世界遺産首里城観光ガイド!歴史やおすすめの見どころまでご案内!

世界遺産に登録されている、沖縄の那覇にある首里城は、19世紀後半まで存続した琉球王国の王宮だったところです。沖縄戦で破壊されてしまった後、見事に復旧し、多くの観光客を集めています。今回は首里城の歴史やアクセス、利用案内、見どころなどをご案内します。

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目次

  1. 1首里城は沖縄にある世界遺産
  2. 2沖縄の首里城の歴史
  3. 3沖縄の首里城の造りと働き
  4. 4沖縄の首里城へのアクセス
  5. 5沖縄の首里城の利用案内
  6. 6沖縄の首里城の入園料金
  7. 7沖縄の首里城観光の注意点
  8. 8沖縄の首里城おすすめの見どころ1:守礼門
  9. 9沖縄の首里城おすすめの見どころ2:園比屋武御嶽石門
  10. 10沖縄の首里城おすすめの見どころ3:漏刻門と日影台
  11. 11沖縄の首里城おすすめの見どころ4:西のアザナ
  12. 12沖縄の首里城おすすめの見どころ5:南殿と番所
  13. 13沖縄の首里城おすすめの見どころ6:書院
  14. 14沖縄の首里城おすすめの見どころ7:正殿
  15. 15沖縄の首里城おすすめの見どころ8:玉陵
  16. 16沖縄の首里城観光に行こう

首里城は沖縄にある世界遺産

沖縄の那覇市にある首里城は、15世紀前半から19世紀後半まで沖縄周辺を治めていた琉球王国の王宮だったところです。2000年には「首里城跡」として世界遺産に登録され、連日国内外からの観光客が訪れています。往時の建物が復元され、琉球王国の歴史や文化を学べる地でもあります。今回は首里城の歴史やおすすめの見どころをご案内します。

沖縄の首里城の歴史

沖縄の首里城は、1429年から1879年まで存在し、海外貿易で栄えた琉球王国の王城だったところです。その歴史を見ると、特に近代に入ってからは、時代の流れに翻弄されたことが分かります。1879年の廃藩置県で琉球国はなくなり、王宮でなくなった首里城は陸軍の軍営や学校となったりして老朽化が進みます。

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荒廃してしまった首里城は、その後、歴史的価値を訴えた復旧運動で1925年には国宝に指定されるまでになりました。しかし、第2次大戦では首里城の地下に陸軍の総司令部が置かれたこともあり、1945年の沖縄戦で破壊されてしまいます。さらに大学の建設で城壁や建物の基礎がわずかに残るだけになってしまったという悲惨な歴史があります。

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首里城の歴史的価値が広く認められ、本格的に再建されるのは1980年代末からです。1999年には「都市景観100選」に選出され、2000年には世界遺産にも登録されましたが、登録名は「首里城跡」であって、復元された建物や城壁は世界遺産になっているわけではありません。

沖縄の首里城の造りと働き

沖縄の首里城は長い時間をかけて整えられていきました。歴史的文献によると、内郭が完成したのは15世紀初め、外郭が完成したのは16世紀中ごろだそうです。各建物は東西の線に沿って配置され、正面は西向きという造りです。中国と日本の両方との長い歴史的交流があったため、双方の建築や文化の影響が随所に見られます。

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首里城は王宮で、国王やその家族が住むと同時に、政務を行い、行政機関の本部が置かれた場所でもありました。また、宗教の拠点でもあり、芸術文化の中心でもありました。このように、琉球王国の歴史上、重要な役割を果たした首里城は、沖縄の歴史や文化を知る上で外せない観光スポットなのです。

沖縄の首里城へのアクセス

那覇の市街地から首里城へは、さまざまな方法でアクセスすることができます。タクシーを使えば、那覇空港から約10キロメートルの距離ですが、時間的には40分から60分かかります。国際通りや三越周辺からなら約4キロメートルで15分から25分、世界遺産の識名園からは約3キロメートルで10分から20分の時間がかかります。

公共交通機関を使うなら、観光客に分かりやすいのは「ゆいモノレール」でしょう。那覇空港からもこのモノレールでアクセスでき、大人料金は330円、子供料金は170円です。「首里駅」で下車しますが、そこから入口の守礼門まで徒歩15分です。駅からのバスを利用すれば守礼門から徒歩1分のところまでアクセスできます。

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首里城へはバスも通っています。首里城下町線(7、8番)なら「首里城前バス停」で下車、そこから徒歩1分で守礼門です。市内線(9、13番)や市外線(25、97)番なら「山川バス停」で下車、そこから徒歩約15分で守礼門に到着です。「首里駅」からなら市内線(1、14、17番)または市外線(46番)を利用し「首里城公園入口バス停」下車です。

