美山荘は摘草料理が話題の京都の高級旅館!宿泊や絶品ランチも大人気!

京都の山奥にある「美山荘」は摘草料理で有名な高級料理旅館です。ランチやディナーで摘草料理を味わうことができますが、できれば宿泊をして「美山荘」の世界観を味わいたいもの。今回は日本の美意識を凝縮したような「美山荘」をご紹介します。

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目次

  1. 1摘草料理が話題の京都「美山荘」をご紹介
  2. 2「美山荘」がある京都の花背とは
  3. 3京都の「美山荘」は歴史ある料理旅館
  4. 4京都の「美山荘」で摘草料理のランチをいただこう
  5. 5京都の「美山荘」に宿泊しよう
  6. 6京都の「美山荘」の基本情報
  7. 7京都の「美山荘」ではお土産も人気
  8. 8京都「美山荘」の周辺を観光しよう
  9. 9他所で味わう「美山荘」のエッセンス
  10. 10京都の「美山荘」で摘草料理を味わおう

摘草料理が話題の京都「美山荘」をご紹介

美山荘(みやまそう)は、京都市左京区の花背という地にある高級料理旅館です。美山荘の料理は「摘草料理」と名付けられた、自然の力を生かし目にも美しいものです。

今回は、美山荘の摘草料理ランチや、美山荘での宿泊について詳しくお伝えします。また、美山荘の味を家庭で味わえるお土産品や、京都中心部にある美山荘の料理のエッセンス感じられるお店もご紹介します。

「美山荘」がある京都の花背とは

今回ご紹介する「美山荘」のある花背地区は鞍馬のさらに奥にあります。住所は京都市内ですが、バスが1日に数本しか通わないという山の奥になります。

花背は長らく林業の村というイメージでしたが、近年ではガラスや和紙などの工芸作家が移住してきて、芸術の村としても知られるようになっています。

京都の花背は山伏が修行をした土地で「山伏料理」ともいえる料理が発達しました。僧侶の食事というと、植物性の食材のみを使用する「精進料理」を思い浮かべますが、体力を酷使するような厳しい修行を積む山伏たちは動物性のものも食しました。食材は全てその土地の自然の恵みからもたらされたものです。

野菜はもちろん、肉や魚と共に自然の草や花を使うことで人気の美山荘の摘草料理は、山伏料理のエッセンスを取り入れ、花背の豊かな自然の中で育まれたものなのです。

京都の「美山荘」は歴史ある料理旅館

京都左京区の花背にある「美山荘」は、明治期の1895年に峰定寺(ぶじょうじ)の宿坊としてその歴史をスタートさせました。料理旅館として改築し、「美山荘」と命名したのは1937年(昭和12年)ですから、そこから数えても80年を超える歴史をもつ老舗といえる旅館です。

美しい「摘草料理」だけでなく、風雅なしつらいでも人気の「美山荘」は、小説や漫画などの舞台にもなっています。一例を挙げると司馬遼太郎 の『街道をゆく』、立原正秋 の『春の鐘』、雁屋哲 の『美味しんぼ』などです。

「美山荘」への訪問が決まったら、これらの小説などに目を通しておくのもおすすめです。花背というエリアや、美山荘についての興味がより一層湧くことでしょう。

京都の「美山荘」で摘草料理のランチをいただこう

京都の「美山荘」は旅館ですが、宿泊しなくてもランチで人気の「摘草料理」を味わうことができます。リーズナブルに摘草料理がいただけるのでおすすめです。

人気の「摘草料理」とはいったいどのようなものなのでしょうか。また、気になるランチの内容やお値段は?この項では摘草料理が食べられる「美山荘」のランチについてご紹介します。

摘草料理とは

「摘草」とは食べられる草花のことで、畑で栽培されるのではなく、山林や道ばたに生えている植物のことを指します。山菜なども「摘草」に含まれます。摘草の中には薬効をもったものも少なくなく、医食同源にもつながります。

料理旅館「美山荘」の看板である「摘草料理」は、摘草を調理したりあしらいに使ったりして、美しい料理に仕立てたものです。

美食家として知られる小説家の立原正秋や、優れた美的センスをもった随筆家の白洲正子が絶賛した料理として知られ、史上最年少でミシュラン3つ星を獲得したことで知られるフランスのアラン・デュカスも訪れ、興味をもって「摘草料理」を食しました。

美山荘のランチの内容と価格

摘草料理が人気の京都の「美山荘」ではランチがいただけます。「美山荘」の公式HPでは価格は1人15000円で、税金とサービス料は別となっています。コース料理のみでアラカルトは用意されていません。

