マテーラの洞窟住居は観光客に人気の世界遺産!見どころや行き方を調査!

マテーラといえばイタリアにある洞窟住居で、世界遺産にも登録されている人気の観光地です。こちらではそんなマテーラ洞窟住居について、その歴史や見どころ、名物グルメや行き方などマテーラ観光に役立つ様々な情報をご紹介していきます。

マテーラの洞窟住居は観光客に人気の世界遺産!見どころや行き方を調査!のイメージ

目次

  1. 1世界遺産「マテーラの洞窟住居」を大調査
  2. 2世界遺産「マテーラの洞窟住居」とは
  3. 3世界遺産「マテーラの洞窟住居」の歴史
  4. 4世界遺産「マテーラの洞窟住居」の見どころ1:ドゥオモ(Duomo)
  5. 5世界遺産「マテーラの洞窟住居」の見どころ2:サッソ・バリサーノ(Sasso Barisano)
  6. 6世界遺産「マテーラの洞窟住居」の見どころ3:サッソ・カヴェオーソ(Sasso Caveoso)
  7. 7世界遺産「マテーラの洞窟住居」の見どころ4:サッシの眺望通り(Strada Panoramica dei Sassi)
  8. 8世界遺産「マテーラの洞窟住居」のグルメ1:マテーラパン
  9. 9世界遺産「マテーラの洞窟住居」のグルメ2:チャレッダ
  10. 10世界遺産「マテーラの洞窟住居」のグルメ3:サルシッチャ
  11. 11世界遺産「マテーラの洞窟住居」の散策方法
  12. 12ティモーネの展望台がおすすめ
  13. 13世界遺産「マテーラの洞窟住居」に泊まろう
  14. 14世界遺産「マテーラの洞窟住居」への行き方
  15. 15世界遺産「マテーラの洞窟住居」へ観光に行こう

世界遺産「マテーラの洞窟住居」を大調査

イタリアのマテーラ洞窟住居と言えば、世界遺産にも登録されている人気の観光名所です。「洞窟住居」という響きだけでもとても興味深いマテーラですが、こちらではそんなマテーラ洞窟住居について、その歴史や観光の見どころ、グルメ、行き方などマテーラ洞窟住居に関する様々な情報を大調査します。

世界遺産「マテーラの洞窟住居」とは

マテーラの洞窟住居とは文字通り洞窟に作られた家のことです。洞窟住居はイタリア語でサッシ(Sassi)と呼ばれています。イタリア語で岩のことをサッソ(Sasso)というので、その複数形がサッシとなります。マテーラ洞窟住居には長い歴史がありますが、現在は150以上の石窟聖堂や3,000戸ほどの洞穴住居がこの場所に集まっています。

そしてこのマテーラ洞窟住居の凄いところはさまざまな歴史を経て、現在はその洞窟住居の5分の1ほどには実際に人が住んでいるというところです。そして岩で作られた街の小道は曲がりくねった迷路のようになっていたり、岩壁に入り口と思しき穴があいていたり、とてもミステリアスで多くの観光客をひきつけるポイントにもなっています。

世界遺産「マテーラの洞窟住居」の歴史

マテーラの歴史はとても古く、はっきりとした文献などがない時代に始まったそうです。そしてその後イタリアの地はギリシャに支配されることになります。そしてその時代に古代ギリシャの植民地であったメタポントゥム(Metapontum)とエラクレア(Eraclea)の人々がこの地に住み着くようになったので、二つの都市の名前からマテーラ(Matera)となりました。

これらの洞窟住居が始まったのは8世紀から9世紀と言われています。そのころ、イスラム教徒などからの迫害されていたキリスト教の修道僧たちがこの地に逃げ込み、洞窟住居を作り始めました。そしてこの洞窟を住居や修道院にするなどして、洞窟住居はさらに広がっていきました。

そのあと数百年の紆余曲折の後、16世紀から17世紀にかけては商業や農業によりこの町は全盛期を迎えます。しかしながら人口が一気に1万人を超えてしまったこの街では次第に貧富の差が生まれるようになり、富裕層は高台に住み、貧困層が住む洞窟の生活環境はどんどん悪化していきました。

そのため政府は洞窟住居に住む人々をマテーラの郊外に強制移動させました。その結果洞窟住居は廃墟となってしまいます。そして数十年がたった1993年、ユネスコがこの洞窟住居に歴史的な価値を認め、世界遺産に認定したのです。そして現在ではこの街には多くの観光客が訪れ、どんどん復興が進んでいます。

世界遺産「マテーラの洞窟住居」の見どころ1:ドゥオモ(Duomo)

マテーラの見どころと言えばやはり洞窟住居(サッシ地区)でしょう。そしてそのサッシの原点となっているのがこちらのドゥオモ(Duomo)です。クラヴィナ渓谷の斜面にある洞窟住居はこのドゥオモを中心に北側がサッソ・バリサーノ、南側がサッソ・カヴェオーソとなっています。

