中国の旧正月(春節)の期間や風習を紹介!観光のスケジュールに影響は?

中国では、太陰暦を用いて旧暦で正月を祝うという伝統があります。毎年開催される中国旧正月は、別名春節と呼ばれており、中国本土だけでなく、東南アジアでも広く祝日に設定されており、休暇を楽しむ人々も多くいます。今回は中国旧正月の気になる風習も含めてご紹介します!

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目次

  1. 1中国旧正月(春節)のスケジュールや風習をご紹介!
  2. 2中国旧正月は毎年スケジュールが違うらしい!
  3. 3中国旧正月の2019年のスケジュールは?
  4. 4中国旧正月(春節)の風習1:贈り物はみかん
  5. 5中国旧正月(春節)の風習2:あけましておめでとうとは言わない?
  6. 6中国旧正月(春節)の風習3:お年玉は独身なら誰でももらえる?
  7. 7中国旧正月(春節)の風習4:正月料理は何を食べるの?
  8. 8中国旧正月(春節)の風習5:飾り付けにも不思議なルールが!
  9. 9中国旧正月(春節)の風習6:ドレスコードは赤金黄色が基本!
  10. 10中国旧正月(春節)の風習7:初日と15日目には爆竹や花火でお祝い
  11. 11中国旧正月(春節)の風習8:福建人なら灯篭飛ばしも必須
  12. 12中国旧正月(春節)の風習9:ビジネススタートは風水次第!
  13. 13中国旧正月(春節)の風習10:スリリングなライオンダンス
  14. 14中国旧正月中に観光する際の注意点
  15. 15中国旧正月に該当地域を観光してみよう!

中国旧正月(春節)のスケジュールや風習をご紹介!

中国本土をはじめ、世界中に広がった華僑文化圏で毎年大々的に開催される旧正月。旧暦の大晦日から旧暦新年を祝う、チャイニーズのお祭りです。

別名「春節」とも呼ばれる旧正月は、日本の長崎や横浜デモ催しが開催され、毎年多くの観光客が訪れています。

今回は、毎年スケジュールが異なる中国旧正月の来年(2019年)のスケジュールをはじめ、地域によって異なる様々な文化・風習の他、観光にもおすすめの情報をご紹介致します。

中国旧正月は毎年スケジュールが違うらしい!

日本ではお正月のスケジュールは例年1月1日と決まっていますが、中国旧正月では、毎年スケジュールが違うということをご存知でしょうか?

中国では、太陽暦ではなく太陰暦を用いて旧正月のスケジュールが決定されるため、毎年春節が開催される時期がカレンダー上で異なるという特徴があります。中国旧正月は、英語では、Luna New YearまたはChinese New Yearと訳します。

中国旧正月のスケジュールは、開催されている国や地域によって異なりますが、基本的には、祝日に指定されるため、多くの方が休暇で観光旅行などに出かけます。

企業やお店によっても、休暇を取るスケジュールは様々で、昔からの旧正月の期間は2週間(1日から15日までと定められていた)ため、屋台などはこの期間いっぱい休業となる場合もあるようです。日本とは違った文化が見られるおすすめの行事です。

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中国旧正月の2019年のスケジュールは?

中国本土だけでなく、シンガポール、マレーシア、タイ、ベトナムなど東南アジア各国でも祝われている旧正月。2019年のスケジュールは2月5日からの予定です。

中国本土では、約1週間ほど休暇となり、国民の多くは里帰りして地元で春節を祝ったり、中には海外旅行などで観光を楽しむ人もいるようです。

マレーシア、シンガポールなど、東南アジアで春節を祝う地域は、スケジュールが国ごとに多少異なるものの、スタート日は、2019年2月5日で、それぞれ二日ほどが祝日として休暇に定められています。

中国旧正月の正式なスケジュールは、中国本土もそれ以外の地域も政府が発表することになっていますが、2019年は概ね2月5日スタートと見て間違いありません。中国旧正月の該当地域への観光を予定されている方は、各国のホームページなどで最終スケジュールを確認することをおすすめします。

中国旧正月(春節)の風習1:贈り物はみかん

ここからは、各国で行われている中国旧正月のおもしろい文化や風習についてご紹介していきます。日本では、年末になるとお歳暮を贈る習慣がありますが、中国では旧正月の贈り物に「みかん」を贈るという習わしがあります。

みかんの「柑」という字は、中国語で「金」という発音に似ていることから、中国文化圏では非常に縁起のよい食べ物とされています。

旧正月の時期になると、中国本土はもちろん、関連する東南アジア地域にも中国産のみかんが出回り、箱ごと親戚や取引先などに贈るという人が多いようです。

また、お友達への贈り物としては、縁起の良い食材パイナップル(黄梨)を使ったパイナップルタルトもおすすめで、シンガポールやマレーシアなど東南アジア地域では春節の贈り物として人気があります。観光客のお土産にもおすすめなので、中国旧正月前に旅行される場合は、ぜひ、購入してみてください。

中国旧正月(春節)の風習2:あけましておめでとうとは言わない?

