モロッコの治安情報まとめ!女性や一人旅で注意する点や危険な都市とは?

エキゾチックで魅力的な国モロッコは、一人旅や女性旅行者など、世界中から観光客が訪れます。旅行の際、もっとも気になるのは、その国の治安です。今回はモロッコ観光の人気都市を中心に、注意すべきポイントや、押さえておきたい治安情報をまとめます。

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目次

  1. 1モロッコの治安情報をご紹介
  2. 2モロッコの基本情報
  3. 3モロッコ旅行で気をつけたい治安や服装の注意点
  4. 4モロッコの治安は一人旅でも大丈夫?
  5. 5モロッコで治安が悪化する時期はいつ?
  6. 6モロッコの夜の治安は?
  7. 7モロッコの治安情報1:首都ラバト
  8. 8モロッコの治安情報2:カサブランカ
  9. 9モロッコの治安情報3:マラケシュ
  10. 10モロッコの治安情報4:シャウエン
  11. 11モロッコの治安情報5:エッサウィラ
  12. 12モロッコの治安情報6:フェズの治安
  13. 13モロッコの治安情報7:砂漠地域の治安
  14. 14モロッコの最新治安情報を知るには?
  15. 15モロッコは今もテロの危険性があるの?
  16. 16モロッコでは治安情報に十分注意して安全に旅行を楽しもう!

モロッコの治安情報をご紹介

首都ラバトやマラケシュをはじめ、魅力的な都市の多いモロッコは、一人旅や女性の旅行者にも人気があります。しかしながら、エリアによっては治安の良くないところもあり、旅行の際には注意が必要です。今回は、モロッコ旅行前に知っておきたい治安情報や、観光地での所持品や服装の注意点など、役立つ情報をご紹介いたします。

モロッコの基本情報

モロッコ観光をする前に、治安と合わせて知っておきたい基本情報をご紹介します。アフリカ大陸の最北端にあるモロッコは、北に地中海、西に大西洋、そして南にサハラ砂漠と様々な顔を持った国です。地域によって気候も異なり、日本とは違った景色や体験ができることから、一人旅やバックパッカーにも人気の旅行先となっています。

イスラム教国家であるモロッコは、国の大半がイスラム教徒ですが、ヨーロッパ圏にも近いことから、ユダヤ教やキリスト教を信仰する人々も暮らしています。アラブ諸国に比べると、モロッコはイスラム国家の中では穏健派と言われています。しかしながら、都市によっては異教徒がイスラム教のモスク等への立ち入りを禁止されている場所も数多くあります。

イスラム教の国ですので、女性は服装に気をつけなければならない場所もあります。服装の注意点については次の項目で詳しくご紹介します。モロッコのほとんどの観光地では、英語が通じますが、スペインのグラナダ半島の対岸にある地域ではスペイン語、サハラ砂漠の周辺ではアラビア語を話す人が多く、英語が通じない所もあるのでご注意下さい。

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モロッコ旅行で気をつけたい治安や服装の注意点

モロッコの基本情報が分かったところで、旅行前に知っておきたい注意点をいくつかご紹介致します。モロッコは、先に申し上げましたとおりイスラム教の国になります。女性がイスラム教国家を旅する場合は、総じて、肌をあまり露出しない服装を心がける必要があります。あまりにも露出が激しい服装だと、それだけで外国人観光客だと分かってしまいます。

一目で旅行者と分かる服装をしていると、モロッコのバザールや人ごみでスリの標的にもされてしまうので、注意が必要です。また、観光客を狙った犯罪のターゲットは、ほとんどが女性となっています。女性は男性に比べて力も弱く、犯罪に遭うとパニックを起こしやすいことから、犯罪者にとっては狙いやすいターゲットのようです。

もちろん、狙われるのは女性だけではありません。日本人旅行者は、他の外国人に比べてガードが緩いという情報を既に知られていますので、男性も注意が必要です。一人旅でモロッコを旅行する場合は、パスポートや現金を取られたら、ホテルに帰るまで助けを求めることすらできないという危険性もあります。

モロッコ旅行の際には、治安が良いと言われている観光地でも、貴重品はできるだけ持ち歩かず、荷物はコンパクトにまとめることをおすすめします。モロッコは、6月頃からぐんぐん気温が上がりますので、半袖で旅行する女性も多いと思いますが、イスラム教の宗教施設を回る際は、上に羽織れる上着や髪を隠すストール等があると安心です。

モロッコの治安は一人旅でも大丈夫?

