「ポリッジ」はイギリスの定番朝食?気になる味や栄養・食べ方を調査!

イギリスやスコットランドで朝食としてよく食べられているポリッジは、オートミールを使ったヘルシーなお粥です。栄養価が高く、ダイエットフードとしても注目されています。今回はポリッジについて、気になる味や栄養、おすすめの食べ方などを紹介しましょう。

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目次

  1. 1スコットランドの朝食「ポリッジ」
  2. 2ポリッジはミルクのお粥のこと
  3. 3日本のお粥とポリッジの違い
  4. 4ポリッジの美味しい食べ方
  5. 5お手軽なインスタントポリッジ
  6. 6ポリッジのアレンジレシピ
  7. 7ポリッジでイギリスの食文化に触れてみよう

スコットランドの朝食「ポリッジ」

「ポリッジ(porridge)」はそのまま日本語に訳すと「お粥」となりますが、イギリスやスコットランドでいうポリッジとは日本で作るお米のお粥ではなく、オートミールで作るお粥になります。イギリスやスコットランドの朝食の定番です。

オートミールは、テレビや映画でなんとなく知っていても、実際に食べたことがある人は少ないのではないでしょうか。今回はオートミールやポリッジについて詳しく紹介しましょう。また美味しい食べ方やレシピも紹介しますので、ぜひ味わってみてください。

ポリッジはミルクのお粥のこと

ポリッジとは、オートミールというオーツ麦で作るシリアルのような食べ物をことことと水やお粥で煮込んで作ります。最近は、ラグビーの日本代表選手が試合前に食べていたということで話題になりました。

ポリッジの本場アイルランドでは国民食になっていて、毎年、ポリッジのコンテストが行われます。コンテストでは水、塩、オートミールしか使ってはいけないのだそうで、いかにポリッジが国民に愛されているかが分かります。

ポリッジは栄養価が高く、海外セレブやモデルが愛用していることでも話題になっています。日本でもダイエット食として注目を浴びていて、様々なタイプのオートミールが販売されています。

オートミールを牛乳で煮込んだお粥

ポリッジは、オートミールを牛乳や水で煮込んだお粥のようなものですが、オートミールとはいったいどんな食べ物なのでしょうか。

オートミールはオーツ麦から作ります。日本では燕麦(えんばく)とも呼ばれます。オーツ麦は、かつては雑草のように生えていたのですが、栄養価が高いことがわかり穀物として育てられています。そのオーツ麦を脱穀し、食べやすく加工したのがオートミールです。

本来は牛乳や水でことことと煮込んで調理するのですがそれではは時間がかかり、朝食には間に合わないかもしれません。

それで、インスタントタイプという牛乳や豆乳をかけてすぐに食べられるタイプのものも販売されています。インスタントタイプについては、後ほど詳しく説明しましょう。

ポリッジの味と栄養価

オートミールを煮込んだポリッジは、どんな味でしょうか、イギリスやスコットランドの国民食とも言われているので、きっと美味しいに違いないと思っている人も多いことでしょう。映画やテレビドラマでも、子供達が朝食にパクパクと食べているシーンがよく映されます。

実は、オートミールのポリッジは、ただオーツ麦をふやかしただけなので、味がほとんどありません。その上、オーツ麦独特の苦みや雑味が感じられ、初めて食べる人はあまり美味しいと感じないかもしれません。

オートミールの種類は加工の仕方などで、大きく4つのタイプに分かれます。いろいろ食べ比べて、自分に合う味オートミールを選ぶといいでしょう。また食べやすいように、ヨーグルトやフルーツでアレンジするのもおすすめです。

栄養価

オートミールで作るポリッジは、たいへん栄養がある食べ物です。そのため、イギリスやスコットランドだけではなく、海外のセレブやハリウッドスター、モデルの人達が愛用していることでも有名です。そこで、どんな栄養があるのか見てみましょう。

オーツ麦は、たんぱく質、カルシウム、鉄分などの栄養分を多く含みます。鉄分は玄米の約2倍、100gあたり約6mg含まれています。一日に必要な鉄分の量は、成人で10mgと言われているので、オートミールにはかなりの量の鉄分が含まれていることが分かります。

オートミールの最大の特徴は繊維質が豊富なことです。繊維質には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維という2つの種類があり、1:2の割合で摂取するのが理想と言われています。オートミールのポリッジには、この2種類の繊維質が理想のバランスで含まれています。

