鹿児島の方言まとめ!その特徴や語尾・意味・イントネーションなどを調査!

大河ドラマ「西郷どん」で話題沸騰中の鹿児島県。ドラマでも注目されているのがその独特な方言です。薩摩弁の流れを組む鹿児島弁には、独特のイントネーションや特徴のある語尾がいくつもあります。今回は、鹿児島の方言の中から面白い表現やかわいい表現もご紹介します!

鹿児島の方言まとめ!その特徴や語尾・意味・イントネーションなどを調査!のイメージ

目次

  1. 1鹿児島の方言は解読不可能?その複雑な特徴をご紹介!
  2. 2鹿児島方言はどのようにして生まれたのか?
  3. 3ドラマ西郷どんで出演者を悩ます鹿児島方言のイントネーション
  4. 4ドラマ西郷どんで使われている鹿児島方言を覚えよう!
  5. 5鹿児島方言は「ケ」だけでコミュニケーション可能?
  6. 6鹿児島方言満載の「茶碗蒸しの歌」
  7. 7鹿児島方言の特徴的な語尾はこれだ!
  8. 8鹿児島方言ではビックリしたら「ん」から叫ぶ?
  9. 9男性に言われたい男らしい鹿児島方言
  10. 10女性に言われたいかわいい鹿児島方言
  11. 11鹿児島方言をマスターして鹿児島を楽しもう!

鹿児島の方言は解読不可能?その複雑な特徴をご紹介!

NHKの大河ドラマ「西郷どん」で、毎週耳にする方も多い「薩摩言葉」。現在の鹿児島で話されている鹿児島方言の原形と言われています。

聞きなれない方には、字幕スーパー無しには解読不可能なほど、難解なイメージがある鹿児島の方言。

「この複雑な鹿児島方言はなせ生まれたのか?」今回は、鹿児島方言の特徴と独特の表現方法に迫ります!

鹿児島方言はどのようにして生まれたのか?

九州本土最南端にある鹿児島県。活火山「桜島」を有する歴史スポットです。

現在放送中の大河ドラマ「西郷どん」でも知られるように、鹿児島は、幕末から明治を作った偉人「西郷隆盛」の出身地「薩摩藩」のお膝元です。

江戸時代後期には、財政を建て直し、篤姫(あつひめ)を将軍に嫁がせるなど、鹿児島は、日本の地方都市でありながら、国政にもかなり影響を与えた藩として知られています。

そんな薩摩藩では、歴史的に幕府の密偵などが藩内に放たれることも多く、他県から鹿児島への侵入者を見つけるため、独特の薩摩言葉を生み出しました。

鹿児島と熊本の県境にあった関所では、わざと方言で話すことによって、不審者をあぶり出すということをしていたようです。

現在鹿児島県で話されている鹿児島方言は、この特徴ある薩摩言葉が原形となっています。

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ドラマ西郷どんで出演者を悩ます鹿児島方言のイントネーション

鹿児島方言のもっとも難しい特徴の一つは、その独特なイントネーション。

標準語では、かなりフラットなイントネーションで話しますが、鹿児島方言では、単語の頭にアクセントがきたり、語尾が上がったりと、波のように抑揚をつけた独特なイントネーションを使います。

ドラマ西郷どんで、薩摩言葉を話す出演者の皆さんも、この強烈なイントネーションに悩まされているようです。

出演者泣かせと言われる鹿児島方言のイントネーション、一体どんな風に使うのか一例をあげてみます。

例えば「ありがとうございました」という意味の鹿児島弁「あいがとさげもした」のイントネーションは、「あいがと」の「と」で上がり、「さげもした」の「し」で上がって「た」で下がります。

また、鹿児島の観光名所「桜島」のイントネーションは「さくらじま」の後ろから2音めにある「じ」が上がり、最後の「ま」で下がります。

語尾や方言の単語は簡単に真似できても、イントネーションはそう簡単に身につけることができないので、鹿児島では、このように複雑なイントネーションをつけた方言が発達したと考えられています。

こうして鹿児島方言の難しさを知ってドラマ「西郷どん」を見ると、主演の鈴木亮平さんや大久保利通役の瑛太さんが、いかに努力して鹿児島弁をマスターしているのかがよく分かります!

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ドラマ西郷どんで使われている鹿児島方言を覚えよう!

ドラマ「西郷どん」の中でよく使われている鹿児島方言がいくつかありますので、ご紹介してみます。

まず最初にご紹介するのは「わっぜ」。「わっぜ」とは、鹿児島弁で「すごく、とても」という意味があり、「わっぜおもしろか」「わっぜうまか」などのように使います。

続いては「じゃっど」。「じゃっど」は、語尾につけたり、同意したりする際に使う鹿児島方言で、「そうだ、そうだよね」のように使います。

ドラマの最後で、ナレーションの西田敏行さんが「チェスト!きばれー!」と叫ぶことがよくありますが、「チェスト」は、薩摩藩で鍛錬されていた示現流(じげんりゅう)という古流剣術の「知恵を捨てよ」という言葉から派生したと言われています。

外国語かと思うような響きですが、「チェスト!きばれー!」は「それ!がんばれー!」という意味の鹿児島方言です。

鹿児島方言は「ケ」だけでコミュニケーション可能?

