モデナ観光の楽しみ方!北イタリアで有名な市場など人気スポットをリサーチ!

モデナは北イタリアのエミリア・ロマーニャ州にある小さな町です。知名度は高くありませんが、世界遺産に登録されている建物や活気あふれるマーケットがある魅力的な町です。今回はモデナへの行き方や名産品の紹介をはじめ、おすすめの観光スポットなどをご紹介します。

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目次

  1. 1モデナは北イタリアの古都
  2. 2モデナは素敵な古都
  3. 3モデナへの鉄道での行き方
  4. 4モデナへの車での行き方
  5. 5モデナのイベント
  6. 6モデナとその周辺の名産品
  7. 7モデナが生んだ有名人
  8. 8モデナの有名観光スポット1:ドゥオーモ
  9. 9モデナの有名観光スポット2:ギルランディーナの塔(市民の塔)
  10. 10モデナの有名観光スポット3:グランデ広場
  11. 11モデナの有名観光スポット4:市庁舎
  12. 12モデナの有名観光スポット5:ドゥカーレ宮殿
  13. 13モデナの有名観光スポット6:エステンセ美術館(ムゼイ宮殿)
  14. 14モデナの有名観光スポット7:エンツォ・フェラーリ生家博物館
  15. 15モデナの有名観光スポット8:アルビネッリ市場
  16. 16モデナと一緒に回りたい北イタリアの地方都市
  17. 17北イタリアに行くならモデナにも立ち寄ろう

モデナは北イタリアの古都

モデナは北イタリアのエミリア・ロマーニャ州にある町です。人口は周辺を含めて約18万人という小さな町ですが、イタリアの地方都市のエッセンスを全て持ち合わせているといって良い魅力にあふれた場所です。今回は世界遺産にも登録されている有名な観光スポットをはじめ、モデナへの行き方、名産品などについてもご紹介します。

モデナは素敵な古都

モデナは、イタリア北部のエミリア・ロマーニャ州にある町で、州都であるボローニャの少し西に位置しています。南北でみると、ミラノとフィレンツェのちょうど真ん中辺りにあるので、両都市間の移動の途中で立ち寄るにも良い位置にあるといえます。モデナの周辺では有名なイタリアの食品が産され、美食の町としても知られています。

モデナの町の歴史は古く、先史時代にまで遡ると言われていますが、紀元前2世紀にローマ帝国の自治都市として発展の基盤ができました。13世紀にフェッラーラのエステ家の支配下に入った後、16世紀に公国の首都となり、現在の町並みが造られました。

イタリアには文化遺産が49件、自然遺産が5件と世界で一番多くの世界遺産がありますが、モデナにも世界遺産がありますので後述したいと思います。

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モデナへの鉄道での行き方

モデナへの行き方をご紹介します。モデナには鉄道の駅があり、1番近い大都市の州都のボローニャからはトレニイタリアの各駅停車で20分ほどで到着します。ミラノからならユーロスターで約2時間になります。

モデナの駅から町の中心部へ行き方ですが、4番、7番、11番のバスでアクセスすることができます。距離は約1キロメートルなので徒歩でも15分くらいです。

モデナへの車での行き方

車でのモデナへの行き方は、高速道路A1のモデナ北口(Modena Nord)またはモデナ南口(Modena Sud)でおります。高速道路A22を利用した場合の行き方は、モデナーカンポガッリアーノ(Modena Campogalliano)でおりてアクセスします。

夏のシーズン中になら、臨時バスでの行き方もあります。ボネリ社のバスがサンマリノ共和国の町リミニをはじめ、フィレンツェ、ローマなど各地へ結んで運行しているのです。予算や時間、時期に応じて自分に合った行き方でモデナにアクセスしてください。

モデナのイベント

モデナには春から秋にかけて祭りなどいくつかのイベントが開催されます。時期が合えば、それらのイベントに合わせて訪問したいものです。4月に行われるのは自動車のイベントで、フェラーリ、マゼラーティなどの車やオートバイが集合、展示されます。フェラーリの町、モデナにふさわしいイベントです。

食べ物関連では5月半ばから6月にかけて行われるバルサミコ酢のフェスタ、10月に開催される特産品の展示会などがあります。9月には哲学のフェスティバルという、アカデミックなイベントもあります。

モデナで開かれるイベント中で1番大きなものは6月末から7月初めにかけて開かれる「エステンセの宵」で、モデナの公国時代を懐かしむフェスティバルです。広場での劇やショー、馬上試合、などの中世絵巻が繰り広げられます。

モデナとその周辺の名産品

モデナのあるエミリア・ロマーニャ州は、イタリアでも屈指の美食エリアです。州都のボローニャは、日本でも良く知られているボロネーゼ(ミートソース)パスタが有名です。パルマの生ハムやチーズのパルミジャーノ・レッジャーノ、詰め物をしたパスタのトルテリーニもイタリア料理通にはおなじみの食材で、エミリア・ロマーニャ州が産地です。

