医王山登山ガイド!おすすめのルートやとんび岩の鎖場など見どころも紹介!

石川県金沢市と富山県の境にある標高939mほどの医王山(いおうぜん)は、登山初心者にもとてもおすすめの穏やかな山です。今回は、医王山のルートや人気の見どころを紹介します。初心者が日帰りでき、温泉や金沢観光もできます。ぜひ訪れてみてください。

医王山登山ガイド!おすすめのルートやとんび岩の鎖場など見どころも紹介!のイメージ

目次

  1. 1石川と富山にまたがる「医王山」をご紹介!
  2. 2医王山に関する主な歴史
  3. 3医王山は登山初心者にもおすすめの人気の山
  4. 4医王山の見どころ
  5. 5医王山のおすすめ登山ルート
  6. 6医王山登山口のアクセス
  7. 7医王山周辺のおすすめ日帰り温泉
  8. 8登山初心者でも楽しめる「医王山」に登ろう!

石川と富山にまたがる「医王山」をご紹介!

医王山(いおうぜん)は、石川県金沢市と富山県南砺市にまたがる山です。山というよりも山塊と呼ばれています。

標高は、939mあります。周辺に白兀山、奥医王山及び前医王山などがあり、それらをまとめて医王山と呼ぶようです。また、石川県では白兀山が頂上だと考えられており、白兀山の頂上付近から20kmほど離れた金沢市街を見ることもできます。

医王山の名前の由来

ここでは、医王山の名前の由来を紹介します。医王山は、薬草が多いことからこの名前が付けられたようです。長い間、ヨーゼンとも呼ばれていたようです。

また、石川県の白兀山には古くから薬師如来薬草が多く、大医王仏とも呼ばれる薬師如来が祀られ修験道に基づく医王権現が本地仏となっています。たのでこの名前がついたという説もあるようです。さらに、全国に医王権現社があり、医王神社、医王山神社と呼ばれています。

薬草の伝説

実際に、722年、泰澄大師が当時の元正天皇にこの山の薬草を献上したところ大病が完治したということです。

その際に泰澄に神融法師の称号が贈られ、この山は医王山という名前が付けられました。しかし、もともとは唐の育王山から育王山とも呼ばれていたようです。

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医王山に関する主な歴史

石川県と富山県にまたがる医王山は、719年(養老3年)、1200年前ほど前に、泰澄大師が開山したといわれています。

初めは唐の育王山からとって育王山と命名されたようですが、その後、先ほども紹介しました「医王山」という名前になり、藩政時代は前田家により入山禁止となり、医王石(戸室石)の取引にのみ立ち入りが許されたようです。さらに、1934年(昭和9年)、室生犀星の小説『医王山』で有名になりました。

医王山は登山初心者にもおすすめの人気の山

石川県と富山県をまたぐ医王山は、先ほども紹介しましたが、標高は939mほどなので、登山の登山の初心者でも上りやすい山として人気があります。

また、大沼(おおいけ)・三蛇ヶ滝・鳶岩(トンビ岩)などの美しい見どころがあり、日本三百山及び新・花の百名山にも選ばれています。さらに、サンショウウオも生息する自然が人気です。

さらに、1947年(昭和22年) 第2回国民体育大会で、国体として初めての登山競技がこの医王山で行われています。このように、医王山は登山しやすく、初心者にも人気のある山だといえます。

医王山の山開き情報

石川県と富山県にまたがる医王山は冬季には閉鎖されます。また、山開きは4月29日ごろになっています。

山開き後も、雨天や足元がぬかるんでいる場合も、非常に危険だと言われている山ですので注意してください。

また、後ほど紹介しますが、アクセスで医王山ビジターセンター駐車場を利用する場合、5月末まで道路の舗装工事をしているようです。事前に周辺情報を確認してみてください。

医王山の見どころ

ここでは、石川県と富山県の県境にある医王山の見どころを紹介します。医王山には、白兀山(しらはげやま)という、特に石川県では医王山の山頂として人気の場所があります。その他、その登山中の見どころとして黒瀑山、鷲の巣岩、鳶岩の鎖場などの登山の要所や見どころがあります。

見どころ①白兀山

白兀山は、石川県側での医王山の呼び方で、医王山として複数ある山塊の1つです。先ほども紹介しましたが、医王山は、奥医王山、前医王山、白兀山、という山塊の総称となっています。