このドゥオモは1268年から1270年の間に建てられました。ドゥオモの様式はプーリア・ロマネスク様式です。

シンプルな外観ですが、そもそもマテーラは洞窟住居の街ですので、洞窟住居の下層部の方と比べるとかなりしっかりとした建築物です。あまり秩序が無いように見える洞窟住居の中で、このドゥオモだけが秩序があり、一種異様な感じもします。このドゥオモの前にはドゥオモ広場があり、そこから一望できるサッソ・バリサーノ地区も見どころです。

世界遺産「マテーラの洞窟住居」の見どころ2:サッソ・バリサーノ(Sasso Barisano)

サッソ・バリサーノはドゥオモの北側の地区です。このバリサーノという名前は、この地区にあるサン・ピエトロ・バリサーノ教会にちなんでつけられました。サン・ピエトロ・バリサーノ教会はこの地区を代表する見どころです。サン・ピエトロ・バリサーノ教会はマテラならではの建築です。

サン・ピエトロ・バリサーノ教会は11世紀初頭に作られた教会です。当時は洞窟を掘って作った教会だったのですが、現在の正面の部分は18世紀中ごろに石を積み重ねて作ったので、岩のごつごつとした感じと、あとから増築した部分の直線的な組み合わせがとても不思議な建物になっています。

サッソ・バリサーノのもう一つの見どころはサンタゴスティーノ教会です。このサンタゴスティーノ教会は昔からあった教会なのですが、1594年、1750年にそれぞれ再建されて現在の姿になっています。サッシ地区の端の崖に立っている教会は現在は修道院となっているため入場はできませんが、その佇まいとそこからの景色は素晴らしいです。

世界遺産「マテーラの洞窟住居」の見どころ3:サッソ・カヴェオーソ(Sasso Caveoso)

マテーラの洞窟住居の様子を見学できるサッソ・カヴェオーソ地区はマテーラで人気の見どころがたくさんあります。こちらのサッソ・カヴェオーソという地区の名前も、この地区にあるサン・ピエトロ・カヴェオーソという教会の名前にちなんでつけられたものです。

サン・ピエトロ・カヴェオーソ教会はこの地区の一番低い場所にあります。この教会が建てられたのは13世紀末から14世紀初めです。その後、数世紀の間に改修工事や拡張工事が行われたために、当初の教会の様子はなくなってしまいました。この教会は洞窟を削って作った教会ではありませんが、今でもミサが行われる現役の教会です。

また、このサン・ピエトロ・カヴェオーソ教会はその天上画の美しさが見どころの一つでもあります。天井画には聖母マリア、キリスト、そして聖ピエトロの絵が描かれています。

また、サッソ・カヴェオーソと言えば、岩を削って作った教会である、マドンナ・デ・イドリス教会もこの地区の見どころの一つです。一見するとただの岩山のようですが、よく見るとその頂上には十字架が掲げれれており、その岩に包み込まれるように立っているマドンナ・デ・イドリス教会は迫力も満点で多くの観光客が訪れる人気の観光スポットです。

さらにこの地区には洞窟住居の内部の様子や、実際に農民達が生活していた様子を再現した展示を見学できる地区が数か所あります。洞窟内の見学は1.5ユーロほどの入場料がかかる場合がありますが、洞窟内にはテーブルやベッドなどの家具も配置してあり、異世界に迷い込んだ感覚になります。

そしてカサルヌオーヴォ地区には17世紀から18世紀ごろのワイナリーの跡も見られます。この辺りの洞窟住居ではワインの発酵や保存を気温が安定している洞窟の奥で行っていました。現在はもうその機能をはたしていませんが、この地区には20世紀前半まで皮なめし工房などもあり、職人の地区として栄えていました。

世界遺産「マテーラの洞窟住居」の見どころ4:サッシの眺望通り(Strada Panoramica dei Sassi)

サッソ・バリサーノの端にあるサンタゴスティーノ教会とサッソ・カヴェオーソのサン・ピエトロ・カヴェオーソ教会をつなぐようにあるマドンナ・デッレ・ヴィルトゥ通りは「サッシの眺望通り」と呼ばれており、この通りから一望できっるサッシ地区の景色は圧巻です。

世界遺産「マテーラの洞窟住居」のグルメ1:マテーラパン

イタリアのマテーラの名物グルメと言えばパンです。マテーラでは昔からとても品質の良いデュラム小麦がとれました。マテーラは地元でとれたデュラム小麦をさらに細かく挽いた粉でパンを作ります。マテーラのパンは基本的にこのデュラム小麦と塩と酵母と水だけで作られます。

デュラム小麦はよくパスタなどを購入する際にパスタのパッケージにデュラム小麦と書かれているのを見たことがあるでしょう。デュラム小麦は良く伸びるのですが、膨らみづらいという特徴があるため、本来はあまりパン作りには向いていないのですが、マテーラでは昔からの材料と製法でパンを作っています。

マテーラでは現在でも薪の窯でパンを焼いているパン屋さんが数件あります。ちなみに昔マテーラにパン屋がなかったときは、それぞれの家庭でパン生地をこね、共同の窯に持って行って焼いていたそうです。マテーラのパンは外がカリカリで香ばしく中はしっとりとしていてとても美味しいです。

