宮之浦岳登山ガイド!日帰りルートや初心者向けの難易度などをご案内!

世界遺産屋久島にある「宮之浦岳」(みやのうらだけ)は、九州最高峰の山。かなり難易度が高く、初心者にはハードルの高い山です。今回は、宮之浦岳の主な登山ルート、日帰り登山する場合の所要時間や持ち物も含めて、宮之浦岳登山に役立つ情報をお伝えします。

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目次

  1. 世界遺産屋久島の宮之浦岳に挑む
  2. 宮之浦岳の概要
  3. 宮之浦岳の登山ルート1:縄文杉ルート
  4. 宮之浦岳の登山ルート2:淀川ルート
  5. 宮之浦岳登山に必要な装備
  6. 宮之浦岳登山初心者におすすめのトレーニング
  7. 宮之浦岳と合わせて登りたい黒味岳
  8. 屋久島縦走のモデルルート
  9. 宮之浦岳登山におすすめのシーズン
  10. 世界遺産屋久島の「宮之浦岳」を制覇しよう!

世界遺産屋久島の宮之浦岳に挑む

鹿児島県南部の離島「屋久島」には、標高1936メートルの「宮之浦岳」がそびえています。

九州最高峰である「宮之浦岳」は、麓は屋久杉の原生林、標高が上がると草原地帯、そして山頂付近には花崗岩の巨石が立ち並ぶ、非常に険しい山容の山です。

今回は、たくさんある宮之浦岳登山ルートのなかから、日帰りできるルートや難易度についてご紹介いたします。

宮之浦岳の概要

鹿児島県の南部にある「屋久島」。宮崎駿監督の大ヒット映画「もののけ姫」の舞台にもなった屋久杉の原生林が広がる自然豊かな島です。

世界遺産にも登録されている「屋久島」の中央部に今回ご紹介する「宮之浦岳」が立っています。世界遺産の山域でもある「宮之浦岳」は日本で最南端となる日本百名山にもなっており、毎年多くの登山ファンが全国から訪れます。

宮之浦岳登山は、いくつかのルートがありますが、縦走する場合は、登りと帰りで違うルートを使って登山するのが一般的です。

主な2つのルートは、淀川ルートと縄文杉ルートで、日帰り登山をする場合は、淀川ルートのみを使って登ることになります。

かなり奥深いところまで山道を進まなければならないため、宮之浦岳登山は難易度が高く、初心者は登山前のトレーニングが必要です。

宮之浦岳登山道では、屋久島の様々な自然を見ることができます。

麓から中盤までは屋久杉の原生林や、屋久島の観光名所としても有名な縄文杉、ウィルソン株などの巨木、そして途中地点には、湿地帯「花之江河」(はなのえごう)も広がっています。

中盤は草原地帯が広がり、山頂にはゴツゴツとした花崗岩があちこちにあります。標高が上がるに連れて、視界も開け、お天気の良い日には山頂から種子島や口永良部島の絶景も見渡せる、素晴らしい山です。

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宮之浦岳の登山ルート1:縄文杉ルート

それでは、ここからは、宮之浦岳登山で実際に使うルートについて、詳しく見ていきましょう。

最初にご紹介するルートは、縄文杉ルート。こちらは、日帰りでトレッキングを楽しむルートにもなっており、初心者を含め、多くの観光客がやってくる人気のルートです。

登山口までの道路では、屋久島に生息するヤク猿がお出迎えしてくれます。登山道では、運が良ければヤクシカにも遭遇できるかもしれません。

縄文杉ルートでは、名前の通り樹齢7000年を越える巨大な「縄文杉」や、アメリカの植物学者アーネスト・ウィルソンにちなんで命名された「ウィルソン株」など、人気の観光スポットをめぐることができます。

「雨の島」とも言われる屋久島では、ところどころに苔むした岩や木々が生えており、登山道を歩くだけで、マイナスイオンをたっぷり浴びられます!

途中地点の投石平を過ぎると、いよいよ宮之浦岳山頂を目指してアタック開始です。

山頂までは、かなり急な坂道が続きますので、適度に休憩を入れながら、頑張って登っていきましょう。

縄文杉ルートで宮之浦岳山頂を目指す場合は、日帰りは無理ですので、途中に設置されている避難小屋「新高塚小屋」で最低1泊してください。

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宮之浦岳の登山ルート2:淀川ルート

続いてご紹介する宮之浦岳登山ルートは「淀川ルート」(よどがわ)。

こちらは、日帰り登山で宮之浦岳山頂まで登頂することもできるルートです。

日帰り登山する場合は、早朝4時出発で、往復にかかる登山時間は上級者でも8時間ほどと言われています。かなり難易度の高いルートですので、登山初心者の場合は、10時間から12時間かかると考えた方が良いでしょう。