口コミでは奥医王山、鳶岩、白兀山など、場所に寄りそれぞれに特徴がありますが、白兀山周辺は比較的上りやすいようです。

白兀山の展望台

白兀山には展望台があり、周囲がぐるりと360度、遠く金沢市街も見渡せるようになっています。

金沢市街は頂上の数十m手前から見えるようです。また、頂上付近は植物の生えない岩山なので、見通しも良く、「白ハゲ山」と呼ばれるのもこのためだといいます。

白兀山の登山ルート

堂辻登山口から鳶岩、白兀山と進むと所要時間は3時間ほど、お昼休憩後に菱広峠、奥医王山まで下山すると所要時間は1時間程度なので初心者にも人気のようです。菱広峠からは奥医王山ま20分ほどで移動できます。

石川県で白兀山といえば医王山の頂き。白兀山トレッキングコースとも呼べる、子どもも登れる登山道があり、休憩所やトイレもあるため登山しやすく、さほど危険な場所も無いようですが、ぬかるみなどには注意が必要です。

見どころ②黒瀑山

黒瀑山周辺では珍しい地層を見ることができます。広く一帯に見られ、福井県の丘陵地まで続く大きなものもあり、古い火山岩が主だといわれています。現在の姿は古来の姿とは大きく異なるそうです。北陸では恐竜の化石も複数確認されています。ぜひ、古来に思いをはせ、観察してみてはいかがでしょうか。

見どころ③鷲の巣岩

鷲(わし)の巣岩には穴が開いており、鷲が巣をつくっていたそうです。そのため、このように命名されました。高さ約14.4m、幅9mほどの岩石です。医王山の見どころの1つです。現在、巣をつくっているという情報は見つかりませんでしたが、時間があればじっくりと鷲を探してみてはいかがでしょうか。

見どころ④鳶岩の鎖場

鳶岩(とんびいわ)を紹介します。鳶岩は医王山の最大の見どころであり、最大の危険個所です。鳶岩からは白兀山へ縦走路が少し続きます。

鳶岩は、大きな岩が鳶のくちばしのように見えることから名づけられたと言われています。また、その真下には、大沼(おおいけ)と呼ばれる池があり、人気の場所となっています。付近に大沼休憩所もあります。

大沼は神秘的な雰囲気で、真ん中に座禅石と呼ばれる巨石があります。しかも、池にはサンショウウオも生息しています。

見どころ⑤大沼

大沼(おおいけ)は、先ほども紹介しましたが、鳶岩の鎖場の真下にあります。鳶岩と大沼は、126mほどの高低差があり、鳶岩の危険な姿と対比するかのような静かで神秘的な姿になっています。また、大沼から鳶岩までよじ登ることもできるようですが、注意して登ってみていただければ幸いです。

大沼の特徴

先ほども紹介しましたが、大沼の中央には15平方メートルほどの石があります。これは座禅石と呼ばれています。水草や木々が映り込んだ水鏡が楽しめます。

また、サンショウウオの生息地として知られていますが、北陸にサンショウウオが生息するのは珍しいようです。

見どころ⑥三蛇ケ滝

三蛇ケ滝(さんじゃがたき)は、鳶岩の東にある滝で、高さは15mほどあります。また幅は3.6mほどあります。

この三蛇ケ滝にもサンショウウオが住んでいます。とても小さな赤ちゃんのサンショウウオを手に取ってみることもできますが、天然記念物なので注意して触ってみてください。

見どころ⑦「カニの横這い」と呼ばれる長い鎖場と谷

「カニの横這い」と呼ばれる長い鎖場、その下の谷も見どころです。山にはブナ、楓、ホウなど、自然林の樹木も見どころですが、非常に生き生きとしていて、生育環境が良さそうだという口コミもありました。また、麓の森林は植林されているため、この自然林とは生育状況が異なるようです。

医王山のおすすめ登山ルート

ここでは、医王山のおすすめ登山ルートを紹介します。医王山のおすすめ登山ルートには2つあり、登山経験者向けと、初心者向けのものがあります。経験者向けのものは、鳶岩の鎖場を通るコースです。しかし、鳶岩の鎖場を通らなくても鳶岩を見ることができる登山初心者におすすめのコースもあります。

【定番ルート】鳶岩の鎖場ルート

ここでは、定番ルートの鳶岩の鎖場ルートを紹介します。登山経験者に人気のルートは鳶の鎖場で鎖を伝っていくものです。傾斜は45度以上あり、ほぼ垂直の場所もあります。

ぼこぼことした岩肌をよじ登っていきます。この岩場は流紋岩と呼ばれています。また、ぬかるんでいる場合は経験者でも非常に危険です。高さは80mほどあります。角度も距離も、日本一という口コミもあるほどの難所です。

【初心者向け】鳶岩迂回ルート

鳶岩を迂回するルートを紹介します。鳶岩は鎖場を伝って登らなくても、周辺から楽しめます。

子どもさんの場合や、足元がぬかるんでいる場合はこちらがおすすめです。また、先ほども紹介しましたが、鎖場は日本一という人もいるほど、急斜面で距離のある岩場です。経験者におすすめです。

