土佐弁の語尾は「やき」?挨拶やよく使う言葉を覚えて旅行で使おう!

土佐弁と聞くと、坂本竜馬の「~ぜよ」といった時代劇風な言い回しや、「~やき」といった少し柔らかい語尾が思いつく方が多いのでは?実は奥の深い土佐弁を今回は徹底してリサーチ。知り合いに高知出身者がいる方や旅行で行ってみる方などは、ぜひ参考にしてみてください。

土佐弁の語尾は「やき」?挨拶やよく使う言葉を覚えて旅行で使おう!のイメージ

目次

  1. 1土佐弁ってどんな感じ?
  2. 2一般的な土佐弁のイメージ
  3. 3土佐弁で挨拶するなら?
  4. 4実際に例をあげて使ってみよう!
  5. 5土佐弁での語尾の変化
  6. 6こんな場面だと困ってしまう?
  7. 7高知に住んでいる人は本当に土佐弁を使う?
  8. 8高知在住民がよく使う土佐弁
  9. 9使いやすい土佐弁はコチラ
  10. 10高知に行ったら土佐弁を使ってみよう!

土佐弁ってどんな感じ?

土佐弁といわれると、皆さんはどのような方言だと思いますか?一般的によく知られているのは、語尾が「~やき」「~ちゅう」がつく、といったところでしょうか。今回は、標準語からどんな風に変化するのか、独自の言葉はあるのかなど、土佐弁の詳しい使い方についてご紹介していきます。

一般的な土佐弁のイメージ

土佐といえば、坂本竜馬。そして世間的には「土佐弁=坂本竜馬」のイメージがある方も多いようです。ですが、時代劇で使われているような「~ぜよ」といったような、古い土佐弁は今では使われていないそう。そしてその古い土佐弁のイメージがあるせいか「ちょっとキツそうに聞こえるかも?」といった声もあります。

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土佐弁で挨拶するなら?

では少しずつ概要もわかってきたので、実際に土佐弁での簡単な挨拶から例をあげてみましょう。例えば、「よくぞいらっしゃいました」なら「ようきんしゃったなぁ」。これだけでも、すでに土佐弁の要素がいくつか含まれています。“来た”=“きん”となっていたり、語尾の“~しゃったなぁ”だったり。どれも標準語ではあまり聞きません。

その逆で、来た側が土佐弁で挨拶する場合。こちらは土佐弁独自の言い回し、といったものはなさそうです。友人同士で久しぶりに会った時「ちゃんとしよったか?(元気でやってたか?)」「今は何しゆう?(今は何してるの?)」といった決まった挨拶のフレーズはあるようですが、“初めまして”などに代わる挨拶の土佐弁はないようです。

実際に例をあげて使ってみよう!

では、実際にはどんな風に言葉が変化していくのでしょうか。ここからは、挨拶だけでなく様々な場面を想定して、より高知の方のリアルな会話に近づけてみます。まずは、よく耳にする語尾の「~やき」や「~ちゅう」が、いったいどんな意味で使われているかを解説していきます。

「~やき」=「~だから」?

土佐弁での「~やき」は、何らかの語尾または接続詞として使われているようです。語尾として使用する時には、「~だよ」は「~やき」。もしくは接続詞として使用する時には、「~だから、~。」は「~やき、~。」といった要領。何かひとつの意味があるわけではなく、なんとなく言葉をつなげる時などに使われているようです。

「~しちゅう」は「現在完了形」?

「現在完了形」と言ってしまうと、少し難しく思われるかもしれませんが、「~しちゅう」は「~し終わったよ」「~は済んでいるよ」の意味なんだそう。例えば、待ち合わせ場所に少し早く着いてしまった、などという場合に、「もう来ちゃったよ」は「もう来ちゅうよ」といったように使うようです。

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土佐弁での語尾の変化

土佐弁では、特に語尾の変化に特徴があるようです。先ほど例にあげた「やき」「ちゅう」の他、「~ゆう」「~よった」「~ちょった」といったような変化があります。まずは分かりやすいように、動詞の活用形から見ていきましょう。時間の変化によって、変わっていく語尾に注目してください。

最も理解しやすい例「食べる」

よく使う「食べる」を例にとってみます。土佐弁の動詞の語尾は四段活用。現在・現在完了・過去進行・過去完了といったように、時間の変化によって異なります。「食べる」は「食べゆう」、「食べ終わっている」は「食べちゅう」、「食べていた」は「食べよった」、「食べ終わっていた」は「食べちょった」という風に変わります。

否定する時の土佐弁

「~できない」「~してはいけない」など、土佐弁で否定する時には「~ない」といった言葉は使いません。例えば、「~が来ない」という時には、「~が来ん(コン)」といったように、“ん”を使って否定を示します。また禁止する時には「食べるな」は「食べな」、「来るな」は「来な(キナ)」といったように“な”を使います。

使いやすい「する」の土佐弁

先ほどの動詞の説明とかぶるところもありますが、「する」の語尾の変化を覚えておくと他にも活用できるのでおすすめです。「する」も動詞なので、基本的には「食べる」の変化と同じようなイメージでしょう。「する」については、以下のように言葉・語尾が変わっていきます。