続いてご紹介する中国旧正月の風習は、新年の挨拶についてです。日本では「あけましておめでとうございます」と挨拶するのが慣例ですが、中国では「恭喜発財」(Gong Xi Fa Cai)と挨拶します。

「恭喜発財」という漢字の並びを見て想像がつく方もいらっしゃるかもしれませんが、発財(=お金が儲かる)という言葉が新年の挨拶にも組み込まれています。

先ほど、中国旧正月の贈り物の際にも、少し触れましたが、中国では、お金が儲かる=経済的に豊かであるということが非常に重要視されています。

そのため、新年の挨拶も「これからも儲かりますように!」といった願いを込めて「恭喜発財」という挨拶をするようです。他にも「新年快采」(Shin Nen Quai La)と言ったお金に関連しない挨拶もあけましておめでとうの意味で使われる場合もあります。恭喜発財と書かれているカードなどを贈るのもおすすめです。

中国旧正月(春節)の風習3:お年玉は独身なら誰でももらえる?

お正月と言えば、一番気になるのがお年玉。日本では、明確に何歳ならお年玉をもらえるという線引きがありませんが、大抵の場合は、成人して働き始めるとお年玉をもらわなくなるのが一般的です。

中国旧正月では、お年玉は「福のおすそ分け」という感覚で配布されるものであるため、独身であれば、誰でもお年玉をもらえるという習慣があります!

また、お年玉を渡すのは、自分の親戚だけでなく、近所の子供や友人の子供など、親しくお付き合いのある方のお子さんにも配ります。

福をばらまけば、その分自分に福が返ってくるという思想に基づいており、中国旧正月では、紅包(Ang Pau)という赤い封筒が、お店で販売されたり買い物の際のノベルティで配られます。かわいいデザインのものもありますので、観光の記念に持ち帰るのもおすすめです。

中国旧正月(春節)の風習4:正月料理は何を食べるの?

日本の正月料理と言えば、おせち料理がその代表となりますが、中国旧正月では一体どんなお料理を食べるのでしょうか?

中国文化圏では、やはりお金が大切という思想がありますので、財を成すということにかけた縁起の良い食材を使ったメニューを食べるという習慣があります。

例えば、新年の挨拶でもご紹介した「発財」に発音が似ている食材としては「白菜」や「髪菜」(髪の毛に似た海草)などが好んで使われます。

また、中国文化圏では、食材を頭から尻尾まですべて使うということも縁起が良いとされているため、魚、鶏、豚などは、頭から尻尾まですべてまるごと調理して食卓に並べます。

鶏肉には、鶏という字と「吉」の発音が似ているため「百事大吉」(すべてが吉祥)という意味を込めて、まるごとスティームチキンにした白鶏などの料理が好まれます。

他にも魚(yu)と発音する魚は、中国語の「余」と発音が同じであることから、豊かな生活、余裕のある暮らしができるようにという願いを込めて調理されているようです。とにかく縁起を担ぐというのが、旧正月のルールと知っておくと良いでしょう。

中国旧正月(春節)の風習5:飾り付けにも不思議なルールが!

中国旧正月では、飾り付けにも特徴があります。よく見かけるのは、ドアの前にはられた「春聯」と呼ばれる飾り付けで、入り口から福を迎えようという春節の定番飾り付けとなっています。

また、よく見かける「福」という漢字が逆さまになっている飾り付けもありますが、これは、福を逆さまにすることで「倒福」=「到福」という意味があります。

日本でもお正月の飾り付けには、門松やしめ縄など決まったものを飾りますが、どちらかというと、渋い色合いで日本のワビサビの世界を体現しているような飾り付けが一般的です。

それに比べて春節の飾り付けは、赤、金、黄色などが好まれ、とにかくド派手でどぎつい色彩であるという特徴があります。休暇を過ぎても、飾り付けはそのままになっている場合がほとんどですので、旧正月後に観光する方も、旧正月の飾り付けを見ることができます。

中国旧正月(春節)の風習6:ドレスコードは赤金黄色が基本!

中国旧正月の休暇を利用して、各地に観光へ出かけるという方も多いようですが、やはり基本は家族と一緒に過ごすというのがお正月の習わしです。

チャイニーズのお友達からオープンハウスなどの招待を受けた場合には、赤、金、黄色または、類似するピンク、オレンジなどの服装でおでかけするのがおすすめです。

中国人にとって、特におめでたい色の代表と言えば、共産党のカラーにもなっている「赤」。旧正月でのドレスコードも基本は赤と覚えておきましょう。

いくら旧正月とはいえ、そこまで派手な服装はできないと思われる方は、百歩譲って淡いピンクやパステルイエローなどでも大丈夫です。

中国旧正月(春節)の風習7:初日と15日目には爆竹や花火でお祝い

中国旧正月の初日には、必ずと言っていいほど、あちこちで爆竹や花火があがります。休暇で中国文化圏を観光する場合は、特に大晦日の深夜と旧暦9日目、そして、旧暦15日目に注意が必要です。

