クウェート観光まとめ!治安や時差・おすすめの見どころスポットを紹介!

中東というと観光とはかけ離れた政治的なニュースが多いですが、時差6時間の中東の国クウェートはどういう国でしょうか。メソポタミア文明に連なるクウェートの魅力には計り知れないものがあります。最近はクウェートをはじめとする中東の魅力に惹かれている観光客が急増中です。

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目次

  1. 1中東クウェートの観光を楽しもう
  2. 2 クウェートって中東のどのあたり?
  3. 3レンティア国家クウェートとは
  4. 4中東クウェートと日本の時差
  5. 5中東クウェートの治安について
  6. 6クウェート観光での注意点
  7. 7クウェート観光の見どころを探る
  8. 8クウェートのおすすめ観光スポットをご紹介
  9. 9クウェートのおすすめ観光スポット1:グランドモスク(Kuwait Grandmosque)
  10. 10クウェートのおすすめ観光スポット2:クウェート タワー(Kuwait Towers)
  11. 11クウェートのおすすめ観光スポット3:ミラー ハウス(The Mirror House)
  12. 12クウェートのおすすめ観光スポット4:アルシャヒード パーク(Al Shaheed Park)
  13. 13クウェートのおすすめ観光スポット5:解放タワー(Liberation Tower)
  14. 14クウェートのおすすめ観光スポット6:クウェート市の給水塔
  15. 15オイルマネーで潤う人々の国クウェートに行ってみよう

中東クウェートの観光を楽しもう

クウェート(Kuwait)国、通称クウェートは中東における立憲君主国で、公式の英語表記では[State of Kuwait]といいます。国土のほぼ全てが砂漠気候ですが、世界第4位の石油埋蔵量があるため、潤沢なオイルマネーによって産業や教育制度の充実が図られ、国民のほとんどが国家公務員か国営企業の社員として働いています。国民が豊かに暮らす都市クウェート(Kuwait)を訪ねてみましょう。

クウェートって中東のどのあたり?

中東の国名と位置を当てるのは難しいです。日本との時差6時間のクウェート(Kuwait)は、図で見るようにペルシャ湾の奥の方にある小さな領土の国です。首都はクウェート市で、通貨はクウェート・ディナール(KD) (KWD)。主要産業は石油で、1日の生産量が300万バレルを超えるというオイルマネーの国です。首長問題で揺れる国でもあります。

クウェート(Kuwait)は最古の都市文明であるメソポタミア文明に連なる国家です。チグリスとユーフラテス川の間で栄えた文明国家は、やがてオスマン帝国の支配下に入り、イギリスの植民地となる歴史を辿ってきました。巨大油田の発掘によって力を得、やがて独立して今日の繁栄を得ました。立憲君主制を取っていますが、首相以下政府の要職はサバーハ家によって占められています。

つまり、実際は絶対君主制の国家と言えるでしょう。しかし、オイルマネーによって経済が潤って国民は豊かに暮らしています。湾岸戦争時に日本の援助を受けながら、日本が人的援助を怠ったため戦後の感謝リストに日本国名が無かった、という話もありましたが、東日本大震災の時にクウエートから受けた援助に感謝して「クウェート・ふくしま友好記念日本庭園」が創られた経緯もありました。

レンティア国家クウェートとは

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レンティア国家というのは、土地から得られる天然資源などの収入(非稼得性)によって国家が利益を得、その利益に依存して成り立つ国のことです。潤沢なオイルマネーによって成り立っているクウェート(Kuwait)は、まさしくレンティア国家といえるわけです。石油からの収入を利用した金融立国や国家の産業を多角化することによって経済の安定が図られています。

中東クウェートと湾岸戦争

1990年8月2日にイラクがクウェートに侵攻したことをきっかけとして、国際連合によって多国籍軍が派遣されて1991年1月17日にイラクを空爆した戦争が湾岸戦争です。イラク軍によって700の油井に放火されたクウェートの火災が長く続き一時はイラクによる占領状態となったクウェートでしたが、見事に立ち直り、治安面でも落ち着いて現在の繁栄を見ています。

中東クウェートと日本の時差

現在の日本とクウェートとの時差は6時間です。日本の方が6時間進んでいますので、日本が正午の時にはクウェートでは18:00となります。比較的わかりやすい時差です。サマータイムはありません。ちなみに、通貨の単位はクウェート・ディナール(KWD)で、1 クウェート・ディナールは363.37円、1米$は0.302クウェート・ディナールになります。物価は高そうです。

ちょっとした時差のお話

時差が発生するのは地球が丸いからですが、地球を1周(360°)すると24時間の時差なので(360÷24)割算すると経度が15°違うと1時間の時差が発生することになるわけです。世界標準時が国際子午線会議で決められたわけですが、日本の場合は東経135度を日本標準時子午線に決定したために、グリニッジ標準時とは9時間ズレているのだそうです。

中東クウェートの治安について

中東方面へ出かける場合は、どうしても治安が心配になります。とくに、日本のような安全な国にいるとどうしても個人の危機意識が希薄になりがちです。危険に遭遇してからでは遅いです。治安が不安な地域へ出かける場合はあらかじめ注意点を学んでおくようにしましょう。治安に気をつける点について順次書いておきます。

