮の葉や可愛らしい花が池を埋め尽くす圧巻の光景が広がることでも知られています。また、6月から7月の初夏に北門近くの庭園「百花苑」で出合える桔梗や紫陽花、半夏生も人気です。

秋のおすすめは「紅葉」

秋には、赤やオレンジ、黄色と色とりどりの木々が水面に映り込む「曹源池庭園や、境内の紅葉や京都の市街地を一望できる「望京の丘」、方丈の縁側から望む色鮮やかな紅葉など、おすすめのスポットが点在する天龍寺は、京都屈指の紅葉スポットとしても高い人気を集めています。

冬のおすすめは「雪景色」

嵐山に佇む天龍寺の境内にしんしんと降る雪。冬になると、堂宇の屋根や参道、曹源池庭園など、境内の一面に銀世界が広がることも珍しくありません。幻想的な空間は、水墨画を思わせるような厳かな雰囲気に。1年の中でも冬の限られた日にだけ目にすることのできる雪景色を目的に、天龍寺を訪れるのもおすすめです。

嵐山・天龍寺の御朱印情報

近年若い人を中心にブームとなりつつある御朱印めぐり。天龍寺を訪れた記念に、御朱印をいただくのも参拝の楽しみの一つです。嵐山の天龍寺でいただける御朱印の受付場所や時間、御朱印の種類、天龍寺オリジナルの御朱印帳などの気になる御朱印情報ついて、詳しく説明していきます。

御朱印情報【受付場所・時間・値段】

御朱印の受付場所は庫裏近くにある御朱印所で、受付時間は通常8時30分から17時30分まで。料金は200円になります。繁忙期にはあらかじめ印章を押して書き置きした紙をもらったり、秋や冬には受付時間が8時30分から17時まで変更になったりすることもあるようですので、ご注意を。

御朱印の種類は、「覺王寶殿」と法堂を意味する覚王宝殿と書かれた1種類のみになります。紺地に天龍寺の寺紋が刻まれたオリジナルの御朱印帳もあり、最初のページには御朱印が書かれていますので、オリジナル御朱印帳をゲットするのもおすすめです。

嵐山・天龍寺の基本情報

参拝の受付場所は、庭園受付と庫裏受付と北門受付の3ケ所。参拝時間は、通常8時30分から17時30分で、北門の開門は9時、閉門は17時ですが、10月21日から3月20日までの参拝時間は8時30分から17時まで、北門の開門は9時、閉門は16時30分になります。

料金については、曹源池や百花苑の庭園は高校生以上が500円、小・中学生が300円、未就学児が無料、庭園と共に大方丈や書院、多宝殿などの諸堂も拝観する場合は300円増し、特別公開の雲龍図は1人500円となります。ただし、行事などによっては諸堂が参拝ができないこともあります。

住所 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
電話番号 075-881-1235

嵐山・天龍寺のアクセスと駐車場

京都の人気スポットである嵐山にある天龍寺へのアクセス方法としては、電車とバス、車の主に3通りがあります。それぞれのアクセス方法や駐車場の情報など、天龍寺に参拝に行く際に欠かせない基本情報についてまとめましたので、嵐山・天龍寺に行く際の参考にしてください。

嵐山・天龍寺のアクセス【公共交通機関】

バスで行く際には、市バスの11番、28番、93番、または京都バスの61番、72番、83番の「嵐山天龍寺前」で下車するのがおすすめ。電車で行く際には、京福電鉄嵐山線の「嵐山駅」、阪急電車の「嵐山駅」、JR嵯峨野線の「嵯峨嵐山駅」が最寄りで、阪急電車の「嵐山駅」から徒歩約15分、JR嵯峨野線の「嵯峨嵐山駅」から徒歩約13分の距離です。

嵐山・天龍寺のアクセス【車】

JR京都駅から車で30分ほどの場所にある天龍寺。駐車場を備えた天龍寺に車でアクセスする際には、京都縦貫自動車道の沓掛(くつかけ)ICが最寄りのICで、下車後約25分の場所にあります。ただ、桜の時期や紅葉の時期などの混み合う時期には数時間かかることもありますので、混雑時には公共機関を利用した方がいいかもしれません。

嵐山・天龍寺の駐車場

車で訪れる方も多い天龍寺には、自家用車を100台停められる駐車場を完備。駐車場の営業時間は8時30分から17時30分で、10月21日から3月20日までは閉門時間に合わせて駐車場の営業時間も8時30分から17時に変更。駐車場の料金は、乗用車が1回1,000円になります。駐車場を備えており、便利な車でアクセスできるのも天龍寺の良さの一つです。

嵐山・天龍寺で京都を満喫しよう!

世界文化遺産に指定されるほど優れた寺院として、嵐山で人気の天龍寺。この記事では、天龍寺の歴史や魅力、境内のおすすめスポット、絵になる四季の風景、アクセス、駐車場などの観光情報についてご紹介しました。この記事を参考に、魅力あふれる嵐山の天龍寺へと出掛けませんか。

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この記事のライター
neko

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