プラナカン文化にシンガポールで触れよう!人気の雑貨や博物館など見所多数!

プラナカンとは、シンガポールの隣国マレーシアのマラッカ王国を中心に、15世紀頃に台頭した中華系移民の末裔のことを表します。プラナカンの人々が生み出した贅沢な工芸品の数々は、シンガポールのお土産としても人気です。今回は美しいプラナカン文化の世界をご紹介致します!

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目次

  1. 1シンガポールで花開いた「プラナカン文化」の世界
  2. 2プラナカン文化とは?
  3. 3 プラナカンの食文化
  4. 4 プラナカンの工芸品
  5. 5プラナカン文化が見られるおすすめスポット1:プラナカン博物館
  6. 6プラナカン文化が見られるおすすめスポット2:Katongエリア
  7. 7プラナカン文化が見られるおすすめスポット3:Emerald Hill
  8. 8お土産におすすめのプラナカン雑貨1:ニョニャ・クバヤ
  9. 9お土産におすすめのプラナカン雑貨2:ニョニャ・ウエア
  10. 10お土産におすすめのプラナカン雑貨3:ビーズシューズ
  11. 11 プラナカン雑貨の人気店1:ルマ・ビビ
  12. 12 プラナカン雑貨の人気店2:キムチュー
  13. 13プラナカン文化を体験するには?
  14. 14プラナカン文化をもっと知りたい方へ
  15. 15シンガポールでプラナカン文化に触れる旅を楽しもう!

シンガポールで花開いた「プラナカン文化」の世界

プラナカンとは、シンガポールのお隣の国「マレーシア」のマラッカ地方で、15世紀に台頭した中華系移民の末裔のことを表す言葉で、マレー語で(4代以上続く)子孫という意味を持っています。

巨大な財力を持って栄えたプラナカンの人々が生み出した美しい建築物や数々の工芸品は、当時のプラナカンの繁栄を今に伝える貴重な文化遺産となっています。今回は、シンガポールでプラナカン文化に触れられるおすすめの観光スポットや、プラナカン博物館など、見どころをお伝えします!

プラナカン文化とは?

プラナカンとは、大義では、15世紀にインド洋や中国南部、そしてオランダなどからマレーシアのマラッカに移り住んだ移民たちとその末裔を指す言葉で、狭義では、土着のマレー系と強い結びつきを見せた中華系移民のことを表す言葉です。

プラナカンの人々は、男性ば「ババ」女性は「ニョニャ」と呼ばれており、プラナカン文化は別名「ババ・ニョニャ文化」とも呼ばれています。

プラナカン文化が伝達したのは、マレー半島の西海岸一帯の他、シンガポール、そして遠くインドネシアのジャワ地方までの広範囲に渡り、インド系商人の末裔は、チッティー。インド系商人の中でもイスラム化した人々はジャウィ・プラナカンと呼ばれました。

シンガポールに居住したプラナカンの人々は、中国系移民の末裔であり、祖先は福建省や雲南省など中国南部出身の方が多かったようです。

シンガポールには、このプラナカン文化を今に伝える「ニョニャハウス」と呼ばれる独特の建築物の他、高価な調度品や嫁入り道具など、プラナカンの人々の暮らしを知ることができる博物館もありますので、後ほど詳しくご紹介致します。

プラナカンの食文化

交易のために訪れたマラッカで、土着のマレー系の人々と婚姻を結ぶことによって、マレーシアやシンガポールに定住していったプラナカン。彼らには、独特の食文化もあります。

中国系移民の末裔であるプラナカンは、中華料理をベースにした麺料理や中国の菓子(餅)などを好んで食べましたが、調理する材料には、南国マレーシアで簡単に調達できるココナッツや、大航海時代にインド商人によってもたらされたチリやカレー粉などのスパイスをふんだんに使用しています。

プラナカンの食文化を代表する有名なお料理と言えば、シンガポールラクサの一種である「カレーラクサ」。ココナッツミルクとカレーペーストで仕上げたスパイシーなカレーヌードルは、仕上げにマレー系の調味料ベラチャンを添えていただきます。

また、お金持ちだったニョニャたちが好んで使った食器は、中国風のデザインでありながらも、ターコイズブルーやミントグリーンと言った、南国マレーシアの太陽に映えるカラフルな色づかいの物を好んで使用したと言われています。

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また、もう一つプラナカンの代表的な食文化をあげるとすれば「ニョニャ・クエ」と言われる伝統的な菓子があります。和菓子にも似た米粉や糯を使ったニョニャ・クエは、非常にカラフルで見た目も美しいお菓子です。プラナカン文化に興味のある方は、ニョニャ料理を食べてみるのもおすすめです。

プラナカンの工芸品

プラナカン文化を代表する建築方式は、ババ・ニョニャハウス(またはプラナカン・マンション)と言われる巨大な屋敷で、暑いマレーシアで涼しく過ごせるように、空気の通り道を作る高い天井や中庭などがその特徴となっています。

