新潟の方言がかわいい!語尾のイントネーションや地方ごとの特徴も紹介!

日本一の米どころ、北陸新潟県は本土と佐渡島の二つの地方から成り立っています。そんな、新潟にも方言があります。本土と佐渡で、それぞれ独特の語尾やイントネーションがあり、さらにかわいい方言もあります。そんな新潟県の特徴ある方言や、ユニークな方言を紹介します。

新潟の方言がかわいい!語尾のイントネーションや地方ごとの特徴も紹介!のイメージ

目次

  1. 1かわいいイメージのある新潟の方言
  2. 2新潟の方言の特徴
  3. 3新潟の方言の種類
  4. 4佐渡島の関西弁は島流しから
  5. 5新潟の方言(1)定番の表現
  6. 6新潟の方言(2)間違いやすい表現
  7. 7新潟の方言に詳しくなろう

かわいいイメージのある新潟の方言

新潟弁は東北弁や博多弁などに比べると、全国的にはあまり知られていませんが、新潟にも方言はあります。さらに、新潟は本土と佐渡島がって、現在は一つの県ですが、厳密にいうと本土と佐渡ではそれぞれの歴史があり、現在ほど行き来が楽ではなく、独自の歴史もあります。

方言についていえば、あくまで一般的ですが、新潟に縁がある人の多くは、新潟弁は「かわいい」と言われる言葉がたくさんあるそうです。

また、新潟の方言は東北弁や関西弁ほど標準語と大きくかけ離れていません。アクセントやイントネーションは標準語に近い言葉です。

新潟の方言の特徴

新潟県は、大別すると南から上越・中越・下越・佐渡地方に分けられます。新潟県の場所はユニークで、北陸ながら北陸4県ではなく、当然、東北地方ではなく、関東でもありませ。一般的には、関東甲信越と、かなり大きな括りにまとめられます。

新潟県は本土だけでも南北に長く、新潟県の地元では微妙に方言も異なるそうですが、今回は、新潟県の本土と佐渡の2地区で紹介します。越後地方の方言は「越後方言」と呼ばれ、佐渡国の方言は「佐渡弁」と言われています。

語尾

新潟の方言の特徴は語尾にあります。まず、「~さ」です。語尾に「さ」を付ける話し方です。語尾の「~さ」が意味するのは、標準語の「です」や「だよ」という意味合いです。次に「~ろ」と語尾に付けます。「~ろ」は「~だろ」や「~でしょう」という意味合いです。

さらに、語尾に「~が」を付けます。新潟弁の語尾の「~が」の意味は、標準語では「~です」や「~ですか」という、肯定、否定の両方の意味があります。続いて新潟弁の語尾で「~て」ですが、「~て」の意味は「~です」、「~だよ」の意味合いがあります。

イントネーション

新潟の方言ではイントネーションは、標準語とそれほど違いはありません。イントネーションで新潟の方言としてすぐにわかるような特徴的なイントネーションはありません。

イントネーションだけをとってみると、新潟の方言には、新潟の方言とすぐに理解できるような特徴的なイントネーションはないようです。

イントネーションではありませんが、新潟の方言では「い」と「え」の区別が少なく、混合しているのが特徴です。ほとんど同じ音で発音されているようです。典型的な例が「いろえんぴつ」が「えろいんぴつ」と聞こえるようです。そんな特徴も、だんだんと若い世代にははっきりと区別して発音される傾向があるようです。

アクセント

新潟方言の特徴のひとつが、アクセントで、新潟方言のアクセントは単語の一番前に強い発音がくることです。

新潟方言の名詞などは、言葉の頭にアクセントがあることで「いちご」「いす」「いね」「ねずみ」など、最初の音の部分のアクセントが強くなります。標準語とそれほど変わりません。語尾でなく、単語の頭が強調されます。

