オルレアン観光でジャンヌダルクゆかりの地へ!おすすめスポットの見どころ紹介!

15世紀にジャンヌダルクが活躍したことで知らせる街「オルレアン」には、現在でもジャンヌダルクゆかりの地が残されています。今回はオルレアン観光におすすめのスポットや、オルレアン全体が盛り上がる「ジャンヌダルク祭」についてご紹介します。

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目次

  1. 1ジャンヌダルクゆかりの地「オルレアン」
  2. 2オルレアンはどんな街?
  3. 3戦場となったオルレアン
  4. 4「オルレアンの乙女」ジャンヌダルク
  5. 5オルレアンは歴史スポットとジャンヌダルク芸術の宝庫
  6. 6オルレアンへのアクセス
  7. 7オルレアン観光でおすすめの見どころ1:マルトロワ広場
  8. 8オルレアン観光でおすすめの見どころ2:ジャンヌダルク通り
  9. 9オルレアン観光でおすすめの見どころ3:オルレアン大聖堂
  10. 10オルレアン観光でおすすめの見どころ4:オルレアン歴史・考古学博物館
  11. 11オルレアン観光でおすすめの見どころ5:グロスロ邸
  12. 12オルレアン観光でおすすめの見どころ6:ジャンヌダルクの家
  13. 13オルレアン観光でおすすめの見どころ7:トゥーレル
  14. 14オルレアンでジャンヌダルク祭りに参加しよう
  15. 15オルレアンでジャンヌダルクの足跡を辿ろう

ジャンヌダルクゆかりの地「オルレアン」

フランス中部の都市「オルレアン」は、ジャンヌダルクゆかりの地として知られています。パリから日帰りで行けるオルレアンで、ジャンヌダルクの足跡をたどってみてはいかがでしょうか?今回は、ジャンヌダルクに関するおすすめスポットを中心に、オルレアンの見どころや観光情報をご紹介します。

オルレアンはどんな街?

オルレアンは、パリの南西130kmほどの地点にあり、東から西に流れるロワール川の北方に屈曲した場所にある街です。サントル=ヴァル・ド・ロワール地域圏の首府であり、ロワレ県の県庁所在地でもあります。世界遺産に登録されている「ロワール渓谷」に属しており、北方にはオルレアンの森が広がるなど、自然にも恵まれている土地です。

パリから近く、ロワール川の流域にあることから、オルレアンは古くから豊かな街でありました。中世にはオルレアン王国が誕生し、その後もオルレアン公領の首都としてフランス王位継承者を輩出した記録が残っています。

オルレアンはフランスを代表する大都市のひとつ

ジャンヌダルクゆかりの地ということから、オルレアンは中世の香りが残るクラシックな街だとイメージされる方が多いですが、現在のオルレアンは非常に現代的で便利な都市です。市街地にはトラムが走り、オルレアン駅前にはショッピングセンターが建ち、ファーストフード店やファストファッションの店が軒を連ねています。

戦場となったオルレアン

パリとの関わりが深く経済的に豊かな街である一方で、オルレアンは幾度も戦いの舞台となった時代もありました。中世には、ジャンヌダルクが活躍したことで知られる1429年の「オルレアンの包囲戦」や、16世紀の宗教戦争(ユグノー戦争)がありました。さらに20世紀の第二次世界大戦では、ナチスに占領された過去があります。

戦いにまつわるエピソードが残るスポットや、戦争によって破壊された後に再建された建物が多いのも、オルレアンの特徴です。

「オルレアンの乙女」ジャンヌダルク

1429年のオルレアンの包囲戦で、イングランド軍に包囲されたオルレアンを解放する活躍を見せたのが、わずか17歳のジャンヌダルクでした。現在でもフランスの国民的ヒロインとして愛され、聖人として祀られているジャンヌダルクは、一体どのような人生を歩んだのでしょうか?まずは、ジャンヌダルクの生涯について簡単にご紹介します。

ジャンヌダルクの生い立ち

ジャンヌダルクは、1412年頃の1月6日にフランス東部のドンレミで農夫の娘として生まれました。ジャンヌダルクの出身地ドンレミは、現在はドンレミ=ラ=ピュセルという地名です。後付けされた「ラ=ピュセル」はジャンヌダルクの別称「オルレアンの乙女(ラ=ピュセル=ドルレアン)」にちなんでいます。

ジャンヌダルクの父ジャックは、20ヘクタールほどの土地を持ち、農業を営むとともに租税徴収係や村の自警団団長の仕事も務めていました。ジャンヌは5人兄妹の4番目として生まれました。

神の声を聞く

ジャンヌダルクが12歳の時に外を歩いていたところ、大天使ミカエル・アレクサンドリアのカタリナ・アンティキオアのマルガリタの3聖人がジャンヌの前に表れました。そして、ジャンヌに神の言葉を伝えたのです。「イングランド軍を駆逐して、王太子(のちのフランス国王シャルル7世)をランスに連れて行き、フランス王位き就かしめよ」と。

その後ジャンヌダルクは、17歳の時に王太子シャルルとの謁見を許されます。この時、王太子はジャンヌに強烈な印象を感じたと伝わっています。ジャンヌが聞いたと言う「神の声」を信じた王太子は、ジャンヌをオルレアンに派遣しました。

オルレアンの包囲戦

当時イングランド軍に包囲されていたオルレアンに、ジャンヌダルクが到着したのは1429年4月29日の夜です。5月7日にロアール川沿いにあったトゥーレル砦を攻め落とし、翌8日にはイングランド軍は撤退。ジャンヌはオルレアン解放に成功したのです。

1年後の1430年5月、ジャンヌダルクはコンピェーニュ包囲戦の援軍として、コンピェーニュに派遣されました。同年5月23日、ジャンヌはここでイングランドと同盟関係にあったブルゴーニュ公国を攻撃するのですが、逆にブルゴーニュ公国の捕虜になってしまいます。

異端審問と処刑

ジャンヌダルクを捕縛したブルゴーニュ公国は、ジャンヌの身柄をイングランドに引き渡します。その年の12月に、ジャンヌはイングランド支持のフランス人司教であるピエール・コーションによって異端審問にかけられました。その結果、ジャンヌは異端とされ、1431年5月30日にルーアンのヴィユ・マルシェ広場で火刑に処されました。

ジャンヌの死から25年後に、ローマ教皇カリストゥス3世の命令で、ジャンヌの復権裁判が行われました。その結果、ジャンヌの無実と殉教が確定しました。ジャンヌは、1909年に聖人に次ぐ福者に認定され、1920年には聖人となりました。

オルレアンは歴史スポットとジャンヌダルク芸術の宝庫

ジャンヌダルクが活躍した地であるオルレアンには、ジャンヌゆかりの歴史スポットが多数残されています。ジャンヌも歩いたオルレアンの街で、歴史スポットめぐりを楽しむのが人気です。また、ジャンヌをモデルとした芸術作品を展示しているスポットが多いのも、オルレアンの特徴です。

オルレアンで見たいジャンヌダルク芸術

フランス国民のヒロインであるジャンヌダルクは、絵画や彫刻などの題材に度々使われています。ジャンヌダルクゆかりの地であるオルレアンでは、街の中にジャンヌダルクを題材にした芸術作品が展示されているスポットが多数あります。オルレアンの街を散策しながら、チェックされることをおすすめします。

オルレアン市内にはジャンヌダルクをモデルにした絵画や彫刻が至るところにありますが、実はジャンