京都・東寺(教王護国寺)の見どころは?拝観料や所要時間・骨董市も解説!

由緒ある寺院や総本山の多く集まる歴史の都京都にある東寺。そんな沢山ある寺院の中の1つ、真言密教の道場としても栄えていた東寺の知られざる見どころや拝観料、所要時間や京都で開かれる骨董市などについて詳しく解説していきます。一体どんな見どころがある寺院なのでしょう?

京都・東寺(教王護国寺)の見どころは?拝観料や所要時間・骨董市も解説!のイメージ

目次

  1. 1京都・東寺の厳選おすすめ見どころや骨董市も紹介!
  2. 2京都・東寺のおすすめ見どころを紹介!東寺(教王護国寺)とは?
  3. 3京都・東寺のおすすめ見どころを紹介!存在する2つの名称
  4. 4京都・東寺のおすすめ見どころを紹介!東寺の歴史
  5. 5京都・東寺のおすすめ見どころを紹介!真言密教とは?
  6. 6京都・東寺のおすすめ見どころを紹介!空海の教えとは?
  7. 7京都・東寺のおすすめ見どころを紹介!東寺の拝観料は?
  8. 8京都・東寺のおすすめ見どころを紹介!所要時間は?
  9. 9京都・東寺のおすすめ見どころを紹介!アクセス方法
  10. 10京都・東寺のおすすめ見どころを紹介!骨董市について
  11. 11京都・東寺のおすすめ見どころ1:金堂
  12. 12京都・東寺のおすすめ見どころ2:講堂
  13. 13京都・東寺のおすすめ見どころ3:立体曼荼羅
  14. 14京都・東寺のおすすめ見どころ4:御影堂
  15. 15京都・東寺のおすすめ見どころ5:南大門
  16. 16京都・東寺のおすすめ見どころ6:五重塔
  17. 17京都・東寺のおすすめ見どころ7:五大明王
  18. 18京都・東寺のおすすめ見どころ8:弘法大師像
  19. 19京都・東寺のおすすめ見どころ9:紅葉と桜のライトアップ
  20. 20観光の前に京都・東寺のおすすめ見どころを把握

京都・東寺の厳選おすすめ見どころや骨董市も紹介!

京都市南区に位置する歴史に彩られた寺院、東寺(教王護国寺)は、宝物も多数所蔵する真言宗の仏教寺院。本尊を薬師如来に持つ、由緒ある真言宗の総本山です。今回は、京都の重要な文化財として、世界遺産にもなっている京都・東寺の知られざる見どころや骨董市、気になる拝観料・所要時間に迫っていきます。

京都・東寺のおすすめ見どころを紹介!東寺(教王護国寺)とは?

京都の歴史ある重要文化財であり、市のシンボル的な存在として親しまれる東寺(教王護国寺)は、平安時代に生きた真言宗の開祖でもある「空海」ゆかりの寺院。

東寺真言宗の総本山として、日本で最初に建設された「密教寺院」として知られています。

京都の東寺は、平安京の安全を守る官寺として建てられましたがその後、弘法大師(こうぼうだいし)であった空海が天皇から譲り受け、庶民の深い信仰を集めるようになった場所です。

そのため「弘法大師の寺」として東寺は、現在も京都を代表する貴重な文化財であり、主要な観光名所として国内外から訪れる多くの観光客達を魅了しています。

毎月21日には「弘法大師の縁日」と称し、大勢で賑わうことで有名な京都・蚤の市が開催され、屋台だけでなく古着や着物、骨董まで揃うマーケットとして参拝で訪れた人々を楽しませています。

京都・東寺のおすすめ見どころを紹介!存在する2つの名称

京都にあるこの寺院は、「東寺」と「教王護国寺」という2つの名称を持っているためどちらが正しいのか迷われる方も多いはず。

実のところ、「弥勒八幡山総持普賢院」と「金光明四天王教王護国寺秘密伝法院」という長い正式名称も持っています。

「教王護国寺」とは、後者を略した宗教法人としての呼び名。京都の寺院内にある国宝や重要文化財を表す立て札にはこのように記されているのが多く見られます。

「東寺」という名称は、創建当時から使用されていたもの。当初は「東寺」と呼ばれていましたが、唐から密教を取得してきた空海はここを真言密教の根本道場とするために「教王護国寺」と改名したのだそうです。