クウェート国内の治安状態は良好ですが、殺人、強盗など凶悪犯罪の発生率は高いです。市内から北へ約30kmのジャハラや南へ約15kmのファルアニアは犯罪被害の多発地域になっています。単独で夜間の外出をするのは避けましょう。また、北部砂漠地帯には湾岸戦争の時に敷設された地雷が除去されないままのところもありますので立ち入りは控えるようにしましょう。

クウェート(Kuwait)ではアミール(Emir)(王族や首長のことです)は絶対的に崇拝される存在です。日本人的な感覚での発言や描写など、手段如何に関わらず不敬罪に問われることになり兼ねない行為には注意しましょう。また、政府関係の建造物を撮影することは出来ません。公共の場所では治安意識を緩めることがないようにしましょう。

また、クウェートに限らず海外においての注意点も含めてですが、現金の持ち歩きはせず、プリペイドキャッシュカードを使用、両替もATMで現地通貨を引き出しましょう。カメラや財布の盗難に注意し、女性は露出の少ない(イスラムの教えに沿った)服装をしましょう。クウェートのすべての地域で、金曜日の祈りの時間には要注意。大規模な集会などでは暴力沙汰が発生しやすいです。

外務省・海外安全ホームページより

外務省・海外安全ホームページ(2017年12月現在)によりますと、クウェート(Kuwait)の治安に関しては、2018年6月8日(日本時間)現在有効な情報として、レベル1「十分注意してください」という海外危険情報を出しています。治安については事前に把握して自己防衛が大事です。治安とは別に、MERSコロナウイルスによる感染症の発生例が報告されているので注意が必要です。

クウェート観光での注意点

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近年のクウェート(Kuwait)の治安は安定しているようですが、未だに殺人や武装強盗等の凶悪犯罪および車上荒らしやアジア系・アフリカ系の女性を狙った性犯罪、などの発生を報道する記事を見ることも多いです。クウェート(Kuwait)ではISILおよびヒズボラ等の過激派組織によるテロの危険性もありかねません。不測の事態に巻き込まれないように注意しましょう。

クウェート(Kuwait)では、かつて政府関連施設・軍事施設・通信施設・油田・各国大使館・空港などの撮影禁止区域で写真撮影をした邦人が当局に身柄を拘束されるという事件も発生していますので、注意しましょう。単なる観光客としての悪意のない撮影であっても問題になります。撮影を希望する場合には事前に撮影の可否を確認するなり、相応の許可を得ることが大切です。

クウェート(Kuwait)では酒類は全面的に禁止されています。かつて、邦人が逮捕されたこともありますので、十分注意しましょう。水道水は海水を淡水化しているので、飲料用の水はミネラルウォーターを飲みましょう。風土病は存在しませんが、砂塵が町を覆い尽くす事態が多く、喉や鼻、目などに異常を感じることもあります。

知っておきたい中東呼吸器症候群

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外務省の海外安全ホームページによると、UAEで「中東呼吸器症候群(MERS)」と呼ばれる新種のコロナウィルスによる感染例が報告されているようです。感染予防のために、手をよく洗う、十分に加熱されていない食品は食べない、咳やくしゃみの症状がある人との接触を避ける、など注意しましょう。ラクダが感染源である可能性が高いのでラクダとの接触や未殺菌のラクダ乳の摂取は止めましょう。

在クウェート日本大使館

海外での思いがけない事態、例えば「事件・事故に遭ったり緊急入院した時」「所持金や所持品(パスポートなど)が盗難にあった時また紛失した時」「現地で大規模な自然災害や騒乱・戦争などの緊急事態が起きた時」「海外で行方不明になった家族を探したい時」など緊急事態では日本大使館に助けを求めるのが最善の方法です。以下にクウェートの日本大使館(Embassy of Japan)の所在地を記述しておきます。

住所:Mishrif 7A (Diplomatic Area), Plot 57 State of Kuwait P.O. Box 2304 Safat, 13024, Kuwait
電話:965-2530-9400

クウェート観光の見どころを探る

クウェートの首都のクウェートシティは、超高層ビルなどのモダンな建築群が見られてとても綺麗で観光スポットです。格別に観光地としての見どころという認識からは外れていて、会社や官公庁が休みの日には閉館している施設が多いので、あらかじめ確認した方が良いでしょう。見どころはたくさんあるのですが、物価が高く観光客が少ないので観光地っぽく見えないのかもしれません。

クウェートのおすすめ観光スポットをご紹介

クウェート(Kuwait)の観光スポットは、長い歴史を経てこの地にある歴史遺産と、その中に違和感なく存在するスマートな建築群とで成り立っている美しい場所が多いです。観光スポットという概念からは少し外れていますが、数々の侵略の歴史を潜り抜けたのちに時代に媚びることなく存在する見どころがたくさんあります。

クウェートのおすすめ観光スポット1:グランドモスク(Kuwait Grandmosque)

