釜山の方言はイントネーションがかわいい?旅行で役立つあいさつ文など紹介!

韓国第二の都市でありながら、日本から一番近い韓国の主要都市である釜山では、釜山方言(慶尚南道方言)が使われています。今回は、イントネーションがかわいいとも言われる釜山の方言の特徴や旅行中に使えるフレーズなどをご紹介します。

釜山の方言はイントネーションがかわいい?旅行で役立つあいさつ文など紹介!のイメージ

目次

  1. 1釜山で使われる方言・プサンマル
  2. 2韓国の方言
  3. 3釜山の方言は大阪弁に似てる?
  4. 4イントネーションがかわいい釜山方言の特徴1:イントネーション
  5. 5イントネーションがかわいい釜山方言の特徴2:疑問文の語尾
  6. 6イントネーションがかわいい釜山方言の特徴3:ため口の語尾
  7. 7イントネーションがかわいい釜山方言の特徴4:否定文の語尾
  8. 8イントネーションがかわいい釜山方言の特徴5:お願いする時
  9. 9イントネーションがかわいい釜山方言の特徴6:日本から来た言葉
  10. 10イントネーションがかわいい釜山方言の特徴7:一文字の言葉
  11. 11旅行で使える釜山の方言1:あいさつ
  12. 12旅行で使える釜山の方言2:受け答え
  13. 13旅行で使える釜山の方言3:その他の基本フレーズ
  14. 14面白い釜山の方言
  15. 15釜山の方言・プサンマルを使ってみよう!

釜山で使われる方言・プサンマル

韓国第二の都市・釜山で使われる方言は「プサンマル(부산말)」と呼ばれます。ソウルの言葉(標準語)は優しくて高いトーンのイメージがありますが、釜山の言葉は逆に強くて低いトーンのイメージがあります。ドラマや映画でもよく使われる方言で、大人気ドラマ「応答せよ1997」でも使われています。今回はそんな釜山方言の特徴や旅行で使える言葉などをご紹介します。

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韓国の方言

韓国には、京畿道(경기도/キョンギド)、江原道(강원도/カンウォンド)、忠清道(충청도/チュンチョンド)、慶尚道(경상도/キョンサンド)、全羅道(전라도/ジョラド)、済州(제주/チェジュ)、主に六つの方言があります。中でも忠清道、慶尚道、全羅道の三つは北と南に分けられます。

京畿道はソウルや仁川などが含まれていて、他の方言よりも硬く、一般的には標準語として区分されます。2018年に冬季オリンピックが開催された平昌がある江原道の方言の特徴は語尾の「요(ヨ)」がよく省略されることです。忠清道は韓国第五の都市である大田(テジョン)がある地域で、語尾の「요(ヨ)」が「유(ユ)」に変わったり、話すスピードがゆっくりであるなどの特徴があります。

今回ご紹介する慶尚南道(경상남도/キョンサンナンド)慶尚道の方言は、地理的に日本にとても近いため、日本語の影響を大きく受けていると言われています。全羅道の方言は、語尾の「요(ヨ)」の代わりに「벼(ビョ)」や「랑께(ランケ)」がよく使われます。済州は韓国本土から離れているため、韓国の人々も聞き取ることができない言葉が多いです。日本で言う沖縄弁のような感じです。

釜山の方言は大阪弁に似てる?

釜山の方言は標準語に比べてアクセントが強く、直接的な表現が多いため、日本で言うと大阪弁(関西弁)に似ているとよく言われます。映画やドラマなどでも釜山の方言の日本語字幕は大阪弁になっていたりもするんです。男性が釜山の方言を使うと「男らしい」と言われ、女性が使うと「気が強い」「かわいい」などと言われることが多いです。

イントネーションがかわいい釜山方言の特徴1:イントネーション

あまりイントネーションがない標準語に比べて、釜山の方言にはイントネーションが多いという特徴があります。そしてそのイントネーションが日本語と似ていることも多く、ソウルの人たちが釜山の方言を聞くと、日本語、特に大阪弁(関西弁)を話しているんだと勘違いしてしまう人も少なくないんだそうです。

特に、釜山の方言は最後のトーンが下がるという特徴があります。例えば、「ご飯食べた?」を標準語で言うと「밥 먹었어?(パッモゴッソ?)」です。最後のソのトーンは上がります。しかし、釜山方言の「밥 묵었나?(パッムゴンナ?)」のナのトーンは下がります。

イントネーションがかわいい釜山方言の特徴2:疑問文の語尾

釜山方言の疑問文の語尾には、はいかいいえの二択の答えを訊く「나?(ナ?)」と、具体的な答えを訊く「노?(ノ?)」の二種類があります。例えば、標準語で「뭐 먹고 싶어?(モモッコシポ?)」は、「何か食べたい?」と「何が食べたい?」の二つの意味があります。

