白壁土蔵群の「赤瓦」は倉吉のメイン観光スポット!おすすめの見どころを紹介!

鳥取県倉吉市にある白壁土蔵群は、昔商業地区として栄えた場所であり、その時に使われていた土蔵を利用してさまざまなショップやカフェなどが立ち並ぶ、倉吉の代表的な観光スポットとなっています。そんな白壁土蔵群へのアクセスや見どころなどについて紹介します。

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目次

  1. 1レトロな倉吉の白壁土蔵群を徹底解剖!
  2. 2鳥取県倉吉市の「白壁土蔵群」とは?
  3. 3白壁土蔵群の見どころ
  4. 4白壁土蔵群は「赤瓦」中心に観光しよう
  5. 5白壁土蔵群へのアクセス・駐車場情報
  6. 6白壁土蔵群の周辺観光スポット
  7. 7白壁土蔵群でゆったりと時の流れを感じてみよう

レトロな倉吉の白壁土蔵群を徹底解剖!

日本を旅するときの楽しみの一つが、「日本らしい」景色の場所を散策することという方は多いようです。鳥取県倉吉市にある白壁土蔵群も、まさにその「日本らしい」景色を楽しむことができる観光スポットとして人気が高い場所です。そんな白壁土蔵群のおすすめスポットなどについて紹介しましょう。

鳥取県倉吉市の「白壁土蔵群」とは?

白壁土蔵群は鳥取県倉吉市の新町1丁目、東仲町、魚町、研屋町周辺に位置します。ちょうど旧市街を流れる玉川という川沿いに白壁の土蔵が立ち並ぶ姿は、そのレトロな雰囲気から多くの観光客に人気となっています。小京都のような雰囲気もまた、特に女性観光客に人気となっているそうです。

歴史的な白壁が続く建造物群

もともと倉吉市は鳥取県の中部にあり、古代には伯耆国の国府や国分寺、国分尼寺が置かれていました。その後山名氏の守護所となり、打吹山城という城の城下にひろがったのが現在の倉吉市のもとになった町です。

江戸時代になると、いったんは倉吉藩が置かれますが、1632年に池田光仲が鳥取藩主になると、家老の倉吉荒尾氏の支配地となりました。そして倉吉は近隣の商工業の中心地として発展し、倉吉絣や千歯扱などの特産品が生み出されたのです。

この鳥取県倉吉市の打吹玉川地区は、打吹山城の城下町の中心地区として発展し、江戸時代には倉吉陣屋が北方に置かれました。そして江戸時代初期から大正時代にかけて商業地区として栄えました。これらの建造物のうちの約100棟が現存しており、白壁土蔵群を形成しています。

1998年、この地区は「倉吉市打吹玉川伝統的建造物群保存地区」という名称で、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されました。そして2010年には西側の地域も追加で指定され、現在に至っています。

現在は建物を利用したショップが並ぶ

白壁土蔵群のあたりにはかつて、造り酒屋や醤油屋などが立ち並んでいました。それが現在ではこの建物を利用する形で物産館や喫茶店などのショップやギャラリーなどに利用されています。ショップですからもちろん中に入って見ることができます。

また、このレトロな雰囲気から、映画やドラマのロケ地としてもよく使われています。中にはこの中にある民家などもありますが、そこにもそのことを示す写真などが掲示されています。これらを見て歩くのもおすすめです。

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白壁土蔵群の見どころ

それでは、白壁土蔵群の見どころについて紹介していきましょう。今述べたように、白壁土蔵群はそのレトロな雰囲気がおしゃれだということで、以前から映画などのロケ地になっていたのですが、近年ではアニメの聖地となったことで、聖地巡礼を楽しむ方にもおすすめの場所となっています。

白壁・赤瓦のレトロな街並み

まずは白壁土蔵群の街並みを歩いてみましょう。この白壁土蔵群の建物は腰廻り、つまり下のほうが杉の焼き板を縦目板張りにしており、上の方は漆喰の白い壁、そして屋根には赤瓦が使われています。白壁の土蔵そのものは日本各地にありますが、赤瓦の屋根というのは珍しいかもしれません。

この赤瓦の屋根は石州瓦と言い、島根県の石見地方で作られているものです。1600年ごろから作られていたと言われており、その大きな特徴として、焼成温度が1200度以上と高いことがあげられます。その結果凍害に強く、日本海側の豪雪地帯や北海道など寒い地域でのシェアが高いのです。

鳥取という場所の気候にあった材料を使って作られた土蔵が並ぶ姿は、今や鳥取の代表的な観光スポットの一つになりました。特に打吹公園通りと玉川の交わる場所はおすすめの撮影スポットでもあり、多くの観光客が足を止め、写真撮影を楽しんでいます。