一人旅だと、一番不安になるのが治安の良し悪しですが、モロッコは、比較的殺人や誘拐等の犯罪が少なく、そういう意味では一人旅でも行けなくはない国だと言えます。モロッコで旅行者が巻き込まれる犯罪のほとんどは、観光地でのスリや置き引きの他、砂漠地帯等での強盗です。一人旅で出歩く場合は、人通りの少ない路地等は避けましょう。

一人旅だと旅費がかさみますが、そこに漬け込んで観光地へ格安で行けるといったうまい話を持ちかける偽ガイドに遭遇することもあります。通りを歩いていて、いかにも親切そうに話しかけてくるモロッコ人には、注意が必要です。モロッコでは、政府公認の観光ガイドがおり、ホテル等で事前に確認して雇うことができますので、そちらをご利用下さい。

女性がモロッコを一人旅する際に、もう一つ気をつけていただきたいのが、親しげに話しかけてくるモロッコ人男性です。日本人女性はお金を持っていて裕福だというイメージが先行しており、日本人女性と付き合えばお金に困らないと思っているモロッコ人男性も多いようです。間違った相手に捕まらないよう、女性は特に注意して旅行して下さい。

モロッコで治安が悪化する時期はいつ?

モロッコでは、年一回確実に治安が悪化する時期があります。それは、イスラム教の断食月(ラマダン)です。ラマダンは、イスラム暦の9月に実施され、この断食月が明けると、お正月となります。お祝いのために、お金が必要になることから、ラマダン月には窃盗等の犯罪率が上がり、全体的に治安が悪くなると言われています。

モロッコでは、ラマダン中は、ほとんどの主要観光都市で、日中はあまり人を見かけなくなります。人通りが少ない方が、犯罪者にとっては好都合ということで、治安が悪化する傾向にあります。ラマダン月は、太陰暦を採用していますので、毎年変動します。旅行にはあまり適さない時期ですので、事前に確認して旅行計画を立てましょう。

モロッコの夜の治安は?

モロッコに関わらず、世界中のどんな国でも、夜になると日中より治安が悪化します。暗闇にまぎれて、犯罪を行いやすくなるのがその理由です。女性だけでなく、男性も夜の一人歩きは、できるだけしないようにするのがおすすめです。一人旅で、どうしても夜に移動しなければならない場合は、暗い路地等を歩かないように注意して下さい。

モロッコの治安情報1:首都ラバト

ここからは、モロッコの主要都市の治安情報をご紹介します。まずは、モロッコの首都ラバトからお伝えします。モロッコの首都ラバトは、比較的治安が良い地域と言われていますが、日本人が犯罪に巻き込まれた都市トップ10の常連となっています。特に治安の悪くなるラマダン中やその前後は、窃盗や強盗に遭いやすいようですので注意が必要です。

モロッコの首都ラバトの主な観光スポットには「ムハンマド5世廟」のような宗教施設の他、「ル・ドゥ」というアラビア海やインド洋を航海していた貿易船を改造したレストラン等、モロッコの文化や歴史を楽しめるスポットがあります。各国大使館もこのラバトに位置していますので、トラブルに巻き込まれたら、大使館に助けを求めましょう。

モロッコの治安情報2:カサブランカ

続いてモロッコ第2の都市カサブランカの治安情報です。カサブランカは、2003年に同時多発テロ事件、2007年にアメリカ領事館自爆テロ等、爆破事件が過去に何度も起こっている都市です。日本人旅行者が犯罪に巻き込まれる都市として、ワースト1位にもなっていますので、旅行の際は細心の注意が必要です。人ごみでは所持品に常に気を配りましょう。

カサブランカの主な観光名所には「ハッサン2世モスク」や「オールド・メディナ」と呼ばれる旧市街等があります。「ハッサン2世モスク」は、アフリカ最大と言われるモスクで、60階建ての尖塔(ミナレット)が美しいイスラム教の礼拝所です。神聖な場所ですので、女性が観光する場合には、必ず、肌を覆う服装でおでかけするよう注意して下さい。

モロッコの治安情報3:マラケシュ

モロッコ旅行の人気都市であるマラケシュは、アトラス山脈の麓に広がる賑やかな都市です。歴史ある街並みには、エルバディ宮殿や、アサード朝時代から残る墳墓群等、様々な観光地があります。マラケシュ内で安全で人気のある宿泊エリアは、メディナウォールズというエリアです。特に女性の一人旅なら、明るい通りに面した宿を選ぶことをおすめします。

世界中から旅行者が訪れるマラケシュの治安についてですが、マラケシュの有名観光地「ジャマ・エル・フル広場」では、2011年に観光客に人気のカフェを狙った爆弾テロが発生し、多くの死傷者が出ました。モロッコはイスラム穏健派と言われていますが、過激派が潜伏している可能性もあります。不要な外出は、できるだけ避けましょう。