新潟の方言の種類

新潟の方言ですが大きく区分すると、本土の越後方言と佐渡島の佐渡弁があります。越後方言はさらに地方によって区分されます。

よりアカデミックな言語学的な特徴から区分することもできるようですが、今回は、越後方言と佐渡弁に区分して紹介します。

新潟の方言①越後方言

越後方言は、佐渡島を除いた新潟県の本土地域と村上市沖の粟島で話されている方言の総称です。ただし、さらに厳密に区分すると、新潟県阿賀野川以南の方言を指し、以北は北奥羽方言に含まれる北越方言といわれます。

北越方言は、阿賀野川以北および東蒲原郡の方言で、東北方言色の濃い方言です。中越方言は、新潟市付近および中越地方の方言で、いわゆる、越後方言の中心的な方言です。さらにえば、魚沼地方の方言は関東方言的な特徴がみられます。

西越方言は上越地方の方言で、長野の信州方言の影響があります。さらに、西部地域は北陸方言的な様相も含まれていて、「西端越方言」として区分することもあります。

新潟の方言②佐渡弁

佐渡弁といわれる、佐渡で話される佐渡の方言の中では、西日本方言に属する方言に区分されます。佐渡弁に関西弁の訛りが少し混ざっているのは、昔、都と深い交流があったことことに起因しているそうです。

当時の佐渡は日本海航路の主要拠点になっていました。当時の日本の商業の中心地、上方の大阪から瀬戸内海航路で下関まで行き、そこから日本海に出て佐渡島へ航行していました。そこから新潟やさらに北の港を目指す船が寄ることも多く、関西との交流が多くあり、都なまりの影響を受けたそうです。

佐渡島の関西弁は島流しから

新潟の言葉は「都ことば」が残っているそうですが、中でも佐渡の一部には、イントネーションやなまりなどに、今でも古い時代の関西弁が残っています。どうやら、その言葉のルーツの一因が、承久の乱(1221年)の後に、流罪で佐渡に流された、順徳上皇にもあるようです。

島流しとはいえ、天皇だったからには、たった一人で佐渡島に来たのではなくそれなりの従者がいたはずです。その人たちは、当時の都、京都の最先端の文化を身に付けていたはずで、そんな人々が自然に佐渡に溶け込んで、都の言葉も浸透していたようです。

新潟の方言(1)定番の表現

新潟県で比較的良く使われる新潟の方言のなかで、地元で馴染みが深い新潟弁を紹介します。新潟以外の方々には初耳の言葉もたくさんあります。

どちらかといえばかわいい言葉で、ネイティブな新潟のかわいい女性が話すと、たいへんキュートな言葉になります。

なじらね

新潟弁の「なじらね」ですが、「どうですか」という意味で。かなり広範囲で使われている方言です。久しぶりに会った時の「ねじらね」は「元気?変わりない?」の意味になります。作業や仕事の進行具合も「ねじらね」で「どうですか?」になります。「ご飯ねじらね」は「ご飯どうですか?」になるそうです。便利です。

あちこたない

「あちこたない」も良く使われる新潟の方言です。心配されて「ケガどうなの?」に対し「あちこたない」と応えると「心配ないよ、大丈夫」という意味になります。

「あちこたない」という方言は「この洋服派手すぎるみたい気になる」「あちこたない、似合ってる」のような使われ方もできるそうです。かわいい響きの「あちこたない」です。

しゃんしゃん

新潟の方言の「しゃんしゃん」は、元気が良い様子を意味する方言です。孫や子供に向けて使われるケースが多いようです。

「子どさんが熱を出したけど大丈夫」「もう、しゃんしゃんで走り回っています」のような使われ方です。元気が良い様子を表します。「しゃんしゃん」もかわいい響きです。

ごっつぉさん

「ごっつぉさん」は、比較的わかりやすい新潟の方言です。まさしく、標準語の「ごちそうさま」です。新潟以外でも使われているようです。

「馳走」はお持てなしで、走り回ることですから、「ごっつぉさん」は、「ごちそうさま」同様、感謝の意味合いも含んでいるようです。

かんべ

新潟方言の「かんべ」もそれとなく理解できる言葉です。標準語では「ごめんね」という意味になります。新潟の年齢が高い方は良く使われるそうです。

「かんべ」は基本的には謝罪の意味で使われますが、謝罪とともに感謝の意味合いで使用されるケースも多いようです。

おらがん

「おらがん」は新潟弁の定番でしたが、最近「おらがん」を使う若者は減ったようです。「おらがん」は「私のもの」という意味です。同様に「おめがん」もあって、これは「あなたのもの」になります。

