京都・妙覚寺の拝観料や拝観時間は?御朱印や見どころをガイド!

京都にはたくさんの寺社仏閣がありますが、今回は京都府京都市上京区にある日蓮宗の本山「妙覚寺」をご紹介します。妙覚寺は、戦国武将と深いつながりを持つお寺で、建築やお庭など見どころが満載です。また、紅葉の穴場スポットとしても人気があり多くの参拝者を魅了しています。

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目次

  1. 1織田信長ゆかりの寺「妙覚寺」をご紹介!
  2. 2妙覚寺とは?
  3. 3戦国武将と深いつながりを持つ妙覚寺
  4. 4妙覚寺の見どころ
  5. 5妙覚寺最大の見どころは四季折々の「庭園」
  6. 6妙覚寺は紅葉ライトアップ特別拝観が人気
  7. 7妙覚寺の御朱印情報
  8. 8妙覚寺の基本情報
  9. 9妙覚寺のアクセス
  10. 10妙覚寺は京都のおすすめ穴場紅葉スポット!

織田信長ゆかりの寺「妙覚寺」をご紹介!

京都の寺社仏閣の中ではあまり知名度は高くないながらも、ぜひ足を運んでほしいお寺が「妙覚寺」です。妙覚寺は、名だたる戦国武将と深い関係があり、織田信長にもゆかりのある日蓮宗の本山です。今回は、妙覚寺のおすすめの見どころやアクセス情報に合わせて、近年注目を集める御朱印についての情報もご紹介します。

妙覚寺とは?

妙覚寺は、京都御所や北野天満宮のある京都府京都市上京区にある日蓮宗の本山です。日蓮宗京都十六本山のひとつで、北龍華(きたりゅうげ)とも呼ばれています。

妙覚寺の山号は具足山(ぐそくざん)といいます。具足山とは、日蓮宗の開祖・日蓮の孫弟子の日像(にちぞう)によって開山されたお寺のことです。妙覚寺の他に、妙顕寺、立本寺があり、これらを合わせて「龍華の三具足(りゅうげのみつぐそく)」と言われています。

妙覚寺は、室町時代の1378年に日像の法孫である日実によって四条大宮に創建されました。日実は、もともと妙顕寺の僧でしたが、寺院内の後継問題などの対立により妙顕寺を離れます。その後、信徒であった豪商・小野妙覚の外護により邸宅内に寺を建立しました。これが、妙覚寺の始まりとされています。

実質的な創立者は日実なのですが、妙覚寺によると日像を開山、日実を4世とし、開基は小野妙覚と発表しています。

妙覚寺は、これまでに大火や戦国の乱により焼失しながらも、再建や幾たびの移転を繰り返し、1583年の豊臣秀吉による洛中寺院整理令後の都市改造によって、現在の京都府京都市上京区に移転してきました。妙覚寺は、室町時代から江戸時代まで、戦国武将と深いつながりを持つお寺のひとつと言われています。

戦国武将と深いつながりを持つ妙覚寺

妙覚寺は、室町幕府13代将軍足利義輝や伊達政宗などの名だたる武将の宿所にもなっていました。中でも、織田信長とは特につながりが深く、織田信長は上洛する際に妙覚寺を定宿としていたことで有名です。

織田信長と言えば本能寺のイメージが強いですが、本能寺よりも妙覚寺のほうが関係が深いと言われています。それは、織田信長が20数回京都を訪れたうち本能寺での宿泊はわずか3回、妙覚寺には18回も宿泊していることや、妙覚寺にて千利休を茶頭とした大茶会を催したことから、いかに妙覚寺をご贔屓にしていたかが伺えます。

織田信長ゆかりのお寺と言われるのは、これだけではありません。1582年に起きた本能寺の変では、信長の嫡男である信忠が妙覚寺を宿にしていました。明智光秀の謀反を知り、信忠は明智勢を討つべく二条御所へ向かったが果たせず自害しました。 