モロッコの治安情報4:シャウエン

続いてご紹介するモロッコの都市はシャウエンです。青と白の美しい街並みが旅行者に人気のシャウエンは、スペインとアラブの両方の文化を見ることができるモロッコでも人気の観光地です。特に、おすすめなのが「プラザ・ウタ・エル・ハンマム」というスクエア。シャウエンの町を見下ろすリフ山の素晴らしい景色を見ながら食事も楽しめます。

地中海に面した美しい都市シャウエンは、モロッコの中で女性旅行者に人気のある町です。シャウエンは気候も良いことから、温厚な人が多く、治安が良い都市の一つと言われています。スリ等の犯罪は少ないようですが、シャウエンは大麻の栽培が盛んで、市街地には違法で大麻を販売する人がいます。巻き込まれないようご注意下さい。

モロッコの治安情報5:エッサウィラ

続いては、エッサウィラの治安情報をお伝えします。エッサウィラは、マラケシュ等有名な観光地に比べると旅行者も少なめでのんびり過ごせる地域です。モロッコの伝統音楽グナワが有名なエッサウィラは、音楽フェスティバル等も開催される都市です。エッサウィラの主な観光スポットはスーク(市場)や大西洋に面したビーチ等です。

大西洋に面したエッサウィラは、大変過ごしやすく、過去にはボブマーリー等が避暑に訪れた土地としても有名です。エッサウィラは、一見平和な都市に見えますが、2016年にはイスラム過激派で知られたIS(イスラム国)のテログループが潜伏していた地域でした。今は安全になっているようですが、ラマダン月の旅行は避けましょう。

モロッコの治安情報6:フェズの治安

続いては、モロッコ旅行で最も人気のある都市フェズの治安についてです。フェズは、400年以上モロッコの首都が置かれた歴史ある都市で、世界最大の迷宮と呼ばれる「旧市街」が有名です。フェズの旧市街は、多くの旅行者がスリやひったくりの被害に遭うエリアで、観光の際は、特に所持品に注意を払う必要があります。

フェズはモロッコの中でも、イスラム教の信仰が非常に厚い地域で、旧市街や市内のほとんどのイスラム教施設に異教徒が入ることを禁止しています。また、旧市街は非常に道が分かりにくいことから、偽ガイドが多く出没するスポットとして知られています。日中はもちろん、夜になるとさらに治安が悪化しますので、注意して観光してください。

モロッコの治安情報7:砂漠地域の治安

最後に、モロッコ旅行で人気のサハラ砂漠エリアの治安についてご紹介します。モロッコで砂漠を観光できる都市として有名なのはメルズーガとマーミドです。どちらも砂漠にある小さな都市で、他の都市に比べると治安はあまりよくありません。砂漠を観光するツアーには悪徳業者もおり、不当な金額を請求されたケースもあるので注意が必要です。

アラブ系遊牧民の暮らしを垣間見ることのできる砂漠地域では、ラクダに乗って砂漠を観光するツアーが人気ですが、一人旅でツアーに参加する場合は、他にも参加者がいるかどうかを、必ず確認してください。砂漠地域は9月が旅行のベストシーズンと言われていますが、砂嵐も多く行方不明者が出たこともあるようです。十分ご注意下さい。

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モロッコの最新治安情報を知るには?

モロッコの主要都市の治安をご紹介しましたが、渡航の前にはモロッコの最新治安情報を確認することをおすすめします。モロッコの最新治安情報は「在モロッコ日本大使館」のホームページから確認することができます。2018年4月末現在のモロッコの治安は、砂漠地帯の西サハラ地域がレベル4(渡航を止める。退避勧告)となっています。

また、その他の地域でも、モロッコの中で危険レベルがレベル1と低いのは、主要観光都市をつなぐ、狭い地域のみで、それ以外の地域は危険レベル3(渡航中止勧告)が出ています。モロッコの中でも、あまりメジャーでない都市を旅行したい場合は、特に、外務省の最新治安情報をよく確認した上で、渡航の是非を検討して下さい。

モロッコは今もテロの危険性があるの?

2017年10月に、シリアを制圧していたイスラム過激派集団「イスラム国」(IS)は、首都を陥落し壊滅状態に陥ったと報道されています。過度な緊張状態はなくなったと判断する専門家も多いようですが、モロッコだけでなく、世界中のイスラム国家に、今も過激派のテロリストが潜伏している可能性があり、油断できない状況と言われています。

モロッコでは治安情報に十分注意して安全に旅行を楽しもう!

モロッコの治安情報をお伝えしました。一人旅や女性同士の女子旅等でも、人気を集めているモロッコですが、地域によっては、あまり治安がよくないエリアがあることも事実です。お買い物でバザールを歩く際や、観光地で写真撮影する時も気を抜かず、常に所持品には注意しましょう。治安情報を事前に確認して、安全で快適な旅行をお楽しみ下さい。

Original
この記事のライター
Yukilifegoeson