『トレヴィの泉』はコインの伝説で有名なローマの観光地!アクセスや見どころは?

トレヴィの泉は観光都市ローマの中でも代表的な観光地です。特にコインを投げ入れると願いがかなうと言われていることから、多くの観光客が常にいる場所です。そんなトレヴィの泉の歴史や伝説、コインの投げ方のほか、アクセスなどについても紹介します。

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目次

  1. 1トレヴィの泉は有名観光地
  2. 2トレヴィの泉とは
  3. 3トレヴィの泉は自然の泉?
  4. 4トレヴィの泉はどこにある?
  5. 5トレヴィの泉へのアクセス
  6. 6トレヴィの泉の歴史
  7. 7トレヴィの泉の見どころ
  8. 8トレヴィの泉のおすすめの時間は?
  9. 9トレヴィの泉の言い伝え
  10. 10トレヴィの泉に投げるコインの数は?
  11. 11トレヴィの泉のコインはどうなる?
  12. 12トレヴィの泉の周辺の見どころは?
  13. 13トレヴィの泉の周辺でランチを
  14. 14トレヴィの泉の注意点
  15. 15トレヴィの泉で願い事をかなえよう

トレヴィの泉は有名観光地

海外旅行に行ったことがないという方でも、トレヴィの泉という名前はご存知でしょう。コインを投げ入れると願いがかなうというトレヴィの泉は、ローマの有名観光スポットの一つです。トレヴィの泉はローマのどこにあって、アクセスはどうなのか、また見どころや周辺のランチ情報などを紹介します。

トレヴィの泉とは

トレヴィの泉はローマにあり、バロック時代に造られた泉です。トレヴィとはイタリア語の「トレ」(三)と「ヴィエ」(道)という言葉が語源と言われており、その三本の道はこのトレヴィの泉に通じているとされていました。

1980年、ローマは「ローマ歴史地区・教皇領とサン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂」として世界遺産に登録されましたが、トレヴィの泉はこの世界遺産の構成要素の1つであるローマ歴史地区にあります。ローマの歴史を体験できる場として、代表的な観光地となっています。

トレヴィの泉は自然の泉?

ふつう「泉」というと、自然に流れ出るものというイメージがあります。そもそもの意味としては「水が湧き出るところ」が泉であり、自然の湧水のようなものを連想するのではないでしょうか。

それに対してトレヴィの泉は、もともとは古代ローマ時代に造られた「泉」です。その後今の場所に移動し、改築されて現在の姿になりました。改築といってもそれは1762年のことですから、日本で言うと江戸時代のことになります。

トレヴィの泉はどこにある?

では、現在のトレヴィの泉がある場所はどこなのでしょうか。トレヴィの泉があるのはローマのスタンペリア通り沿いのトレヴィ広場という場所です。クイリナーレ宮殿の西側にあって、スペイン広場からも近い場所にあります。

現在のトレヴィの泉はポーリ宮殿の壁と一体になったデザインとなっており、ローマでは最も巨大なバロック時代の人工の泉です。先年大規模な改修が行われ、夜はLEDを使ったライトアップも行われるようになり、ますます多くの観光客が訪れる場となっています。

トレヴィの泉へのアクセス

それでは、トレヴィの泉へのアクセスを紹介しましょう。トレヴィの泉があるのはイタリアの首都ローマですから、まずはロ―マにアクセスすればよいということになります。ローマの空港はフィウミチーノ空港(レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港)です。

日本からローマまで直行便があるのは成田空港です。成田空港からローマのフィウミチーノ空港までの直行便は毎日運航されており、所要時間はだいたい12時間50分(往路)、12時間10分(復路)となります。なお、日本とローマの場合、往路、つまり日本発のほうが時間がかかります。

その他の空港からのアクセスの場合は、途中で乗り換えが必要になります。大阪、名古屋、福岡などからアクセスする場合、途中で乗り継ぎがある分時間がかかるので、これらの空港からアクセスする場合は料金や所要時間を含めてどちらがオトクか調べてみることをおすすめします。