グルメサイトには3つのコースが紹介されているものもありますが、少し前の記述なので今は事情が変わっているのかもしれませんし、お願いすれば内容をグレードアップしてくれるのかもしれません。いずれにせよネットには情報が少ないので、「美山荘」に直接問い合わせてみることをおすすめします。

「美山荘」のランチは完全予約制で、2名からの受付になっています。席は60席で、すべて他のグループとは顔を合わせない個室風スペースでの提供です。

「美山荘」の料理には日本酒が合います。お酒と共にランチを味わいたい人は、タクシーの利用または時間に制約は出ますが、バスの利用がおすすめです。

「美山荘」ではランチだけでなく、ディナータイムの食事をすることもできます。公式HPではディナーの値段もランチと同じく1人15000円となっています。

京都の「美山荘」に宿泊しよう

料理だけでなく、旅館としても一流の誉れ高い「美山荘」を堪能したい人には宿泊がおすすめです。しかし、現在のところ主だった旅行サイトで「美山荘」の宿泊を予約することはできません。ネットを通しての予約を停止しているのではないかと思われます。宿泊を希望する人は、直接「美山荘」に電話やメールで問い合わせるのがおすすめです。

宿泊料金に関しては「美山荘」の公式HPで1泊2食付きで1人45000円からとなっています。これは消費税とサービス料は含まれない値段になります。

価格は45000円「から」とあるので、日にちや部屋のグレードによって大きな幅があると思われます。予約の際に詳しく条件を尋ねてみることをおすすめします。

部屋

「美山荘」には宿泊客を受け入れる部屋が5つしかありませんので、週末や観光シーズンなどはとりわけ予約が取りにくくなっています。ざっと5つの部屋の概要をご紹介します。リクエストが可能な場合の参考にしてください。

「山椒の間」はこじんまりとした草庵風の風雅な部屋です。網代天井と円形の吉野天井が特徴です。「楓の間」と「岩つつじの間」は月見台があり、部屋も広さがあるため開放感を感じます。「すももの間」は掘りごたつがあり、温まりながら川の景色を眺めることができます。

「石楠花(しゃくなげ)の間」は1番奥まったところにある静かな部屋で、大きなガラス窓が外の自然とつながっている気持ちにさせてくれます。「美山荘」の5つの部屋からは全て緑豊かな外の景色が眺められ、落ち着いた気持ちで過ごすことができます。

料理

「美山荘」に宿泊した場合、夕食はもちろんお目当ての摘草料理です。部屋食ではなく母屋で頂きます。宿泊している人数により、広間の場合もあればカウンターの場合もあります。広間で頂く場合も仕切りがしてあるので、個室感覚で頂くことができます。

花背の里の季節の食材を活かした摘草料理は端正で、食材のもつ旨みを最大限に引き出しています。派手さはないので写真映えはあまりしないかもしれませんが、素材と調理人の技のコラボを堪能したいものです。テーブルはなく、畳に置かれた盆の上で頂くという珍しいスタイルです。

朝食はやはり母屋で頂きますが、カウンターに案内されることも多いようです。朝食は摘草料理ではありませんが、コの字のカウンターの中央には料理長が立ち、デザートまで1品1品で供されるという、朝食とは思えないような贅沢な時間です。

朝食では福井県特産の「へしこ」が出されます。サバを使った発酵食品である「へしこ」はかなりクセのある食品ですが、ご飯とベストマッチです。丁寧に作られた料理と共に、素敵な器にも注目です。

「美山荘」では食事だけでなく、お茶にもこだわりがあります。食前にはあけび茶や梅湯、食後にはお薄が出されますので、料理同様じっくりと味わってください。

その他

「美山荘」の風呂は温泉ではありませんが、窓外の緑を眺めながら気持ちよく入浴ができます。浴室は2か所あり、部屋ごとに貸切で使えます。

純和風の旅館ですが、設備は最新で古さや不便さを感じることはないでしょう。アメニティーなども過不足なく揃っています。

「美山荘」は、数奇屋建築の名匠といわれる中村外二氏が設計しました。中村氏は京都の人気高級旅館「俵屋」をはじめ、伊勢神宮の茶室なども手掛けた人物として知られています。「美山荘」では各部屋のしつらいや、至る所に見られる日本建築の美にも注目です。

京都の「美山荘」の基本情報

京都の「美山荘」は、地味豊かな摘草料理を味わい、落ち着いた時間を過ごすために訪れる宿です。ですので、基本的には子供の宿泊は受け入れていません。また、ペットもお断りとなっています。宿泊する場合のチェックインは15:30から18:30、チェックアウトは10:30です。