土佐弁での「する」の使い方

「している」は「しゆう」、「し終わった」は「しちゅう」、「していた」は「しよった」、「し終わっていた」は「しちょった」など、ここまでは食べる”と同じ。その他にも、否定なら「せん」、命令なら「しー」といったように変わります。また「~しておく」は「~しちょく」、「~してあげる」は「~しちゃお」という使い方もあります。

「やき」以外で語尾に使える土佐弁

「~やき」の使い方は説明しましたが、文末や接続で使える土佐弁はまだあります。例えば、「けれども」なら「けんど」、「~してもいい?」の“しても”は“たち”など。その他にも、「~でしょう?」は「~ろう?」、「~しなさい」は「~や」、「待っていてください」は「待っとーせ」など、使いやすいおすすめの土佐弁がたくさんあります。

こんな場面だと困ってしまう?

こういった語尾の変化だけでなく、独自の言葉もある土佐弁。他県の人に言っても通じない言葉がたくさんあるようです。例えば、体調が悪い時には「何だか背中がゾクゾクと寒気がする」という時もあるでしょう。その“ゾクゾクと寒気がする”は、土佐弁では“ぞんぞんする”と言うそう。初めて聞いた人には、少しわかりづらいかもしれません。

その他の土佐弁ならではの言葉

先ほど「体調が悪い」といった場面を例に出しましたが、この場面で使う言葉には土佐弁独自の言葉が色々あります。例えば、「お腹を“くだして”しまった」なら「お腹が“さげ”ちゅう」など。その他、「しんどい」は「うるさい」と、他県では違った意味で使う言葉も土佐弁にはあります。

こんな場面での土佐弁も独特!

病気の場面以外にも、土佐弁独自の言い回しがあります。例えば「私も車に乗せて」と言う時の“乗る”。これは土佐弁だと“つむ”となるそうです。なので「車につんでって」といった言い回しになります。その他には、「こぼれる」は「まける」など。これは「ぶちまける」と近いものがあるので、なんとなく想像はつきます。

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こんな土佐弁は誤解されがち?

その他には、「なんとなく具合が悪い」「どこか不便、機能性が悪い」といった時には、「のうが悪い」と言うそうです。“のうが”と言ってしまうことによって、少し誤解を生みそうな言い回し。「のうが悪い」は「自分の思ったようにいかない」といった意味があるようです。

また、「短い」は「みぞい」、「小さい」は「こんまい」、「簡単」は「しんよい」、「ものすごく」は「こんじゃっと」、「もうすぐ」は「もーまー・やんだ」など、土佐弁独自の言葉は、ここでは拾いきれないほど。意味が決まっているので、語尾の変化より使いやすいかもしれませんが、覚えるのは大変そうです。

高知に住んでいる人は本当に土佐弁を使う?

方言というと、どこかご年配の方が使うイメージがありますが、高知在住の若者も土佐弁を使うのでしょうか?実は高知の若者も自分の親世代から言葉を受け継ぐので、年代問わず土佐弁が浸透しているようです。これまでにご紹介した土佐弁はもちろんですが、どちらかといえば、少し関西方面の訛りが混ざったような話し方をするようです。

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高知在住民がよく使う土佐弁

これまでに出てきた「~やき(語尾・接続)」や「~しちゅう(現在完了)」などの他にも、高知の方がよく使う土佐弁がいくつかあります。例えば「~なの?」は「~が?」、「~だよ」は「~ちや」など。語尾で使える土佐弁を覚えるとかなり方言っぽくなるので、土佐弁の語尾を覚えるのがおすすめです。

使いやすい土佐弁はコチラ

色々な土佐弁の活用法をご紹介しましたが、ここでおすすめの土佐弁をご紹介。高知でもよく使われるフレーズをまとめてみました。高知に行く予定のある方や高知にこれから住むという方、もしくは高知出身の友人や知り合いがいる方など。土佐弁の話題で盛り上がってみたり、土佐弁の挨拶をマスターしてみたりするのはいかがですか?

おすすめの土佐弁「ないがやないが?」

「~ないがやないが?」は「~ないんじゃない?」という時に使うそう。「明日は雨降らないんじゃない?」なら「明日は雨降らんのやないがやないが?」。「これあなたのじゃない?」なら「これあんたのやないがやないが?」などなど。これは日常のフレーズにもよく出てくる、おすすめの土佐弁です。

おすすめの土佐弁「えい」

これはイントネーションによっても変わり、少し難しいのですが、語尾の上がらない「えい」は「良い」、語尾の上がる「えい」は「要らない」といった意味になるそうです。例えば「気にしなくても大丈夫だよ、ありがとう」という時は、「えいね、えいね」と繰り返すそう。これも使う場面の多そうな、おすすめの土佐弁です。

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高知に行ったら土佐弁を使ってみよう!

使い方も独自の言葉も、実に奥が深い土佐弁。「元気にしゆうか?」などなど、土佐弁で軽く挨拶できるようになると良いものです。その土地に伝わる伝統的な方言。マスターして、「こんな風であってる?」なんて使ってみるのも良いかもしれません。高知へ行く予定のある方は、ぜひ参考にしてみてください。

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なつたけ

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