フィウミチーノ空港はその名の通り、フィウミチーノという町にあり、ローマ市内からは30キロほど離れています。そのため空港からローマ市内に出るためには、電車やバス、タクシーなどを利用してアクセスすることとなります。

もし空港からまっすぐにトレヴィの泉に行くのであれば、まずレオナルド・エクスプレスに乗り、テルミニ駅を目ざしましょう。このレオナルド・エクスプレスは空港とテルミニ駅を直通で結ぶ路線で、32分でアクセスできます。

テルミニ駅からは地下鉄でアクセスします。テルミニ駅からローマ地下鉄A線に乗り「バルベリーニ」駅で下車します。この駅がトレヴィの泉の最寄駅となります。ここからトレヴィの泉までは徒歩で10分ほどです。

もう少し近くまで行きたいという方はバスを利用しましょう。トレヴィの泉の近くに行くバスは62番、119番、175番、492番の4ルートがあります。バスのほうが市内を網羅しており、また他の観光地と直通でつながる場所もあるので、他の観光地からトレヴィの泉を目指す場合などはおすすめです。

トレヴィの泉の歴史

先ほど述べたように、トレヴィの泉は古代ローマ時代に造られた人工の「泉」です。現在私たちが目にしているものはそれよりも新しいものではありますが、歴史としては古代ローマ時代に遡るものなのです。

古代ローマ時代、ローマには11本の水道がありました。古代ローマでは、都市などに水を供給するための水道が数多く造られ、当時の土木建設ではもっとも偉大な業績の一つに数えられていました。ところがローマ帝国が衰亡すると、敵によって徐々に破壊されていきます。

敵の破壊を逃れた水道の一つが紀元前19年に完成したヴィルゴ水道です。この水道もまたローマ帝国の衰亡によっていったんは役目を果たさなくなりましたが、8世紀になると教皇ハドリアヌス1世が修理をさせ、さらにその後完全な修復が行われ、現在も使われています。

現在このヴィルゴ水道はアックア・ヴェルジネ(乙女の水道)という名前で呼ばれていますが、この水が噴き出す「泉」こそがトレヴィの泉です。

トレヴィの泉という名前が歴史上初めて出てくるのは、この「完全な修復」の時です。近くにあるクイリナーレ宮殿は、15世紀ごろはローマ法王の夏の宮殿として使われており、そのすぐそばをこの水道が通っていました。

そこで1453年、当時の法王ニコラウス5世がトレヴィの泉を作ることを思いつき、レオン・バッティスタ・アルベルティという人物に作業を依頼します。アルベルティは水槽の取り換えや装飾などを行いました。

さらに17世紀に入ると、バルベリーニ宮殿という宮殿が建設されることになり、そのそばにあるトレヴィの泉の改築が行われます。

この改築の依頼を受けたのはジャン・ロレンツォ・ベルニーニという彫刻家で、彼は噴水の水が美しく見えるように膨大な費用をかけて改築を行います。しかしあまりにもお金がかかったため、なかなか工事がはかどらないという状況に陥りました。

そこで、ポーリ宮殿の側面に噴水を建設するというコンクールが行われ、それで選ばれたニコラ・サルヴィという彫刻家が1732年から工事を再開します。ところが技術上の問題や資金面の問題で再び中断し、その間にサルヴィも亡くなってしまいました。

1747年、ジュゼッペ・パンニーニがそのプロジェクトを引き受けて、ようやく完成にこぎつけます。完成したのは1762年のことでした。こうして現在に至るトレヴィの泉が完成したのです。

トレヴィの泉の見どころ

トレヴィの泉はその白く美しい大理石と彫刻が見どころの一つです。そして美しい彫刻が目を引きます。それぞれ何をあらわしているのか、見どころと共に紹介しましょう。

まず中央で貝の上に乗っているのは海の神、水をつかさどる神であるネプチューン(ポセイドン)です。そしてその貝を引っ張るかのように左右に馬が配置されています。この馬は向かって左が「暴れ馬」、右が「穏やかな馬」で、海や水が荒れたり、穏やかであったりするさまをあらわしているそうです。