レンタカーなど車でアクセスする人は、那覇空港から国道331号、国道58号、県道29号を使って首里に向かいます。那覇空港自動車道を利用する場合 は「南風原北IC」を下りて国道329号線を使うことになります。首里城には普通車1回320円で利用できる駐車場がありますが、混雑時は周辺駐車場に案内されます。

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沖縄の首里城の利用案内

首里城には無料区域と有料区域があり、区域によっても、また、季節によっても開園時間が違います。まず、歓会門、木曳門、久慶門などの無料エリアの開園時間は、4月から6月が8:00から19:30、7月から9月は8:00から20:30、10月と11月は8:00から19:30、12月から3月は8:00から18:30になっています。

正殿、書院などの料金が発生する有料区域は、4月から6月が8:30から19:00、7月から9月は8:30から20:00、10月と11月は8:30から19:00、12月から3月は8:30から18:00になっていて、入場チケットの販売は閉園時間の30分前になっています。30分間で観光するのはとても無理なので、時間に余裕をもって到着することをおすすめします。

沖縄の首里城の入園料金

沖縄の首里城の有料区域の大人料金は820円(660円)、高校生料金620円(490円)、小中学生料金310円(250円)で、6歳未満の料金は無料です。カッコ内は20名以上の団体料金です。障害手帳等の保持者の料金は介護者1名の料金と共に無料になります。首里城には年間パスもあり、大人料金は1640円、高校生料金1240円、小中学生料金620円です。

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「ゆいモノレール」の1日または2日間のフリー乗車券を持っていれば、首里城の入園料金が団体料金に割引になります。なお、首里城が観光客で混む月は10月と11月、反対に比較的すいているのは9月です。時間帯では年間を通して午前中の10時から11時ごろが混み、昼過ぎと夕方以降はすいているという傾向があります。

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沖縄の首里城観光の注意点

沖縄の首里城の園内は広く、急な階段や滑りやすかったり、でこぼこしたりしている石敷道もあるので、足元のしっかりした靴で観光することをおすすめします。特にお年寄りや小さなお子さんは注意してあげてください。車椅子や杖の貸し出しもあるので、必要に応じて利用すると良いでしょう。バリアフリーのコースもあります。

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首里城の南殿から正殿までは土足厳禁で、靴はビニール袋に入れて持ち歩きます。気になる人は携帯スリッパなどを持って行くとよいでしょう。オープンエアの場所が多いので、冬は北風が強く寒さを感じます。また、夏は強い日差しに注意が必要です。日傘、帽子、水筒やタオルなど、暑さ対策をしっかりしていってください。

沖縄の首里城おすすめの見どころ1:守礼門

首里城の無料区域からご紹介します。観光客がまず目にするのは壮麗な「守礼門」です。2000年に発行された記念紙幣の2000円札の絵柄にも使われたことで有名な門です。門に掲げられている扁額には「守礼之邦」、つまり「琉球は礼節を尊重する国である」という意味の言葉が書かれています。

1945年の沖縄戦で破壊されてしまった守礼門が再建されたのは1958年です。建築様式は中国風の牌楼(ぱいろう)と呼ばれ、各地の中華街のシンボルとして建っている門と同じ様式になります。4本の赤い柱の上に、赤い瓦をのせた二重の屋根がついている守礼門はバランスの取れた美しい門で、数多い首里城の門の中でも一際有名になっています。

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沖縄の首里城おすすめの見どころ2:園比屋武御嶽石門

沖縄の首里城にある「園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)」は世界遺産に登録されているスポットです。門という名前がついていますし、扉が付いて、形も門のように見えますが、人が通れるわけではありません。ここは琉球国王が外出する時に安全を祈願した礼拝所ともいうべき場所なのです。

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首里城の「園比屋武御嶽石門」は琉球石灰岩でできており、琉球の石造建造物の代表的なものと言われています。1519年に建てられたものですが、沖縄戦で一部が破壊されてしまいました。再建されたのは1957年で、現在は国の重要文化財でもあり、世界遺産でもあります。

沖縄の首里城おすすめの見どころ3:漏刻門と日影台

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沖縄の首里城の「漏刻門」は門の上に水槽を設置し、漏れる水の量で時間を計ったという水時計の役割をしていました。ここで時間を計り太鼓で合図、それを聞いた担当者が鐘を鳴らして城内に時間を告げていたようです。また、琉球王国の高官は国王に敬意を表し、登城の際はこの門で籠を下りたそうです。

