ドゥカーレ宮殿はベネチアの人気観光スポット!予約方法や見どころを紹介!

イタリアの「水の都」と呼ばれるベネチアにあるドゥカーレ宮殿は、ベネチアでも人気の観光スポットです。こちらではそんなドゥカーレ宮殿についてその歴史や観光の見どころ、チケットの予約方法や営業時間など、様々な情報をご紹介していきます。

ドゥカーレ宮殿はベネチアの人気観光スポット!予約方法や見どころを紹介!のイメージ

目次

  1. 1ベネチア・ドゥカーレ宮殿を大調査
  2. 2ベネチアという町について
  3. 3ベネチア・ドゥカーレ宮殿の歴史
  4. 4ベネチア・ドゥカーレ宮殿の見どころ1:外観
  5. 5ベネチア・ドゥカーレ宮殿の見どころ2:『黄金の階段(Scala d'Oro)』
  6. 6ベネチア・ドゥカーレ宮殿の見どころ3:『4つの扉の間(Sala delle Quattoro Porte)』
  7. 7ベネチア・ドゥカーレ宮殿の見どころ4:『謁見の間(Sala del Collegio)』
  8. 8ベネチア・ドゥカーレ宮殿の見どころ5:『十人委員会の間(Sala del Consiglio dei Dieci)』
  9. 9ベネチア・ドゥカーレ宮殿の見どころ6:『羅針盤の間 (Sala della Bussola)』
  10. 10ベネチア・ドゥカーレ宮殿の見どころ7:『大評議会の間(Sala del Maggiore Consiglio)』
  11. 11ベネチア・ドゥカーレ宮殿の見どころ8:『ため息橋(Ponte dei Sospiri)』
  12. 12ベネチア・ドゥカーレ宮殿のシークレットツアー(ITINERARI SEGRETI IN PALAZZO DUCALE)
  13. 13ベネチア・ドゥカーレ宮殿のチケットの値段について
  14. 14ベネチア・ドゥカーレ宮殿のチケットの予約方法について
  15. 15ベネチア・ドゥカーレ宮殿の営業時間
  16. 16ベネチア・ドゥカーレ宮殿に観光に行こう

ベネチア・ドゥカーレ宮殿を大調査

イタリアの中でもベネチアと言えば「水の都」として多くの観光客が訪れるに人気の都市でもあります。そしてそんなベネチアにあるドゥカーレ宮殿はベネチアでも人気の観光スポットです。こちらではそんなドゥカーレ宮殿の歴史や見どころ、チケットの予約方法は営業時間などについてご紹介していきます。

ベネチアという町について

ベネチアはイタリアの北東部に位置する都市です。ベネチアは「水の都」と称されますが、ベネチアはベネチア湾にできた潟の上に築かれた街であるからです。

イタリア半島はブーツの形をしていると例えられますが、ベネチアの場所としてははブーツのはき口の部分、ふくらはぎのかなり上の方にあります。

ベネチアの面積は約400キロ平方メートルほどで、ちょうど日本の横浜市より少し小さいくらいの広さに約26万人ほどが住んでいます。

ベネチアの町には数百の小島があり、それらの小島は400以上の橋でつながれています。まるで水上に建物が浮かんでいるようなベネチアの景色はどこを切り取っても美しく絵になります。

そしてベネチアでは街での交通手段は水上バスや水上タクシー、フェリー、そして観光客向けのゴンドラです。ベネチアでカンツォーネを聞きながらゴンドラに乗っていると、まるで別世界に来たような感覚を楽しめます。

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ベネチア・ドゥカーレ宮殿の歴史

ドゥカーレ宮殿の歴史はベネチアの歴史でもあります。5世紀後半に西ローマ帝国が崩壊した後、ヨーロッパの国々は他国からの侵略から領土を守るため、封建制度を導入していました。