そのため、オートミールは腸内環境を整えるのにぴったりの食べ物で、朝食に好んで食べる人がたくさんいます。便秘がちの人は、朝食にオートミールのポリッジを食べてみるといいでしょう。

低GI食品

オートミールのもう一つの特徴は低GI食品という点です。GI値とは、食後にどれくらい血糖値が上昇するかを数値で表したものです。私たちが食べ物を食べると、炭水化物が糖になり血糖値が上昇します。

血糖値の上昇を下げるため、インシュリンというホルモンが分泌されます。実はこのインシュリンは、脂肪の分解を抑制する働きがあり、インシュリンが多く分泌されると太る原因になってしまいます。

GI値が低いほど血糖値の上昇が緩やかなので、インシュリンの分泌を抑えることができ、太りにくい食品といえます。オートミールのGI値は55で、白米の88、食パン95、コーンフレーク75に比べて、低い数値となっています。そのためダイエット食にもおすすめです。

日本のお粥とポリッジの違い

日本のお粥とポリッジの違いについて、もう一度、まとめてみましょう。日本のお粥は白米から作ります。イギリスやアメリカなど、海外で朝食によく食べられているポリッジは、日本語ではお粥と訳しますが、白米ではなくオートミールを煮込んだものです。

日本のお粥は食べ慣れているので、塩味などでも美味しいと感じますが、オートミールで作るポリッジは、食べ慣れないと食べにくいかもしれません。

オートミールで作るポリッジは、白米のお粥に比べ、栄養価が高く繊維質が豊富で、低GI食品なのでダイエットにもおすすめです。

ポリッジの美味しい食べ方

オートミールのポリッジは栄養価が高いので、朝食に食べるといいでしょう。そこでここではポリッジのお美味しい食べ方を紹介します。まず最初にスコットランドやイギリスの伝統的な食べ方をお伝えします。

ポリッジは本来の食べ方は鍋でことこと煮込むのですが、忙しい朝は電子レンジを使うと簡単に作ることができます。電子レンジに1人分70gのオートミールを入れ、塩少々と1.5カップの水を注ぎます。この時、バターを加えるとコクが出ます。

次に電子レンジで数回に分けて加熱します。加熱をしたらスプーンでぐるりとかき混ぜ、再び加熱することを繰り返し、オートミールがまんべんなく柔らかくなったらできあがりです。牛乳をかけていただきます。

このまあでは味がないので、スコットランドでは塩を加える食べ方が一般的です。イギリスでは、ハチミツや砂糖などを加えた、甘いポリッジが好まれているようです。

ナッツとドライフルーツのポリッジ

ここからはポリッジをアレンジした食べ方を紹介しましょう。オートミールを上で紹介した方法で作ったら、ナッツとドライフルーツを加えます。

ドライフルーツはマンゴーや干しブドウ、リンゴなどお好みのものを加えましょう。ドライフルーツは甘みがあるので、ポリッジが食べやすくなります。ナッツにはビタミンEや繊維質など、栄養が豊富に含まれています。朝食にもおすすめです。

ソーセージ入りポリッジ

オートミールのポリッジは腹持ちがよく朝食におすすめなのですが、ポリッジだけでは味気がなく物足りないという人は、ソーセージを加える食べ方もおすすめです。

上で紹介した方法でオートミールのポリッジを作ったら、茹でたり焼いたりしたソーセージを加えて一緒に食べます。たんぱく質を一緒に摂取できるので、朝食にぴったりの食べ方となります。

ライスポリッジ

ここからはオートミールではなく、お米を使ったポリッジの作り方を紹介します。お粥といえば、白米で作る和風のお粥を思い浮かべますが、ヨーロッパやアメリカでもお米を使ったポリッジを作ることがあります。日本のお粥とは少し異なるので、こちらで紹介します。

欧米で作られるお粥は、日本ではミルクがゆと呼ばれています。作り方は、水1.5カップを鍋にいれて沸かし、といだお米2分の1カップとバター 大さじ2分の1を加えます。蓋をして軽くかきまぜながら煮込みます。

牛乳か生クリーム1カップを加えたら3~4分加熱します。この時、吹きこぼれないように注意してください。最後に塩と砂糖で味付けをします。シナモンやハチミツをトッピングしても美味しいでしょう。

お手軽なインスタントポリッジ

オートミールには様々なタイプのものがあります。一般的に5つのタイプに分けることができ、オートグローツと呼ばれるスティールカットオーツ・オートブラン・ロールドオーツの3つのタイプは、オーツ麦本来の味わいと芳醇な香りが楽しめます。