パルミジャーノ・レッジャーノは「イタリアチーズの王様」ともいわれ、厳しい基準をクリアしDOPの認定を受けたものだけが「パルミジャーノ・レッジャーノ」を名乗ることができます。すりおろしてパスタにかけたり、バルサミコ酢を付けて食したりします。

トルテリーニは薄く伸ばしたパスタ生地に詰め物をして指輪型にしたものです。詰め物の材料は肉や生ハム、パルミジャーノ・レッジャーノ、卵、それにナツメグやローズマリーなどのハーブ類です。特産品だけあって土地の特産品がたくさん入っています。

モデナはバルサミコ酢の産地として知られている他、発泡性ワインのランブルスコという赤のスパークリングワインを産します。モデナはまた、自動車メーカーフェラーリの本社があるため、フェラーリ、マゼラッティ、ランボルギーニといった高級車の生産地としても知られています。

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モデナが生んだ有名人

モデナは小さな町ですが、何人かの有名人を輩出しています。まず、今でも町の発展を支えているフェラーリの創設者エンツォ・フェラーリです。彼はF1におけるイタリアナショナルチームの創設者でもあります。

世界3大テノールの1人であるルチアーノ・パヴァロッティとソプラノのオペラ歌手ミレッラ・フレーニもモデナの出身です。2人は同じ乳母の乳を飲んで育ったというのは面白い逸話です。また、高名な料理人でもあり、三つ星レストランの経営者でもあるマッシモ・ボットゥーラもモデナ出身です。

モデナの有名観光スポット1:ドゥオーモ

ここからは、モデナのおすすめ観光スポットをご紹介していきます。はじめに紹介するのはドゥオーモです。

イタリアで良く使われるドゥオーモという言葉は「大聖堂」の意味です。モデナのドゥオーモはロマネスク様式で世界遺産にも登録されているものです。モデナ出身で世界中で人気を博した3大テノールの一人、ルチアーノ・パヴァロッティの葬儀が行われたのもこのドゥオーモです。

モデナのドゥオーモの建設は11世紀末に始められました。この場所にはかつて2つの教会建っていましたが、どちらも破壊されていて、モデナの守護聖人である聖ジミニャーノ(ジェミニアヌス)の遺物を安置する場所が必要だったのです。

ドゥオーモの見どころ

世界遺産であるモデナのドゥオーモには見どころがいくつかあります。外観ではバラ窓の上部にあるキリスト像や、正面扉の脇にいる2頭のライオン像に注目です。このライオン像は古代ローマ時代のものです。建物の正面、側面共に旧約聖書などをモチーフにした貴重な彫刻で装飾されています。

内部では円柱の上部のレリーフに注目です。「弟子の足を洗うキリスト」「最後の晩餐」など聖書の有名な場面が描かれています。聖堂内の半地下の場所に置かれた石棺は「聖ジミニャーノ」の墓で、モデナの人々の信仰のよりどころとなっています。

ドゥオーモのすぐ脇にはドゥオーモ博物館があり、聖堂の彫刻のオリジナルや宗教上重要な品が展示されているので、興味がある人は訪問してみると良いでしょう。

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モデナの有名観光スポット2:ギルランディーナの塔(市民の塔)

ドゥオーモの脇に建ち、ドゥオーモと一体化して見える鐘楼が「ギルランディーナの塔」または「市民の塔」と言われているものです。12世紀後半に建てられたもので、城門の開閉を知らせたり、見張り塔としての役割を果たしていました。

モデナのランドマークともいえるギルランディーナの塔の高さはおよそ86メートルで、白大理石で造られています。こちらもドゥオーモと同様、世界遺産に登録されていて、内部の見学が可能です。

モデナの有名観光スポット3:グランデ広場

「グランデ広場」とは「大広場」という意味ですが、モデナのグランデ広場は現代の感覚ではかなり狭く感じます。が、中世では小さな広場が大半だったため、このくらいの広さでも大きな広場だったのです。

12世紀に建設されたこの広場も「イタリアの自由都市の発展の様子を伝えるとともに、中世キリスト教都市における信仰と市民生活の結びつきを伝える優れた例証である」として、ドゥオーモ、ギルランディーナの塔と共に1997年に世界遺産に登録されています。

町の中心であるグランデ広場にある小さな女性像「ボニッシマ」は市民に人気です。また、広場の北東部には古代ローマ時代の建造物の一部だった長さ3メートルの大理石があり、中世には演説の際の演壇や、罪人の有罪宣告を行う場所として使われていました。

モデナの有名観光スポット4:市庁舎

グランデ広場に面して建っているのがモデナの市庁舎ですが、ここの1階はツーリストインフォメーションになっています。観光情報を提供してくれるだけでなく、ちょっとしたお土産もおいてあります。地域の名物パスタ、トルテリーニの形をしたイヤリングやキーホルダーは面白いお土産になるでしょう。