しかしながらベネチアでは、共和制を取り入れ、貴族たちが議会により国を運営していました。そしてベネチアはベネチア共和国として7世紀末に建国されました。

そんな歴史の中、8世紀にドゥカレーレ宮殿が建てられます。そのころはまだ周辺諸国からの侵略もあったので、当初は城塞としての役割が強かったそうです。

地中海に面したベネチアは、その後貿易や十字軍への協力で富を得るようになります。そして14世紀から15世紀にかけて改修されました。

そのためドゥカレーレ宮殿の内部には、14世紀から15世紀に活躍した画家たちにによって描かれた画家や天井画が素晴らしく、現在でも観光の目玉になっています。

ベネチア・ドゥカーレ宮殿の見どころ1:外観

ドゥカーレ宮殿は元々は要塞としての役割が多かったのですが、歴史とともにその役割は変化して行き、現在の外観となりました。

ドゥカーレ宮殿があるのはヴェネツィアの玄関口であるサン・マルコ広場です。ジュデッカ運河に面して佇むドゥカーレ宮殿はとても美しく外観も見所の一つです。

ドゥカーレ宮殿の外壁は白とピンクの大理石が模様をえがくよう配置され、イスラム建築の影響を感じるアーチ型の柱はシンプルながらとても繊細です。

ベネチア・ドゥカーレ宮殿の見どころ2:『黄金の階段(Scala d'Oro)』

ドゥカーレ宮殿を効率よく見学するためには、まず4階に上がってから下の階に降りていくように見学をすると効率的に観光ができます。

とてもきらびやかな天井画が施された黄金の階段は、ベネチア共和国の時代には、議員、貴族、外国からの客人など、VIPだけが通る特別な階段でした。

VIP専用の階段島湖で、その装飾は大変きらびやかです。金箔が惜しげもなく使われた装飾はまばゆいほどに光り輝いています。

黄金の階段は1階から2階へ上がる階段です。現在観光地となったドゥカーレ宮殿の黄金の階段ですが、当時は限られた人しかのぼれなかったということを想像すると感慨深いです。

ベネチア・ドゥカーレ宮殿の見どころ3:『4つの扉の間(Sala delle Quattoro Porte)』

ドゥカーレ宮殿の4階には「4つの扉の間」があります。こちらの見どころはティッツァーノ作の「祈りを捧げるグリマーニ総督」の絵です。ティッツァーノはベネチア派のとても有名な画家です。

ティッツァーノは300点以上もの作品を制作し、当時のヨーロッパ諸国の有権者に大変気に入られていたので、現在でヨーロッパでは多くの美術館や教会などでティッツァーノの作品を見かけます。

1575年から1576年ごろに描かれた「祈りを捧げるグリマーニ総督」のグリマーニ総督というのはベネチア共和国の歴代の総督でアントニオ・グリマーニ総督のことです。

絵に描かれている十字架を持つ女性はベネチアを意味するもので、グリマーニ総督がベネチアに忠誠を誓っているという様子が描かれているものです。

ベネチア・ドゥカーレ宮殿の見どころ4:『謁見の間(Sala del Collegio)』

謁見の間にはヴェロネーゼの「レパントの海戦の勝利を感謝するヴェニエル総督」の絵があります。この絵は1581年から1582年にかけて描かれた絵です。

これはセバスティアーノ・ヴェニエル総督が当時最強と言われていたオスマン・トルコと戦い勝利し、勝利に感謝している絵です。

ちなみに海外ドラマ好きの方であればピンとくるかもしれませんが、ヴェニエル総督は自らの姪を政略結婚のためオスマン・トルコに売り渡しました。売り渡された姪は、ドラマ「オスマン帝国外伝」の主人公ヒュッレムの息子であるセリムの側室です。

画家のヴェロネーゼもまたベネチアを代表する画家で、この「レパントの海戦の勝利を感謝するヴェニエル総督」の絵は彼がベネチアの巨匠という名声を獲得した要因の一つとなっています。

