大垣城を観光しよう!見どころや周辺のおすすめ散策スポットも一挙紹介!

岐阜県大垣市にある大垣城は、関ヶ原の戦いの舞台となったお城の一つとして知られており、歴史ファンの方には特に知られています。しかし大垣城そのものも他にはない珍しい見どころが多いお城でもあるのです。大垣城の見どころや周辺のおすすめ観光スポットなどを紹介します。

大垣城を観光しよう!見どころや周辺のおすすめ散策スポットも一挙紹介!のイメージ

目次

  1. 1岐阜の人気観光ポット大垣城を散策
  2. 2大垣城の歴史を解説
  3. 3大垣城の見どころ
  4. 4大垣城周辺のおすすめ散策スポット
  5. 5大垣城へのアクセス方法
  6. 6大垣城の周辺観光スポット
  7. 7大垣城周辺は他にも見どころいっぱい

岐阜の人気観光ポット大垣城を散策

岐阜県は、戦国時代の武将たちが群雄割拠した地として知られています。誰もが知っている有名な武将の多くが現在の岐阜県に本拠を持ち、天下を取ろうとしていたのです。そんな戦国時代の歴史を今に伝える観光スポットとして知られる大垣城について、その見どころや人気の秘密を紹介します。

大垣城の歴史を解説

まずは大垣城はどのような歴史を持つお城なのかということから紹介していきます。大垣城は現在の岐阜県大垣市にあった城で、麋城(びじょう)、巨鹿城(きょろくじょう)などの別名があります。

大垣城の始まりは、1500年もしくは1535年だとされています。この時代には牛屋川を外堀の代わりにしていたこともあるのか、「牛屋城」と呼ばれていました。1544年織田信秀によって落城し、1549年に竹腰氏が、ついで1559年に桑原氏が城主となって、堀や土塁、総囲いなどが整備されました。

関ヶ原の戦いを経て、徳川家康は大垣城に譜代大名の石川氏を入れ、その後1635年に戸田氏が城主となり、そのまま明治時代まで大垣藩10万石、戸田氏の居城として維持されました。

明治に入り、他の城と同様に大垣城も廃城となりました。しかし天守などはその際に破却をまぬがれて、1936年、旧文化財保護法のもと国宝に指定されます。ところが1945年の大垣空襲の際に天守などが焼失してしまいました。

第二次世界大戦が終わり、1959年、大垣城は郡上八幡城をもとに復元されましたが、観光用の改変などが行われ、鉄筋コンクリート造りでの復元となりました。また戦後に開発などが行われたことから、昔の大垣城を復活しようという動きが出てきています。

現在、大垣城の天守の中には展示室が作られており、関ヶ原の戦いや大垣城に関する展示などが行われています。また近年「続日本100名城」の一つにも選出され、城郭ファンなども観光に訪れるスポットとなっています。

大垣城と関ケ原合戦

さて、大垣城の歴史を語るうえで忘れてはならないのが1600年の関ヶ原の戦いです。時の大垣城の城主伊藤盛宗が西軍に属したことから、西軍の根拠地として使われることとなります。その後関ヶ原で戦いが行われている間は守将がいるだけでしたが、西軍が敗走すると東軍に取り囲まれ、落城してしまったのです。

この大垣城での戦いを今に伝えるものとして知られるのが「おあむ物語」です。この物語は関ヶ原の戦いを大垣城で体験した老尼がその体験を子供たちに語ったものとされています。

石火矢が飛び交う中で天守で女性たちが鉄砲玉を作ったり、討ち取った敵方の武将の生首を並べお歯黒をつけたりなど、当時の戦の状況がよく描かれています。戦国時代の武将の女性の生活を描写したものとして史料的価値も高いとされます。

大垣城の見どころ

それでは、岐阜の大垣城の見どころについていくつか紹介していきましょう。大垣城は先ほど述べたように大垣空襲で大きな被害を受け、さらには戦後の開発により堀も埋められましたが、それでも築城当時の姿を今に残すものも多くあります。大垣城に行ったら必ず見ておきたいところです。

大垣城の石垣

大垣城の遺構としてまず残っているのが「石垣」です。一般的に石垣というと真四角の石を順番に積んでいっていることが多いのですが、大垣城の場合は自然の石を積み上げて作られています。そのため他の城の石垣に比べると隙間が多くなっているのが特徴です。

この隙間の部分をよく見ると、笑っている口のように見えるため、大垣城の石垣のことを「笑い積み」と呼ぶことがあるそうです。大垣城の見どころの一つと言えるでしょう。

もう一つ、大垣城の見どころとして見逃せないものがあります。それはなんと「化石」です。大垣城の石は金生山という山のものを使ったのですが、この山は石灰岩に覆われていて、その中に化石が入っていたからなのです。

大垣城の石垣そのものは江戸時代に整備されていますが、その時に化石を認識して石垣に使ったかどうかは不明です。しかし結果としてその化石が今の時代まで伝わることになりました。

大垣城の石垣にある化石はフズリナ、サンゴ、ウミユリなど数種類があり、数ヶ所の石垣に入っていて、ちゃんと目で見ることができます。今述べたように、化石は石灰岩に入っているので、石垣の中で白っぽい石があったら可能性大です。ぜひこの見どころも忘れずにチェックしましょう。

大垣城の水堀跡

大垣城は、最盛期にはなんと4重にも水堀をめぐらした、連郭輪郭複合式平城と呼ばれる豪壮な城だったと言われます。しかし残念ながら、明治の廃城、そして大垣空襲などにより、多くの遺構が失われました。水堀も現在では水門川という形で一部残るのみです。

この水門川ですが、大垣城の見どころの一つとして観光スポットとなっています。なぜかというと、この川では春と秋の時期に舟下りのイベントが行われており、人気のイベントとなっているためです。

水堀を残す城下町ではよく行われる舟下りですが、大垣城のもので少し珍しいのが「たらい舟」があるという点です。このたらい舟は先ほど紹介した「おあむ物語」に出てきます。おあむ物語で主人公が落城寸前に石垣にはしごをかけ、たらい舟で城から出たという話があるためです。

たらい舟と舟下りは水堀から石垣などの遺構を見ることができるため、人気の高いイベントです。特に桜の時期などは美しく咲く桜をふだんと違ったアングルで楽しめることができるので、ぜひおすすめしたい見どころと言えるでしょう。もしタイミングがあったらぜひ楽しんでみることをおすすめします。

戸田氏鉄公騎馬像

大垣城がある大垣公園には騎馬像の銅像があります。これは大垣藩初代藩主である戸田氏鉄を銅像にしたものです。氏鉄は関ヶ原の戦いに従軍し、その後家督を継ぎ、近江膳所藩主となりました。1635年に大垣藩10万石の藩主となったのです。

氏鉄は1624年の大阪城修築や1637年の島原の乱などで戦功をあげ、大垣藩内では治水工事や新田開発などをすることで大垣藩の藩政を安定に導いた名君として知られます。また「八道集」などの書物を著すなど学問にも力を注ぎました。

氏鉄の銅像は、大垣城の撮影スポットとして観光客にも人気が高く、大垣城の見どころの一つとなっています。大垣城に来たらせひこちらも見ておくことをおすすめします。

天守閣を背景に咲く満開の桜

お城と桜というと、日本人の原風景のようなところがありますが、大垣城もまた桜の名所として人気がある場所となっています。30種、約200本の桜が植えられていて、美しい天守と桜、そして戸田氏鉄公銅像の組み合わせが特に人気となっています。

勇壮な大垣城と美しく咲く桜の組み合わせは見どころの一つといってよく、3月下旬から4月中旬ごろに見頃を迎えます。先ほど紹介した舟下りにも人気が集まっており、桜を水堀からのんびり眺められるということで観光客の方には特におすすめです。

また、桜の見頃の時期にはライトアップなども行われており、美しい夜桜をのんびり楽しむこともできるようになっています。春の岐阜観光にはぜひこちらの桜も楽しんでください。

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大垣城周辺のおすすめ散策スポット

このように見どころが多い大垣城ですが、せっかくですからゆっくり時間をとって散策してみましょう。大垣城とその周辺にはこの他にも多くのおすすめ観光スポットがあります。次に大垣城周辺で見どころとなるところや、組み合わせたいスポットについていくつか紹介していきます。

大垣公園

大垣城の本丸、二ノ丸城址は現在、「大垣公園」として整備されています。1873年、岐阜県では最初の都市公園としてオープンしたのですが、先ほどの大垣空襲に遭い、第二次世界大戦後に再整備され、現在に至ります。

大垣公園には芝生広場や大型遊具などが整備されており、子供連れで遊びに行くのにもおすすめの場所です。また先ほど紹介した桜もこの大垣公園に植えられており、観光客はもちろん地元の方も桜の見頃の時期には多く訪れる、人気スポットとなっています。

大垣の湧水

岐阜県大垣市は全国でも有数の自噴帯にある市です。そのため豊富な地下水を得ることができることから「水の都」と呼ばれていました。昔はそれぞれの家で井戸舟と呼ばれる水槽を持っていて、地下水を活用して生活していたのだそうです。