「おらがん」「おめがん」といっても、地元新潟ですら理解しない低年齢層が増えているそうですが、新潟弁、おらがん=わたしのもの、を使って残しましょう。

いちがいこき

新潟方言の「いちがいこき」は標準語の「頑固に自分の主張を押し通す人」つまりは「頑固者」です。

「あそこのラーメン、何年たっても味も何も変わらないね」「店主がいちがいこきだからね」などの使われ方です。頑固者よりいちがいこきの方が多少かわいいようです。

せば

新潟の方言の「せば」ですが、これもなんとなくわかりますが、「せば」は「そういえば」「そうならば」のニュアンスの方言です。「じゃあね」の意味でも使えるようです。

「俺は反対されても、絶対これを選ぶ」「せば、そのように好きにしたら」このような使われ方がされています。

だっちょもね

「だっちょもね」は、「だっちゅーの」ではありません。「だっちょもね」は「つまらない」「ろくでもない」という意味になります。

「せっかくの休日なのに、だっちょもねユーチューブばっか見てすごすな」のような使われ方です。ちなみに、ネットには参考になるユーチューブがあふれています。

じょんのび

新潟方言の「じょんのび」は、これもなんとなく理解できますが、「じょんのび」は「のんびりくつろぐこと」を意味します。

新潟で頻繁に使われる方言ではありませんが、言葉のニュアンスからすると、新潟弁の「じょんのび」ほうが「のんびりくつろぐ」よりも、的確に表現しているように思えます。かわいい表現です。

とんとき

かわいい響きの新潟方言に「とんとき」があります。「とんとき」は標準語の「おっちょこちょい」という意味になります。

「おめはととんときだから気をつけろ」とお年寄りから言われたら「おちょこちょいだから気を付けて」になります。気をつけましょう。

なまら

「なまら」は新潟弁としては割と知られています。この「なまら」は「ものすごく」とか「大変」の意味で使われます。

「なまら強肩」「なまら強打者」などの使い方です。ちなみに、この「なまら」は北海道でも同じような意味で使われているようです。まあ、北海道は本土からの移住者が大部分で、使われても不思議はありません。

てんぽ

新潟の方言で「てんぽ」は「うそ」を意味します。そのため「てんぽこき」は「うそつき」を意味します。「てんぱつき」とはあまり言わないようで、「てんぽこき」だそうです。

新潟では、嘘をつくことを「てんぽこく」というようで、そこから嘘をつく人を「てんぱこき」になったのでしょう。

でんぐりがえる

新潟の方言といわれていますが、「でんぐりがえる」は比較的全国的に理解しやすい言葉です。「でんぐりがえる」は「ひっくり返る」です。

でんぐり返しなどで、使っている地方は多いはずで、新潟の方言であっても意味が通じやすい、わかりやすい方言です。

そろっと

新潟の方言の「そろっと」も、大体の意味は理解できる言葉です。「そろっと」という方言は「そろそろ」という意味になります。

「そろっとお開きにしましょう」と使えば、「そろそろお開きにしましょう」の意味になります。西日本で「そろっと」は、「ゆっくりと」とか「ゆるやかに」になります。意味は違います。方言は不思議です。