本能寺の変によって、妙覚寺は、焼失したとも無傷であったとも言われ諸説ありますが、歴史に残る事件とも深くつながりのあるお寺であることには間違いありません。

また、妙覚寺とつながりが深かったのは、戦国武将だけではありませんでした。妙覚寺は、室町時代中期から江戸時代末期まで活躍した専門画家集団「狩野派」の菩提寺でもあり、敷地内に狩野元信を始めとした狩野派のお墓があることでも知られています。

妙覚寺の見どころ

それでは、ここからは妙覚寺の見どころをご紹介していきましょう。現在の妙覚寺は、江戸時代の1788年の天明の大火後に再建されたものです。見どころはいくつもありますが、ここではおすすめの見どころを4か所ご案内します。それが、大門(表門)、本堂、華芳堂、庭園です。

おすすめの見どころ4か所のうち、大門(表門)、本堂、華芳堂は、いずれも京都府有形文化財に指定されています。それでは、それぞれを詳しく見ていきましょう。

見どころ①大門(表門)

妙覚寺のおすすめの見どころ1つ目は、大門(表門)です。大門(表門)は、豊臣秀吉が1590年に建築した聚楽第(じゅらくだい)裏門を、江戸時代になった1663年に移築したものと言われています。数少ない聚楽第建築の残存物のひとつとされ、西本願寺の飛雲閣、大徳寺の方丈・唐門などと共に、貴重な歴史建築となっています。

聚楽第とは、秀吉が京都の内野に建てた大邸宅のことです。街なかに建築された大邸宅といっても、周りには堀を巡らせた一種の城のような役割でもありました。

そのため大門(表門)には、城門特有の両潜(りょうくぐり)扉があります。これは、梁の上の空間に伏兵を潜り込ませるために造られています。建築史においても興味深い建築といわれており、じっくりと見学するのがおすすめです。

見どころ②本堂

妙覚寺のおすすめの見どころ2つ目は、本堂です。本堂は、境内の西側にあり、釈迦如来と多宝仏を安置しています。また、本堂前には、美しい庭園が広がり妙覚寺の最大の見どころとなっています。力強く佇む本堂から美しい庭園を見ると、心が静まり日常の喧騒を忘れさせてくれます。

また、妙覚寺の本堂は、同じく境内にある祖師堂と間違われやすいので気をつけてください。本堂と祖師堂は、渡り廊下で繋がっていて、庭園横にあるのが本堂です。

しかし、祖師堂も京都府指定有形文化財で立派な建築なので、ぜひ合わせて参拝するのがおすすめです。祖師堂には、日蓮上人坐像、日朗上人坐像、日像上人坐像が祀られています。

見どころ③華芳堂

妙覚寺のおすすめの見どころ3つ目は、本堂奥にある華芳堂です。華芳堂は、安土・桃山時代に建てられたといわれており、山内で最古のものです。華芳堂内には、木造の多宝塔「華芳宝塔」があり、その中の石塔には、日蓮上人が比叡山華芳谷定光院で修行中に書写したとされる自筆の法華経が納められています。

華芳宝塔の扉絵は、狩野派の絵師によって描かれている点もおすすめの見どころのひとつです。

妙覚寺最大の見どころは四季折々の「庭園」

最後にご紹介する妙覚寺おすすめの見どころは、庭園「法姿園」です。法姿園は、本堂前にあり、妙覚寺で最も見ごたえのあるスポットになっています。妙覚寺の庭園は、苔地に楓を植えただけの自然庭園です。

「法姿園」の名前は、法華経の「諸法実相」から名づけられたとされています。「諸法」とは、この世の全ての出来事を指し、「実相」とは、本来の姿を意味しています。つまりは、この世の出来事すべての物が本来のあるがままで素晴らしい」という教えです。今この時を生きる大切さを説いています。

法姿園では、四季折々の素晴らしい景色を見ることができます。春の桜、夏の青もみじ、秋の紅葉と参拝者を1年を通して目でも楽しませてくれます。特に京都の春や秋は、どの観光地も桜や紅葉見物の観光客でごった返しますが、法姿園は穴場のスポットとして知る人ぞ知る名所となっています。

期間限定で特別拝観も行われているので、ぜひ足を運ぶことをおすすめします。四季によって表情を変える姿は、時を超えて参拝者を魅了し続けています。それでは、季節ごとの見どころをご紹介していきましょう。

