2018年04月30日公開
2020年03月26日更新
アルゼンチンの首都・ブエノスアイレス観光ガイド!おすすめスポットや治安は?
ラテンアメリカのアルゼンチンの首都「ブエノスアイレス」は、南米の中でも美しい街として数えられています。アルゼンチンの首都「ブエノスアイレス」は、スペイン語で良い空気(風)と名付けられており、海に面した街らしく船乗り達の思いが込められた名前となっています。

目次
- 1アルゼンチン「首都ブエノスアイレス」って?
- 2アルゼンチン「首都ブエノスアイレス」行き方
- 3アルゼンチン「首都ブエノスアイレス」の気候
- 4アルゼンチン「首都ブエノスアイレス」ってどんな街?
- 5アルゼンチン「首都ブエノスアイレス」気になる治安
- 6アルゼンチン「首都ブエノスアイレス」おすすめ観光スポット1:「プエルト・マデロ」
- 7アルゼンチン「首都ブエノスアイレス」おすすめ観光スポット2:「メトロポリタン大聖堂」
- 8アルゼンチン「首都ブエノスアイレス」おすすめ観光スポット3:「アルゼンチン国立美術館」
- 9アルゼンチン「首都ブエノスアイレス」おすすめ観光スポット4:「国立装飾美術館」
- 10アルゼンチン「首都ブエノスアイレス」おすすめ観光スポット5:「ラ・ボカ」
- 11アルゼンチン「首都ブエノスアイレス」おすすめ観桜スポット6:「バローロ宮殿」
- 12アルゼンチン「首都ブエノスアイレス」おすすめ観光スポット7:「ボスケス・デ・パレルモ」
- 13アルゼンチン「首都ブエノスアイレス」観光しよう
アルゼンチン「首都ブエノスアイレス」って?
アルゼンチンと言えばラテン系の人々が陽気に過ごしている国、サッカーやタンゴの盛んな国と言ったイメージを持たれる方も多いと思います。そんなアルゼンチンの首都「ブエノスアイレス」は、南米で指折りの美しい街「南米のパリ」とまで言われる魅力的な街でもあります。そんな「ブエノスアイレス」から、治安情報とお勧めの観光地を7か所ご紹介して参ります。
アルゼンチン「首都ブエノスアイレス」行き方
日本からアルゼンチンの首都、「ブエノスアイレス」への行き方をご紹介致しましょう。残念ながら日本からアルゼンチンへの直行便はありませんので、一旦アメリカやヨーロッパの空港で乗り継いでいく事になります。ヨーロッパ経由よりもアメリカ経由をお勧めいたします。所要時間が3,4時間短くて済むからです。
アルゼンチン「首都ブエノスアイレス」の気候
「ブエノスアイレス」は南半球にありますので、日本の夏は冬、冬は夏と考えて下さい。真夏の平均最高気温は30、5℃位、真冬の日中の平均最高気温は約15℃と日本の様には冷え込みません。アルゼンチンは南半球に在り、南北に長い国なので南に行く程寒くなりますが、「ブエノスアイレス」は中間位ですので真冬の最低気温でも8℃位はあります。
アルゼンチン「首都ブエノスアイレス」ってどんな街?
アルゼンチンの首都「ブエノスアイレス」は、南米のパリとの異名を持つ都市です。街は碁盤の目の様に形成され、建物の美しさからヨーロッパにいる様な気分にさせられる街なのです。「ブエノスアイレス」の街にはベーカリーやカフェも多く、クロワッサンやバケットの似合う正に「南米のパリ」の風情が漂う街です。
アルゼンチン「首都ブエノスアイレス」気になる治安
気になる「ブエノスアイレス」の治安に付いてですが、残念ながら治安は良いとは言えません。特にスラム街の在るレティーロ地区には、用事が無い限り近づかない方が良いです。スリや強盗、ケチャップ強盗等と呼ばれる手口の被害もかなり多い様です。貴重品は身に付けない、バッグはしっかりと身体の前に置き身に付ける等の注意が必要です。
アルゼンチン「首都ブエノスアイレス」おすすめ観光スポット1:「プエルト・マデロ」
アルゼンチンの首都賑やかなエリアにあり、ブエノスアイレスの喧騒を感じさせないエリアがあります。昔は主要な貿易港で栄えたエリア、港のレンガ造りの倉庫街が残りながらも近代的なビル街が立ち並ぶエリアです。新旧が一緒に存在する特別なエリア、「プエルト・マデロ」です。近代的な雰囲気と海風を感じたい時にお勧めのアリアです。
「プエルト・マデロ」にはレストランやホテルも在りますので、この周辺に宿をとる方も多い様です。夜には神戸の夜景の様な、ロマンチックな風景も眺める事が出来ます。周辺には綺麗に整備された散策道もありますので、ゆっくりと海の風景を眺めながらの散歩も楽しいと思います。ランドマークのブリッジもあり、撮影スポットとしてもお勧めのスポットです。
アルゼンチン「首都ブエノスアイレス」おすすめ観光スポット2:「メトロポリタン大聖堂」
次に「ブエノスアイレス」の歴史的建造物、「メトロポリタン大聖堂」のご紹介です。「ブエノスアイレス」の地元住人の祈りの場ですが、観光客もいつでも入場する事が出来ます。「メトロポリタン大聖堂」の正面には12本の柱が立ち並び、見事な外観で見応えがあります。柱には意味があり、キリストの12使徒を表現しているのだそうです。
「メトロポリタン大聖堂」の内部に入ると、荘厳な祭壇が見えて来ます。祭壇に行くまでの入り口の見事なタイルも見所となっています。ベネチア式のタイルで埋め尽くされたフロアは、とても見応えがあります。内部には様々なマリア様の像があって、それぞれに意味があります。縁結びのマリア様や、人生の問題を解決に導くマリア様等様々です。