さらに右側には健康をつかさどる女神サルース(ヒュギエイア)、左側には豊饒をつかさどる女神ケレース(デメテール)がいます。さらにサルースの上には乙女がローマ兵士に湧水を示している伝説、ケレースの上にはヴィルゴ水道を建設したマルクス・ウィプサニウス・アグリッパが水道建設を支持している様子がそれぞれあらわされています。

このように、トレヴィの泉には、トレヴィの泉に関係する神様や歴史、伝説などが彫刻されており、見どころが多くあります。写真を撮りたいと言う方も多いでしょうが、バロック時代に造られた泉の中では「最も巨大」なものであり、全体を撮るのは難しいです。

写真撮影をするならば、外せないのはやはり正面のネプチューンの姿でしょう。しかしなにしろローマの中でも代表的な観光地とあって、正面のベストスポットは人でいっぱいで、なかなか人が入らない写真を撮ることはできません。

見どころとして意外とおすすめなのは、両脇の部分です。脇のほうに回ると正面でない分人が少ないため、ゆっくりと見ることができます。また斜めのアングルになりますが、トレヴィの泉のモニュメント全体を入れることも可能です。特に「暴れ馬」側は動きのある馬の姿を間近にとらえられて、見どころの一つと言えるでしよう。

トレヴィの泉のおすすめの時間は?

このように、トレヴィの泉の一番の見どころは正面ではありますが、脇に回っても見どころはあります。そうは言っても、やはり観光客が多い昼間の時間帯は正面はもちろん、脇のあたりも大混雑してきます。トレヴィの泉の見どころを存分に楽しむためには、いつ行けばいいのでしょうか。

ポイントは、トレヴィの泉は24時間見ることができるという点にあります。博物館などであれば開館時間に合わせる必要がありますが、トレヴィの泉ならば気にする必要はありません。観光の時間帯をうまくずらすことで、ゆっくりと鑑賞することができます。

特におすすめなのは、早朝の時間帯です。早朝だと近くに宿泊しなければなかなかアクセスすることは難しいので、必然的に観光客が少なくなるわけです。もしトレヴィの泉をゆっくり鑑賞したいというのであれば、近くに宿を取って朝行くのがおすすめです。見てからランチなどを楽しむのもいいでしょう。

宿泊場所が遠いなどで朝は難しいというのであれば、夜に行く方法もあります。夜は先ほど述べたように、大規模改修が行われた結果、ライトアップがなされるようになったので、昼間と違った雰囲気を楽しむことができます。夜に行く場合は、電車やバスの時間などを確認し、帰れなくならないように気をつけましょう。

トレヴィの泉の言い伝え

さて、トレヴィの泉にはいくつかの言い伝えがあります。1つは有名なコインに関するもので、トレヴィの泉にコインを投げ入れると願いがかなうというものです。方法は、トレヴィの泉を背にして、右手にコインを持ち、左肩ごしに投げ込みます。

もう1つは、泉の右側にある水飲み場で、恋人と一緒に水を飲むと別れないというものです。これは昔、戦いに赴く兵士たちに、離れ離れになる恋人がこの水を飲ませて無事に戻るよう願掛けをしていたためだと言われます。

実はトレヴィの泉につながるヴィルゴ水道は、ローマの水道の中でも石灰分が含まれず、良質の水であったことがその起源と言われます。他の水道の水には石灰水を多く含むのだそうで、当時のローマの水の中では特別なものだったのでしょう。

トレヴィの泉に投げるコインの数は?

ところで、トレヴィの泉にコインを投げ入れると願いがかなうと述べましたが、実はかなえたい願いによって投げ入れるコインの数が違うということを知っていますか?

