安国寺は紅葉の名所!ドウダンツツジの見頃やおすすめの見どころを紹介!

兵庫県豊岡市にあります安国寺は、ふだんは拝観できないお寺なのですが、ドウダンツツジの紅葉が見事で、その時期のみ拝観ができます。まさに絵のような美しさと大人気の紅葉スポットです。安国寺へのアクセスや紅葉の見頃、そして美しい写真を撮る方法などについて紹介します。

安国寺は紅葉の名所!ドウダンツツジの見頃やおすすめの見どころを紹介!のイメージ

目次

  1. 1ドウダンツツジを見るなら安国寺
  2. 2安国寺とは
  3. 3安国寺はどこにある?
  4. 4安国寺へのアクセス
  5. 5安国寺の拝観時間などの情報
  6. 6安国寺の由緒
  7. 7安国寺の紅葉は素晴らしい
  8. 8安国寺の紅葉の種類
  9. 9ドウダンツツジとは
  10. 10安国寺の紅葉の見頃は?
  11. 11安国寺の紅葉の写真も楽しみ
  12. 12安国寺の紅葉はライトアップもある?
  13. 13安国寺に御朱印はある?
  14. 14安国寺の周辺観光スポット
  15. 15安国寺で秋のひとときを

ドウダンツツジを見るなら安国寺

四季の移ろいのある日本には、四季折々の自然を楽しむことができる観光スポットが多く、日本人はもちろん、外国人旅行者にも人気です。その中で兵庫県にある安国寺は、秋の紅葉が美しいことで知られており、見頃の時期には多くの人々が訪れます。安国寺へのアクセスや紅葉の見ごろ、見どころなどについて紹介します。

安国寺とは

安国寺という名前のお寺そのものは日本各地にあります。その理由は南北朝時代に遡ります。南北朝時代、足利尊氏と足利直義兄弟は臨済宗の夢窓疎石に勧められ、日本の国ごとに1寺1塔を建てようと計画します。これは後醍醐天皇をはじめとする戦没者の菩提を弔うためのものでした。

国ごとに1寺1塔を建立するというのは、有名な聖武天皇の国分寺建立に倣ったもので、1345年に北朝の光厳院の院旨を得て寺を安国寺、塔を利生塔としました。そして北海道と沖縄を除く日本各地に「安国寺」が建てられたのです。元からあったお寺を修理してあてたところ、新しく建てられたところといろいろでした。

これにより、日本各地に禅宗が広まることになるのですが、室町幕府が衰退すると安国寺も利生塔も衰退し、下総や相模などのように、すでに廃寺となっているところもいくつかあります。

ここで紹介する安国寺もまた、但馬国の安国寺としてそれまであったお寺を修理して創建されたお寺です。臨済宗大徳寺派の寺院で、山号は太平山と言います。別名「安国禅寺」とも言います。

安国寺はどこにある?

それでは但馬国の安国寺は、現在の住所で言うとどこにあるのでしょうか。安国寺は兵庫県豊岡市但東町にあります。もともとは兵庫県出石郡但東町でしたが、2005年の合併で兵庫県豊岡市となりました。

安国寺のある兵庫県豊岡市は兵庫県の北部にあり、日本海に面します。京都府と境を接しており、関西でありながら日本海側気候で冬には積雪があり、一年の気温差も大きいところでもあります。しかしそのことがドウダンツツジなどの紅葉を美しく色づかせるのです。

安国寺へのアクセス

それでは、安国寺へのアクセスについて紹介します。結論から言うと、安国寺へのアクセスは決してよいとは言えません。公共交通機関を利用する場合は前もって時間をきっちりと確認してアクセスすることをおすすめします。可能ならば車を利用するのがよいでしょう。

それでは公共交通機関を利用してのアクセス方法から紹介します。最寄駅は「豊岡」駅です。この駅はJR山陰本線と京都丹後鉄道(WILLER TRAINS)の宮津線が乗り入れています。京都方面からは「きのさき」、新大阪方面からは「こうのとり」という特急が出ているので、それを利用するとアクセスが早いでしょう。

豊岡駅に到着したら、そこからはバスでのアクセスとなります。まず、駅から全但バスの出石行きに乗り、「出石」バス停で降ります。それから奥藤行きに乗り換え「出合」で降り、さらにイナカーという豊岡市のコミュニティバスに乗り換えて「小谷」まで行きます。ここから徒歩で10分から15分ほどかかります。

このように、バスを2回乗り換える必要がある上、バスの本数も多いとは言えません。そのため、時間が気になるのであれば、出石までバスでアクセスし、そこからタクシーで行くという方法もありでしょう。出石からはタクシーで20分ほどかかります。また出合から歩くこともできますが、20分ほどは見ておいたほうがよいでしょう。