現在でも寺院を一般的に指す場合や、通常の場合には「東寺」の名称の方が頻繁に使用されています。

京都・東寺のおすすめ見どころを紹介!東寺の歴史

時を遡ること平安時代、796年に平安京が京都に移されました。それに伴い、天皇の都で起きる災いや京都の戦乱を静めるため桓武天皇の神仏を敬う願いにより京都・東寺が建立されました。

823年には、嵯峨天皇より東寺を譲り受けた弘法大師である空海によって「教王護国寺」という名前に改められています。

創建当時、東寺には金堂と僧房しかありませんでしたが空海によって講堂や食堂、五重塔などが造営され、建造群が整えられていきました。

828年に日本で初めての私立学校を設立した空海は、身分の上下に関係なく知識や様々な思想を誰もが学ぶことのできる教育機関を目指しました。

平安の後期に京都の東寺は一時衰退、戦乱にも巻き込まれましたが、後白河法皇の皇女から莫大な荘園を寄増され織田信長や豊臣秀吉の援助もあり1603年に本格的な復興が実現したそうです。

京都・東寺にある五重塔も落雷によって焼失し、創建東寺の建物は残っていませんが、徳川家光によって1644年に再建がされています。

金堂や講堂、南大門や食堂など、建造物の大きさは平安時代の面影がまだ残されており1994年に晴れて「古都京都の重要文化財」として世界遺産に登録されています。

京都・東寺のおすすめ見どころを紹介!真言密教とは?

仏教に共通していることと言えば、釈迦による教えを学ぶという事ですが実は仏教には沢山の宗派が存在し、顕教と密教の2つに大きく分かれているのが特徴です。

「顕教」とは、経典による仏の教えが明確な言葉によって説かれているのが特徴で、生命を持つ全ての存在に解りやすく広く開かれた教え。ほとんどの宗教がこの「顕教」にあたります。

これに対し「密教」は、仏の心理は経典の言葉だけでは伝えられず仏の呪力を願う一種の儀式が必要とされています。

「真言密教」とは文字通り、真の明確な言葉では伝きれない秘密裏に行われる、閉ざされた教えを説くもの。つまり古代インドの文学語であるサンスクリット語の呪文が真言にあたります。

古代インドで使用されていた標準語であるサンスクリット語は、仏教だけでなくジャイナ教やヒンドゥー教の経典でも使用されている言語。

「真言密教」の呪文をサンスクリット語で唱える事により、この音色と呪文が持つ力が災いを取り除き幸福をもたらすと信じられています。

古代インドに起源を持つ曼荼羅には、主尊を中心として密教の経典の思想が模式的に表現されています。

京都・東寺のおすすめ見どころを紹介!空海の教えとは?

それでは弘法大師としての空海の教えとは一体そのようなものだったのでしょう?彼は、宇宙の真理を仏体化した仏である「大日如来」を崇めそれと一体になる事で、人は悟りに至る事ができると説いています。

つまり宇宙全体や世界と一体になった状態、修行者が行を行う事で肉身のまま究極の悟りを開いた状態である「即身成仏」(そくしんじょうぶつ)になることだと考えられています。

そのため空海は、真言宗を信じる者がそのような生活を目指す修行、三密行を実践していく事が大切だと説いています。

弱者を思いやる事を忘れず、自らの心をあるがままに知り、日々努力を怠らなければ、迷いから脱して真理を知る事ができるとしています。

京都・東寺のおすすめ見どころを紹介!東寺の拝観料は?

