百舌鳥古墳群がいよいよ世界遺産登録?観光の見どころやモデルコースも紹介!

観光スポットが盛りだくさんの大阪に新たなおすすめ観光スポットが誕生しようとしています。それが百舌鳥古墳群です。2019年7月に世界遺産に登録されることがほぼ確実なこの観光スポットについてご紹介します。観光の見どころやモデルコースもご紹介します。

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目次

  1. 1百舌鳥古墳群とは?
  2. 2世界遺産登録を目指している百舌鳥古墳群
  3. 3百舌鳥古墳群の見どころ
  4. 4百舌鳥古墳群のおすすめ観光コース
  5. 5百舌鳥古墳群へのアクセス方法
  6. 6仁徳天皇陵の大きさを三大墳墓と比較
  7. 7大阪観光で百舌鳥古墳群へ行ってみよう

百舌鳥古墳群とは?

大阪府の都市の一つ堺市の中心部に世界最大級の遺跡があるのをご存知でしたか?それがここでご紹介する百舌鳥古墳群です。西暦5世紀ごろに作られた古墳でいわゆる前方後円墳というものの部類に入り、別名は仁徳天皇陵のことです。

あまり知られていませんが、この古墳群はその面積を考えると世界最大規模の墳墓でクフ王のピラミッド、秦始皇帝陵と一緒に世界三大墳墓の一つに考えられている考古学上とても貴重な遺跡です。

よく言われているのは、仁徳天皇陵という呼び名で呼ばれており、また別名大山古墳、大仙陵古墳とも呼ばれている古墳群です。日本の歴史を語るうえでは欠かせないこの百舌鳥古墳群はその仁徳天皇陵をはじめとして、履中天皇陵、いたすけ古墳、御廟山古墳、ニサンザイ古墳、反正天皇陵のことを指し、世界遺産登録も間近です。

大阪府堺市にある古墳群

この百舌鳥古墳群は大阪府堺市内の中心部、東西、南北約4キロメートル四方の範囲に広がる巨大な古墳群です。1600年ほど前の古墳時代にはこの大阪の堺市一帯には100を超える古墳が作られたといわれています。その中で現代でも大阪の堺市に残っているのはこの百舌鳥古墳群をはじめ44基の古墳群です。

考古学的な見地から考えても大変貴重な文化遺産となっていますが、地元の堺市の人たちにとっては、都市化が進んだ大阪の中でも貴重な緑豊かな場所ということで、休日には多くの家族連れが訪れる市民の憩いの場ともなっています。

JR阪和線百舌鳥駅のすぐ目の前に広がる緑豊かなその森が、この百舌鳥古墳群であるということは初めての人にはわからないかもしれません。しかしこの森を上空から眺めてみると見事な造形美が描かれていることがわかります。

世界遺産登録を目指している百舌鳥古墳群

堺三大墳墓の一つに数えられているこの百舌鳥古墳群は、かねてからユネスコが主催する世界遺産への登録を目指してきました。この世界遺産に登録されると、名実ともに価値が高まり、また世界的な知名度が広がり、貴重な観光資源としても活用できるようになるということです。

このような効果もあって、この百舌鳥古墳群の世界遺産への登録は堺市民の悲願となり、官民一体となって世界遺産への登録を推し進めてきました。

この世界遺産への登録は、長い道のりがありその一つ一つのステップを踏んで初めて、検討、登録へと進みますがこの百舌鳥古墳群への登録は最終段階へと進んでおり世界遺産への指名はほぼ確実といわれていいます。現段階では2019年6月から7月にかけて開催される世界遺産委員会において審議されることが決まっています。

百舌鳥古墳群の見どころ

1600年の歴史を誇る大阪堺市の貴重な文化遺産がこの百舌鳥古墳群です。群という言葉が示す通り、この古墳群は広大な敷地の中に点在する古墳の数々を指しています。もちろんすべてを回ろうと思ったら膨大な時間がかかってしまいます。世界遺産に登録されると観光客も多くなるので、今が一番観光しやすい時期かもしれません。

そんな百舌鳥古墳群の見どころをご紹介していきたいと思います。この古墳群の規模や見どころ観光スポット、おすすめの古墳などの情報をご紹介したいと思います。

44基ある巨大な古墳群

現代ではこの百舌鳥古墳群は44基の大小の古墳から形成されています。大阪府堺市の中心部に位置する仁徳天皇陵をはじめとして4キロメートル四方にわたる範囲にそれらの古墳は点在しています。

古墳時代には100基以上の古墳が作られていたといわれていますが、大阪でも重要な経済都市して特に豊臣の時代以降発展してきた堺市の発展に伴いその大半が失われてしまいました。現代遺されているのがそのうち44基の古墳です。それらすべては西暦4世紀の後半から6世紀前半に作られた古墳です。

