パンタナールの大湿地の見どころは?ブラジルにある動物と自然に溢れる楽園!

パンタナールはブラジル、ボリビア、パラグアイの3か国にまたがる世界最大の熱帯湿地で、2000年には世界遺産にも登録されています。手つかずの自然が数多く残るパンタナールは、多くの動物たちが暮らす楽園です。今回は、南米の大湿原パンタナールの魅力に迫ります。

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目次

  1. 1南米に広がる大湿原パンタナールへの誘い
  2. 2ブラジルの観光スポット「パンタナール」とは?
  3. 3パンタナール湿原で暮らす動物たち
  4. 4パンタナール湿原で暮らす水中の生き物
  5. 5パンタナール湿原で暮らす鳥類
  6. 6パンタナール湿原の楽しみ方1:トレッキング
  7. 7パンタナール湿原の楽しみ方2:カヌー
  8. 8パンタナール湿原の楽しみ方3:サファリツアー
  9. 9パンタナール湿原の楽しみ方4:ナイトサファリ
  10. 10パンタナール湿原の楽しみ方5:乗馬ツアー
  11. 11パンタナール湿原観光のおすすめシーズン
  12. 12パンタナール湿原で暮らす野生動物に会いにいこう!

南米に広がる大湿原パンタナールへの誘い

南米ブラジルの観光スポットとして、近年脚光を浴びているパンタナール。世界遺産の他、ラムサール条約にも登録されているパンタナールは、雨季には水没することから、今も手つかずの自然が残されている貴重な野生動物の生息地となっており、ジャガー等珍しい動物にも出会えます!今回は、パンタナールの見どころをお伝えします!

ブラジルの観光スポット「パンタナール」とは?

南アメリカ大陸の中央に広がるパンタナールは、ブラジル、パラグアイ、ボリビアの3ヶ国にまたがって広がる世界最大級の大湿原。雨季と乾季を繰り返すブラジルのアマゾンに暮らす野生動物の宝庫であるパンタナールは、ブラジル側からは、最寄りの都市から車で3時間ほどとアクセスもよく、ブラジルの人気観光スポットの一つとなっています。

熱帯に属するパンタナールは、雨季になると水位が上がり、そのほとんどの地域が水没すると言われています。そのため、長年パンタナール一帯は、放牧地として活用されてきました。パンタナールに暮らす動物たちの生態系の頂点に立っているのはジャガーです。しかし、ジャガーは家畜を荒らす天敵として、次々と射殺されていました。

2000年の世界遺産登録やラムサール条約への登録をきっかけに、「パンタナールコンプレックス」とも呼ばれる多種多様な生態系を守るために、現在ではジャガーも保護されています。ブラジルから行くパンタナール湿原の観光ツアーには、様々なものがありますが、サファリツアーでは、ジャガーと遭遇できるスポットもあるようです!

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パンタナール湿原で暮らす動物たち

パンタナール大湿原に生きる野生動物には、一体どんなものがいるのか?ほんの少しご紹介致します。まずは、パンタナールの水辺に生きるお馴染みの動物と言えば「メガネカイマン」。大きいものになると体長が2mを越えるメガネカイマンは、パンタナール湿原で最も多く見られるワニの一種。獰猛な動物ではありませんので心配いりません。

続いてご紹介するパンタナールの野生動物は、先述しました「ジャガー」。南米に生息する猫科最大の動物であるジャガーは、なかなか観測するのが難しい野生動物の一つです。広大な大湿原の中で、特に北パンタナールエリアにジャガーが多く出没するそうで、出没スポットと言われる「ポルト・ジョフレ」は観光の人気スポットとなっています。

続いてご紹介するパンタナールで出会える野生動物は「カピバラ」です。日本では、動物園でよく見かけるカピバラですが、パンタナールでは、湿原の中を泳ぐ野性のカピバラに会うことができます。親子で泳ぐコミカルなカピバラは、パンタナールのアイドル。湿原の天敵のワニ等が現れると、おっとりした外見にそぐわぬスピードで逃げていきます!

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パンタナール湿原で暮らす水中の生き物

パンタナール湿原で暮らす動物たちに続いて、今度は、水中の仲間をご紹介致します。パンタナール湿原を流れる川の中には、実は、ブラジルを代表する肉食魚ピラニアの仲間が住んでいます!パンタナール湿原でよく見られるピラニアの品種は「パクー」と呼ばれる種類で、丸みのある体と、小魚を噛み砕く歯が生えています!

もう一つ、パンタナール湿原で暮らす水中生物には、ドラードという魚がいます。アマゾンの王者と称されるのドラードは、パンタナール湿原で釣りを楽しむ観光客に人気の魚です。スペイン語で「黄金」を意味するドラードは、その金色に輝く姿が、本当に美しい魚です。南米ブラジルならではの巨大魚を、パンタナールで釣り上げましょう!