しかし、釜山の方言では二つの文に分けられます。「何か食べたい?」の場合は、はいかいいえで答える疑問文なので、「뭐 묵고 싶나?(モムッコシンナ?)」になります。「何が食べたい?」の場合は、具体的に食べ物を答える疑問文なので、「뭐 묵고 싶노?(モムッコシンノ?)」になります。もちろん語尾は下がります。

イントネーションがかわいい釜山方言の特徴3:ため口の語尾

ため口で標準語を話す場合、肯定文の名詞の後には「야(ヤ)」、疑問文の名詞の後には「야?(ヤ?)」が来ます。釜山の方言の場合は、肯定文の名詞の後には「다(ダ)」、疑問文の名詞の後には「가?(ガ?)」が来ます。韓国語の標準語を知っている人からすると「다(ダ)」は堅苦しく感じるかもしれませんが、これが普通なんです。

例えば、「私日本人だよ。」を標準語で言うと「나 일본사람이야.(ナイルボンサラミヤ)」となりますが、釜山の方言で言うと「나 알본사람이다.(ナイルボンサラミダ)」、「君日本人なの?」を標準語で言うと「너 일본사람이야?(ノイルボンサラミヤ?)」となりますが、釜山の方言で言うと「너 일본사람이가?(ノイルボンサラミガ?)」となります。

イントネーションがかわいい釜山方言の特徴4:否定文の語尾

三番でご紹介したことに関連していますが、名詞の後につけて否定を表す「아니야(アニヤ)」と「아니냐?(アニヤ?)」は、それぞれ「아이다(アイダ)」と「아이가?(アイガ?)」になります。「君韓国人じゃないの?」を標準語で言うと「너 한국사람 아니야?(ノハングッサラマニヤ?)」、釜山の方言では「너 한국사람 아이가?(ノハングッサラマイガ?)」と言います。

イントネーションがかわいい釜山方言の特徴5:お願いする時

お願いする時や軽い命令をするとき、標準語では語尾に「세요(セヨ)」を使いますが、釜山の方言では「이소(イソ)」を使います。大阪の鶴橋にあるコリアタウンに「오이소! 보이소! 사이소!(オイソ!ボイソ!サイソ!)」という幕があるのを見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?これは「来て、見て、買って!」という意味になります。

イントネーションがかわいい釜山方言の特徴6:日本から来た言葉

釜山方言の六つ目の特徴は日本から来た言葉が多いことです。「쓰메끼리(スメキリ)」と言われたら何を思い浮かべますか?実はこの単語は「爪切り」という意味なんです。韓国語には日本語の「つ」の発音がないので、「ス」や「チュ」と表記されることが多いですが、そのまま日本語が使われています。これ以外にもたくさんの日本語が釜山では使われています。

イントネーションがかわいい釜山方言の特徴7:一文字の言葉

また、釜山の方言には一文字で表される言葉が多いという特徴もあります。例えば、「쫌!(チョン!)」という一文字で、やめて、ちょっと、何でそんなことするの?という意味が含まれます。これ以外にも「마!(マ!)」という一文字で、同じような意味を表すことができます。

そして、「どうしたの?」や「どうして?」「なんで?」という言葉を表す「왜?(ウェ?)」も、釜山の方言では「와?(ワ?)」と言われます。例えば、友達が落ち込んでいたり悲しそうな時に「와 그라노?(ワグラノ?)」と言ったりします。ちなみに標準語では「왜 그러니?(ウェグロニ?)」と言われています。

旅行で使える釜山の方言1:あいさつ

あいさつをすることはどこの国へ行っても大切なことです。韓国語を話すことができなくても、あいさつは自分からできることなので、ぜひ覚えておきましょう。標準語のものと釜山方言のものの二つをご紹介するので、釜山だけでなくソウルに行った時も使ってみてください。

旅行で使える釜山方言のあいさつ1:こんにちは

韓国語のあいさつで最初に思い浮かぶのは「アンニョンハセヨ(안녕하세요)」です。直訳すると安寧ですかという意味で、意訳するとこんにちはという意味になります。「アニョハセヨ」と間違って言っている人も多いですが、正しい発音はアンニョンハセヨなので間違えないように注意しましょう。

これを釜山の方言で言うと、「안녕하싱교(アンニョンハシンギョ)」となります。標準語で言うアンニョンハセヨはイントネーションにあまり変化がないですが、釜山の方言のアンニョンハシンギョはシンにアクセントを置いて、ギョのトーンは下げて発音してみてください。

旅行で使える釜山方言のあいさつ2:会えて嬉しいです

次にご紹介するあいさつは「会えて嬉しいです。」を意味する「만나서 반갑습니다.(マンナソバンガッスンニダ)」です。日本では「会えて嬉しいです。」というあいさつがあまり使われることはありませんが、韓国ではよく使われるあいさつなのでぜひ覚えておいてください。

「만나서 반갑습니다.(マンナソバンガッスンニダ)」を釜山の方言で言うと、「만나서 반갑습니데이.(マンナソバンガッスンニデイ)」になります。語尾はマンナソバンガッスンニデイと切ってしまうよりも、マンナソバンガッスンニデイ~と少し伸ばした方が、より現地の人のように発音することができます。