世界遺産「マテーラの洞窟住居」のグルメ2:チャレッダ

チャレッダは、南イタリアのプーリア州やバジリカータ州などで食べられている伝統料理です。昔は小麦農家の労働者たちが朝食として食べていた質素な食事です。チャレッダは、イタリアでは現代でも食べられており、特に夏の暑い日などに食べられます。

チャレッダの材料は日にちがたって硬くなってしまったパンにトマト、瓜、紫玉ねぎのような生野菜を食べやすい大きさにカットし、塩、水、お酢、オレガノ、オリーブオイルなどとあえていただきます。シンプルな料理ですが、夏の過酷な農作業のために、ビタミンと塩分をたっぷり摂ることができます。

世界遺産「マテーラの洞窟住居」のグルメ3:サルシッチャ

サルシッチャはイタリアの腸詰のことです。日本ではイタリア料理はとても人気のある料理ですので、サルシッチャはすでに知っているという方も多いでしょう。見た目はソーセージの様ですが、サルシッチャとソーセージは厳密にいうと違います。ソーセージは腸詰を加熱処理したものですが、サルシッチャはそうとは限りません。

サルシッチャは腸詰全般を指します。腸に詰められるのはさまざまな具材です。ハーブなども具材の一つです。さらに肉の種類も豚肉とは限らないので、牛肉などのサルシッチャの場合は生で食べられるものもあります。海外なので生肉に抵抗がある場合はおすすめしませんが、せっかくイタリアに行ったのなら本場のサルシッチャがおすすめです。

世界遺産「マテーラの洞窟住居」の散策方法

マテーラの洞窟住居には様々な見所があります。しかしながらマテーラの街並みは迷路のようになっており、観光ポイントを効率よく回りながら観光するのはとても難しいです。マテーラは比較的治安も良く、多少迷っても地元の人が助けてくれることがほとんどですが、ツアーなどに参加するほうが効率的です。

ティモーネの展望台がおすすめ

マテーラのあるグラヴィナ渓谷の対岸にあるティモーネの展望台からはマテーラのサッシ地区を一望することができます。グレーの洞窟住居の数々はよく見ると上層部と下層部では全く様相が違っています。上層部には近代的な住宅が並んでいます。洞窟住居というよりも洞窟をもとにした住居にさらに石を積み増築させており、見た目も立派です。

対して下層部には小さな洞穴の様なものが点在しているだけの住居があります。このティモーネの展望台からはマテーラの歴史や洞窟住居が変貌していった過程を一度に眺めることができます。スケジュールに余裕があれば、ぜひティモーネの展望台からサッシ地区を眺めてみてください。

世界遺産「マテーラの洞窟住居」に泊まろう

マテーラは世界遺産として観光客に注目されていますが、やはり交通の便が悪いのがどうしてもマイナスポイントになってしまいます。しかしこんな時は思い切ってマテーラに宿泊してみてはいかがでしょうか。マテーラには洞窟住居を改装したホテルがたくさんあります。

洞窟住居を改装したホテルは大体日本円で1部屋1万円前後から宿泊することができます。ホテルにもよりますが、洞窟の中のお部屋は壁が岩ですし、バスルームなども岩をくりぬいた空間に作られています。日常とは違う空間はとても楽しいです。また、場所によってはマテーラの夕景や夜景が大変美しく、とてもおすすめです。

世界遺産「マテーラの洞窟住居」への行き方

マテーラは「陸の孤島」と称されるほど行き方が難しい場所です。日本からマテーラに行く行き方はいくつかありますが、一番簡単なのは飛行機でイタリアのバーリ空港を目指すことです。バーリ空港からはマテーラまでシャトルバスが1日4往復ほどしています。この行き方だとバーリ空港からマテーラまでは1時間半です。

イタリア国内から陸路でバーリ駅を目指し、バーリ駅から電車でマテーラに行く行き方の場合は、バーリ中央駅で降りたら、その隣にある私鉄のバーリ・ノルド駅からさらに電車に乗ります。この行き方だと、バーリ・ノルド駅からマテーラ中央駅までは1時間半ほどです。電車は1日14本ほどあり、6本は直通ですが、各駅停車の場合はアルタ・ムーラ駅で乗り換えです。

さらにローマからマテーラに行く行き方としては、イタリア国鉄でフェッランディーナ スカーロ マテーラ駅まで行きます。ここまでの所要時間は5時間ほどです。そしてフェッランディーナ スカーロ マテーラ駅からマテーラまではバスで40分です。いずれの行き方でも電車の本数が少ないので、行き方とともに時刻表などもよくチェックしましょう。

世界遺産「マテーラの洞窟住居」へ観光に行こう

いかがでしたでしょうか世界遺産のマテーラの洞窟住居は、日本の宮﨑アニメの「天空の城ラピュタ」のモデルにもなったといわれています。キリスト教徒が迫害を逃れるためにひっそり造りはじめた洞窟住居が現在では多くの観光客が訪れる観光名所になっているという歴史の流れも興味深いです。ぜひマテーラ洞窟住居に観光に行ってみましょう。

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akkey

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