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首里城の「漏刻門」の正面には「日影台」が置かれています。こちらは日時計です。「漏刻門」が造られたのは15世紀頃ですが、17世紀になると水時計では正確さに欠けるということで補助的な役割をする日時計を設置したという歴史があるようです。この水時計と日時計は1879年の明治時代まで使われていました。

沖縄の首里城おすすめの見どころ4:西のアザナ

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沖縄の首里城の無料区域にある「西のアザナ」は、首里城随一のビューポイントです。標高が約130メートルあり、ここからは那覇の町や東シナ海、天気の良い日は水平線上に慶良間諸島などが見えます。おすすめは日没の時間です。西側に海が位置しているため、広い東シナ海に沈む夕日が見られます。

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首里城は毎日日没から24時までライトアップします。ですから、「西のアザナ」で日没を鑑賞した後、有料エリアに戻って間近からライトアップされた建物を見ることもできるのです。スタンプを押してもらえば、その日に限り有料区域と無料区域の行き来ができるので、閉園時間に気を付けながら首里城の夜景を楽しんでください。

沖縄の首里城おすすめの見どころ5:南殿と番所

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ここからは有料エリアになります。券売所の近く、広福門をくぐると目の前に広がるのは「御庭(うなー)」という、建物に囲まれた広い中庭です。王朝時代、さまざまな儀式や行事が行われた場所で、色の付いた敷瓦で縞模様になっています。これは官吏が位の順に並ぶ時の目印の役割をもっていたものです。中央は限られた人だけが通れました。

広福門から御庭に向かって右手に建っているのが「南殿」と「番所」です。塗装をしていないので、やや地味に見えますが、「南殿」は日本式の儀式が行われたところ、「番所」は訪問者の取次ぎをしていた場所です。もともとの創建は17世紀前半と言われていますが、今は双方ともに資料を展示するスペースとして使われています。

沖縄の首里城おすすめの見どころ6:書院

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沖縄の首里城の「書院」は、琉球王国の国王が執務を行っていた建物で、近習たちも控えていました。また、中国の皇帝からの使者や、薩摩藩の役人などの接待にも使われていました。建物の奥には茶室もあり、客人に茶を点ててふるまっていました。ここでは南国風の庭園の景色を楽しむこともできますし、再建に使った道具なども展示されています。

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首里城の書院にある「鎖之間(さすのま)」では、別料金で沖縄のお茶菓子を頂くことができます。その昔、首里城で内外の賓客がもてなされたように、伝統のお菓子とさんぴん茶で庭を見ながらゆったりとした時間を持つのも、首里城観光の良い思い出になることでしょう。

沖縄の首里城おすすめの見どころ7:正殿

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「正殿」は、沖縄の首里城の最も重要な建物で、琉球王国最大の木造建造物です。真っ赤な壁と柱、壮麗な装飾は日本のものでも中国のものでもない、琉球独特のものです。「正殿」の1階と2階の両方に玉座があり、1階では国王が政務を執っていました。2階には中国の康熙帝、雍正帝、乾隆帝から贈られた扁額が復元されて飾られています。

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首里城の「正殿」は二層三階の建物で、国王および家族の居住する場所でもあり、祭祀を行う場所でもありました。「正殿」には石階段の両側の柱、手すり、梁などに国王を表す龍がたくさん見られます。内部の装飾も絢爛豪華なので、細部にも注目して正殿観光をしてください。

沖縄の首里城おすすめの見どころ8:玉陵

沖縄の那覇市にある「玉陵(たまうどぅん)」は世界遺産に登録されている場所で、「首里城」とは別の施設になりますが隣接しているので、守礼門から徒歩でも5分足らずでアクセスできます。「玉陵」は琉球王室の陵墓で1501年に築かれました。沖縄戦で大きな被害を受けた後、1974年から3年間かけて修復され、2000年に世界遺産になっています。

首里城に隣接する「玉陵」は彩色されていない石造りの陵墓で、首里城とは対比的な趣をたたえています。世界遺産でありながら首里城ほどの知名度はないので、かえってゆったりと観光することができます。拝観料金は大人300円、中学生以下150円です。資料館もわかりやすいと評判です。時間のある方は是非足を運んでみてください。

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沖縄の首里城観光に行こう

首里城と玉陵という、2つの世界遺産をご紹介しましたが、いかがでしたか。この2つの施設は、沖縄の歴史や文化を知るうえでとても有意義な観光スポットです。首里城では毎日のライトアップをはじめ、土日祝日の三線体験会、琉球舞踊の披露などもあります。日にちが合えば、施設見学と共に楽しんでください。

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MinminK

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