旅行で使える釜山方言のあいさつ3:ありがとうございます

「ありがとうございます」という言葉も大切なあいさつの内の一つです。既に知っている方も多いと思いますが、ありがとうございますを韓国語で言うと「감사합니다.(カンサハンニダ)」になります。カムサハムニダと書かれることも多いですが、カンサハンニダの方が現地の発音に近いです。

「감사합니다.(カンサハンニダ)」を釜山の方言で言うと、「감사합니데이.(カンサハンニデイ)」となります。「会えて嬉しいです。」の「만나서 반갑습니데이.(マンナソバンガッスンニデイ)」のように、デイを伸ばすとより良いです。他にも「고맙습니데이.(コマッスンニデイ)」と言ったりもします。

旅行で使える釜山の方言2:受け答え

続いてご紹介するのは、話しかけられて韓国語で受け答えしたいときや、韓国語を話すことができないと伝えたいときなどに使うことができる釜山の方言です。あいさつと同じくらい簡単なものなので、標準語も釜山の方言もどちらも覚えて、ぜひ使ってみてください。

旅行で使える釜山方言の受け答え1:はい/いいえ

「はい」と「いいえ」を韓国語で言うと「네/예(ネー/イェー)」「아니요/아니에요(アニヨ/アニエヨ)」となります。「네(ネー)」は、デーと聞こえたりもします。基本的には釜山でも同じ言葉が使われますが、強いて釜山の方言を使うとすると、「いいえ」は「어데요(オデヨ)」と言います。(釜山の方言のはいは特にないようです。)

旅行で使える釜山方言の受け答え2:大丈夫です

何かが要らない時に使われる「結構です。」、旅行中に使う機会も多いでしょう。標準語では「괜찮습니다.(クェンチャンスンニダ)」と言いますが、釜山の方言では「괜찮심더.(クェンチャンシンド)」と言います。また、この単語は日本語の「大丈夫です。」と同じように、ネガティブな意味だけでなく、ポジティブな意味としても使われます。

旅行で使える釜山方言の受け答え3:韓国語は分かりません

韓国語を話すことができない方にとっては必須の言葉である「韓国語は分かりません。」。標準語では「한국어는 모르겠습니다.(ハングゴヌン モルゲッスンニダ)」と言います。釜山の方言では「한국어는 모르겟심더.(ハングゴヌン モルゲッシンド)」と言います。釜山の方言で言えたら、韓国語分かるでしょう!と思われてしまうかもしれません。

旅行で使える釜山方言の受け答え4:私は日本人です

「私は日本人です。」を釜山の方言で言うと、「지는 일본사람입니더.(チヌン イルボンサラミンニド)」となりますが、これは昔の人が使っている古い感じがするので、標準語で「저는 일본사람입니다.(チョヌン イルボンサラミンニダ)」と言った方が無難で良いでしょう。

旅行で使える釜山の方言3:その他の基本フレーズ

「すみません。」「ごめんなさい。」「申し訳ありません。」など、誰かに謝りたい時に使うことができるのが「죄송합니다.(チェソンハンニダ)」です。釜山の方言で言うこともできますが、大阪弁で「ごめんやで。」と謝られるのと同じ感じなので、このような時は標準語を使って謝った方が良いでしょう。

次にご紹介するのは食事をする前に使うことができる「いただきます。」です。標準語では「잘 먹겠습니다.(チャルモッケッスンニダ)」と言います。釜山の方言で言うと、「잘 묵겟심더.(チャルムッケッシンド)」となります。釜山の方言で言うとかわいいので、サービスしてもらえるかもしれません。

「いただきます。」が来たら「ごちそうさまでした。」をご紹介しない訳にはいきません。標準語では「잘 먹었습니다.(チャルモゴッスンニダ)」と言います。直訳すると、よく食べましたという意味になります。これを釜山の方言では「잘 묵엇심더.(チャルムゴッシンド)」と言います。

面白い釜山の方言

釜山の方言について話す時に、必ず会話の中に出てくるのが「가가가가?(カガガガ?)」という文章です。同じ文字が四つ並んでいるだけですが(日本語で表記すると発音が一つ目とそれ以外で少し違います。)、これだけで「その子が(言っていた)あの子?」という意味になるんです。

一つ目の「가」は「그 애(クエ/その子)」という言葉を意味していて、二つ目の「가」は、日本語と同じく助詞の「が」です。そして三つ目の「가」は一つ目の「가」と同じですが、日本語で言うと「あの子」になります。そして最後の「가」は、先ほどご紹介したため口の疑問文の語尾に使われるものです。

釜山の方言・プサンマルを使ってみよう!

ここまでイントネーションがかわいいと言われる釜山方言の特徴や、旅行中に使えるフレーズなどをご紹介しましたが、いかがでしたか?韓国の第二の都市でありながら、日本から一番近い韓国の主要都市でもある釜山。旅行に行った際にぜひ釜山の方言を使ってみてください。

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この記事のライター
zvs

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