医王山登山口のアクセス

金沢駅東口6番乗り場から路線バスで行くこともできますが、医王山は人気のスポットで、現地に駐車場もあります。

ここでは、医王山ビジターセンター、および医王山スポーツセンターの駐車場の駐車場を紹介します。工事の情報も参考にしてみてください。

医王山ビジターセンターの駐車場

医王山ビジターセンターは、医王山の大池平国民休養地を指します。こちらは、医王山の東、金沢市中心部から20kmほどの場所にあります。

医王山ビジターセンターの駐車場に至る林道で工事が行われています。5月末までに工事は完了するそうですが、確認してから行ってみてはいかがでしょうか。

休館の場合もありますが、休館でもトイレや休憩所は使用できるので便利です。開館期間は5月1日から11月30日まで、午前9時から17時までで、平日は15時までなので注意が必要です。また、休館日は月曜日で祝日の場合は翌日が休館日となります。

住所 石川県金沢市鞍月1-1
電話番号 076-225-1479

医王山スポーツセンターの駐車場

医王山スポーツセンターは、運動施設ですが、バーベキュー設備や宿泊設備もあります。こちらの駐車場から医王山へのアクセスも良いという口コミがあります。

ただ、スポーツセンターの利用客が優先になります。利用の際には施設の利用者を優先するよう注意しましょう。

住所 石川県金沢市田島町
電話番号 076-229-1591

登山口は「堂辻」

医王山の登山口は「堂辻」です。堂口は、道の駅「井波」から車で一時間ほどの場所にあります。堂辻は、すでに標高が750mほどの場所にあるようですが、そこから見ると、先ほども紹介しました白兀山は950mほどの場所なのであと200mほどになります。

その間に大沼や三蛇ヶ滝(標高500m)、さらに鳶岩(標高650m)があり、起伏の多いルートが楽しめます。堂辻から白兀山までは直線距離で4.5kmほどの距離になります。また、登山口の堂辻の付近に「国見ヒュッテ」があるので、こちらで休憩したり分からないことを質問したり確認してから登山するのがおすすめだという口コミがありました。

医王山周辺のおすすめ日帰り温泉

医王山周辺のおすすめ日帰り温泉を紹介します。医王山周辺では、人気の温泉がいくつかあります。富山県側にも金沢県側にもあります。

眺めの良い露天風呂や、とても静かな森林の中にある場所など、医王山ならではの環境で温泉を堪能してはいかがでしょうか。

ぬく森の郷

ぬく森の郷を紹介します。ぬく森の郷は、富山県側にある温泉で、眺めの良い露天風呂が人気の温泉です。登山の後も天候がよければ、露天風呂も楽しむのはいかがでしょうか。

施設には、エステやレストランもあります。地元民で平日も混雑しているようですが、それだけ人気のある温泉です。ぜひ、休憩してみてください。

住所 富山県南砺市小又311
電話番号 0763-58-8008

法林寺温泉

法輪寺温泉は、北陸自動車道小矢部ICから15分ほどの場所にある山あいの温泉です。森林の間の非常に静かな場所にあり、とても人気があるようです。内部は清潔感があり、シャンプーなども付いていて、天然温泉で疲れもとれそうです。プールのような形状の湯船になっています。檜の露天風呂もあります。

住所 富山県南砺市法林寺4944
電話番号 0763-52-4251

アローザ温泉・野草の宿「来夢」

アローザ温泉・野草の宿「来夢(くるむ)」も富山県の温泉です。比較的新しい施設で、スキー場の前にあり、宿泊施設や宴会プランもあるので、グループや家族での利用もおすすめです。また、金沢観光にも便利な場所にあります。登山の経験者も初心者も、良い温泉があれば登山もより一層楽しめそうです。

住所 富山県南砺市才川七荒山9-5
電話番号 0763-55-1236 

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登山初心者でも楽しめる「医王山」に登ろう!

石川県と富山県にまたがる医王山の登山情報はいかがでしょうか。医王山は、登山の初心者でも上りやすい山ですが、見どころや景勝地もあり、人気でです。

また、標高が900mほどなので、日帰りもできます。さらには、山塊となっており、車や周辺施設を利用しながら複数の山塊を縦断したりする形で登山を堪能できます。

また、医王山は金沢市から20kmほどの場所にあるので日帰り後に観光もでき、下山後の温泉も人気です。自然散策や風景、レジャーや温泉まで堪能できる医王山にぜひ一度、気軽に足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

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この記事のライター
ISMY

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