二本松の菊人形祭りの場所や時間・料金は?歴史や見どころも解説!

60年以上の歴史をもつ「二本松の菊人形」は日本屈指の菊祭りです。歴史に題材をとった豪華な菊人形が百体以上も並ぶ様は一見の価値があります。今回は「二本松の菊人形」の開催概要や見どころ、料金や駐車場、そして周辺観光まで幅広くご案内します。

二本松の菊人形祭りの場所や時間・料金は?歴史や見どころも解説!のイメージ

目次

  1. 1菊人形は二本松の有名な秋祭り
  2. 2菊人形とは
  3. 3菊人形の祭りが行われる二本松市とは
  4. 4「二本松の菊人形」の歴史
  5. 5「二本松の菊人形」2018年の開催概要
  6. 6「二本松の菊人形」へのアクセス
  7. 7「二本松の菊人形」の駐車場
  8. 8「二本松の菊人形」2018年の主役「二本松少年隊」とは
  9. 9「二本松の菊人形」のマスコットキャラクター
  10. 10「二本松の菊人形」の見どころ1:菊人形
  11. 11「二本松の菊人形」の見どころ2:菊花品評大会
  12. 12「二本松の菊人形」の見どころ3:菊人形に親しむスポット
  13. 13「二本松の菊人形」の見どころ4:アトラクションなど
  14. 14「二本松の菊人形」の見どころ5:霞ケ城公園内
  15. 15「二本松の菊人形」と合わせて訪れたい周辺スポット
  16. 16「二本松の菊人形」で秋を楽しもう

菊人形は二本松の有名な秋祭り

福島県の二本松市で毎年秋に開催される「菊人形」は今年で64回を迎える歴史あるお祭りです。菊にちなんだお祭りや催しは全国にありますが、二本松の「菊人形」は日本最大規模を誇り、毎年全国からたくさんの人が観光に訪れます。「菊人形」とはどんなお祭りなのか、祭りの時間や料金、駐車場は?今回は二本松の菊人形についてご紹介します。

菊人形とは

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日本の秋を彩る菊。大小さまざまな種類があり、私たちの目を楽しませてくれますが、その菊の花や葉を使って人形の衣装に仕立てたのが「菊人形」です。起原は江戸時代の後期にさかのぼり、江戸の巣鴨や染井の周辺から全国に広がっていきました。見世物として各地で人気を博しましたが、戦後はレジャーの多様化などで衰退していきました。

菊人形は生の花を使うので制作と共にメンテナンスにも技術を要します。後継者の育成も大きな課題となっています。全国各地の菊人形が衰退していく中で、現在でも菊人形祭りを開催している都市は北海道の北見市、山形県の南陽市など何都市かありますが、全国的にも有名なのは福井の越前市と福島の二本松市です。

菊人形の祭りが行われる二本松市とは

福島県の中通り、県の中央北部に位置する二本松市は、安達太良山や阿武隈川を擁する人口55000人余りの自然豊かな町です。市の木は桜。桜の名所と言われる場所も数多くありますが、特に黄色い菜の花とのコラボが美しい「合戦場の桜」が有名です。そして二本松の市の花は菊。菊は二本松市民に昔から親しまれている花なのです。

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福島県の二本松市のある場所は、645年の大化の改新の頃から歴史文献に登場し、古くから人が住んでいたことが分かります。江戸時代には丹羽氏がこの地を治めており、菊人形祭りの開催場所である霞ヶ城址は丹羽氏の居城があったところです。二本松市はまた、芸術家高村光太郎の妻である智恵子の出身地としても有名です。

「二本松の菊人形」の歴史

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福島の二本松は江戸時代から菊の愛好者の多い地域で、町には昭和初期から菊人形が飾られていた歴史があります。「二本松の菊人形」として祭りになったのは1955年ですから60年以上の歴史があります。「二本松の菊人形」は毎年10月中旬から11月下旬にかけて1か月以上にわたって開催され、市民及び市外からの観光客の目を楽しませています。

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二本松の菊人形祭りで展示されてる菊人形の数は100体を超え、展示場所には3万株もの菊が花を咲かせています。広い会場には菊の香りが漂い、見応えも十分です。毎年テーマがあり、2016年は「あっぱれ!ニッポン!~世界に誇れる日本人~」、2017年は「EDO TRIP菊花繚乱!徳川時代絵巻」で、歴史にちなんだ題材が多く取り上げられます。

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二本松市の菊人形祭りの来場者数は1995年の45万人をピークとして漸減していますが、それでも毎年20万人余りの人が鑑賞に訪れています。「二本松の菊人形」は、毎年10月初めに3日間行われる、300年以上の歴史をもつ「提灯祭り」と並んで市の観光の2大柱として重要な役割を果たしています。