見どころとなる古墳の形状も様々で、有名な前方後円墳、円墳、また帆立貝形墳などが揃っています。中心となっているのが仁徳天皇陵、また日本で3番目に大きい履中天皇陵古墳、7番目に大きいニサンザイ古墳などがありそのほかにも大中小、様々な古墳が揃っています。

百舌鳥古墳群の歴史について簡単に解説

この百舌鳥古墳群は日本の国家形成を語るうえで大変貴重な歴史文化遺産となっています。中国の歴史書として有名な「宋書」には5世紀ごろの日本には5代にわたって中国に貢物を献上した有力な王がいることが記録されています。その資料からもこの当時の日本の王がかなり大きな支配や権力を有していたことがうかがえます。

この百舌鳥古墳群はその当時の5人の王に関係する遺物と考えられており、日本が国家として形成されていく重要な時期を示している遺産だということが出来ます。

古墳と言えば、埴輪などをはじめとする出土品が有名ですが、この百舌鳥古墳群からも数多くの出土品が見つかり、それらも日本の、また当時の東アジア地域の歴史を物語る貴重な資料となっています。数多くの埴輪に加えて、金銅製の装身具、鉄製の武器、馬具などが副葬品として埋葬されていることがわかっています。

それらの出土品は、4世紀から6世紀ごろにはすでに日本が、朝鮮半島や中国、また遠くはペルシャなどからの影響を受けていることを示しています。これらの出土品から当時の日本はすでに東アジアとの交流を活発に行っていたことを知ることが出来ます。

百舌鳥古墳群のおすすめ観光コース

44基もの古墳を有するこの百舌鳥古墳群にはおすすめの見どころ観光スポットが沢山あります。すべてのスポットを回る時間はないでしょう。そんな数多い見どころ観光スポットの中からおすすめのものをピックアップしたいと思います。

見どころの観光スポットのうちおすすめを5つご紹介したいと思います。この5つの見どころ観光スポットを回れば、この百舌鳥古墳群の概要を知り十分に楽しむことが出来るので、おすすめのコースと言えます。

おすすめスポット(1)履中天皇陵古墳北側

まず最初におすすめする、見どころ観光スポットが履中天皇陵古墳北側です。この国内でも3番目に大きい古墳の一望できるスポットがこの履中天皇陵古墳北側にオープンしており、大勢の観光客が訪れる見どころスポットとなっています。

履中天皇陵古墳の北側、前方後円墳の丸い形の上にあたる場所にある展望台で、この巨大な古墳を囲む濠を挟んで古墳の外観を楽しむことが出来ます。

2017年に新たにオープンしたこの展望台は、その広大な古墳の魅力を実感できるということで、おすすめの観光スポットになっています。この展望台に来て履中天皇陵古墳を眺めると、その大きさだけでなく古墳の造りが繊細でとても丁寧な作業がなされていることもよくわかります。

おすすめスポット(2)堺市役所21階展望ロビー

もう一つのおすすめ観光スポットは、百舌鳥古墳群全体を眺めることが出来るスポット、堺市役所21階にある展望ロビーです。

地上80メートルに位置し、360度のパノラマを楽しむことが出来るこの展望台からは、世界最大規模を誇る墳墓、仁徳天皇陵の全体をはじめとして、百舌鳥古墳群の上空から見渡すことが出来ます。上空ならではの古墳群の見事な造形美が、建築、土木技術がまだ発達していない西暦4世位から5世紀ごろに作られたということですから驚きです。

またこの展望台からは、大阪の町並みを楽しむことが出来るというのもおすすめポイントです。遠くに見える六甲山、またあべのハルカスといった近代建築との対比もとても興味深く感じます。現代の最高技術を使った建築物と古代の最先端の技術を使った建築物の造形美を比較するのも面白いでしょう。

おすすめスポット(3)堺市博物館

続いておすすめする見どころスポットは、百舌鳥古墳群の発掘調査にかんんする資料や、様々な出土品が常設展示で公開されている、堺市博物館です。世界最大規模の墳墓である仁徳天皇陵をはじめとする強大な古墳群が、どのように作り上げられてのかはいまだに謎が多く、考古学者たちの想像力を刺激し続けています。

そんな考古学者たちによる発掘物やその解説はとても興味深く、多くの歴史ファンを惹きつける観光スポットとなっています。古代から続く歴史ミステリーと接することが出来る貴重な資料が数多く残されています。

加えてこの堺市はその後日本の経済を支える重要な都市となっており、日本有数の自由都市、貿易として栄えてきた街の歴史を学ぶことが出来る展示もあります。古墳時代から江戸時代、そして近代にいたるまでの日本の経済発展を学ぶ貴重な資料が揃っています。