ベネチア・ドゥカーレ宮殿の見どころ5:『十人委員会の間(Sala del Consiglio dei Dieci)』

元老院と言うのは貴族から選出された議員のことですが、元老院は数百人いるので、緊急の決議事項がある場合は、元老院の中の有力者が選出され「十人委員会」というものを開いていました。

「十人委員会」は14世紀初頭に起こったクーデター未遂をきっかけに作られてものでしたが、やがて絶大な力を持つようになり、15世紀中ごろには総督を辞職に追い込むほどの力がありました。

その後「十人委員会」は改革などが行われ縮小されたものの、その機能は失っておらず、1797年にナポレオンによりベネチア共和国が崩壊するまで続きました。

そんな歴史ある「十人委員会」が開かれたのがこの「十人委員会の間」です。ここで様々な歴史的決議がなされたことでしょう。

十人委員会の間の天井にはヴェロネーゼ作の『老いと若さ』があります。この絵は1554年から1556年頃に描かれた絵です。

ベネチア・ドゥカーレ宮殿の見どころ6:『羅針盤の間 (Sala della Bussola)』

羅針盤の間は司法行政のための部屋で、警吏長官が使用していました。部屋の隅には木製の羅針盤があります。羅針盤は「十人委員会の3人の長官と調査官の部屋」の扉を隠すようになっています。

ここには「ライオンの口」があります。ライオンの口は市民の投書を受け付ける目安箱(投書箱)です。

そしてこの部屋の奥には武器庫があります。現在では「水の都」と称される優雅でロマンティックな観光地ですが、ベネチアはもともと軍事大国です。

それを物語るように中世の武器や鎧がずらりと陳列されています。こちらでは、原始的な武器から、銃なども展示されています。ベネチアの戦いの歴史が伺いしれます。

ベネチア・ドゥカーレ宮殿の見どころ7:『大評議会の間(Sala del Maggiore Consiglio)』

大評議会の間はその名の通り、54メートル×25メートルもあるとても広い部屋です。こちらにはベネチアに関する絵画がいくつも並んでおり、まるで美術館の様です。

中でも一番有名なのは正面にある1588以降に8年ほどの年月をかけて描かれたという、ティントレット作の「天国」です。この作品は、世界で一番大きな油絵といわれています。

「天国」は中央にキリストとマリアがおり、その周りをたくさんの聖人や天使が囲んでいるという絵です。この絵はダンテの「新曲」をヒントに描かれた絵画であるといわれています。

大評議会の間の広い空間と「天国」の壮大なスケールの絵画は息をのむほどの迫力があります。「天国」はドゥカーレ宮殿の見どころ中でも特に有名な絵画です。

ベネチア・ドゥカーレ宮殿の見どころ8:『ため息橋(Ponte dei Sospiri)』

ベネチア共和国の一つの特徴して、完全な司法国家であったということが挙げられます。そしてドゥカーレ宮殿では裁判や尋問なども行われていました。

そしてドゥカーレ宮殿の尋問室と古い牢獄の間をつないでいるのがこちらの「ため息橋」です。ため息橋は白い大理石で作られており、囚人が逃げない様に覆いと格子の窓が付けられています。

囚人たちが投獄される前に最後にみるベネチアの景色がこの橋からの景色ということで、囚人がここで最後のため息をつくということから、「ため息橋」の名前が付けられました。

ベネチア・ドゥカーレ宮殿のシークレットツアー(ITINERARI SEGRETI IN PALAZZO DUCALE)

ドゥカーレ宮殿の一番の見どころは華やかなベネチアの歴史ですが、光があるところには必ず影があります。ドゥカーレ宮殿ではそんな影の部分が見られるツアーもあります。

シークレットツアーは通常の観光ルートとは違うルートからのツアーになります。こちらのツアーは牢獄の見学から始まります。ドゥカーレ宮殿の牢獄はどれも狭く、小さな窓がある房や窓もない房もあります。