淀川小屋、花之江河と途中地点を越えて、奇岩の並ぶ投石平にて、縄文杉ルートと合流します。

早朝から登りますので、体力的にかなり厳しく、そういった意味でも初心者には難易度が高い登山になることは間違いないでしょう。

途中水場はいくつかありますので、日本の名水百選にも選ばれた縄文水を水筒にくんで、うまくペース配分しながら登って下さい。

宮之浦岳登山に必要な装備

ここからは、宮之浦岳登山に必要な装備をご紹介していきます。

まずは、日帰り登山の場合の装備についてです。宮之浦岳を日帰り登山する場合は、まだ日の登っていない真っ暗闇の中で登山を開始します。

低地は屋久杉の原生林が続き、山道は張り巡らされた木の根で転びやすいルートですので、必ずヘッドライトを装備して、足元を確認しつつ登って行きましょう。

宮之浦岳登山ルートは、どれも非常に長く、難易度の高いルートですので、足に負担がかかります。

スニーカーよりは、本格的な登山靴を履き、特に足首をしっかり保護するようにしてください。

初心者の中には、ステッキを持って登る方も多いようですが、使い方が分からないと、かえって荷物になるだけです。どうしても持っていきたい場合は、難易度の低い山で慣らし登山を行い、使えるようにしてから装備しましょう。

続いて、屋久島縦走で宮之浦岳を登山する場合の装備についてです。

宮之浦岳を含む、いくつかの山々を縦走しながら登山する場合は、最低でも1泊、もしくは2泊、山小屋で宿泊することになります。

屋久島の山小屋は、あくまでも避難小屋で、特に設備はありませんので、寝袋とマットを装備して登山する必要があります。

また、縦走の場合は、食料を持参する必要があります。

レトルトや米、調理道具なども合わせると、ザックの重さは15キロから20キロほどになります。

また、屋久島は雨の多い島ですので、宮之浦岳を登山する際には、ほとんどの場合、どこかで雨に降られます。雨具やザックカバーは絶対に装備しておでかけ下さい。

宮之浦岳登山初心者におすすめのトレーニング

非常に難易度の高い山として知られる「宮之浦岳」。初心者が登山する場合には、事前のトレーニングが必須です。

一番簡単で、初心者にもおすすめのトレーニング方法は、実際に山に持っていくザックに10キロから15キロほどのウエイトを入れて階段昇降をするというトレーニングです。

屋久島の登山道は、トロッコ道や花之江河のように平らなエリアもありますが、投石平から先の山頂までのルートは、非常に傾斜がきつい登りがある難易度の高いエリアになっています。

この急激なアップダウンに耐えられる足腰を作るためにも、初心者は、事前にトレーニングしておく方が良いでしょう。

階段昇降の他にも、ザックを背負ったままスクワットをするトレーニングもおすすめです。宮之浦岳登頂に向けて、がんばってください!

宮之浦岳と合わせて登りたい黒味岳

宮之浦岳を日帰りで登山したいという方もいらっしゃると思いますが、スケジュールに余裕があるなら、屋久島は縦走登山する方がおすすめです。

というのも、屋久島には、宮之浦岳と並んで「永田岳」「黒味岳」「中之岳」といった素晴らしい山々が連なっているので、せっかくなら縦走してその大自然を満喫していただきたいからです。

宮之浦岳と合わせて登山するのにおすすめの山は「黒味岳」。

「永田岳」と宮之浦岳を縦走する方もいますが、宮之浦岳の次に標高の高い山ですので、その分難易度も高くなります。

黒味岳は、永田岳よりは難易度が低く、高山植物の宝庫として知られていますので、山道も花を見ながら楽しく登っていけるおすすめの山です。

屋久島縦走のモデルルート

屋久島縦走のモデルルートは、1日目が、淀川登山口から淀川小屋まで1時間程度のトレッキング。淀川小屋にて1泊します。

2日目は、淀川小屋を出発して、花之江河を経由し、黒味岳を往復します。その後、宮之浦岳山頂をアタックしたのち、新高塚小屋で宿泊します。体力に余裕のある方は、新高塚小屋へ行く前に、永田岳も往復すると良いでしょう。

最終日は、新高塚小屋を出て、縄文杉、ウィルソン株を観光し、トロッコ道から楠川歩道に出て、最後の観光名所白谷雲水峡に抜けます。

屋久島の見どころすべてを網羅した縦走ルートは、日帰り登山より絶対に楽しいのでおすすめです!

宮之浦岳登山におすすめのシーズン

宮之浦岳登山におすすめの季節は、日帰り登山をするなら7月から8月がベストシーズンです。

日帰り登山だと、8時間から10時間はかかりますので、できるだけ日の長い夏に登るのが安全面から見ても、重要です。

縦走登山で宮之浦岳を登る場合は、4月から6月の花の季節か、10月頃の紅葉の季節がおすすめです。いずれにしても雨の多い島ですので、雨具の装備は通年を通して必須となります。

世界遺産屋久島の「宮之浦岳」を制覇しよう!

九州最高峰「宮之浦岳」をご紹介しました。

世界遺産屋久島の見どころがギュッとつまった宮之浦岳登山。山登りを始めた人は、いつか登ってみたいと思う九州の名峰です。

途中で逃げたくなるほど険しいルートですが、登り切った先には、真っ青な海と島々の絶景があなたを待っています!頑張って、宮之浦岳を登頂してください。

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