このように、公共交通機関を利用してアクセスするのは不便なので、車でアクセスすると言う方も多いでしょう。車の場合、最寄りICは舞鶴若狭自動車道の「福知山」ICなのですが、ここから約40分かかります。

また、車でのアクセスで気になるのは、駐車場の問題です。安国寺には無料の駐車場があるのですが、さほど台数が多くありません。そのため紅葉シーズンになると、この駐車場だけでは車をさばききれないという問題があるのです。特に安国寺のドウダンツツジの美しさが知られるようになると、見頃の時期には混雑が起こるようになりました。

特に紅葉シーズンの見頃の週末は、車が混雑し、離れた場所にある駐車場に停めるよう指示されるという口コミもあります。安国寺はもちろんですが、山間部ということもあって周辺ものどかで美しい紅葉が楽しめるので、その場合はゆっくり紅葉を楽しみつつ、お寺までアクセスしましょう。

安国寺の拝観時間などの情報

ドウダンツツジが有名な安国寺ですが、実はいつでも拝観できるというわけではありません。ドウダンツツジを美しく見ることができる一時期だけ、一般の観光客の入場ができるのです。この期間は8時から19時まで公開しています(入るのは18時30分まで)。

拝観ができる日については紅葉の状態により年によって違いがあるようです。2018年は11月7日から20日までだったので、11月上旬から下旬あたりと考えてよいでしょう。

安国寺の由緒

それでは、ここで安国寺の由緒について紹介しましょう。先ほど「安国寺」という名前のお寺について説明したように、この安国寺は但馬国の安国寺として、それまであったお寺を修理して作られたものです。

もともとこのお寺は、鎌倉時代の後期に無本覚心(法灯国師)によって開山されたと言われています。この僧侶は臨済宗の僧侶で、宋に行って仏教を学び、特に亀山上皇の帰依を受けました。金山寺味噌は覚心が中国からもたらしたものと言われているほか、尺八を愛好し、普化宗の祖とも言われています。

1345年、足利尊氏によって安国寺が作られる際に、このお寺が但馬国の安国寺となり、改称されて現在に至ります。当時の安国寺は現在安国寺公園のところにあったそうですが、1717年に火災で焼失し、そのあと現在の場所に再興されました。

先ほど触れたように、ふだんは拝観を受けつけていないのですが、ドウダンツツジの紅葉が美しいことで知る人ぞ知る観光スポットとなり、現在に至っています。

安国寺の紅葉は素晴らしい

安国寺は兵庫県内でも北部の方にあり、先ほど述べたように決してアクセスもよいところとは言えません。たとえば兵庫県で言うと神戸市周辺など、もっとアクセスがよい紅葉スポットはたくさんありますし、有名な姫路城の庭園も紅葉スポットとして知られています。同じ兵庫県内でもこのあたりはもっとアクセスがよく行きやすいです。

それでもなお、あえて安国寺に行く観光客が多いのは、ひとえにその見どころにあります。安国寺の見どころとして挙げられるのはやはり本堂から見えるドウダンツツジです。入り口を入るとすぐ目の前に本堂があり、その座敷から見える景色はまさに絶景なのです。

兵庫県内で紅葉の見どころはたくさんあっても、この絵のような美しい景色を見られるのはここ安国寺だけです。だからこそ拝観ができる紅葉シーズンは、常に人がいっぱいいるというくらいに観光客が訪れるのです。

安国寺の紅葉の種類

一般的に紅葉の見どころというと、赤や黄色などのさまざまな色が混じりあい、カラフルな様を楽しむところが多くあります。たとえば兵庫県でいうと六甲山などのロープウェイから見える景色は赤や黄色、そして緑と少しずつ色を変えるカラフルさが魅力です。

それに対して安国寺の紅葉の一番の見どころは、たった1本のドウダンツツジです。たった1本と述べましたが、この1本がとにかくすごいのです。1904年、本堂が再建された時に植樹されたものなのですが、樹齢は約150年、高さ、幅ともに10メートルもあるのです。このドウダンツヅシこそが安国寺の紅葉の見どころなのです。

ドウダンツツジとは

ところで、ここまで安国寺の紅葉の見どころがドウダンツツジであると紹介してきたのですが、ドウダンツツジとはどのような植物なのでしょうか。

ドウダンツツジはその名の通り、ツツジ科の植物です。基本的にはあまり大きくなる木ではなく、一般の家の庭木や植え込みなどで使われることが多い木でもあります。ドウダンというのは枝分かれしている様子が灯台(結び灯台)の足のところに似ていること、釣鐘のような白い花が咲くことからつけられました。

ドウダンツツジは新緑、花、そして紅葉と、見頃が多い植物でもあります。特に紅葉の時期には燃えるように真っ赤に紅葉することでとても美しく、人気がある植物です。安国寺の場合もこのドウダンツツジが真っ赤になることで、周囲の緑の植物とのコントラストがまた美しいのです。

安国寺の紅葉の見頃は?

