ウフィツィ美術館の予約方法&見どころは?有名な作品や所要時間もリサーチ!

世界中から多くの観光客が訪れる「ウフィツィ美術館」はルネサンスの巨匠たちの名画を取り揃えた、イタリアが誇る大型美術館です。今回は、ウフィツィ美術館で絶対に見ておきたい見どころ作品と、事前に確認しておきたい予約方法や休館日情報をご紹介します。

ウフィツィ美術館の予約方法&見どころは?有名な作品や所要時間もリサーチ!のイメージ

目次

  1. 1イタリアを代表する美術館「ウフィツィ美術館」
  2. 2ウフィツィ美術館はどんな美術館?
  3. 3ウフィツィ美術館の収蔵作品
  4. 4ウフィツィ美術館の開館時間と休館日
  5. 5ウフィツィ美術館の料金
  6. 6ウフィツィ美術館の予約方法
  7. 7予約をしないでウフィツィ美術館に行く場合
  8. 8ウフィツィ美術館見学の所要時間
  9. 9ウフィツィ美術館を見学する時の注意事項
  10. 10ウフィツィ美術館の見どころ作品1:「プリマヴェーラ」
  11. 11ウフィツィ美術館の見どころ作品2:「ヴィーナスの誕生」
  12. 12ウフィツィ美術館の見どころ作品3:「受胎告知」
  13. 13ウフィツィ美術館の見どころ作品4:「聖母子と二天使」
  14. 14ウフィツィ美術館のミュージアムショップでお土産を買おう
  15. 15ウフィツィ美術館で芸術作品を鑑賞しよう

イタリアを代表する美術館「ウフィツィ美術館」

「ウフィツィ美術館」はイタリアを代表する美術館であり、イタリアを旅行する時にはぜひ立ち寄りたいスポットのひとつです。今回は、ウフィツィ美術館の見どころとなる収蔵作品をはじめ、料金・予約方法・所要時間・休館日など事前に知っておきたい基本情報も合わせてご紹介します。

ウフィツィ美術館はどんな美術館?

ウフィツィ美術館は、フィレンツェにあるイタリア最大の美術館です。1591年から部分的に公開が始まったという世界最古の近代美術館であり、収蔵品はかつてこの地を治めたメディチ家歴代のコレクションが中心となっています。

ウフィツィ美術館は、1982年に「フィレンツェ歴史地区」の一部として、世界遺産にも登録されています。

ウフィツィとは事務所という意味

ウフィツィ美術館の名称は、イタリア語で事務所やオフィスを意味するufficioが由来となっています。これは、ウフィツィ美術館の建物が、16世紀にフィレンツェの行政事務所として建てられたものであるからです。ウフィツィ美術館の建物の基底部分は、世界初のコンクリート工法であると言われています。

「メディチ家」とは

メディチ家は、中世フィレンツェで銀行家・政治家として台頭し、後にトスカーナ大公国の君主となった一族です。莫大な資金を持ち、才能ある芸術家たちのパトロンとして支援したことで、ルネサンス文化が花開く後押しをしたことでも知られています。

メディチ家は18世紀に断絶しましたが、その際にメディチ家の血を引く相続人によって「メディチ家のコレクションがフィレンツェにとどまり、一般公開されること」を条件に、メディチ家所蔵の美術品がトスカーナ政府に寄付されました。これらがウフィツィ美術館の収蔵品となり、現在も一般に広く公開されているのです。

ウフィツィ美術館の収蔵作品

ウフィツィ美術館では、ルネサンス絵画を中心に約2500点が収蔵されています。ボッティチェリ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエロといったルネサンスの巨匠たちの作品の宝庫で、特にボッティチェリの代表作で世界的な名画である「プリマヴェーラ」「ヴィーナスの誕生」の両作品が収蔵されているのが特徴です。

また、ルネサンスの源流となった古代ギリシア・ローマ時代の彫刻作品や、ルネサンスの後に続くゴシックやロココ時代の絵画も多数収蔵されています。そのため、ウフィツィ美術館全体を見ることで、イタリア美術の魅力が存分に感じられる造りになっています。

「ルネサンス」はどんな時代?

「ルネサンス」は14世紀にイタリアで始まった文化運動で、古代ギリシア・ローマ時代の文化を復興することを目指しました。16世紀にかけてヨーロッパ諸国にも広がっていきましたが、古代ローマ時代の文化遺産が多いイタリアで最も花開いたと言われています。

その中でもフィレンツェは中世イタリアの大都市であり、メディチ家が芸術家たちを支援したこともあって、ルネサンスの中心地となりました。

ルネサンス時代には、絵画・彫刻の他にも建築や文学でも優れた作品が生まれました。イタリアを代表する古典であるダンテ「神曲」やボッカチオ「デカメロン」も、この時代に書かれています。

ルネサンス絵画の特徴

ルネサンス絵画の特徴は、リアリティを追求した作品が多いことです。この時代から油絵の具が使われるようになったことや、解剖学の発達、数学を用いた理論的な遠近法の確立など学術的な進歩が、写実的な表現を可能にしたのです。