この美しい湧水は昔よりも数は減ったものの、今でも大垣市のあちこちで実際に触れることができます。ホテルや神社など、観光客でも実際に見て触れることができる場所にあるので、観光のついでに立ち寄ることもでき、人気となっています。

湧水は地下水なので、採水する時はその地下水を汚すことがないよう、採水のマナーがあります。もし採水する予定があるならば、大垣市の公式サイトなどでそのマナーを前もって確認することをおすすめします。

金蝶園総本家

「金蝶園総本家」は岐阜を代表する和菓子屋さんです。1798年に「升屋」という屋号で創業し、1855年には現在も岐阜の代表的な和菓子として知られる「金蝶園饅頭」が作られ始めました。

また、夏の和菓子として人気が高い「水まんじゅう」は、水の都大垣の名物のお菓子として、明治時代の初めに生まれました。葛にわらび粉を混ぜることで冷たい地下水に漬けてひやされた水まんじゅうは、まさに「涼菓」という言葉がぴったりの人気商品です。

ちなみに金蝶園総本家の大垣東店には「菓生の泉」という自噴の湧水があり、深さ150メートルから出ています。お菓子をお土産に購入する時にでもぜひこちらの湧水も体験してみてください。

大垣城サルーン

大垣城に観光に行ったら、帰りは「大垣城サルーン」で食事はいかがでしょうか。大垣城サルーンは大垣城近くの築50年以上の古民家をいかして作られた、創作ダイニングのお店です。

昔ながらのかまどを使い、羽釜で炊いたお米と、旬の食材をたっぷり使った料理が人気で、それらを本格焼酎やシャンパンとともに味わいます。会席料理の他におばんざいや旬の肴などメニューも豊富で、食事はもちろん、お酒を楽しみたい方にもおすすめです。

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大垣城へのアクセス方法

それでは、大垣城へのアクセスについて紹介していきましょう。大垣城は最初に述べたように、岐阜県大垣市郭町にあります。駅からのアクセスもよいので、電車でのアクセスがおすすめです。

公共交通機関でのアクセスは最寄り駅が「大垣」駅となります。大垣駅はJRの他私鉄も入っており、遠方からの場合は新幹線で「名古屋」駅もしくは「米原」駅まで行って在来線に乗り換えることになります。駅からは南口に出て徒歩7分ほどで大垣城に到着です。

車の場合は最寄りが名神高速道路「大垣」ICとなります。ここを降りてから大垣城までは15分ほどです。ただ大垣城には駐車場がないので、有料の市営丸の内駐車場などを利用することになります。

大垣城の周辺観光スポット

最後に、大垣城の周辺観光スポットについて紹介していきましょう。まずは歴史ファンの方におすすめしたい観光スポットとして、戦国武将に関係する有名スポットからです。

同じ岐阜県大垣市にある「墨俣城」は、歴史ファンの方からぴんと来るかもしれません。織田信長が美濃侵攻をした時、木下藤吉郎が一夜にして城を築いたという伝説がある、あの「墨俣一夜城」がここなのです。現在の城は大垣城を模したもので、史実上のものとは異なりますが、中に歴史資料館があります。

また、時間があるならば関ヶ原の古戦場にも足をのばしてみましょう。現在関ヶ原古戦場は観光スポットとして整備されており、石碑や徳川家、石田家の家紋入りの旗が立てられているほか、陣屋跡などが見どころとして設置されています。

また、大垣城がある大垣公園の中にはいくつかの神社があります。大垣公園の北西隅に鎮座する「大垣大神宮」や「常葉神社」などはいずれも大垣藩と深いかかわりがある神社とされており、中でも毎年10月に行われる「十万石まつり」はもともと常葉神社の例大祭として行われていました。

大垣城と共に観光するのに便利がよい神社なので、神社仏閣巡りが趣味という方にも人気の神社です。なお御朱印については、同じく大垣公園にある「濃尾護国神社」が兼帯しており、こちらで大垣大神宮、常葉神社の御朱印もいただけます。

大垣城周辺は他にも見どころいっぱい

大垣城は関ヶ原の戦いをはじめとする、戦国時代の岐阜の重要拠点として歴史の舞台になってきたお城でした。現在では桜の時期を中心に岐阜大垣の観光スポットとして人気が高く、多くの歴史ファンが訪れます。ぜひ周辺の史跡とともに、戦国の歴史に思いをはせる旅を楽しんでください。

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この記事のライター
茉莉花

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