ドウダンツツジは今述べたように、見頃が多い植物ですが、紅葉が見頃となるのは寒冷地で10月中旬から11月上旬、温暖な地で11月中旬から12月中旬と言われています。安国寺は兵庫県の北部なので、温暖な地ではありますが、少し早めに紅葉の見頃の時期を迎えます。

安国寺の紅葉の見頃の時期は、年によって違いはあるものの、11月中旬頃と言われています。11月上旬から紅葉が始まり、下旬ごろまで楽しむことができます。先ほど触れたように、この見頃の時期に合わせて安国寺の一般公開がされているのです。

安国寺の紅葉の写真も楽しみ

安国寺の紅葉が特に人気なのは、このドウダンツツジがちょうど本堂から見えることです。山の斜面に植えられているため、斜面を滝のように赤く埋め尽くすのですが、本堂から見るとこれがきれいに見えます。柱などが額縁のようになっていて、まさに一枚の絵がそこにあるかのようなのです。

さらに安国寺が人気なのは、誰でもベストな写真を撮ることができることです。なぜかというと、一般公開の時はボランティアの方がその場についており、時間を見はからって観光客を下げて、「人が写りこまない写真」を撮影させてくれるのです。

安国寺のドウダンツツジは裏庭に回って見ることで、先ほど触れたドウダンツツジの赤と周囲の緑のコントラストを楽しむこともできます。しかしボランティアの方が声を掛けると、この人たちも下がるので、まったく人が写りこまない状態になるのです。中央に行灯が一つ置かれた、なんとも風情のある写真が撮影できます。

さらに時には安国寺のご住職がドウダンツツジをバックにして被写体となってくれたり、観光客の写真をボランティアの方が撮ってくれたりもするのです。ドウダンツツジを背景に、シルエットのような感じで写真を撮ってもらえるのも見どころの一つと言えるでしょう。

このように、安国寺は誰もがプロの写真家のような紅葉の写真を取ることができるので、それらをSNSなどにアップする方が多いようで、そのこともまた観光スポットとしての人気をアップさせているようです。見頃の時期の混雑も当然のことと言えるかもしれません。

安国寺の紅葉はライトアップもある?

19時というと、時間的にもう日没過ぎますが、この時期は日没から19時までライトアップも行われます。朝昼の太陽の光に照らされるドウダンツツジももちろん魅力的なのですが、ライトアップされた紅葉は幻想的で、各地紅葉スポットの中でも特に見どころと言えるでしょう。

安国寺に御朱印はある?

最後に、安国寺の御朱印情報にも触れておきましょう。安国寺にも御朱印があるので、集めている方は紅葉を楽しんだあと、御朱印もいただいていきましょう。ただし、混雑する時期でもあるので、書き置きをいただくことになるようです。

「南無釈迦牟尼仏」という文字に4種類の御朱印が捺されています。寺名のところが「但馬 安国寺」となっているので、他の安国寺との違いがはっきりわかります。

安国寺の周辺観光スポット

最後に安国寺の周辺の観光スポットをいくつか紹介しましょう。まず、先ほど少し触れた安国寺公園です。この公園は先ほど触れたように、安国寺が焼失前にあった場所なのですが、現在は夏つばきが群生する場所として知られているのです。

夏つばきは約300本あり、見頃は6月中旬から7月上旬ごろです。道路が整備されておらず、沢を渡ったりするところもあるので、もしこちらに行くのならそれに見合った靴を履いていったほうがよいでしょう。

また、出石まで出てくると、城下町の雰囲気を味わうことができる観光スポットが多くあります。但馬の小京都と言われているとのことで、町並みそのものも見どころが多いですし、近畿最古の芝居小屋である出石永楽館や生糸の豪商の旧邸を利用した出石史料館など、歴史を知ることができるスポットも多く見られます。

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安国寺で秋のひとときを

日本各地に紅葉スポットというのは多いですが、ドウダンツツジがメインで、しかも絵画のような写真を撮ることができるスポットというのはあまりありません。燃えるような赤い色はカラフルな紅葉とまた違った魅力があります。ぜひ安国寺で他では見られない美しい紅葉を堪能してください。

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この記事のライター
茉莉花

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