パンタナール湿原で暮らす鳥類

様々な野生動物が暮らすパンタナール大湿原。続いては、鳥類をご紹介致します。パンタナール湿原は、水鳥だけでなくブラジルで暮らす熱帯の鳥達の楽園で、頻繁に観察できる代表的な野鳥には「オニオオハシ」がいます。20cmほどもある巨大な黄色い嘴がトレードマークのオニオオハシは、ブラジルではFlying Bananaと呼ばれるそうです。

パンタナールで暮らす水鳥の代表といえば、コウノトリの仲間であるトゥユユー。パンタナールのシンボルとも言える巨大な水鳥は、世界最大の1.4m!首元が赤いトゥユユーは、広大なパンタナール湿原の中でも、比較的見つけやすく、遠くからでも観察できます。パンタナール観光の際は、望遠レンズ片手に、ぜひ、鳥達も探してみましょう!

パンタナール湿原の楽しみ方1:トレッキング

ここからは、パンタナール湿原を観光するのにおすすめの楽しみ方をご紹介していきます。パンタナール湿原には、公共交通機関でアクセスできる方法がないことから、ツアーに参加して観光スポットを巡るのが一般的です。通常3泊4日ぐらいのツアーが一般的で、初日はトレッキングでパンタナール湿原を観光します。

トレッキングルートは、パンタナール湿原の宿泊施設周辺にあり、荷物を下ろした後、すぐに出かけることができます。トレッキングルートには、高さ12mの展望台があり、遮るもののないパンタナール湿原に沈んでいく夕日を見ることもできます。自分のペースで歩けるトレッキングツアーは、どなたにでも楽しんでいただけるアクティビティです。

パンタナール湿原の楽しみ方2:カヌー

初日のトレッキングに続いて、2日目は、パンタナール湿原をカヌーで進む旅にでかけましょう。パンタナールの宿泊施設付近には、川が流れており、そこからカヌーに乗って湿原の中を探検します。カヌーツアーでは、先ほどご紹介したブラジルの肉食魚ピラニアを釣るアクティビティもあり、観光客に人気を集めています。

カヌーツアーでは、釣りにおすすめのスポットを回る他、メガネカイマン等水辺の動物たちを観察します。昼食休憩もはさまれていて、パンタナール大湿原の自然の中で、ブラジルスタイルのバーベキュー等を食べることができるようです。カヌー以外に、ボートで回れるツアーもあるようですので、ツアー予約の際は、お問い合わせしてみて下さい。

パンタナール湿原の楽しみ方3:サファリツアー

続いてご紹介するパンタナール湿原の楽しみ方は、サファリツアー。こちらは、徒歩ではなく、車で湿原の中を進み、野生動物を観察するツアーです。広大なパンタナール湿原を、車で回りながら、野生動物を探し、見つかったら車を止めて観察します。野生動物が多く出没するスポットを知り尽くした現地ガイドがパンタナール湿原を案内してくれます。

このサファリツアーでは、運がよければ、観光の目玉の一つとなっているジャガーにも遭遇できる可能性があります。ジャガーの遭遇率が高まるのは、7月以降から10月頃までの時期と言われていますが、最も多く確認されているのは、9月、10月頃のようです。ブラジル旅行と合わせてパンタナールへ行く際は、秋頃がおすすめです。

パンタナール湿原の楽しみ方4:ナイトサファリ

続いてご紹介するパンタナールの楽しみ方は、夜のナイトサファリ。ナイトサファリは、日中のサファリツアーと同様車でパンタナール湿原を移動し、野生動物を探すツアーです。昼間とは違って、夜行性の動物たちを観察できるナイトサファリは、パンタナールの不思議な生態系を違った角度から見ることができるおすすめのアクティビティです。

パンタナール湿原の楽しみ方5:乗馬ツアー

最後にご紹介するパンタナール湿原の楽しみ方は、乗馬ツアー。乗馬すれば、歩いて散策するよりも遠くまで行ける上に、視界が高くなるので遠くまで見渡せます。雄大なパンタナールの景色を眺めながら、のんびりと馬に揺られて湿原を散歩する乗馬ツアーは、ブラジルならではの体験として観光客に人気のアクティビティの一つです。

パンタナール湿原観光のおすすめシーズン

パンタナールは、湿原と言われていますが正しくは雨季の雨によって川が氾濫してできる「氾濫原」で、雨季となる11月から水位が下がらない2月頃までの半年間は、ほとんどが水没し、アクセスが難しくなります。観光におすすめのシーズンは、乾季となる4月から10月のシーズンで、日中は暑いですが、夜は快適に過ごせるようです。

たくさんいるパンタナールの野生動物の中で、特に哺乳類を観察するなら、乾季がベストシーズンと言えます。ジャガーを観察したい場合は、9月から10月頃が遭遇率が最も高くなるようです。釣りを楽しみたい方には、2月から10月がおすすめです。約20種類ほどの魚を釣ることができますが、禁漁期間がありますので、事前に確認してみて下さい。

パンタナール湿原で暮らす野生動物に会いにいこう!

南アメリカ大陸に広がるパンタナール大湿原をご紹介しました。数々の野生動物が暮らす動物たちの楽園パンタナールは、夜になると満天の星空が見える美しい観光スポット。雨季には、近づくことさえできないこの場所は、氾濫と再生を繰り返すアマゾンの不思議な生態系が広がっています。野生動物と出会う旅をパンタナール湿原でお楽しみ下さい。

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この記事のライター
Yukilifegoeson