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「二本松の菊人形」2018年の開催概要

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毎年10月中旬から1か月余りにわたって開催される「二本松の菊人形」ですが、今年(2018年)ももう祭りの開催概要が決まっています。開催期間は10月10日水曜日から11月25日日曜日までです。場所は例年と同じく「福島県立霞ヶ城公園」、つまり国指定史跡の「二本松城跡」で、開催時間は毎日9:00から16:00になっています。

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福島県の「二本松の菊人形」祭りの観覧料金は一般の大人700円、障害手帳をもっている人の料金は500円になります。団体料金は20人以上で一般大人600円、障害手帳保有者400円になります。中学生以下の料金は無料です。そして戊辰の役から150年になる今年のテーマは「戊辰150年~信義×二本松少年隊~」になっています。

「二本松の菊人形」へのアクセス

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菊人形の祭りが行われる福島の二本松へ列車でアクセスする場合はJR東北本線の「二本松駅」を利用します。郡山からは5駅、所要時間20分ほどの距離です。駅から会場場所までは少し距離があり、徒歩だと約20分の時間がかかりますが、毎年菊人形の期間中は駅から直行のシャトルバスが運行されています(有料)。

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車でアクセスする場合は、東北自動車道の「二本松IC」で下り、そこから5分ほどです。カーナビで「霞ヶ城公園」と入力すると機種によっては離れた場所に案内されることもあるので、祭りの実行委員会ではマップコード「129 637 212」または「二本松北小学校」を目的地に設定することを推奨しています。近づけば黄色い幟が目印になります。

「二本松の菊人形」の駐車場

福島の「二本松の菊人形」の祭りでは料金無料のたくさんの駐車場が用意されています。一般車両用の駐車場は500台分、大型バス用の駐車場は50台分です。駐車場は開催場所である霞ケ城公園の箕輪門周辺、つまりお城の東から南にかけて多くあります。中には車椅子利用者専用の駐車場もありますので、該当の方は遠慮なくご利用ください。

少し詳しく駐車場についてご紹介します。県立霞ヶ城公園には第一駐車場から第五駐車場まであり、普通の乗用車ならどこでも利用することができます。マイクロバスのような中型車は第一駐車場、第四駐車場、第五駐車場いずれかの利用になります。また、中型車は2つある大型駐車場に駐車することもできます。

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「二本松の菊人形」2018年の主役「二本松少年隊」とは

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毎年歴史をテーマにしている二本松の菊人形の祭りですが、今年のテーマ「戊辰150年~信義×二本松少年隊~」の主役になっている「二本松少年隊」をご紹介します。新政府軍と旧幕府軍が戦った戊辰戦争では会津白虎隊の逸話が有名ですが、二本松にも12歳から14歳の年端もいかない少年たちで結成された少年隊があったのです。

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戊辰戦争のさなか、正規軍が援軍で二本松を離れた間、少年隊は老人兵と共に城を守っていました。果敢に戦った少年隊の多くは戦死し、戊辰戦争の悲劇として語り継がれています。2018年の菊人形では、幕府や会津藩への義を貫いた二本松藩と、ふるさとを守るために勇ましく戦った二本松少年隊のエピソードが繰り広げられる予定です。

「二本松の菊人形」のマスコットキャラクター

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「二本松の菊人形」にはマスコットキャラクターがいます。名前は「菊松くん」、菊の花のような髪型がチャームポイントです。誕生日は「菊の節句」とされている9月9日で、手には二本松の2大祭りのシンボルの提灯と菊の花を持っています。「菊松くん」の好物は二本松のおいしいもの、特にB級グルメとして名高い「安達太良カレー」だそうです。

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「二本松の菊人形」のマスコットキャラクター「菊松くん」は普段は各地のイベントに助っ人に行ったり、ツイッターやブログで二本松市の魅力の発信をしています。もちろん菊人形の期間は会場で八面六臂の大活躍です。一緒に写真におさまってくれることもあるので、会場で見つけたら声を掛けてみてはいかがでしょうか。

「二本松の菊人形」の見どころ1:菊人形

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「二本松の菊人形」の見どころをご紹介します。1番の見どころはもちろん100体を超える菊人形です。大小さまざま、色とりどりの菊の花が人形の衣装になっている様は斬新で、色の配置や造りの妙に感心させられます。また、衣装だけでなく人形の顔にも注目です。精巧にできた等身大の人形は俳優など有名人に似せているものもたくさんあります。

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福島が舞台になったNHKの大河ドラマ『八重の桜』で主演した綾瀬はるかさんは今でも人気で、菊人形のモデルとしても登場しています。また、人形が置かれている舞台の背景やセットなども毎年大変な労力と時間をかけて製作されているものなので、こちらにも目を向けるのを忘れないでください。

「二本松の菊人形」の見どころ2:菊花品評大会

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「二本松の菊人形」では、毎年いくつかの催しが同時開催されています。その中で特に観光客の目を奪うのが「菊花品評大会」です。二本松の大会と福島県の大会が2つ催され、出品者が丹精をこめて育てた自慢の菊を鑑賞することができます。菊人形の祭りに合わせて咲かせること一つとっても大変な苦労です。