コインを1枚投げ入れると、再びローマに来ることができる、コインを2枚投げ入れると、大切な人と永遠に一緒にいることができる、このあたりまでは知っているという方も多いのではないでしょうか。ではそれ以上投げ入れたらどうなるのでしょう。

実は3枚投げ入れると、恋人や夫・妻と別れることができると言われています。なぜ3枚目がこのような願い事になっているのかというと、キリスト教で離婚が禁止されていた名残だからだと言われています。

ところが、この3枚目に関しては愛する人と結婚できるという、全く逆の言い伝えもあるのだそうです。どうやらイタリアではこちらの説が有力のようです。またアメリカの映画では3枚のコインを一気に投げるとローマに戻ってこられるというものもあるようです。

トレヴィの泉のコインはどうなる?

ところで、世界有数の観光地であるローマの、さらに代表的な観光地であるトレヴィの泉ですから、多くの観光客が訪れます。その観光客がみんな願いをかなえるためにコインを投げ入れるわけですから、そのうちコインであふれてしまうのではと心配になりませんか?

実はトレヴィの泉に投げ入れられたコインは慈善団体に寄付され、慈善活動の資金としてつかわれているのだそうです。観光客の願いがこもったコインが、人の役に立つために使われていると考えると、なんとなくありがたい気分になってくるのではないでしょうか。

トレヴィの泉の周辺の見どころは?

先ほど述べたように、トレヴィの泉はポーリ宮殿という宮殿の壁面に造られています。このポーリ宮殿は1573年に造られた、バロック建築を代表する建物であり、1678年にポーリ家が宮殿を買い取ったことからポーリ宮殿と呼ばれています。

現在は政府の管理する建物で、中は「国立銅板印刷研究所」として19万点にも及ぶ銅板の写真や絵が収められている博物館となっています。展示会などもよく行われているとのことなので、もしタイミングがよければついでにのぞいてみてください。

また、トレヴィの泉の周辺はローマ歴史地区ということで、多くの歴史的観光名所があります。中には映画などで登場した場所も多くあります。時間と相談しながら、ぜひこれらの名所も楽しんでください。

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トレヴィの泉の周辺でランチを

観光したらやはりおいしいランチは外せません。トレヴィの泉は観光地ということもあって、多くのレストランがあり、本場のイタリア料理をランチでいただきたい方にはおすすめです。しかしイタリアにはそれほど安いランチの店はあまりなさそうです。

ランチでおすすめなのは、さまざまな種類のピザを切り売りしてくれるお店や、ランチでビュッフェが楽しめる店などです。どちらも本場ということもあって、どれもおいしく食べることができるそうです。それ以外の店でもランチでアラカルトを頼むことができるので、いくつか頼んでシェアするのもおすすめです。

また、ランチとともに外せないデザートですが、トレヴィの泉周辺にはジェラードのお店がたくさん並んでいます。このあたりは車が入ってこないので、ランチの後でジェラードを食べ歩きながらお店をのぞくなども可能です。ただし、トレヴィの泉の周りの店は少し割高なので、到着する前の小道沿いなどの店がおすすめです。

トレヴィの泉の注意点

最後にトレヴィの泉の注意点についてです。トレヴィの泉は観光地で観光客が常にあふれている場所です。そのせいもあってか、心掛けのよくない人間も混じっているようで、スリなどに遭ったという話もあるようです。

特にトレヴィの泉にコインを投げ入れる時などは、先に必要なコインをすぐに取り出せるようにしておけば、スリに逢う心配も少なくできます。もちろん警察官などはいるようですが、最低限の注意は忘れないようにしましょう。

トレヴィの泉で願い事をかなえよう

ローマの歴史地区にあるトレヴィの泉は、ローマの代表的な観光スポットとして、映画などでも幾度も取り上げられるなど、知らない人がいない場所と言えるでしょう。ぜひトレヴィの泉をゆっくりと鑑賞してください。周辺でおいしいランチやジェラードもお忘れなく。

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この記事のライター
茉莉花

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