大谷寺の大谷観音は日本最古の石崖仏!洞窟にある神秘的な寺院の見どころは?

栃木県と言えば日光市の「日光東照宮」が有名ですが、実は宇都宮市も日本最古の石崖仏「大谷観音」を本尊とする「大谷寺」がある事で有名です。この洞窟に覆われている神秘的な「大谷寺」と、本尊の「大谷観音」の見どころをアクセス情報や駐車場情報と合わせて紹介します。

大谷寺の大谷観音は日本最古の石崖仏!洞窟にある神秘的な寺院の見どころは?のイメージ

目次

  1. 1「大谷寺・大谷観音」神秘的な大谷寺へ拝観に行こう!
  2. 2「大谷寺・大谷観音」大谷寺の歴史をたどる
  3. 3「大谷寺・大谷観音」宇都宮市の大谷寺の始まり
  4. 4「大谷寺・大谷観音」坂東第19番札所の大谷観音
  5. 5「大谷寺・大谷観音」東の磨崖仏と称される大谷磨崖仏
  6. 6「大谷寺・大谷観音」坂東三十三観音霊場巡り
  7. 7「大谷寺・大谷観音」世界平和の象徴の平和観音
  8. 8「大谷寺・大谷観音」開運・財運の神様の弁財天
  9. 9「大谷寺・大谷観音」宝物館で縄文時代の生活環境を知る
  10. 10「大谷寺・大谷観音」御朱印と御朱印帳
  11. 11「大谷寺・大谷観音」交通アクセス
  12. 12「大谷寺・大谷観音」駐車場情報
  13. 13「大谷寺・大谷観音」基本情報
  14. 14「大谷寺・大谷観音」大谷寺には神秘的な見どころが一杯!

「大谷寺・大谷観音」神秘的な大谷寺へ拝観に行こう!

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栃木県宇都宮市大谷町にある「大谷寺」は洞窟に包まれる様に建っている神秘的な寺院です。そして、この寺院の本尊である日本最古の石仏「大谷観音」は「国の特別史跡」と「重要文化財」の二重指定を受けています。また平和を象徴する優しいお顔をした巨大な石仏「平和観音」も見事です。そんな神秘的な「大谷寺」へ拝観に行きましょう!

「大谷寺・大谷観音」大谷寺の歴史をたどる

「大谷寺」の宗派は天台宗で弘仁元年の810年に弘法大使により開山されました。「大谷寺」では本尊として千手観世音菩薩が祀られています。縄文時代などの古代に横穴式住居として使用されていた「大谷寺」は本堂が洞窟に覆われており神秘的な空気の流れる珍しい寺院となっています。そんな宇都宮市大谷町にある「大谷寺」の歴史を見ていきます。

「大谷寺・大谷観音」宇都宮市の大谷寺の始まり

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遠い昔、栃木県宇都宮市の大谷町の近辺は屏風の様に大小の岩が連なり、その中は広くて平らになっており「大谷」と呼ばれていました。「大谷」の岩の下からは水が湧き出しており、それが川となり、まるで自然の力によって出来た城の様な姿をしていました。ここには毒蛇が住んでいて時折、毒をまいて毒水を流し出し悪さをしていました。

この為に、鳥獣虫魚など全ての生き物が毒水に触れると死んでしまった為に、人々はここを「地獄谷」と呼んで恐れていました。人間もこの毒水に触れると病気になったり、最悪の場合は死んでしまいました。そして、五穀や草木は枯れてしまい人々はこの環境下に苦しみ、とうとうこの土地を捨てようとしました。

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これを聞きつけた弘法大師が毒蛇を退治する為に大谷に入って行きました。十余日の後、弘法大師が谷から出て来て毒蛇を退治したと告げて去って行きました。人々が谷に入ると、そこには高い岩山に光り輝く千手観世音菩薩の彫刻がありました。観音の眩い光は山谷を金色に変え、人々は弘法大師に感謝し信仰を始めたのが「大谷寺」の始まりです。

「大谷寺・大谷観音」坂東第19番札所の大谷観音

弘法大使が平安時代の810年に彫ったと言われる「大谷寺」本堂内にある高さ4mの「大谷寺本尊千手観音」は昔から「大谷観音」と称され親しまれ、鎌倉時代には坂東三十三観音第19番札所の霊場になりました。大勢の人から尊崇されていた当時の「大谷観音」は彫刻された岩の表面に赤い朱や漆等が塗られ、一番上には金箔が押され輝いていました。