また、ルネサンス期の作品には神話やキリスト教を題材にとったものが多いのも特徴です。これには、ルネサンス文化自体が古代ギリシア・ローマ文化の再生運動だったこと、教会からの絵の依頼がこの時代の画家の貴重な収入源だったことが背景にあるようです。

キリスト教についての知識があると、ルネサンス期の作品をより楽しむことができます。キリスト教についてよく知らないという方は、ウフィツィ美術館を訪れる前にインターネットや本で下調べしておくことをおすすめします。

ウフィツィ美術館の開館時間と休館日

ウフィツィ美術館に実際に出かける時に重要な、開館時間と休館日についてご紹介します。開館時間が日本の美術館よりも早め、日本ではなじみのないイタリアの休日が休館日になっている場合もあるなど、日本の美術館との違いがあります。事前に確認してイタリア旅行の日程を決めるときの参考にしてください。

ウフィツィ美術館の開館時間

まず、ウフィツィ美術館の開館時間をご紹介します。ウフィツィ美術館の開館時間は、8:15~18:50です。ただし、チケットの販売は18:05まで、最終入場時間は18:35までとなっています。館内は大変広いため、最終入場時間頃に入館すると非常に慌ただしくなります。遅くとも、閉館時間の1~2時間前までには入場されることをおすすめします。

ウフィツィ美術館の休館日

続いて、ウフィツィ美術館の休館日についてご紹介します。ウフィツィ美術館は、毎週月曜日が休館日です。さらに、1/1(正月)、5/1(メーデー)、12/25(クリスマス)も休館日に定められています。旅行のスケジュールを組むときには、ウフィツィ美術館見学日が休館日の月曜日に当たらないよう、ご注意ください。

また、5/1の休館日は、日本ではメーデーが祝日になっていないことから見落としがちな休館日です。ゴールデンウィーク期間中にウフィツィ美術館を訪れる方は、5/1の休館日にお気をつけください。

ウフィツィ美術館の料金

ウフィツィ美術館の入場料は2018年に改訂され、時期によって料金が異なるシステムとなりました。ピーク時期とオフシーズンで、料金がかなり違いますのでご注意ください。

まず、3/1~10/31のピーク時期の料金をご紹介します。この時期は、当日券が20ユーロ、ネットで事前予約する場合は24ユーロです。

11/1~2/28のオフシーズンは、当日券12ユーロ、ネットで事前予約する場合が16ユーロです。冬の閑散期ということもあり、ピークシーズンと比較すると非常に安い料金設定です。

有料オーディオガイドのレンタル

外国の美術館では、オーディオガイドを利用したいという方も多いのではないでしょうか。ウフィツィ美術館には日本語のオーディオガイドが用意されており、1台6ユーロで借りることが可能です。カップルやグループなどで訪れる場合は、2台10ユーロのセットレンタルもあり、お得に借りることができます。

ウフィツィ美術館が無料になるケース

ウフィツィ美術館には、月に一度の無料公開日があります。それは、毎月第1日曜日です。旅行日程の都合が合うようであれば、ウフィツィ美術館に行くのを第1日曜日に設定すると入場料の節約になります。

また、18歳以下のお子さんは、いつでも入場無料です。チケットを受け取る時にお子さんの年齢を証明するものが必要になる場合があるので、パスポートを持って行くと確実です。

ウフィツィ美術館の予約方法

常に多くの観光客が訪れるウフィツィ美術館では、事前に入館予約をすることができます。ウフィツィ美術館の入口は「予約者専用」「当日券購入」「チケット予約者の受取窓口」の3つに分かれており、事前予約をすることで専用入口から優先的に入館することができます。特に、休日やバカンス期間などの繁忙期は予約が必須です。

ウフィツィ美術館の予約方法1:公式サイト

ウフィツィ美術館の予約は、「ウフィツィ美術館公式サイト」で手続きをすることができます。ただし、このサイトはイタリア語か英語のみの対応となっています。英語やイタリア語が堪能で、外国語での手続きが問題なく進められるという方にはおすすめです。

パソコンやスマートフォンの自動翻訳機能を使えば日本語で表示することも可能ですが、不自然な日本語に翻訳にされてしまう部分もあるので注意が必要です。

ウフィツィ美術館の予約方法2:日本の旅行会社

外国語でのやり取りに不安がある方には、日本の旅行会社を通して予約されることをおすすめします。インターネットで申し込める会社が多いので、簡単に予約を取ることができます。

ただし、旅行会社の仲介手数料が含まれた金額が請求されるため、料金は高めになりがちです。一般的には、ウフィツィ美術館の入館料に数百円程度が上乗せした金額になるようです。

予約をしないでウフィツィ美術館に行く場合

予約をするのが一般的なウフィツィ美術館ですが、予約をせずに当日券を購入して入場することも可能です。当日券は事前予約よりも格安に購入できるので少しでも出費を抑えたい方にはおすすめですが、場合によっては2~3時間の待ち時間が発生することもあります。

特に日曜日やバカンス期間は、ウフィツィ美術館全体が混雑する傾向があります。当日券狙いで行く場合は、平日の開館直後やランチタイム、閉館間近の時間に行くと、比較的短い待ち時間で入場することができます。