それでは、気になる京都・東寺の参拝時間や拝観料なども見て行きましょう。京都・東寺境内の門は通常、午前5時に開けられ、午後5時に閉められます。

通常と記載したのは、夜間の特別参拝などにより時間が変わることがあるためです。そして金堂と講堂、五重塔などは拝観する時間が別になっているのが特徴です。

五重塔の内部は、特別公開の時のみ拝観する事が出来、拝観開始は午前9時。拝観終了は午後5時となっていて、受付は午後4時30分で終了となります。

夜桜ライトアップの時間の入場開始は午後6時半。退場は午後9時半、受付は午後9時で終了です。

京都・東寺の基本拝観料は、金堂・講堂共に500円。観智院の拝観料は500円、3つ全ての共通券の拝観料は800円となっています。

1月1日から1月5日までの新春特別拝観の拝観料は、金堂・講堂・五重塔初層内部が800円。観智院が500円、共通券が1000円となっています。

1月6日から3月18日までの「京の冬の旅」五重塔特別拝観の拝観料は、金堂・講堂・五重塔初層内部が800円。観智院が500円。共通券が1000円となっています。

3月17日から4月15日までの夜桜ライトアップの入場券は500円。3月20日から4月26日までの春季特別公開の拝観料は、金堂・講堂が500円、宝物館が500円、観智院は500円、共通券は1000円となっています。

4月27日から5月25日までの春季特別公開(五重塔初層特別公開)の拝観料は、金堂・講堂・五重塔初層特別公開共に800円の拝観料です。

宝物館の拝観料は500円、観智院が500円、共通券は1300円となっています。最後に、9月20日から11月25日の秋季特別公開の拝観料は、金堂・講堂が500円、宝物館が500円、観智院が500円、共通券が1000円になっています。

京都・東寺のおすすめ見どころを紹介!所要時間は?

京都・東寺を参拝する際の平均所要時間は、通常の拝観であれば30分から1時間程の時間となっています。

しかし春と秋の特別公開期間中は観智院、宝物館などとあわせると1時間から2時間かけて参拝をされる方が多いようです。

一年を通じ、金堂、講堂の参拝時間は午前8時から午後5時までとなっていて受付が終了する時間帯は午後4時30分です。

大日堂に安置されている、御影堂の御本尊である「弘法大師坐像」の御開帳は毎朝6時からの生身供の間、そして毎月21日の御影供では終日、大日堂で御開帳しています。

京都・東寺のおすすめ見どころを紹介!アクセス方法

JR京都駅の八条口から京都・東寺までの徒歩による所要時間は、15分。1.1kmの距離で到着するため五重塔を目指されると良いでしょう。近鉄東寺駅からの徒歩による所要時間は10分です。

電車やバスでアクセスする方は、丹波橋駅で近鉄丹波橋駅に乗り換えるか、もしくは大宮駅で市バスに乗り換えるアクセス方法がおすすめです。

京都・東寺の周辺には、バス停が4箇所あるため使用するバスの系統によって最寄りのバス停を選んで向かうのが良いでしょう。

バス停は、東寺東門前、東寺南門前、東寺西門前、そして九条大宮にありますが京都の東寺に入場するためには正門にあたる南大門からの入場がおすすめです。

東寺東門から出た場合、東寺東門前バス停が左手に位置しているため207系統のバスで京都市街地に向かうのに適しています。このバス停には東寺餅のお店もあるそうです。

京都・東寺の東門には駐車場が用意されていますが、運が良くない限りなかなか駐車する事が出来ないため、自家用車での駐車場利用はあまりおすすめではありません。

京都・東寺の駐車場を利用する際の料金は、2時間で600円。それ以降は、1時間ごとに300円がかかり、骨董市の開かれる日は駐車する事が出来ません。

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京都・東寺のおすすめ見どころを紹介!骨董市について

神仏がこの世と「縁」を持つ日にちとされている縁日には大きな功得があると期待され、ここで毎月21日に開かれる縁日は弘法大師にちなみ「東寺・弘法市」と呼ばれています。

江戸時代には茶店だけでなく、植木屋や薬屋も出てくるようになったそうで現在の京都・東寺では多数の露天が立ち並ぶ縁日が開かれ、この縁日を目的として訪れる人々も多いのだそうです。

境内のすぐ横付近までずらりと並ぶこの骨董市や縁日の露店数は、1200から1300店ほど。古着や骨董を始めとする歴史を感じさせる物達がずらりと並んでいる京都の代表的な骨董市と縁日です。

この京都・東寺の骨董市の特徴は、通常のフリーマーケットとは違い一般の人の骨董市ではなく業者さん達が出店をしているというところにあります。

「東寺・弘法市」は毎月21日の朝5時頃から夕方の4時頃まで行われていますが、縁日の開店や閉店の時間帯は季節や天候、骨董市や縁日の出店者によっても変化するようです。