「大谷寺」で最も古いと言われる千手観音像の「大谷観音」は、「国の特別史跡」と「重要文化財」の二重指定を受けている貴重な石仏です。千手観音像と伝薬師三尊像が最古と言われ、次に古いのが伝釈迦三尊像、4組の中で最も遅れて造られたと見られている伝阿弥陀三尊像と続き、平安時代中期から鎌倉時代にかけての作品と言われています。

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千の手と千の目のある「大谷観音」は、いつでも私達を見守る為に手のひらにも目があり、千もの手で宇宙に存在する全ての人々や生物を救うと言われています。そして、最新の研究により「大谷観音」にバーミヤン石仏との類似点が見つかり、本当はアフガニスタンの僧侶が彫った「日本のシルクロード」である可能性が指摘されています。

「大谷寺・大谷観音」東の磨崖仏と称される大谷磨崖仏

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本堂の中には千手観音である「大谷観音」の他にも、脇堂の釈迦三尊・薬師三尊・阿弥陀三尊など全部で4組で10体の美しい彫刻の石仏像が彫られてあり、日本の石像彫刻の中でもより優れた見事な彫刻である事から「大谷観音」と合わせて昭和29年3月に「国の特別史跡」、昭和36年6月には「重要文化財」として二重指定されました。

美術的にも特に優れている大分県にある石仏の「臼杵磨崖仏」が「西の磨崖仏」と称されるのに対し、この栃木県宇都宮市の大谷にある石仏の「大谷磨崖仏」は「東の磨崖仏」と称され、共に貴重な石仏群となっています。そして、「大谷寺」の本尊である千手観音の「大谷観音」は、4組10体で4区間に分かれている「大谷磨崖仏」の中の一つです。

「大谷寺・大谷観音」坂東三十三観音霊場巡り

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かつて、足柄山や箱根の坂の東一帯は旅人の避難場所で「坂東」と呼ばれていました。源平合戦の後、敵味方関係ない供養と強い平和への願いが広まりました。そして源頼朝による観音信仰の後押し、多くの武者の西国三十三観音霊場への想いなど色々な要素が結びつき、鎌倉時代の初期に「坂東三十三観音霊場」が創設されました。

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「坂東三十三所観音札所巡礼」とは霊場を巡拝する事です。昔は木札を打ち付けた事から札所と言われており、当時は幕府関係の上級武士か僧侶により鎌倉から相模・武蔵・上野・下野・安房の順番で巡礼が行われていました。室町時代も中頃になると一般庶民の巡礼も見られるようになり、江戸時代にはどの霊場も大勢の参拝者で賑わっていました。

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現在は坂東札所は関東各地にあり、全部巡礼すると約1300kmにもなります。順路は札所の順番に関係なく自由に自分のペースで楽しみながら巡礼出来ます。服装は、歩き易い軽装で大丈夫ですが最低限、輪袈裟・数珠は身に着けておいて下さい。今日は、「秩父三十四観音霊場」を加えた「日本百観音霊場」となっています。

「大谷寺・大谷観音」世界平和の象徴の平和観音

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大谷寺の近隣の「大谷公園」には大谷石採掘場跡が残っています。昭和31年には、日光輪王寺門跡・菅原大僧正が読経を読み「平和観音」の開眼供養が行われました。現在は、自由に参拝出来る場所として宇都宮市公園が管理しています。「平和観音」の横手に階段があり、展望台まで登って行くと大谷の街が一望出来る様になっていておすすめです。

高さ27mの巨大な観音像は「平和観音」と呼ばれ、戦没者の供養と世界平和を祈って造られました。この「平和観音」は、東京芸術大学教授・飛田朝次郎氏の制作と、大谷の石工達により昭和23年から6年の歳月をかけて、当時の大谷観光協会と地元のサポートもあり昭和29年に完成しました。「平和観音」は全て細かい手彫りの作業で造られました。
 

「大谷寺・大谷観音」開運・財運の神様の弁財天

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大谷寺には綺麗な広い弁天池があり、開運・財運の神様である「弁財天」が建てられています。「弁財天」は七福神の中の紅一点の神様です。そしてその両脇には弁財天に仕える二匹の白蛇もいます。この白蛇は、かつてこの池に住んでいた毒蛇で、毒をまいて人々を困らせていました。そして弘法大師がこの地を訪れた時に、この毒蛇を退治しました。