アクセス

公共交通機関を利用して「美山荘」にアクセスする場合は、京都バスの32系統「広河原行き」を利用します。ランチの利用なら午前便、宿泊なら午後便を利用しますが、それぞれ適した時間帯のバスは1本のみですので、くれぐれも逃さないようにしてください。

京都バスの32系統は京阪電車の出町柳駅が出発地になります。また、このバスは地下鉄の北大路駅も通るので、そこから乗車することもできます。

下車は「大悲山口停留所」で、出町柳駅からの乗車時間は約1時間40分になります。「大悲山口停留所」から「美山荘」まではさらに約2キロ歩かなければなりませんが、連絡をすれば迎えに来てもらえます。途中は坂道なので、バスを利用する場合は送迎をおすすめします。

車を利用する場合は、京都市の中心部から約1時間のドライブになります。山の奥なので、冬季はスタッドレスタイヤが必須です。

名神高速道路利用の場合は「京都南IC」で下り、国道162号線、国道477号線を経由し、府道38号線を通って「美山荘」に向かいます。

「京都東IC」からなら国道1号線を通った後、国道162号線に入ります。琵琶湖方面からのアクセスなら、国道477号線、国道367号線、府道38号線を通ります。鞍馬を過ぎたら「美山荘」までは残り20キロ弱の距離になります。

「美山荘」には10台分の屋外駐車場が用意されていて、食事や宿泊の利用者は無料で使うことができます。

住所 京都府京都市左京区花背原地町375
電話番号 075-746-0231

京都の「美山荘」ではお土産も人気

「美山荘」ではお土産品も人気です。「美山荘」での食事にも出される品が中心で、しいたけ昆布、花山椒ちりめん、しば漬け、とり味噌などのラインアップがあります。

これらのお土産は取り寄せができるので、京都に行かなくても「美山荘」の料理の一端を味わうことができると人気です。体裁が良いので贈答用にもおすすめです。支払いは代引きまたは振り込みになります。

京都「美山荘」の周辺を観光しよう

「美山荘」を訪問するなら、徒歩3分のところにある「峰定寺(ぶじょうじ)」にも立ち寄ることをおすすめします。「美山荘」も元々はこの峰定寺の宿坊とから発展した旅館です。

「峰定寺」は修験道系の山岳寺院なので、入山するには厳しい決まりがあります。まず、12月から3月までは閉山なので入場ができませし、急勾配の石段を上るので雨の日も入場できないことがあります。

また、撮影禁止なので、カメラや携帯電話は入山の際に寺務所に預けます。財布やハンカチなどは寺務所で貸し出している袋に入れて携行可能です。

「峰定寺」の本堂は日本最古の舞台造り建築で、清水寺の舞台もここの本堂を参考にしたと言われています。仏像ではいずれも12世紀のものと伝わる千手観音座像や金剛力士像に注目です。また、門前から徒歩20分のところにある、樹齢1000年を超えるという3本杉もおすすめの見どころです。

車があるなら「美山荘」から約20キロ、30分の距離にある鞍馬や貴船エリアの観光もセットにしたいものです。天狗伝説や魔王尊で有名な鞍馬寺、縁結びのご利益でも知られる貴船神社は京都でも人気の観光スポットです。夏なら川床料理もおすすめです。

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他所で味わう「美山荘」のエッセンス

食通に人気の「美山荘」の摘草料理ですが、なかなか山奥の花背まで行かれないという人もいることでしょう。アクセスが容易な京都の中心部に「美山荘」の料理のエッセンスを味わえるレストランがあるのでご紹介します。

河原町駅から徒歩4分のところにある「和バルOKU」は、「美山荘」がプロデュースしている食事処です。立ちカウンターなどもあり、気軽に立ち寄れる雰囲気の中で、リーズナブルに「美山荘」でも提供されている料理が味わえます。

銀閣寺の近くにある「草喰 なかひがし」は完全予約制の人気高級和食店です。大将の実家が「美山荘」で、摘草料理の開発者である実兄から料理を直々に学んだということ。「美山荘」の摘草料理のエッセンスを色濃く感じられる店です。

京都の「美山荘」で摘草料理を味わおう

以上、京都の花背にある料理旅館「美山荘」と、名物の摘草料理についてご紹介しました。自然の恵みを享受し、食材のもつ美味しさや美しさを最大限に生かした摘草料理は、京都の山奥まで行くという手間を掛けても味わいたいものです。そして、時間と予算が許せば、是非「美山荘」に宿泊して、摘草料理と共にその世界観に浸りたいものです。

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この記事のライター
MinminK

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