家の調度品は、中国風の細工を施した木製の家具や、大理石のテーブルなど、中国文化を多く取り入れたデザインのものが置かれています。

シンガポールのプラナカン博物館でも、婚礼の際に使った調度品や、ババ・ニョニャハウスを再現したコーナーなどがありますので、こういった展示から当時の人々の暮らしを知ることができておすすめです。

巨万の富を築いた中国商人たちの妻であったニョニャは、身の回りの雑貨にも大変贅沢なものを使用しており、今も工芸品として知られる「ニョニャ・クバヤ」や「ビーズ・シューズ」などは、お土産としてもおすすめです。

プラナカン文化が見られるおすすめスポット1:プラナカン博物館

数々の調度品や美しい服飾雑貨を身にまとったプラナカンの人々。そんなプラナカンの歴史や文化をより深く知ることのできるおすすめのスポットが、シンガポールのKatong地区にあるプラナカン博物館です。

プラナカン発祥の歴史から、ニョニャたちが嫁入りの際に用意した贅沢な調度品など、目を見張るような数々の展示がされているおすすめの博物館です。

お土産ショップのレプリカではなく、プラナカンの人々が実際に財産として所有していた実物の生活雑貨などが数多く展示されている博物館ですので、見応えは十分です。

シンガポールのプラナカン博物館は、時間帯によっては日本語でガイドを受けられるサービスもありますので、スケジュールが合うようであれば、事前に問い合わせをしてみるのもおすすめです。

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プラナカン文化が見られるおすすめスポット2:Katongエリア

シンガポールでプラナカン文化を知りたいなら、博物館と合わせてぜひおすすめしたいのが、Katongエリアです。

Katongには、「カトンラクサ328」と言うニョニャラクサの人気店があります。ココナッツの甘味が強いカトンラクサはシンガポールラクサよりもマイルドな辛さが特徴です。

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また、Katongエリアには、カラフルな色合いが美しいプラナカン・マンションが並んだストリートがあり、インスタ映えする撮影スポットとしてもおすすめです。

プラナカン・マンションの見どころとしては、細かな装飾が施された外壁の他、一つ一つ違ったデザインのプラナカン・タイル(家の装飾にはめられているタイル)がありますので、こちらもお見逃しなく!

プラナカン文化が見られるおすすめスポット3:Emerald Hill

博物館やカトンラクサが食べられるKatongエリアは、プラナカン文化にどっぷりハマりたい方におすすめの観光スポットですが、シンガポールの中心地からは、MRTを乗り継いで20以上とやや郊外になってしまいます。

Katongまでは行けないけど、シンガポールのプラナカン文化を見てみたいと思う方には、シンガポールのショッピングストリート「オーチャード・ロード」から歩いていける距離にあるEmerald Hillがおすすめです。

Emerald Hillには、シンガポールに移り住んだプラナカンの人々の屋敷がいくつか残されており、通りを歩くと、プラナカン・マンションを見ることができます。

閑静な住宅街ですので、お土産品や雑貨の販売などは行われていませんが、家の装飾に使われている珍しいプラナカン・タイルや、ドアに施された彫刻など、歴史を感じさせるスポットが点在しているのでおすすめです。

お土産におすすめのプラナカン雑貨1:ニョニャ・クバヤ

ここからは、お土産に持って帰りたいおすすめのプラナカン雑貨をご紹介していきます。トップバッターは、ニョニャたちが身にまとった「ニョニャ・クバヤ」。

マレーシアやシンガポールの女性の正装としても知られている「クバヤ」は、マレー系の人々が身につけるウエストを絞ったデザインの民族衣装です。ニョニャ・クバヤの特徴は、生地がシースルーで涼しく、袖が短めに作られている点です。

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ニョニャ・クバヤの袖が短く仕立てられている理由は、手首にはめた宝石や金の腕時計などを見せびらかすためだったとも言われています。

また、ニョニャ・クバヤにはボタンがなく、布で作ったループとホックで前を留め、金や銀でできたクロンサンという宝飾品をブローチ代わりに留めるのが習わしでした。お土産雑貨としてでデパートなどでも販売されているニョニャ・クバヤですが、専門店ではテイラーメイドも可能です。

お土産におすすめのプラナカン雑貨2:ニョニャ・ウエア

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シンガポールのお土産にもおすすめのプラナカン雑貨には、「ニョニャ・ウエア」があります。英語ではNyonya Wareと表記しますが、ニョニャの人たちが、使った食器や台所雑貨全般を指しています。

シンガポールの雑貨店などでお土産用として販売されている「ニョニャ・ウエア」は、どれもレプリカですが、値段は非常に高価で、ティーセットなどは1万円以上するのが普通です。

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1000円以下で買えるおすすめの雑貨は、プラナカン装飾を施したカラフルなスプーン。値段も安く、小さくて持ち運びにも便利なので、お土産に最適です。