春の桜

春の桜の季節には、枝を大きく広げた桜が妙覚寺の参拝者を迎えてくれます。最も見応えがあるのが大門前に咲き誇る枝垂桜です。こちらは庭園内に植えられたものではありませんが、外からも庭園側からも桜を見ることができます。

妙覚寺には、大門前に枝垂桜と八重桜が植えられてます。例年3月末~4月上旬が見頃です。大門近くまで枝を大きく広げて咲き誇る姿は、見とれるほどの美しさと力強さが感じられます。他にも、境内奥の塔頭「善明院」に紅枝垂桜を望むこともでき、見応えがあります。撮影スポットとしても人気です。

夏の青もみじ

夏の法姿園は、もみじが青々と広がる庭園をとなります。4月下旬から5月ごろには、新緑特別拝観が行われ、多くの参拝客でにぎわいます。眼下には苔地が、視線を上げると生命力あふれるもみじの葉が広がります。夏の暑い日にも、涼しさを感じるような爽やかな空間が広がります。

2019年の新緑特別拝観は、5月1日~5月31日までです。拝観時間は、9時~15時半(受付は15時まで)、拝観料は800です。

秋の紅葉

妙覚寺の庭園「法姿園」が、最も注目される季節が紅葉が美しい秋です。妙覚寺は、京都の紅葉スポットの中でも穴場の見学スポットなので、静かにじっくり紅葉を堪能したい方にぴったりです。赤や黄に染まったもみじは、儚さと共に優美な姿を見せてくれます。

紅葉シーズンである11月ごろには、秋季特別拝観が行われます。2018年は、11月1日~11月30日に開催されています。拝観時間は、9時~15時半(受付は15時まで)、拝観料は800円です。

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妙覚寺は紅葉ライトアップ特別拝観が人気

秋の紅葉シーズンには、昼間に行われる特別拝観の他に、夜間の紅葉ライトアップの特別拝観も開催されています。夜の紅葉ライトアップ特別拝観は、特に人気が高く、年々訪れる人が増えています。しかし、有名な京都の観光地に比べるとゆっくりと紅葉を楽しむことができます。

妙覚寺紅葉ライトアップ情報

妙覚寺の紅葉ライトアップは、昼間の特別拝観とは日程が異なるので注意してください。2018年の紅葉ライトアップ特別拝観は、11月10日~12月2日に開催されています。拝観時間は18時~20時で、拝観料は800円です。20時半には閉門するので、早めに行ってじっくり鑑賞するのがおすすめです。

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妙覚寺の御朱印情報

寺社仏閣に参拝に行くといただける御朱印が近年注目を集めています。若い女性が御朱印帳を片手に参拝する姿も珍しくありません。御朱印とは、寺院や神社に参拝していただくことができ、御朱印帳に御宝印や社名を朱印で押したものに加え、御本尊名や社名などが墨書きされたものです。

もともと、御朱印は、お寺で写経をして奉納した証としていただけるものでしたが、現代では参拝をすることで気軽にいただくことができるようになりました。

妙覚寺でも、参拝の証に御朱印をいただくことができますので、その情報を詳しくご紹介していきましょう。

御朱印の種類

妙覚寺では、参拝の証として御朱印と御首題の2種を授与しています。御朱印帳には御朱印を、御首題帳には御首題をいただけます。御朱印には、「合掌」とかかれ緑色の社名印が押されます。妙覚寺の御朱印は、よく見かける御朱印とは少し趣が違います。もし朱の社名印を求めているならば、御首題をいただかなければなりません。

御首題とは?