基本的に「東寺・弘法市」は、雨天決行ですが古着や骨董など雨に弱い商品が売られている骨董市のお店は開店休業状態という事もあるようです。

京都・東寺の骨董市の客層はとても幅広く、ご年配の方から若い人、外国人の観光客まで様々のようで、骨董位置や縁日は活気のある楽しい雰囲気に包まれています。第一日曜日には骨董市である「がらくた市」も開催されています。

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住所 京都府京都市南区九条町1
電話番号 075-691-3325

京都・東寺のおすすめ見どころ1:金堂

京都・東寺の本堂である金堂は、創建時の1486年には焼失したと伝えられ今日ある金堂は豊富秀頼が再建、1603年に完成した桃山時代の建造物で、国宝に指定されています。

この京都・東寺の金堂には、薬師如来坐像を中心として右には日光菩薩、左に月光菩薩が安置されています。

本尊の台座には、薬師如来を信仰するものを守護するとされている十二神将像が配置され、これら珠玉の作品は重要文化財に指定されています。

京都・東寺は創建当時から真言密教の寺院だったわけではなく当時は王城鎮護の寺院でした。薬師如来は現世での利益が強く多くの人を苦しみから救うと言われていて犠牲者の魂の鎮魂という意味でも力を発揮する仏だそうです。

京都・東寺のおすすめ見どころ2:講堂

空海が、自身の極めた真言密教思想を表現する場としたのがこの京都・東寺の講堂。彼が最も力を注いだ場所でもあり立体曼荼羅がある事で有名な場所です。

京都・東寺の講堂は、835年に着工され835年に完成しました。ここは1486年に起きた土一揆による火災で焼失したため現在の講堂は1491年に再建されたものだそうです。

この京都・東寺の講堂には純和風建築様式が採用され、国の重要文化財にも指定されています。

金堂が薬師如来を本尊としているのに対し、講堂は大日如来を中心として空海の理想であった密教尊が安置されているのが特徴です。

京都・東寺のおすすめ見どころ3:立体曼荼羅

京都・東寺にある立体曼荼羅とは、サンスクリット語で「円」や「本質」が音写されたもの。人々を救う為に大日如来が様々な姿に変身する事が体系的に表現されています。

この曼荼羅と呼ばれる物には、悟りの境地や宇宙感が描かれていて3Dで立体的に表現された曼荼羅が京都・東寺の講堂に存在しています。

京都・東寺では、空海の発案により如来像が5体、菩薩像が5体、明王像が5体、天部が2体、四天王像が4体の計21体によって表されています。

本尊を安置する場所の中央には大日如来、その東西南北には5体の如来像が安置され、この如来はサンスクリット語で真実から来たものの意味を持ち悟りを開いたものを表しています。

京都・東寺のおすすめ見どころ4:御影堂

京都・東寺の御影堂は大師堂とも呼ばれ、空海が住房として使用していた西院と呼ばれる一画に建つ住宅風の仏堂です。

この御影堂は、後堂、前堂、中門の3つの建物から構成され、密教寺院住房の古い形式の造りになっていて、御影堂の拝観料は無料です。

ここは空海の神聖な信仰の中心地、彼の気が漂うパワースポットとも呼ばれ、空海がまだ存在しているかの如く、生身供と呼ばれる一の膳、二の膳、お茶のお供えが現在でも続けられています。

御影堂の前堂には、空海の42歳の姿が刻まれた弘法大師坐像が安置されているのが特徴で、この地に建つ国宝の秘仏、不動明王像も空海の作品だとされています。

京都・東寺に建つ御影堂の不動明王は、厳重秘仏とされているため一般公開はされませんが年に数回のみ一般公開されるものもあるようです。

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京都・東寺のおすすめ見どころ5:南大門

本来、京都府東山にある寺院である三十三間堂の西門として建てられた八脚門がこの京都・東寺の南大門。1868年に焼失したため1895年に東寺の南大門として移築されました。

南大門は、国の重要文化財にも指定されている重要な門。幅は約18メートルで高さが約13メートル、東寺に存在する他の門よりも大きいため当時から最大の門とされています。