中国本土や、東南アジアでも旧正月の休暇中に爆竹を使うことは、固く禁止されていますが、昔からの習慣を頑なに守って爆竹を鳴らす人もいるようです。

一方、香港やマカオなどの中国南部地域では、旧正月の花火が観光の目玉にもなっており、休暇に入る前から香港などに渡航して、カウントダウンの花火を楽しむ観光ツアーもおすすめです。

春節の終わりとなる15日目には、自宅で小さな花火を上げるご家庭もあるようですので、もし、海外在住などで、お友達にチャイニーズがいる方は、遊びに行ってみるのもおすすめです。

中国旧正月(春節)の風習8:福建人なら灯篭飛ばしも必須

中国旧正月の珍しい風習。続いては、中国南部福建省出身の方が多い地域で楽しめる「灯篭飛ばし」についてです。

福建系の方は、華僑として世界中でビジネスをする人が多く、中国本土以外にも世界各地で活躍しています。そんな福建人が行う代表的な旧正月のお祝いの習慣と言えば「灯篭飛ばし」です。

日本からも観光ツアーが出ている中国旧正月の「ランタンフェスティバル」。有名なのは、台湾で毎年開催されるお祭りです。スケジュールも毎年変わりますので、詳しくは旅行会社などに問い合わせしてみましょう。

何百万個という提灯を下げた寺院や、ディズニーランド顔負けの電飾を施したハリボテのパレードなど、ランタンフェスティバルは見どころ満載です。休暇を楽しむ中国文化圏からの観光客にも人気があります。

中国旧正月(春節)の風習9:ビジネススタートは風水次第!

中国文化圏では、広く風水(feng sui)を取り入れて商売の吉凶などを占う習慣があり、旧正月明けにビジネスをスタートする日も、風水師に相談して決めるというチャイニーズもたくさんいます。

中国旧正月の休暇は、最大15日間となっているため、風水師が選んだもっとも縁起の良い日に、新しい年の事業をスタートさせる経営者も多いようです。

また、先にご紹介したランタンフェスティバル同様、福建人特有の文化として、マレーシアなど東南アジアの国では「拝天公」という行事が9日目に開催されます。

大変珍しい行事ですので、スケジュールが合えば、ぜひ、この期間に観光できるようスケジュールを調整してみるのも良いでしょう。

中国旧正月(春節)の風習10:スリリングなライオンダンス

最後にご紹介する中国旧正月の風習は、エキサイティングなパフォーマンスが観光にもおすすめの「ライオンダンス」。

中国旧正月のハイライトとも言える「ライオンダンス」は、日本の獅子舞とは違って、アクロバットなパフォーマンスを行うスリリングなイベントです。

元々、カンフーを習っている子供から青年ぐらいの若者たちがライオンのかぶりものをかぶって、2名1組で高いポールなどに飛び移ります。

商売繁盛などを祈願して、デパートなどでも開催されるライオンダンス。観光客も入場無料で見ることができるので、中国旧正月の時期に観光するなら、ぜひ、見ていただきたいおすすめの風習です。

中国旧正月中に観光する際の注意点

ここからは、中国旧正月の期間中に観光する場合の注意点をご紹介します。春節の始まる約1ヶ月ぐらい前から、該当国では旧正月を迎える準備が始まります。

日本のお正月と同じく、年末に当たる時期は、旧正月を祝うのに必要なお金を工面しようと、窃盗などの犯罪も多発する傾向にあります。

中国旧正月前に観光する際は、人ごみを歩く際は、いつも以上に所持品に気をつけて、スリやひったくりの被害に遭わないようにしてください。

また、中国旧正月の直前直後は、ホテルや航空券の値段がかなり高騰します。スケジュールをずらすことができるようであれば、旧正月前後の出発は避けるようにしましょう。

中国旧正月の休暇中は、お店やレストランも閉まっている場合が多く、ガイドブックなどに載っている有名店でも営業していない可能性があります。

どうしても行ってみたいお店がある場合は、できるだけスケジュールをずらして、春節の時期にかからないように観光する方がおすすめです。また、お土産品などの値段や食材の値段なども、旧正月のシーズンは高騰しますので、そういった意味でも、旧正月を避けて旅行する方が割安です。

中国旧正月に該当地域を観光してみよう!

中国本土をはじめ、世界中で祝われる「旧正月」の風習や休暇のスケジュールなどをご紹介致しました。

街中が赤一色に染まる中国旧正月は、エキサイティングなライオンダンスの他にも、日本国内で開催されるドラゴンダンスなどのイベントがあります。国内外の両方で、中国旧正月のお祝いを見られるチャンスがありますので、ぜひ、スケジュールを確認して、該当地域で中国旧正月の文化に触れてみてください!

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Yukilifegoeson

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