「おきゅうと」とは?美味しい食べ方やところてんとの違いまで徹底紹介!

福岡の人にとってはソールフードであるおきゅうと。家庭の食卓にポピュラーに並ぶ食材です。しかし他府県の人が福岡に旅行に行き、食事におきゅうとを出されると一体これは何?と思ってしまいます。そこで今回は福岡のソールフードであるおきゅうとについてリサーチしました。

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目次

  1. 1おきゅうとを徹底的にご紹介!
  2. 2おきゅうととは何か
  3. 3おきゅうとの歴史
  4. 4おきゅうと原料と成分
  5. 5おきゅうととところてんの違いその1:原料が違う
  6. 6おきゅうととところてんの違いその2:製造法と食べ方の違い
  7. 7おきゅうとのおすすめの食べ方その1:トッピングをアレンジする
  8. 8おきゅうとのおすすめの食べ方その2:サラダ風に料理する
  9. 9おきゅうとのおすすめの食べ方その3:デザートとしても美味しい
  10. 10福岡人のソールフードおきゅうとを食べてみよう!

おきゅうとを徹底的にご紹介!

福岡に遊びに行くと、旅館の朝食の膳に付いてくることがあるおきゅうと。見た目はこんにゃくのようで、食べてみるとツルンとした喉ごしで、ところてんにも似ています。福岡人のソウルフードとも言われるおきゅうととはどんな食べ物かご紹介します。グルメな旅のmy知恵袋に、ぜひおきゅうとの情報も加えておいてみてください。

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おきゅうととは何か

ern1111995さんの投稿
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おきゅうととは福岡を中心に食べられている海藻を使った加工品です。見た目はこんにゃくのようですが、ツルンとした喉ごしはところてんにも似ており、食感は意外にもっちりとしていて、磯の香りのする味わいです。おきゅうととは福岡の朝ごはんのおかずに添えられる一品で、関東で言うなら納豆のような存在。福岡の朝ごはんの定番のおかずです。

eikokushoryuさんの投稿
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おきゅうとの昔ながらの一般的な食べ方は、5mmから7mmくらいの厚さの短冊切りにしたおきゅうとの上に、かつお節、すりごま、おろししょうが、ネギなどをのせて、醤油や酢醤油をかけて、ご飯のおかずや酒のつまみとするのが一般的な食べ方です。今ではちりめんじゃこやサクラエビ、カイワレ大根などトッピングやその食べ方は様々です。

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おきゅうとの歴史

michito_niisanさんの投稿
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おきゅうととは、福岡の伝統的な食文化の中で食べ続けられてきたおかずで、その歴史は江戸時代にまでさかのぼります。江戸時代の儒教者、貝原益軒といえば一度はその名を聞いたことがあることと思いますが、彼が加筆し書物にまとめた「筑前国属風土記」におきゅうとが「うけうと」という名で記されており、その頃から食されていたようです。

mittiymouseさんの投稿
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おきゅうととは、福岡の料理店へ行くと、お救人とか、浮太とか、沖独活とも書かれていることがあります。もともと、おきゅうととは福岡の博多地区で食べられていたようですが、その後福岡全体に広がり、そして九州各地に広がったようです。昭和時代はおきゅうととは福岡の朝食の定番メニューでした。

zrx1100catさんの投稿
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今の世代の人には歴史の教科書にような話ですが、戦後の日本では、明け方になると朝ごはんのおかずになる納豆売りやしじみ売りが町中を売り歩いていたのですが、福岡の博多では納豆売りなどのかわりに、おきゅと売りが町中を売り歩いていたそうです。おきゅうととは朝ごはんのおかずのほかに、昔からお酒のつまみにも好まれて食べられています。

sound_of_tideさんの投稿
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おきゅうととは変わった呼び名ですが、その名の由来は、戦後、おかずのない時代に食べられ始め、たくさんの人の食卓を救ったということから救人(きゅうと)から由来した説、原料となる海藻がウドのように早く育つので、沖のウドから沖ウドそしておきゅうとと呼ばれるようになったという説、あと沖の漁師が作り方を伝えたという説があります。

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おきゅうと原料と成分

korimasutouさんの投稿
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おきゅうとの成分はほとんどは水分です。そのためカロリーはほとんどありません。その点ではところてんと同じようにダイエット食品と言えます。調べによると96.5%が水分で、残りはタンパク質が0.4%、炭水化物が3%、ミネラルが0.2%だと言われます。栄養価はまったく高くありませんが、おきゅうとの独特の食感が人気の食材です。

qoo_nyanさんの投稿
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おきゅうとは食物繊維を含んでいるので便秘の改善に効果的な食品だと言われます。海藻からのビタミン類にはビタミンK、B1、B12、葉素を微量に含有しているほか、ミネラルにはナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、マンガンなどを少量ずつ含んでいます。