ウフィツィ美術館見学の所要時間

ウフィツィ美術館を見学する時の所要時間は、平均で約3時間です。どのくらいのペースで見学するのかによって実際の所要時間は異なりますが、じっくり時間をかけて見学する方で4~5時間、主要作品を中心に見るだけなら1~2時間程度で回ることができます。

イタリア最大の美術品であるウフィツィ美術館では、主要作品を見るだけでも広い館内を歩き回る必要があります。ウフィツィ美術館の見学には、時間の余裕を持ってスケジュールを組むようにしてください。

旅程の関係であまり長い時間は滞在できないという方は、どうしても見たい作品を事前にリサーチしておくことをおすすめします。

ウフィツィ美術館を見学する時の注意事項

ウフィツィ美術館を見学するにあたって、注意することをご紹介します。まず、ウフィツィ美術館は2014年から写真・動画の撮影が許可されていますが、フラッシュを焚くことは禁止されています。

そして、基本的なマナーですが、館内での飲食や携帯電話での通話、作品に触れることはできません。ペットを連れての入場や、傘を含む大きな荷物の持ち込みも不可能です。傘・大きな荷物を持って行く場合は、クロークで荷物を預けるようにしてください。

ウフィツィ美術館の見どころ作品1:「プリマヴェーラ」

「プリマヴェーラ」は、ルネサンス期のイタリア人画家ボッティチェリの代表作です。日本語では「春」と表記されることもあります。中央には愛の女神ヴィーナスが優美な微笑みをたたえ、その周りには神話の登場人物たちが描かれています。ウフィツィ美術館に行ったら絶対に鑑賞したい見どころ作品です。

「プリマヴェーラ」はボッティチェリの作品の中で、最も解釈が難しい作品だと言われています。美術系の謎解き本などにも度々取り上げられる作品なので、現地を訪れる前にそういった本やサイトに目を通しておくと、鑑賞をより一層楽しむことができます。

ウフィツィ美術館の見どころ作品2:「ヴィーナスの誕生」

「ヴィーナスの誕生」は女神ヴィーナスが海から誕生する様子を描いた、「プリマヴェーラ」と並ぶボッティチェリの代表作です。実物は非常に大きく、縦172.5cm、幅278.5cmもの大きさのキャンバスに描かれた大作です。こちらも、ウフィツィ美術館で欠かせない見どころのひとつです。

ヴィーナスが取っているポーズは、ギリシア・ローマ時代の彫像によく似ています。メディチ家はこの時代の彫像をコレクションしていたことから、メディチ家から支援を受けていたボッティチェリもこれらの彫像から影響を受けたのではないかと考えられています。

ウフィツィ美術館の見どころ作品3:「受胎告知」

「受胎告知」は様々な画家が描いている人気の主題ですが、こちらの「受胎告知」はレオナルド・ダ・ヴィンチの作です。ダ・ヴィンチが20代前半の頃に、師事していたアンドレア・デル・ヴェロッキオと共作したもので、ダ・ヴィンチのデビュー作だと言われています。

左に天使ガブリエル、右にマリアを配した本作は、2人の感情が読み取れる表情や、細部に描かれた小物が見どころです。

ウフィツィ美術館の見どころ作品4:「聖母子と二天使」

フィリッポ・リッピの「聖母子と二天使」は15世紀中頃に描かれたもので、ルネサンス期の最高傑作とも言われています。フィリッポ・リッピは、日本ではなじみが薄いですが、イタリアを代表する画家の1人で、ボッティチェリの師としても知られています。

修道士と芸術家、2つの顔を持つリッピの宗教画からは、敬虔で厳かな雰囲気が伝わってきます。ウフィツィ美術館には、「聖母子と二天使」の他にもリッピの作品がいくつも収蔵されており、どれもおすすめの見どころです。

ウフィツィ美術館のミュージアムショップでお土産を買おう

ウフィツィ美術館見学の最後に立ち寄りたいのが、ミュージアムショップです。ここでは、収蔵作品をモチーフにした文具や、ウフィツィ美術館のガイドブックなどを購入することができます。名画が多数収蔵されているウフィツィ美術館のグッズは、お土産におすすめです。特に、ボッティチェリのグッズは非常に人気が高いアイテムです。

Thumbイタリアのおすすめお土産ランキング!人気の雑貨・お菓子・ブランド厳選!
誰もが1度は憧れを持つ旅行先「イタリア」。イタリアにはおしゃれなお土産品が多く販売されており...

ウフィツィ美術館で芸術作品を鑑賞しよう

いかがでしたか。ウフィツィ美術館はイタリアの代表的な美術館というだけあって、非常に見どころが多い美術館です。予約が必要、見学所要時間が長めと、日本の美術館とは異なる点もありますが、館内全体が宝石箱のようにたくさんの美術品で溢れています。ぜひウフィツィ美術館でイタリアが誇る素晴らしい芸術作品をお楽しみください。

関連記事

関連するキーワード

Original
この記事のライター
canariana

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