また、上の方の漆喰は防水、下の方の焼き杉板は耐火と風雨に対する耐久性を高めるという役割があります。白壁土蔵群はただ見た目が美しいというだけではなく、鳥取という場所の気候や防災という観点でもよく考えられているのです。

「かおり風景100選」の醸造の香り

白壁土蔵群は2001年、環境庁が選定した「かおり風景100選」に選ばれました。これは日本全国にある自然や生活、文化に根ざした香りがある場所を100ヶ所選んだもので、白壁土蔵群は「酒と醤油のかおる倉吉白壁土蔵群」として、酒や醤油の醸造の香りで選ばれています。

先ほど紹介したように、白壁土蔵群のところは造り酒屋や醤油屋が立ち並んでいた場所でした。現在でも酒屋や醤油屋があり、醤油アイスクリームなどの新たな名産品も生み出されています。食べながらのんびり観光スポットの散策を楽しむのもおすすめです。

「ひなビタ」の聖地巡礼ができる

もう一つ、最近この白壁土蔵群に訪れる人の目的として挙げられるのが「聖地巡礼」です。人気のアニメなどの舞台となっている街をめぐる聖地巡礼は、各地で新たなブームを巻き起こしています。

「ひなビタ」という作品がそれなのですが、倉野川市という架空の市を舞台に、故郷の商店街を盛り上げようと少女たちがバンド活動をするという物語です。実際に公式サイトやブログなどで楽曲を作る様子やバンド活動の様子をリアルタイムで報告し、その曲は実際に配信されるという特徴があります。

今述べたように舞台である倉野川市そのものは架空の街なのですが、倉吉市と歴史的な背景、街並みなど共通点が非常に多く、倉吉市をモデルにしているのではとファンの間で話題となりました。そこで倉吉市は倉野川市と2016年、姉妹都市提携を結びました。

これは全国で初めて、架空の都市との間で姉妹都市提携を結んだものとなり、現在白壁土蔵群の中にある観光案内所に行くと、倉野川市の住民票を有料で発行してもらうこともできます。アニメなどが好きな方にはこの住民票もおすすめです。

白壁土蔵群は「赤瓦」中心に観光しよう

白壁土蔵群の中でもおすすめの観光スポットが「赤瓦」です。赤瓦は先ほど紹介したように白壁土蔵群に使われている瓦のことなのですが、建物そのものの名前としても使われています。赤瓦は十六号館まであり、いろいろなショップとして利用されているので、ぜひいろいろ見て歩くのがおすすめです。

赤瓦一号館はお土産処

赤瓦に行くなら、まず立ち寄りたいのが赤瓦一号館です。もともとは大正時代の醤油の仕込み蔵として使われていましたが、現在はお土産処となっています。鳥取観光に来た時にやはりお土産は外せないポイントなので、ぜひおすすめしたいスポットです。

中には鳥取、倉吉の特産品はもちろん、手作りアクセサリーやちりめん細工などの販売をする店舗が並んでいます。レトロな雰囲気と、こだわりのある商品を並べるショップは、なんとなく時間の流れもゆっくりしているようで、ほっこりした気分を味わうことができます。

ワイン蔵(赤瓦二号館)

先ほど、このあたりは「かおり風景100選」で醸造の香りがただよう場所ということで指定されたと述べました。一号館は醤油の仕込み蔵でしたし、後で述べるように日本酒のお店もあります。そして二号館はワイン蔵となっており、これまたおすすめの観光スポットとなっています。

ワインと言うと、フランスやイタリアなどが思い浮かびますが、ワイン蔵で扱っているのは日本、それも西日本で地元産のブドウを使って作っているワインです。500円を出すと、気になるワインの中から3種類を選び、テイスティングをすることができます。

中には鳥取で作られたワインもあるということなので、テイスティングしてみて、気に入ったならばお土産に購入することももちろん可能です。お土産探しのヒントにできそうです。

中野竹藝(赤瓦三号館)

赤瓦三号館は中野竹藝という竹細工の店舗です。特に丸い竹を割らずにそのまま曲げたり伸ばしたりと加工を加える「丸竹加工」は、世界に一つの技術と言われており、歴代の天皇にも献上されているとのことです。

竹細工ですからもちろん和風なものはあるのですが、それにとどまらずモダンな竹製品も多く作られており、インテリア商品やおしゃれなバッグなど、ここでしか手に入らないようなものがたくさんあります。ちょっとおしゃれなお土産を探している方にもおすすめです。

久楽(赤瓦五号館)

赤瓦五号館は「久楽」という喫茶店になっています。観光スポットを歩き回った疲れをいやすのにびったりでおすすめです。ランチ時ならば、一日20食限定の「ぴん麺」はいかがでしょうか。ぴん麺は野菜や豚や鶏から取ったコラーゲンと出汁がたっぷりのスープにきしめんが入っており、倉吉観光マイス協会認定の一品です。