ニョニャ・ウエアは割れ物雑貨ですので、トランクにしまう時には、プチプチなどの梱包材を使ってしっかりパッキングすることをおすすめします。

お土産におすすめのプラナカン雑貨3:ビーズシューズ

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最後にご紹介するお土産におすすめのプラナカン雑貨は「ビーズ・シューズ」。ニョニャの女性たちが身につけたビーズ・シューズは、一針、一針、手作業で作られています。

オランダやポルトガルの影響を受けていたプラナカンの人々が好んだビーズ・シューズの図案は、メルヘンチックでかわいらしい薔薇や人形などをモチーフにしたおしゃれなものがたくさんあります。

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代表的なプラナカン雑貨の一つであるビーズシューズは、13号や15号という目に見えないような小さなビーズを図案通りに丁寧に生地に差して作られます。気の遠くなるような根気のいる作業の繰り返しで生まれる小さな芸術品は、値段も1足5万円から7万円と大変高価なものが多いようです。

ビーズシューズも大きめのビーズを使った安価品などが出回っており、図案によっては1万円ほどで買えるお土産品もあるようです。できれば、自分の気に入った図案のものを一生もののお土産として一足ゲットしたいものです。

プラナカン雑貨の人気店1:ルマ・ビビ

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ここからは、シンガポールで人気のプラナカン雑貨店をいくつかご紹介してみます。まずは、鮮やかなターコイズブルーがシンガポールの青空によく映える「Rumah Bebe」(ルマ・ビビ)。

ガイドブックにも掲載されている人気の雑貨店で、お土産におすすめのプラナカン・ウエアや、クバヤの他、ビーズシューズなども販売しています。

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小さなギャラリーのようなこちらの雑貨店には、カラフルでキッチュなプラナカン雑貨がぎっしりとつまっており、どれを買うか目移りしてしまいます。

プラナカン博物館やカトンラクサ328からも距離が近いので、観光が終わってからお土産を探しに行くのもおすすめです。

プラナカン雑貨の人気店2:キムチュー

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プラナカン雑貨を購入できるもう一つの人気店は、ルマ・ビビと同じ通りにある「Rumah Kim Choo」(キムチュー)。

キムチューは、お土産雑貨の他、プラナカンのお菓子(ニョニャ・クエ)をたくさん販売しているお店です。おやつにもおすすめのニョニャ・クエは、ココナッツ好きならOnde OndeやKochi Nyonyaがおすすめ。

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伝統的なニョニャ・クエの一つであるOnde Onde(オンデ・オンデ)は、中にグラ・マラッカというマラッカ産の黒砂糖が詰められた小さな餅です。

生物ですので、お土産として持ち帰ることはできませんが、噛んだ瞬間「チュッ」と飛び出す甘いグラ・マラッカとパンダンリーフの香りがやみつきになるおすすめの一品です。

プラナカン文化を体験するには?

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シンガポールでもっと深くプラナカン文化に触れてみたいという方は、キムチューで開催している「ビーズ・シューズ」の体験レッスンに申し込むのもおすすめです。

伝統的なデザインだけなく、近代的なファッションにも通じるおしゃれでセンスの良い図案のビーズシューズを作成することができるので、シンガポール駐在の日本人妻にも人気のある習い事のようです。

プラナカン文化をもっと知りたい方へ

美しいビーズ・シューズや、きらびやかな刺繍をほどこしたニョニャ・クバヤなど、女性なら一目で心を奪われてしまうような数々の芸術品を生み出したプラナカン文化。

もっと詳しく知りたいという方には、シンガポールから北上して、マレーシア南部のマラッカと、マレーシア北部のペナン島を合わせて観光するのがおすすめです。

ババ・ニョニャ文化の発祥の地であるマレーシアのマラッカには、プラナカン・マンションを生かして作られたニョニャホテルもあり、宿泊することも可能です。

また、マラッカの目抜き通りであるジョンカー・ストリートでは、ニョニャ・ウエアを扱う雑貨店や、ビーズ・シューズの専門店などもあり、シンガポールよりも安い価格でお土産を購入することができるのでおすすめです。

マレーシア北部のペナン島には、風水を生かして建てられた究極のパワースポットとして知られる「ブルーマンション」の他、プラナカンの人々が実際に身につけた数千点にも及ぶプラナカン・ジュエリーも収蔵したプラナカン博物館もあります。

マレーシアーシンガポール間は、高速バスやLCCもたくさん運航しており、思ったより短時間で移動することが可能です。シンガポールを抜け出して、プラナカン文化の本場であるマレーシアを訪問すれば、より深くプラナカンの魅力を知ることができるので、おすすめです!

シンガポールでプラナカン文化に触れる旅を楽しもう!

マラッカからシンガポールに伝達したプラナカン文化についてご紹介致しました。シンガポールのプラナカン博物館には、小さなビーズを数メートル四方に渡って縫い上げた圧巻のビーズタペストリーも展示されています。

おいしいニョニャ料理もありますので、カラフルでゴージャズなプラナカンの世界を体験しに、ぜひ、シンガポールを訪れてみてください!

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Yukilifegoeson

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