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「菊花品評大会」では、子供の頭ほどもありそうな大輪の菊も人目を引きますが、1本の株から1000輪もの花を咲かせる「千輪咲」も大変な人気です。素晴らしい菊が並んでいるこの「菊花品評大会」の会場は、菊人形が並んでいる場所の手前にあり、メインの会場に着くまでに時間がかかってしまいそうです。

「二本松の菊人形」の見どころ3:菊人形に親しむスポット

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「二本松の菊人形」の会場では、菊人形を身近に感じられる場所も設けられています。1つは自分が菊人形になれる顔はめスポットです。頭部のない菊人形が立っていて一見ドキリとしますが、ここに自分の顔を乗せればオリジナル菊人形の出来上がり。写真を友達に送れば受けること間違いなしです。

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菊人形を身近に感じられるもう一つのスポットは、職人たちによるメンテナンスが見られる場所です。菊は生き物ですから、祭りの開催中も絶え間ない手入れが必要です。その作業場をあえて見せることで菊人形についての理解を深めてもらおうということです。実際の作業を目の当たりにすると、人形の作りや製作の工夫がわかってとても面白いです。

「二本松の菊人形」の見どころ4:アトラクションなど

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福島の「二本松の菊人形」祭りでは、「霞ヶ城紅葉まつり」も同時開催されています。特に11月上旬から中旬は菊人形と一緒に紅葉も楽しめる時期です。2つの祭りが同時に行われているため、ステージでは色々な催しが繰り広げられます。演舞などのパフォーマンスは華やかでとても人気があります。

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「二本松の菊人形」では、毎年「二本松市物産展」も同時開催されています。食べものをはじめ、市内で生産されている木工品なども販売され、毎年たいへん盛況です。菊人形の鑑賞と共に二本松のお土産も祭り会場で購入することができ、それも「二本松の菊人形」の楽しみの1つです。

「二本松の菊人形」の見どころ5:霞ケ城公園内

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「二本松の菊人形」に訪れたら、会場の霞ヶ城公園の他の場所にも足を向けてください。公園の一角には「二本松少年隊顕彰碑」があります。勇ましく戦う少年兵たちの横には縫物をする母親の像もあり、我が子を戦場に送り出さねばならない親の気持ちがひしひしと伝わってきます。菊人形の祭りの間はこの像の周りも菊花で彩られます。

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「二本松の菊人形」の会場である「霞ヶ城公園」内の西側にある茶亭「洗心亭」は17世紀中頃のものとされる有形文化財の建物です。木造茅葺屋ぶきで、数寄屋風の造りです。北側に庭園があり、美しい景観がのぞめます。中では抹茶とお菓子が頂けます。滝のある池も近く、山の中腹にあるので市内も山上の木々も見渡せるベストポジションです。

「二本松の菊人形」と合わせて訪れたい周辺スポット

「二本松の菊人形」を1泊して観光するなら、二本松市内の岳(だけ)温泉がおすすめです。良質な酸性の湯で、温泉ファンも多く訪れる、福島を代表する温泉地です。温泉街からは阿武隈川や安達太良連峰の雄大な景色を楽しむこともできますし、ウォーキングや十二支巡りなどの散策ルートも整備されています。

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福島の二本松市内、安達ケ原の観世寺(拝観料金400円)にある「黒塚」は、鬼婆伝説が残る場所です。鬼婆が棲んでいたという岩屋、包丁を洗ったという池などがあって、想像を掻き立てられます。「黒塚」と隣接している「安達ヶ原ふるさと村」は、里山を再現し、武家屋敷や古民家などが移築された公園で、ゆったりと散策ができるスポットです。

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「二本松市智恵子記念館」(入館料金410円)は、『智恵子抄』で有名な芸術家、高村光太郎の妻である智恵子の生家にある観光施設です。大きな造り酒屋だった建物は、当時の雰囲気をよく残しています。館の中には、自身も芸術家だった智恵子が制作した優しい趣のちぎり絵や油彩などが展示されています。温かくほっとした時間がもてる資料館です。

お子さん連れのファミリーなら、東北サファリパーク(大人料金2900円、小人料金1800円)もおすすめです。車や園内バスで回りながら野生動物の自然な姿を見ることができます。楽しいフラミンゴやサル、アザラシのショーなどもある上に食事処などの施設も整っており、一日中楽しむことができます。

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「二本松の菊人形」で秋を楽しもう

60年あまりの歴史をもつ福島県の「二本松の菊人形」についてご紹介しましたが、いかがでしたか。首都圏からは3時間ほどでアクセスできる二本松市ですが、菊人形の祭りだけでも見応えがありますので、できれば宿泊をして、ゆっくりと時間をかけて市内観光も楽しんで欲しいと思います。この秋は是非「二本松の菊人形」にどうぞ。

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MinminK

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