うまみたっぷりのスープはコクがあるのにあっさりで、いくらでも食べられそうです。しかも面白いのはきしめんを食べ終えた後、雑炊も楽しめるというところです。ぜひおいしいスープを最後まで味わいましょう。

ランチの後はのんびりとコーヒーとスイーツもおすすめです。コーヒーは石臼を使って挽いた豆で淹れられているので深い香りが楽しめます。小豆と一緒にどうぞ。またシフォンケーキはシンプルなだけにその原料のよさが感じられ、心までほっこりします。

元帥酒造(赤瓦七号館)

なんと江戸時代の嘉永年間(1848年から1855年)に創業したという、古い歴史を持つ酒造会社です。1907年、後の大正天皇と東郷平八郎が倉吉を訪れた際、この酒蔵のお酒が献上されました。後に東郷が元帥の称号を得たことから酒銘を「元帥」にしたそうです。

赤瓦七号館に本店があり、そこには代表的なお酒が紹介されています。またここから車で5分ほどのところには酒蔵があり、酒造見学をすることも可能です(要予約)。白壁土蔵群は醸造のかおりがただよう場所ですが、まさにその通りの雰囲気を味わうこともできるスポットと言えるでしょう。

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白壁土蔵群へのアクセス・駐車場情報

それでは白壁土蔵群へのアクセスについて紹介しましょう。白壁土蔵群には公共交通機関を利用してアクセスすることも、車を利用してアクセスすることもできます。まずは公共交通機関を利用してのアクセスから紹介していきます。

白壁土蔵群があるのは鳥取県倉吉市です。最寄り駅はJR山陰本線「倉吉」駅となります。倉吉駅は倉吉市内にある唯一の鉄道駅であり、「スーパーはくと」の始発駅でもあります。そのため遠方からの場合、京都駅まで新幹線などでアクセスし、そこからスーパーはくとを利用して行くのがわかりやすいでしょう。

倉吉駅に着いたら、南口にあるバス乗り場からバスに乗ります。最寄りバス停は「赤瓦・白壁土蔵」で、2番乗り場から出ている西倉吉方面行の複数のルートを使ってアクセスすることが可能です。バスは12分ほど、バス停から白壁土蔵群までは5分ほどでアクセスすることができます。

車の場合、最寄りICは米子自動車道の「湯原」ICと「蒜山」ICとなります。ここからは車で40分ほどかかります。いずれのICも岡山県真庭市なので、多少時間はかかるかもしれません。

そして気になる駐車場ですが、白壁土蔵群の周辺には駐車場が複数あります。しかも無料の駐車場が多いというところがうれしいところです。最も大きな駐車場は白壁土蔵群まで1キロほどありますが、収容台数が多く、混雑が見込まれる時でも心配なく駐車できますし、もっと近いところにもいくつもあります。安心して利用することができるでしょう。

白壁土蔵群の周辺観光スポット

それでは、白壁土蔵群の周辺観光スポットを最後に紹介しましょう。白壁土蔵群は先ほど述べたように、十六号館まであるため、先ほど紹介したお店の他にも見どころが多くあります。

赤瓦のすぐそばにある西町から魚町にかけての600メートルほどの通りは、「倉吉レトロまちかど博物館」となっています。江戸時代から昭和にかけての懐かしい品々をショーウィンドーや店先に展示しており、町並みがそのまま歴史を伝える博物館となっています。

江戸時代などのまさに歴史の教科書に出てきそうなものはもちろんですが、ついこの前まで使われていたけれども、いつの間にか周りで見ることがなくなったというようなものもあり、懐かしい気分にさせてくれるところもあります。白壁土蔵群とセットでぜひ見ておきたい観光スポットです。

また、桜の時期に倉吉を訪れるのであれば、白壁土蔵群から徒歩で5分程度のところにある打吹公園(うつぶきこうえん)がおすすめです。先ほど少し触れましたが、後の大正天皇行啓の際に宿泊地とするために整備された公園で、日本さくら名所100選に選ばれている、山陰地方の代表的な公園です。

打吹公園には倉吉博物館や倉吉歴史民俗資料館、さらに打吹城址もあり、桜はもちろん見どころも多い場所です。見ごろの時期は3月下旬くらいからで、夜桜も楽しめるほか、桜祭りも行われます。また桜の後はGW前後を中心につつじも美しく、見ごたえがあります。

白壁土蔵群でゆったりと時の流れを感じてみよう

白壁土蔵群に来ると、昔のゆったりとした時の流れが今もそのままに感じられます。どこからともなく感じるお酒や醤油などの醸造のかおりは、そののどかな雰囲気をさらに強く感じさせてくれるのではないでしょうか。ぜひ白壁土蔵群で倉吉のお土産や名産品を楽しみながら、のんびりゆったりとした時間を過ごしてください。

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この記事のライター
茉莉花

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