桃山形式の壮麗な門であるこの門に施された獣や鳥の彫刻などから、桃山建築の特色が伺え、南大門から北へ真っ直ぐに金堂・講堂・食堂が建っているのが特徴。

東には五重塔、西に権頂院、御影堂が建っていて、国宝と重要文化財を合わせ200点近くが所蔵されています。

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京都・東寺のおすすめ見どころ6:五重塔

京都・東寺の五重塔は東寺だけではなく京都の象徴となっているとても有名な塔。国宝にも指定されていて五重塔の中では日本一の高さを誇っています。

826年、空海は敷地内に五重塔を建設しようと試みましたが費用と人手不足のため順調に進まず、完成したのは空海が亡くなって半世紀経ってからの事でした。

京都・東寺の五重塔は落雷による焼失を3度も繰り返していますが、徳川家光が1644年に寄贈した物が残されています。

五重塔は、木材を堅く結合させない事で耐震構造がうまく取られているため地震による揺れを吸収、倒壊したことはありません。

五重塔とは本来、古代インドのお釈迦様の遺骨を納めた墓。このお墓を人々が崇められるよう高くしたのではないかと考えられています。

京都・東寺のおすすめ見どころ7:五大明王

密教彫刻の精粋と称される傑作、木造の五大明王像は、大日如来を中心として五智如来や五菩薩と共に講堂内に安置されています。

立体の曼荼羅である五大明王は、激しい怒りの表情を浮かべているのが特徴。不動明王を中心として、降三世明王、軍荼利明王、大威徳明王、金剛夜叉明王、計5体が配置されています。

これら五大明王は、仏ではなくインド神話の神々が仏教に入り仏となったもの。日本へこの明王を伝えたのが空海で、立体曼荼羅である五大明王は最も密教色が強い仏像群だとされています。

四隅に配置され、四方をそれぞれ守護しているのは四天王。この四天王も古代インドの神であったものを仏教に取り込んだもの。

四天王の天は、サンスクリット語で超人的な力を持つ神という意味。四天王の間には、梵天と帝釈天が配置され補修がかなり施されていますが、見る価値のある像ばかりが並んでいます。

京都・東寺のおすすめ見どころ8:弘法大師像

北側の礼堂とも言われる御影堂の奥に現存する最古の国宝は、弘法大師空海の坐像。木製の弘法大師空海の坐像は、1233年に運慶の4男である康勝により、一刀三礼(いっとうさんらい)という手法で作成されています。

一刀三礼(いっとうさんらい)とは、仏像を1彫りするごとに3度の礼拝をするというもの。康勝のその手法によりこの弘法大師空海坐像は心をこめて製作されました。

弘法大師空海は、この御影堂で講堂に祀る立体曼荼羅を構造し、造営工事の指揮をとっていたそうです。

御影堂にある建物は後堂、前堂、中門の3つから成る建物で構成されていて、軒周りは垂木(たるき)、屋根は桧皮葺(ひわだぶき)、建具は蔀戸(しとみど)、緑には高欄(こうらん)が巡らされています。

京都・東寺のおすすめ見どころ9:紅葉と桜のライトアップ

京都・東寺の見どころとしてもう1箇所見逃す事が出来ない美しい名所が、春と秋に開催される桜と紅葉のライトアップ。

昼間の桜も綺麗ですが、春に開催される夜のライトアップでは光によって金色の輝きを見せる五重塔をバックに樹齢120年の不二桜(八重紅枝垂桜)が幻想的で圧巻です。

春になると敷地全体がピンクに染まる敷地内の夜景も、秋には一面紅葉の赤色に染まり、京都の四季の移り変わりを色彩豊かな色合いで見せてくれています。

観光の前に京都・東寺のおすすめ見どころを把握

骨董市も開かれ、空海が密教の教えを取り入れて建設したという京都・東寺をご紹介してきましたがいかがでしたか?百日紅(さるすべり)や沙羅(しゃら)、蓮(はす)や楠(くすのき)といった草木が豊かに生い茂る境内、骨董市である弘法市には今日も多くの参拝者が訪れ、東寺が平安京の歴史を今に伝えています。

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