げっぽ

新潟の方言で「げっぽ」は、どちらかといえば、否定的な意味になります。「げっぽ」は「ビリ」「最下位」「一番最後」という意味合いの言葉です。

「球技大会の成績は?」「全然ダメ、げっぽでした」などの使い方になります。最下位を意味する言葉は各地に独特の表現があるようです。

新潟の方言(2)間違いやすい表現

新潟の方言ですが、新潟地方だけの特定の意味で使われている言葉があります。他の地方では、新潟で使われている意味合いでは使われない、新潟の方言があります。

そのように新潟で使われている意味が間違いられやすい、新潟の方言を選び出して紹介します。新潟以外の地方の人にはおもしろい使われ方をしている言葉に取れます。

ばか・ばっか

新潟の方言の「ばか」は「すごく」とか「大変」とか「とても」という意味になります。肯定的な言葉です。「ばかきれい」のような使い方です。

「ばか」と「ばっか」の関係ですが、「ばっか」>「ばか」のようで、思いを強くこめて使用する場合は「ばっか」になるようです。

おおばら

新潟の方言の「おおばら」は、「散らかしている」の意味になります。決して、太っと腹ではありません。「おおばらくたな時に来たね」「ほんと、おおばらくたで足の踏み場もねえな」などと使います。単語の並びから単純に理解できない意味です。大々的にばらばらに散らかっている、こんな意味からできたのでしょう。

しんでもえーよ

「しんでもえーよ」は、新潟地方以外の人が聞くと「死んでもえーよ」に聞き取れて、昨今問題のいじめに聞こえます。しかし、新潟では「しなくてもいいよ」という意味合いの言葉です。

じっさいには「や~け、しんでもええよ」風に使用されるそうです。つまり「それなら、しなくてもいいよ」となって、やや、忠告から軽い威圧的な言葉にもなるようです。新潟の現場でネイティブの「しんでもえーよ」を聞いて、確かめてみましょう。

かけられた

「かけられた」は、新潟の人が比較的よく使う方言です。標準語の「指名された」になります。代表的な使われ方は、「英語の時間、先生にかけられた」という表現をします。ただし、佐渡は「当てられた」を使うのが一般的だそうです。新潟本土と佐渡は少し異なる歴史文化があるようで、方言も違っているようです。

飴がなく

新潟の方言で「飴がなく」は驚きです。飴が無くなるのではなくて、飴が熱や暑さで溶けてべたべたになった状態をいいます。

「飴がなく」は「飴が溶けて元の飴でなくなる」からきているのでしょうか。なぜ、飴が溶けた状態を「飴がなく」というのかよくわかりません。それでも、新潟の人には通じています。

きろみとしろみ

新潟の極めてユニークなおもしろい方言といえるが「きろみ」です。玉子の黄身のことなのです。「白身」は全国どこでも「しろみ」と呼ばれています。「しろいみ」から「しろみ」は理解できます。

ところが、玉子の黄身は、日本の大部分の地域で「きみ」といいます。「きいろいみ」ですから「きみ」でしょう。ところが、新潟は「きろみ」です。理由はよくわかりません。それでも新潟は「きろみ」が主流です。

なじらね

新潟の方言、「なじらね」は「どうですか?」とか「いかがですか」など、軽い問いかけの意味合いで使われます。「何時だね」ではありません。

新潟では挨拶の慣用句でもあります。広い意味で相手の気持ちや状態を伺う時に使われます。久しぶりに会って「どう?なじらね?」と言われたら、「お蔭様で元気です」このような会話で使われます。

しかも・しかもか

新潟の「しかも」「しかもか」は、「とても」や「すごく」や「かなり」「非常に」の意味合いで使われます。「安く、しかもか美味しい」「性格が良いのにしかも美人」など、新潟では若い人も使っています。

わりと、標準語の意味でそのまま受け取っても、話はそれほどそれませんが、新潟では「しかもか」は「すごく」や「相当」や「とても」の意味になります。

旅んもん

「旅んもん」は佐渡ヶ島の方言で、島以外の人を「旅んもん」といいます。旅んもん→旅の人→佐渡以外の地域の人のことです。

佐渡が一国であった時代が長く、その流れから、佐渡島以外の地域の人々を「旅んもん」と呼んでいるようです。

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新潟の方言に詳しくなろう

大きく分けて、新潟の本土地方と佐渡地方からなる、新潟県の方言について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。かわいい方言や他の地方では通じない、新潟独特の方言がありました。語尾やイントネーションにも特徴があります。新潟に出かけて、ネイティブスピーカーの新潟弁を聞きましょう。

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この記事のライター
yuribayashi

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