囚人が増えるとどんどん牢獄が増やされたのですが、いずれも環境は劣悪で、囚人たちにとっては絶望の日々であったことがうかがえます。

牢獄の次は「総督の書記官と十人委員会の密文書副書記官の部屋」です。十人委員会の間はとても豪華ですが、こちらの「総督の書記官と十人委員会の密文書副書記官の部屋」はとても質素で実務的な作りになっています。

続く「密文書大臣の部屋」には当時の機密文書が保存されていました。機密文書は厳重に管理され、木製の書庫には、1268年以降の歴代の司法官の名前とともに少しユニークな紋章が描かれています。

そして、「拷問室」や「鉛牢獄」などの少し陰湿な雰囲気の場所をめぐり、ため息橋の内側を通ります。まさに囚人たちが最後に見たであろう景色を見ることができます。

その後いくつかの部屋をめぐり、通常の見学ルートに戻り、解散となります。解散後は通常の見学ルートで、通常通りドゥカーレ宮殿の華やかな部分を見学することができます。

このシークレットツアーには英語かイタリア語かフランス語のガイドが付きます。人数限定で、ツアー開催時間も決められています。大変人気がありますので、インターネットで予約をしたほうが良いでしょう。

ベネチア・ドゥカーレ宮殿のチケットの値段について

ドゥカーレ宮殿の通常の見学のチケット料金(I MUSEI DI PIAZZA SAN MARCO)は20ユーロです。チケット料金はしばしば変化しますので、訪問する前にホームページなどでチケット料金をチェックすると良いでしょう。

イタリアの観光名所は18歳未満は無料のところも多いのですが、ドゥカーレ宮殿では子供のチケット料金の設定があります。子供は6歳から14歳までは、チケット料金は13ユーロ、15歳から25歳までの学生も13ユーロです。6歳未満はチケットは要りません。ベネチアにお住まいの方も無料で入場できます。

チケットの種類は何種類かあり、ドゥカーレ宮殿の通常の見学チケットには、コッレール美術館(Museo Correr)、ヴェネツィアの考古学博物館(Museo archeologico nazionale venezia)、国立マルチャーナ図書館(Biblioteca Nazionale Marciana)のチケットが付いています。

ベネチア・ドゥカーレ宮殿のチケットの予約方法について

ドゥカーレ宮殿のチケットはインターネットで予約をすることもできます。通常の見学チケットの予約であれば、日にちなどを選択する必要はありません。しかしながらシークレットツアー(ITINERARI SEGRETI DI PALAZZO DUCALE)を予約する場合は、日にちと時間を指定して予約します。

シークレットツアーに参加する場合はあらかじめ予約をしておいたほうが良いでしょう。予約サイトはイタリア語に加え英語の予約サイトもあります。

ベネチア・ドゥカーレ宮殿の営業時間

ベネチアのドゥカーレ宮殿の営業時間は、季節によって変わります。4月から10月の営業時間は午前8時半から午後7時までです。また、11月から3月までの営業時間は午前8時半から午後5時半までです。

チケット売り場は閉館時間の1時間前に閉まってしまいます。イタリアにはサマータイムがあり、毎年3月の最終日曜日と10月の最終日曜に時計の針を1時間ずつ早めたり遅くしたりする必要があります。

スマートフォンなどは自動的に切り替わりますが、腕時計などは調整が必要ですので、注意しましょう。

ドゥカーレ宮殿はけっこう見どころが多く、ゆっくりと見て回ると2時間近くの見学時間が必要になります。スケジュールは時間に余裕を持って計画しましょう。

ベネチア・ドゥカーレ宮殿に観光に行こう

ベネチアの観光名所であるドゥカーレ宮殿についてご紹介してみました。ドゥカーレ宮殿は大変歴史が古く、ベネチアの歴史とともに存在した建物であるといっても過言ではありません。宮殿内の至る所にある素晴らしい芸術作品と、ベネチアの歴史を支えた政治の舞台裏が一度にみられるドゥカーレ宮殿にぜひ観光に行きましょう。

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この記事のライター
akkey

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