しかし、こちらのタイプは調理時間がかかり、鍋でぐつぐつと煮込む場合は30分以上かかってしまいます。忙しい朝には間に合わないかもしれません。

そんな人にはインスタントオーツ、クイックオーツの2つのタイプのオートミールがおすすめです。こちらは煮込む必要がなく、シリアルと同じように牛乳をかけて食べることができます。オートミールを初めて食べる人にもおすすめです。

手早く済ませたい時はインスタント

インスタントオーツやクイックオーツは、そのままでも食べることができるので、手早く朝食を食べたいという人におすすめです。

インスタントオーツやクイックオーツは、牛乳の他、豆乳やヨーグルトをかけたり、ドライフルーツをトッピングしたりと様々なアレンジができます。

またすでにシナモンやハチミツなどで味が付けられたものや、ドライフルーツやナッツ類が含まれたものなど、様々なタイプのものが販売されていて、シリアル感覚で食べることができます。

オートミールのビギナーにも食べやすいと人気があります。初めてオートミールを食べる人は、インスタントオーツやクイックオーツのものからスタートするのもおすすめです。

ポリッジのアレンジレシピ

オートミールのポリッジは栄養があり美味しいのですが、毎日食べていると飽きてしまうこともあります。そんな時はオートミールを使ったアレンジレシピを楽しみましょう。

ここでは簡単で美味しいオートミールのアレンジレシピをいくつか紹介します。前の晩に用意しておくと、忙しい朝でも簡単に作ることができ、朝食にもおすすめです。

オーバーナイツオートミール

オーバーナイツオートミールはヘルシーな朝食として、今話題のレシピです。オートミールのポリッジは作るのに時間がかかりますが、オーバーナイツオートミールは前の晩に仕込んでおけば、翌朝美味しい朝食が食べられます。

作り方は前の晩に容器にオートミール50gくらを入れて、牛乳や豆乳をオートミールが隠れるくらいの量を注ぎます。牛乳や豆乳以外にもアーモンドミルクやヨーグルトもおすすめです。そしてドライフルーツやナッツなどを細かく切って加えます。

シナモンなどのスパイスやハチミツ、チョコレート、ココアなどを加えてもいいでしょう。チアシードを加えるともちもちとした食感が楽しめます。フタをしめて冷蔵庫で一晩寝かせ、オートミールに水分を吸わせます。

翌朝、リンゴやブルーベリー、バナナ、イチゴなどのトッピングをプラスしていただきます。温かいオートミールが好きな人は、電子レンジで少し温めてもいいでしょう。

お茶漬け

意外に思われるかもしれませんが、オートミールは和風の味付けもおすすめです。特に日本のメーカーから販売されているオートミールは和風の味付けがよく合います。ポリッジに飽きたら、お茶漬けにして食べるのもおすすめです。

オートミールのお茶漬けは簡単に作ることができます。お茶碗にインスタントタイプのオートミールを約30g入れます。のりやあられなど、お好みの具材を入れ、白だしを注ぎます。お茶漬けの素を使うと、さらに簡単にできます。

少し時間を置いて、オートミールをふやかしていからいただきます。朝食だけではなく、夕食のご飯に置き換えるのもおすすめです。

オートミールジンジャースープ

ジンジャーを入れたオートミールのスープで、寒い日には体が温まるのでおすすめです。野菜を電子レンジで加熱すると簡単に作ることができるので、朝食にもおすすめです。

オートミールジンジャースープの2人分の作り方は、ニンジンやジャガイモ、セロリなどお好きな野菜を200gくらい用意します。野菜は1cm角に切り、電子レンジで加熱して柔らかくします。鍋に野菜とベーコンを入れて炒め、牛乳500ml、スープの素を入れます。

ジンジャーパウダーとインスタントタイプのオートミール大さじ3を入れて煮込み、オートミールが柔らかくなったらできあがりです。

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ポリッジでイギリスの食文化に触れてみよう

オートミールのポリッジは、イギリスやスコットランドなどの朝食としてよく食べられています。栄養や繊維質が豊富なことから、日本でも健康食やダイエットフードとして注目されています。

初めてオートミールを食べる人は、すでに味が付いていて調理済みのインスタントオーツやクイックオーツから始めるといいでしょう。ポリッジのおすすめの食べ方を紹介しましたので、イギリスの食文化にぜひ触れてみてください。

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この記事のライター
Momoko

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