鹿児島方言をお伝えするときに、よくあげられる有名なセンテンスと言えば「ケをケケケ」。

鹿児島出身でない方には、まったく意味が分からないと思いますが、「ケをケケケ」は「貝を買いに来なさい」という意味の鹿児島弁です。鹿児島では、カ行を「ケ」と発音するという特徴があります。

もう一つ、鹿児島県外の方がビックリする鹿児島弁と言えば「へがふっ」と「へをふっ」です。

「へがふっ」の「へ」は「灰」のことで、「ふっ」は「降る」という意味。「灰が降る」という意味を表すこの言葉は「桜島の火山灰が降る」という鹿児島ならではの特徴的な表現の一つです。

それでは「へをふっ」は何でしょうか?音だけ聞くと、かわいい表現かと思われるかもしれませんが、実は「屁をする」というかなり恥ずかしい意味です!

鹿児島方言満載の「茶碗蒸しの歌」

鹿児島方言がたくさん使われている伝統的な民謡と言えば「茶碗蒸しの歌」。

歌詞の出だしは「うんだもこら いけなもんな あたいがどんの ちゃわんなんだ ひにひに さんども あるもんせば きれいなもんがんさ」ですが、「あらまぁ、こまったもんだ 私たちのお茶椀は 1日3回ちゃんと洗ってるから きれいなはずですよ」という意味です。

「茶碗蒸し」を知らない女中が「茶碗蒸し」を「茶碗虫」と勘違いするという、非常にコミカルで陽気な鹿児島民謡ですので、ぜひ一度聞いてみてください。

鹿児島方言の特徴的な語尾はこれだ!

薩摩言葉とは、少し違う現代の鹿児島弁には、二つ特徴的な語尾があります。

まず、一つ目の語尾は「さ~」です。「さ~」という語尾は、「買い物したよさ~」「ご飯食べたよさ~」のように「○○しましたよ~」と言った感じで使います。

女性が使うと語尾が柔らかくなり、話し方がかわいいと思われる鹿児島弁です。

もう一つの特徴的な語尾は「~け?」です。これは、疑問形で使う語尾で「仕事に行ったのけ~?」「宿題終わったのけ~?」などのように使います。

「宿題終わったの?」「仕事にちゃんと行ったの?」と言うと、やや詰問しているように聞こえますが、語尾を「~け」に変えるとやさしく聞こえます。彼にかわいいと思われたい女性のみなさん、ぜひ、鹿児島弁の語尾を覚えましょう!

鹿児島方言ではビックリしたら「ん」から叫ぶ?

様々な鹿児島方言がある中で、初めて聞いた人が、ほぼ全員聞き取れない独特の鹿児島弁と言えば「んだもしたん」。

「んだもしたん」とは「あら、まぁ!」「ええ~、そうなの!」「どうしよう!」という意味の感動詞。

ご紹介しておきながら言いづらいのですが、個人的には「ええ、マジで!」と言う方が「んだもしたん」と言うより早く自分の驚きを伝えられるような気もします。

ちなみに、同じく「ん」から始まる珍しい方言の中には、沖縄方言の「んじょーさん」があります。

「んじょーさん」の意味は「かわいい」という意味で、「わらべ、んじょーさん」と言うように使います。訳すると「子供はかわいい」という意味です。

ついでながら、鹿児島弁で「かわいい」は「むぜ」と言い、「むじか~」(かわいいなぁ)のように使います。

男性に言われたい男らしい鹿児島方言

鹿児島弁の語尾やイントネーションの特徴が分かったところで、ここからは、実際に使って欲しい鹿児島弁を性別ごとにご紹介してみます。

まず、男性に使って欲しい鹿児島方言は「好いちょっど」。「好きだよ」という意味の鹿児島弁です。「好きだよ」と標準語で言われると、少し女性的で甘い雰囲気ですが「好いちょっど」と言うと男らしく聞こえます。

もう一つ、男性から言われたい鹿児島方言をご紹介しましょう。

それは、「ほんのこて、よかおなごじゃ」です。「ほんのこて」は「本当に、心からそう思う」という意味で、「よかおなご」は「いい女、美人」という意味の鹿児島方言です。

ドラマ「西郷どん」も、奄美大島に舞台が移り、二階堂ふみさん演じる「愛加那」(あいかな)との出会いもこれからです。鈴木亮平さんの口から「ほんのこて、よかおなごじゃ」という台詞が聞けるかもしれません!

女性に言われたいかわいい鹿児島方言

続いて、女性から男性に言ってあげたいおすすめの鹿児島弁をご紹介してみましょう。

最初にご紹介するのは「きばいやんせ」。「がんばってください」という意味の鹿児島方言「きばいやんせ」は、語尾が標準語より柔らかく、それでいて芯が強い薩摩おごじょ(鹿児島女子)といったイメージの表現です。

大事なプレゼンや商談の前に、仕事へ行く彼に向かって「きばいやんせ」と言ってあげてください。緊張が解けて、ほっこりすること間違いなしです。

彼や旦那さんが仕事から帰って来た時にかけてあげたい鹿児島弁は「おやっとさぁ」です。

「おやっとさぁ」は「お疲れ様」という意味の鹿児島方言です。鹿児島市内には、この「おやっとさぁ」を冠した鹿児島焼酎も販売されており、現在でもよく使われる代表的な鹿児島弁の一つです。

男性的なイメージが強い鹿児島弁ですが、使い方次第で、気丈でしっかりパートナーを支えるかわいい薩摩おごじょになれます!

鹿児島方言をマスターして鹿児島を楽しもう!

鹿児島方言をご紹介致しました。薩摩言葉から生まれた鹿児島方言は、幕府や諸藩の密偵からお国を守る知恵から生まれた独特の方言です。

今でもその流れを組む鹿児島弁には、南国鹿児島らしい温かさと、火山「桜島」を思わせる勇壮さがあります。

鹿児島方言をマスターして「西郷どん」を字幕なしでお楽しみ下さい!

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この記事のライター
Yukilifegoeson

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