また、市庁舎の屋根裏部屋はバルサミコ酢の博物館になっていて、金、土、日曜日に見学ができます。

モデナの有名観光スポット5:ドゥカーレ宮殿

ドゥオーモとモデナ駅の中間地点にある「ドゥカーレ宮殿」は17世紀前半に改築され、この地を治めていたエステ家の居城となっていた壮麗な建物です。

現在は陸軍士官学校になっているため、内部の見学は主として週末など指定の日にガイド付ツアーになりますが、華麗な大広間や、エステ家の人々の肖像画などで飾られた部屋を見ることができます。

モデナの有名観光スポット6:エステンセ美術館(ムゼイ宮殿)

モデナの町の西側に位置している古くて大きな建物がムゼイ宮殿で、この宮殿の最上階に「エステンセ美術館」があります。すっきりとエレガントな雰囲気をもつ美術館で、エステ家がこの町を治めていた時代に集めたコレクションが展示されています。

宗教画が多く見られますが、この美術館の目玉は、バロックの巨匠といわれるベルニーニ作の「エステ家のフランチェスコ1世の彫像」で必見です。

モデナの有名観光スポット7:エンツォ・フェラーリ生家博物館

「エンツォ・フェラーリ生家博物館」は黄色い屋根をもつ、ゆるやかな曲線が印象的で近代的な建物です。行き方はモデナ駅から徒歩10分ほどです。ここにはフェラーリ歴代モデル約20台が展示されています。また敷地内にはエンツォ・フェラーリがスポーツカーを手に入れるため売却し、後に買い戻したという彼の生家も再現されています。

「エンツォ・フェラーリ生家博物館」の中にはショップがあり、フェラーリ関連のグッズがたくさん販売されているので、お土産の購入にもおすすめのスポットです。「フェラーリの博物館」が近郊の町マラネッロにあり、そちらとの共通券やシャトルバスの運行もあります。

モデナの有名観光スポット8:アルビネッリ市場

ドゥオーモから徒歩3分のところにある「アルビネッリ市場」は、雨の日でも快適に買い物ができる屋根付きのマーケットです。大きなスーパーマーケットのないモデナの町では、市場での買い物が市民の生活を支えています。このアルビネッリ市場に足を踏み入れると、美食のエミリア・ロマーニャ州の豊かな食材に目を奪われます。

お土産用におすすめの品

お土産用にはモデナ特産のバルサミコ酢がイチオシです。一口にバルサミコ酢といっても熟成の年代によって味も値段もさまざまですので、味見ができたら是非させてもらいましょう。

チーズのパルミジャーノ・レッジャーノもおすすめです。厳しい基準を満たしたものだけがパルミジャーノ・レッジャーノと名乗ることを許されています。市場ではこのチーズの、日本では想像できないような巨大な塊を見ることができます。乾燥パスタや乾燥ポルチーニ茸は持ち運びやすいという点でもおすすめです。

現地で食べるのにおすすめの品

アルビネッリ市場には調理済みのお惣菜がたくさん売られています。ズッキーニのフリット、チキンの丸焼きなどは間違いのない味です。見慣れないお惣菜にトライするのも楽しいものです。

また、市場の中にはイートインコーナーがあるので、市場内で買ったものを食べることもできます。もちろん、市場から持ち帰り、ホテルの部屋でゆっくり食べるのもよいでしょう。調理ができる部屋に宿泊している場合は、野菜や肉、魚など新鮮な食材を購入して調理してみてはいかがでしょうか。

このアルビネッリ市場は毎日開かれますが、特定の曜日だけに開かれる市場もあるので、色々と情報を集めてみましょう。

モデナと一緒に回りたい北イタリアの地方都市

モデナは小さな町ですが、レストランや宿泊施設などは町の規模の割には充実しています。モデナと一緒に観光したい町としてはまず、州都のボローニャが挙げられます。赤いレンガが町を彩るボローニャは見どころも多く、昔ながらの市場やショップ巡りが楽しめる町です。

「食と芸術の町」といわれるパルマもモデナから近い距離にあります。指揮者トスカニーニの生家やバイオリニストのパガニーニの墓などがあり、音楽ファンなら是非訪れたい町です。美術が好きな人なら「国立絵画館」は必見です。

北イタリアに行くならモデナにも立ち寄ろう

以上、北イタリアの小さな古都、モデナへの行き方やおすすめの観光スポットなどについてご紹介しましたがいかがでしたか。有名な見どころが多いイタリアの中においてモデナの認知度はまだ高くありませんが、世界遺産に登録されている町は、きっと印象に残ることでしょう。北イタリアに行く機会があったら、是非モデナに立ち寄ってみてください。

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MinminK

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