おすすめスポット(4)仁徳天皇陵古墳拝所

またこの百舌鳥古墳群を訪れたならぜひ訪れてほしいおすすめスポットが、仁徳天皇陵古墳拝所です。前方後円墳の全方部の前側中央に位置するこの場所はとても厳かな雰囲気が満ちている場所です。日本最大の古墳、そして世界最大規模の墳墓でもあるこの仁徳天皇陵を体感するには欠かせないスポットです。

この仁徳天皇陵古墳拝所には、堺市の観光ボランティアガイドが常駐しています。この歴史深い場所の意義を知ることができるのでぜひガイドしてもらいましょう。

おすすめスポット(5)百舌鳥古墳群シアター

また、大迫力の200インチの大型スクリーンで高精細CGを上映する百舌鳥古墳群シアターも大勢の観光客に人気のスポットです。バーチャルリアリティー作品を上映して百舌鳥古墳群の迫力とその造形美をしっかりと楽しむことが出来る施設です。

もともとは世界遺産のためのアピールをするために作られた施設ですが、今でも多くの観光客が訪れる人気スポットとなっています。

全部で30席ある座席に座り、映像で百舌鳥古墳群を楽しむことが出来ます。現在上映されているのは2作品で、A作品が、百舌鳥古墳群のレーザー測量データや空中撮影動画をもとに製作した作品です。もう一つのC作品は百舌鳥古墳群と古市古墳群の復元などを紹介しています。

百舌鳥古墳群へのアクセス方法

ここからは、この歴史のミステリーで満ちている場所、百舌鳥古墳群を訪れるためのアクセス情報をご紹介したいと思います。世界遺産への登録が間近といわれているこの観光スポットへは登録前の今訪れることをおすすめします。電車でのアクセス方法、車でのアクセス方法の両方をご紹介したいと思います。

電車でのアクセス方法

まずは電車でのアクセス方法をご紹介したいと思います。この百舌鳥古墳群にはいくつかの多きな古墳がありますが、仁徳天皇陵へのアクセスをご紹介します。

電車で仁徳天皇陵へアクセスするには、JR阪和線百舌鳥駅を目指すといいでしょ。新大阪駅からは普通電車で約36分です。JR快速も停まる駅なのでどの列車に乗っても大丈夫です。もし関西空港からアクセスするなら、やはりJRが便利でしょう。JR快速、普通電車で47分の距離となっています。

大阪の難波駅からは南海高野線、JR普通電車で16分の距離です。これらのアクセス方法はどれも乗り換えがないので、土地勘のない旅行者にとってもわかりやすいアクセス方法でしょう。百舌鳥駅についたら後は徒歩で10分ほどで仁徳天皇陵に着きます。

車でのアクセス方法・駐車場情報

自動車でのアクセスの場合は阪神高速堺線堺出口か阪神高速湾岸線大浜出口を目指すといいでしょう。どちらの出口からも約10分の距離です。

自家用車なら駐車場が気になります。近くには駐車場もあります。仁徳天皇陵古墳参拝者用駐車場、仁徳天皇陵の南側にある大仙公園仁徳御陵駐車場、大仙公園都市緑化センター駐車場などがおすすめの駐車場です。

仁徳天皇陵の大きさを三大墳墓と比較

この百舌鳥古墳群は世界遺産への登録されるのは遅いくらいかもしれません。それはこの古墳群の主要な場所、仁徳天皇陵の規模をたの三大墳墓、クフ王ピラミッドや秦の始皇帝陵と比較してみると明らかです。

この仁徳天皇陵の大きさは、全長486メートル、高さは35.8メートル、体積は140万立方メートルです。ピラミッドは全長230メートル、高さは146メートル、体積は260万立方メートルです。始皇帝陵は全長350メートル、高さ76メートル、体積は300万立方メートルです。

高さや体積では劣りますがその面積は最大です。世界の7不思議ともされているピラミッドよりも大きいのですから驚きです。このようにして比較してみるとさらに魅力が増してくるのではないでしょうか。

大阪観光で百舌鳥古墳群へ行ってみよう

この堺市の百舌鳥古墳群は今や大阪観光では欠かせない人気のスポットとなっています。まだ正式には世界遺産に登録されているわけではありませんが、登録されることは確実といわれています。登録の発表があると世界中から観光客が訪れることでしょう。

大阪が世界に誇る歴史遺産を体験してみてください。日本でこれだけの規模の歴史的建造物を見ることはほとんどないでしょう。貴重な体験をすることが出来るはずです。ぜひ大阪観光の一部として楽しんで下さい。

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