おきゅうととところてんの違いその1:原料が違う

mo_ma_yaさんの投稿
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おきゅうとを食べるとところてんに似た味わいだとよく表現されますが、ところてんとの違いはまず原料にあります。おきゅうとの原料は主に日本海側に分布しているエゴノリという紅藻の一種にイギリという固める作用のある海藻をブレンドしたものが原料となっています。これをくるくる丸めたものを福岡では昔から売っています。

kome_zさんの投稿
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エゴノリにイギリという海藻をブレンドしたおきゅううに対して、ところてんの材料は同じ紅藻類でも、岩場に生息するテングサやオゴノリという海藻を原料としている点が違います。テングサやオゴノリはそもそも寒天の材料となる海藻です。同じ紅藻類ですが、おきゅうとの原料になるエゴノリとは違う種類の紅藻類です。

おきゅうととところてんの違いその2:製造法と食べ方の違い

kenikenyさんの投稿
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原料の違いのほかにおきゅうとと、ところてんの違いは、製造法の違いがあります。おきゅうとはエゴノリに、固める作用のあるイギスという海藻をブレンドして湯で煮溶かして裏ごしし、小判型に薄く伸ばして冷やし固めて作ります。これをくるくる丸めて販売しています。発送用は潰れないように丸めない場合があります。

k_misako_noさんの投稿
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おきゅうととところてんの製造法の違いは、ところてんは原料のテングサやオゴノリを茹でて煮溶かして固めたものを、天突きという専用の道具を用いて、押し出して細い糸状に切ったものを食べるのがところてんです。味付けは関東と関西では違い、関東は二及び三杯酢に和辛子を添えて食べ、関西は黒蜜など甘い味付けで食べます。

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おきゅうとのおすすめの食べ方その1:トッピングをアレンジする

tomokoyaginumaさんの投稿
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さてところてんと食感や味も似ているおきゅううのおすすめの食べ方は、昔ながらの食べ方に、トッピングをアレンジすると現代風の美味しい食べ方ができます。グルメの方なら今更ここに記載しなくても、昔ながらのおきゅうとの味を味わえば、おすすめのトッピングが頭に浮かぶことと思います。カイワレ、みょうが、シソなどが一般的にあがります。

eikokushoryuさんの投稿
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しかしグルメの方に負けずと考えたトッピングをご紹介すると、カシューナッツやクルミを刻んだものをトッピングに入れて、酢醤油にほんの少しオリーブオイルを加えたものをかけると、和風のおきゅうとがたちまちイタリアンの前菜に早変わりです。旅行の旅館で朝食に出されたおきゅとの味をちょっとアレンジしたおすすめの食べ方です。

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おきゅうとのおすすめの食べ方その2:サラダ風に料理する

福岡人のソールフードであるおきゅうとは福岡の人にとっては、関東の朝食にならぶ納豆のようなおかずで、福岡の居酒屋などではお通しによく酢醤油がかかったおきゅうとが提供されます。おきゅうとの独特な食感をいかしたの現代的な料理には、おきゅうとをシャキっとした生野菜をコラボし、サラダのメニューに上がっていることもあります。

_ms_roses_さんの投稿
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おきゅうとを好みの太さに切り、レタス、水菜、カイワレ、玉ねぎのスライス、インゲンなどをからめて、おこのみのドレッシングでサラダ風に食べるのもおすすめです。おきゅうとのツルンとした食感とパリッとした食感がベストマッチ。さっぱりと青じそドレッシングなどがグルメの間では美味しいと言われています。

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おきゅうとのおすすめの食べ方その3:デザートとしても美味しい

sabyaiiさんの投稿
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福岡のスーパーに行くと手軽に購入できるおきゅうと。小判型のおきゅうと、小判型のものをくるくると巻いて棒状になったおきゅうと、そしてこんにゃくのように板状になったおきゅうとが売っています。板状になったもののパッケージの中には辛子入りの酢味噌が付いているものが多いです。

to9daさんの投稿
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板状のものはお刺身のように切って、酢味噌で食べるのが定番。居酒屋などでもさしみコンニャクのように提供してくれるところもあります。そしてクセのない味のおきゅうとはおかずとしてだけではなく、黒蜜にきな粉をかけてデザート風にした食べ方も美味しい食べ方です。おかず風もいいですが、デザートとしてのグルメもイケてる味わいです。

福岡人のソールフードおきゅうとを食べてみよう!

福岡の定番のグルメに上がるおきゅうととは、海藻の加工品です。昔から福岡の朝食の定番メニューなので、旅館の朝食にお目見えすることもあるかもしれません。ところてんのような喉ごしですが、ちょっと持っちりしていて、ほんの少し海藻の香りがします。旅に出かけておきゅうとがお膳に並んだ時は、ぜひ今回のレポートを思い出してください。

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この記事のライター
toshi_suzu

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