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改心した毒蛇は、白蛇となり開運・財運の神様である「弁財天」に仕えるようになったという伝説があります。弁財天に仕える二匹の白蛇の頭を軽くさするとご利益があると言われています。この毒蛇は、大谷寺の始まりに出てきた毒蛇と同じ毒蛇です。また、七福神の神様の一人である「弁財天」の有難い御朱印を頂く事も出来ます。

「大谷寺・大谷観音」宝物館で縄文時代の生活環境を知る

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「宝物館」では「大谷寺」の下から出土した土器や石器類などが見られます。展示してある物から縄文時代の人々が岩陰を利用して暮らしていた当時の生活環境を知る事が出来ます。また、身長154cmで20歳位の年齢と見られている男性の人骨も昭和40年4月の防災工事中に見つかりました。まるで母親の胎内にいるように丸まって埋葬されていました。

「大谷寺・大谷観音」御朱印と御朱印帳

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「坂東三十三観音霊場巡り」をされている方や御朱印を集めている方が気になる御朱印の種類や、御朱印を入れる御朱印帳の種類について説明します。ここ「大谷寺」の御朱印の一つには千手観音の手書きの御朱印があります。御朱印とは寺院や神社に拝観した証として発行される印影の事を言います。平和観音や弁財天の手書きの御朱印もあります。

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御朱印を入れる御朱印帳には、大谷寺のデザインの御朱印帳や「坂東三十三観音霊場巡り」専用の坂東三十三観音霊場納経帳の二種類から選ぶ事が出来ます。参拝の際は合唱してお参りして下さい。大谷寺では、全て祈祷済みのオリジナルのお守りや西陣織のお守りもあります。新年を始め、各種のご祈祷も随時受け付けています。

「大谷寺・大谷観音」交通アクセス

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「大谷寺・大谷観音」への交通アクセスはJR宇都宮駅からバスに乗り換えるアクセスと、車のアクセスの二種類のアクセス方法があります。電車のアクセスからバスへのアクセスはJR宇都宮駅から関東バス「立岩」行きに乗車し「大谷観音前」で下車後、徒歩にて約1分です。車のアクセスは東北自動車道宇都宮ICから国道293号線経由で約15分です。

「大谷寺・大谷観音」駐車場情報

「大谷寺」の近辺には三つの駐車場があります。一つ目の駐車場は「大谷寺駐車場」で拝観者の料金は無料の駐車場です。二つ目の駐車場は「大谷資料館駐車場」で料金は無料ですが入り口前にある第1駐車場は団体バス・身障者・高齢者専用で、一般の方は第2駐車場・第3駐車場・第4駐車場です。三つ目の駐車場は「宇都宮市営無料駐車場」です。

「大谷寺・大谷観音」基本情報

拝観時間は夏季の4月から9月迄が8時半から17時迄、冬季の10月から3月迄が9時から16時半迄です。両方共、受け付けは20分前に終了です。定休日は1月から3月の第2・第4木曜日、毎年12月19日から31日も定休日です。祭日の場合は前日の水曜日が定休日です。参拝料金は大人の料金が400円・中学生の料金が200円・小学生の料金が100円です。

 

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30名以上の団体割引の料金は大人の料金が350円・中学生の料金が150円・小学生の料金が70円です。団体の場合の予約は、なるべくFAXで御願いします。その時、予約の日時、人数、代表者名、携帯番号を記載してください。FAX番号は028-652-3656です。因みに「大谷寺」は、おおやじと読みます。

住所:栃木県宇都宮市大谷町1198
電話番号:028-652-0128

「大谷寺・大谷観音」大谷寺には神秘的な見どころが一杯!

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「坂東三十三観音第19番札所の霊場」の「大谷寺」には、大谷磨崖仏の一つである日本最古の「大谷観音」、優しいお顔で平和の象徴の「平和観音」、七福神の一人「弁財天」など沢山の見どころがあります。「坂東三十三所観音札所巡礼」や「七福神巡り」が目的でも、一般の拝観でもいいので是非、神秘的な「大谷寺」に足を運んでみて下さい。

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この記事のライター
ビジネスキー紀子

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