アルゼンチン「首都ブエノスアイレス」おすすめ観光スポット3:「アルゼンチン国立美術館」
「アルゼンチン国立美術館」もお勧めスポットの一つです。有名画家の作品を観る事が出来るので、特にアートの興味のある方には、「ブエノスアイレス」を訪れたら是非足を運んで頂きたいスポットです。中心地からは少し離れますので、近くの「レコレータ墓地」と併せて観光されるのがお勧めです。入場料が無料と言うのが嬉しいです。
「アルゼンチン国立美術館」には、印象派の有名画家モネやピカソ、ゴッホやロダン等の作品が展示されています。アルゼンチンの画家の作品から、近代画家の作品まで幅広く展示されています。フラッシュを使用されなければ、館内での写真撮影も出来るのが嬉しいです。部屋の壁の色が日本とは違い、南米らしい色合いで異国情緒を感じさせます。
アルゼンチン「首都ブエノスアイレス」おすすめ観光スポット4:「国立装飾美術館」
パレルモエリアに在る歴史的建造物、「国立装飾美術館」もお勧めのスポットです。富豪が集めたコレクションが、たくさん館内に展示されています。現代のアルゼンチンの服飾の展示もされていて、興味深く観て回る事が出来ます。中には日本の調度品の展示もあるそうです。美術館は1911年に建築された物で、素晴らしい外観と内観となっています。
「国立装飾美術館」の前には広い公園が在り、レストランやカフェも近くに在ります。観覧した後にレストランやカフェで、お食事をするのもお勧めです。美術館には、15世紀から19世紀の装飾美術品が展示されています。入館料は25ペソ(約150円)とお安く、有名な画家の作品や素晴らしい調度品を観る事が出来るのでお勧めです。
アルゼンチン「首都ブエノスアイレス」おすすめ観光スポット5:「ラ・ボカ」
アルゼンチンの「ラ・ボカ」には、カラフルな家が立ち並ぶエリアがあります。昔ヨーロッパからの移民が多くこの地に住み着き、この様なカラフルな景観を造り上げたのです。観光客にも人気のスポットで、カラフルな景観の前で多くの人々が記念撮影をする光景が見られます。「ラ・ボカ」では、治安にも注意しながら観光されて下さい。
「ラ・ボカ」に移り住んで来たイタリア人やヨーロッパの人々は、造船所で使用されたペンキの残りを利用してトタンの家をペイントしたそうです。分量が足りなくなったりして、この様な塗り方になった様です。それが今では、人気観光地となっているのは興味深いです。この地からは世界的に有名な、「キンケラ・マルティン」と言う画家も排出しています。
アルゼンチン「首都ブエノスアイレス」おすすめ観桜スポット6:「バローロ宮殿」
アルゼンチンの首都「ブエノスアイレス」を訪れたら、ぜひこちらも見逃して頂きたくないスポットです。ひと昔前は南米で最も高い建造物とされていた、「バローロ宮殿」のご紹介です。宮殿の建築方式はアール・ヌーヴォーやネオ・ゴシック等、様々な建築様式が合わさり美しく見事な景観となっています。「ブエノスアイレス」の街の芸術作品の様です。
「バローロ宮殿」の見学は、ツアーのみでの見学となっています。宮殿の頂上までは、繊細な装飾が施された螺旋階段を一段一段登って行きます。上から螺旋階段を見下ろすと、素晴らしい眺めに建築の美しさを感じる事が出来ます。1階が地獄で上に行くほど天国に到達する、と言うコンセプトで造られているそうです。そう考えると階段一段一段の足取りも軽くなりそうです。
「ブエノスアイレス」で独特の景観を醸し出す「バローロ宮殿」は、外観も内観も見所一杯です。でも最上階からの眺めは、是非とも実際に訪れて見下ろして頂きたい絶景です。ツアーは日に数回実施されますが、出来れば夜の部に参加されて夜景を楽しまれては如何でしょうか。夜には、「バーバロ宮殿製ワイン」の試飲付きツアーもあります。
アルゼンチン「首都ブエノスアイレス」おすすめ観光スポット7:「ボスケス・デ・パレルモ」
「ブエノスアイレス」のパレルモは、若者の街として活気に満ち溢れたエリアです。そんなパレルモにある「ボスケス・デ・パレルモ」には、大きな庭園や公園が約20も集まっています。公園以外にも、プラネタリウムや動物園もこのエリアに在り観光にお勧めです。サンサンと降り注ぐ太陽の中、大きな木の下でのんびるするのもお勧めです。
「ブエノスアイレス」で豊かな自然や緑に触れたいなら、ぜひ「ボスケス・デ・パレルモ」に足を運んでみて下さい。20以上も在る公園はそれぞれに特徴があり、見事なバラ園を備えた公園や大きな池でボート遊びを楽しめる公園など様々です。全ての公園を集めた広さは、東京ドーム8.5個相当に匹敵する大きさだそうです。
アルゼンチン「首都ブエノスアイレス」観光しよう
南米アルゼンチンの首都「ブエノスアイレス」への行き方や治安、お勧めの観光地を7か所ご紹介して参りましたが興味を持って頂けましたでしょうか。南米のパリと言われるブエノスアイレスには、歴史的スポットや美術館や博物館など見どころ一杯の街です。治安にも充分注意されて、是非ラテンの国で楽しい観光をして頂きたいと思います。
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