御首題とは、日蓮宗の寺院において参拝の証として授与されるものです。他の宗派の御朱印とは趣が異なる日蓮宗だけのものです。御首題は、中央に日蓮宗独特の美しいひげ文字で書かれた「南無妙法蓮華経」という題目と、社名や日付、朱の印などが押されます。

御首題は、最近では「合掌」と「南無妙法蓮華経」と書かれた見開きでもいただけるようになりました。見開きで授与いただける寺社は、なかなかないので貴重です。妙覚寺に参拝の際は、御朱印とは違う御首題をいただいてみてください。

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妙覚寺の基本情報

妙覚寺の見どころや御朱印に続いて、妙覚寺の基本情報をご案内します。妙覚寺は一般公開されているので、拝観時間内は自由に見学することができます。拝観時間は9時~16時半です。

妙覚寺では、大門などの見学は無料ですが、本堂や庭園内は拝観料500円が必要となります。拝観料を払い本堂に入れば、お茶やお茶菓子をいただきながらゆっくりと参拝ができます。

注意したいのが、まれに法要や行事などで閉まっている場合があることです。特別参拝の期間においても、拝観休止日になっている日もあるので気をつけてください。参拝日程が決まったら、事前に電話連絡をして確認するのがよいでしょう。

住所 京都府京都市上京区上御霊前通小川東入下清蔵口町135
電話番号 075-441-2802

妙覚寺のアクセス

最後に、妙覚寺へのアクセス情報をご案内します。妙覚寺は、京都観光で回りやすい中心部にあり、様々な方法で行くことができて便利です。おすすめは、京都御所などと組み合わせて参拝するルートです。それでは、公共交通機関や車で行く場合のアクセス方法を見ていきましょう。

電車でのアクセス

まずは、電車でのアクセス方法です。電車の場合は、市営地下鉄烏丸線を利用します。妙覚寺の最寄り駅「鞍馬口」で下車します。鞍馬口からは、徒歩でアクセスします。鞍馬口駅から西方向へ徒歩約10分です。

鞍馬口駅から妙覚寺へは、住宅街を通ってアクセスします。この道は少し複雑な順路になるため、スマートフォンのナビアプリなどを利用してアクセスするのがおすすめです。

バスでのアクセス

妙覚寺へバスでアクセスする場合は、京都府の市営バスを利用します。堀川通を南北に走るグリーンのバスが目印で、9号、12号、67号系統のバスに乗車します。

京都駅からアクセスする場合は、9号系統に乗車すれば乗り換えなしで行くことができます。また、どの系統番号も二条城前から発着しているので12号、67号系統に乗車した場合は、二条城前で乗り換えてください。

妙覚寺の最寄りのバス停は、「天神公園前」または「堀川寺ノ内」です。「天神公園前」で下車した場合は、「上御霊前通り」を東へ徒歩2分ほどです。「堀川寺ノ内」で下車した場合は、「寺之内通り」を東へ進み左折して「上御霊前通り」に入り東へ進みます。「堀川寺ノ内」停留所からは、徒歩8分ほどです。

車でのアクセス

車でアクセスする場合は、タクシーかレンタカーを利用します。車の場合は、時刻表などの時間に左右されることなく好きな時間に出発でき、目的地の目の前まで行けるのが利点です。京都駅から妙覚寺は約25分ほどでアクセスできます。

タクシーを利用する場合は、京都駅から乗車するのがおすすめです。京都駅前には、たくさんのタクシーが待機しています。慣れない道も、ドライバーが迷わず目的地へ連れて行ってくれるので利用価値大です。

レンタカーを利用する場合は、京都駅から「塩小路通り」を西へ進み、「堀川通」の大通りへ入り北へ進みます。「上御霊前通り」を東へ進めば妙覚寺です。難しい経路ではありませんが、京都市内は路地が細く一方通行の道も多いので、気をつけて運転してください。

妙覚寺の駐車場

車でアクセスした場合は、妙覚寺の本堂裏手にある駐車場を利用することができます。参拝者用の無料駐車場が10台分完備されています。すべてが埋まっているということは少ないですが、もし満車の場合は近くのコインパーキングを利用しましょう。また、参拝を終えたら次の参拝者のために速やかに車を移動させることを心掛けてください。

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妙覚寺は京都のおすすめ穴場紅葉スポット!

今回は、京都の日蓮宗本山「妙覚寺」をご紹介しました。最大の見どころでもある庭園「法姿園」は、1年を通して美しく、京都の穴場のおすすめスポットです。特に紅葉シーズンには、ゆっくりと庭園の紅葉が楽しめると人気があります。妙覚寺には見どころがたくさんあるので、ぜひ京都へ来た際には参拝に訪れてみてはいかがでしょうか。

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この記事のライター
shoka

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