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世界で7番目に大きく、クウェートで一番大きなモスクのグランド・モスクです。ホールに1万人以上が収容できるといわれています。クウェートのモスクでは、イスラム教徒以外の人間が入ることは制限されていますが、このグランド・モスクは事前予約することで中に入ることができます。観光客のためには解説付きで中を案内してくれます。

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イスラム教徒が静かに祈りを捧げる様子や、天井に設えられたシャンデリア、美しい絨毯が敷きつめられたホールの様子、それらの全体が醸し出す雰囲気に圧倒されます。天井が18金でできているこの大ホールは見どころのひとつです。このホールを見るためだけでも早起きしてグランドモスクへ行く価値があります。事前に予約して出かけられることをおすすめします。

住所:Sharq Kuwait City, Kuwait City, Kuwait
電話番号:965-2246-7058

クウェートのおすすめ観光スポット2:クウェート タワー(Kuwait Towers)

もっとも人気のある見どころは、クウェート・タワー(Kuwait Towers)です。お札にも描かれています。クウェートシティのアラビアン・ガルフ・ストリートの海べりに建てられている鉄筋コンクリート製の塔で、3基の塔の第1塔は高さ187メートルで、123メートルの球体の位置に展望台やレストランがあります。第2塔の高さは147メートルで給水塔、第3塔の高さは113メートルで第1第2塔の照明設備や電力の制御の施設塔です。

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クウェートタワー第1塔の球体部分にタイ料理のレストランがあります。 残念ながらクウェートでは、宗教上の理由から豚肉とアルコール類は全面禁止です。ビール類はすべてノンアルコールです。しかし、大概のホテルと比べてもとても豊富なメニューが揃っていて長時間ゆったりと過ごせます。ときどき変わるクウェート・タワーの照明も見どころです。

住所:Arabian Gulf Avenue, Sharq District, Kuwait City, Kuwait
電話番号:965-22-444-119

クウェートのおすすめ観光スポット3:ミラー ハウス(The Mirror House)

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イタリア生まれの画家であるリディア・アルカッタンが建てた人気の邸宅です。建物のあらゆる面が小さい鏡の装飾で覆われていて、それぞれが共鳴し合って醸し出す雰囲気に圧倒されます。見学は案内付きのツアーのみに限られていて携行人数は10人までのようです。自家製アップルケーキと紅茶を楽しみながらゆったりと見どころ満載のミラーハウスについての案内を聞くことができます。

今ではすっかり観光名所になったミラー・ハウスは画家のリディア・アルカッタンの邸宅ですが、ここではものすごい数の小さな鏡が壁面という壁面に貼られています。現実と非現実の狭間にいるような感覚が味わえる空間です。ユニークな家具もたくさん展示されています。部屋ごとにテーマがあって、海とか宇宙とか、また知識的なものなど。ちょっと珍しいスポットです。

住所:Street 94, kuwait asima Governate, Kuwait City 35809, Kuwait
電話番号:965-2251-8522

クウェートのおすすめ観光スポット4:アルシャヒード パーク(Al Shaheed Park)

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クウェートシティに近く、もちろんクウェート・タワーも近くに臨めるとてもきれいに整備された公園です。砂漠地帯の印象とは対照をなしていて、緑に覆われて心が落ち着ける、子どもたちの遊びや散歩の場所としてもとても得がたい公園です。ビジターセンターの中に小さなレストランや美術館もあって、また交通の面からも、大きな地下鉄駅が近くにあって便利です。

住所:Soor Street, Kuwait City, Kuwait
電話番号:965-2246-1267

クウェートのおすすめ観光スポット5:解放タワー(Liberation Tower)

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クウェート(Kuwait)国内で最も高い建物が解放タワー(Liberation Tower)です。湾岸戦争以前から「Kuwait Telecommunications Tower」という名前で建造に着工していましたが、イラクの侵攻があって工事は中断されていました。湾岸戦争後完成を見ましたが、イラクからの解放を祝って「解放タワー」という名前に変更されました。

住所:Abdulla Al Salem St, Al Kuwayt, Kuwait
電話番号:965-2244-3882

クウェートのおすすめ観光スポット6:クウェート市の給水塔

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クウェートタワーとは趣がちがいますが、これも給水塔です。クウェートシティの至る所にあるので見どころと言えます。モダンアート的な設えで見ていて楽しい造りです。給水塔は、給水システムに充分な水圧を与えて水圧の助けをするための巨大なタンクで、産業革命期にはいろいろな国で建設されました。それらの国では現在は集合住宅に変化しているところもあるようです。

オイルマネーで潤う人々の国クウェートに行ってみよう

6時間というわかりやすい時差のクウェート(Kuwait)は、観光地化されていない場所でありながら見どころ満載の国です。国民の豊かさとは別に、外国人労働者の占める率も比較的多いようです。しかし、歴史遺産を内包している豊かな国クウェートは、とても魅力的でもあります。見どころ豊富なクウェートへ時差の壁を飛び越えて出かけてみませんか。

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Original
この記事のライター
T. Binnaka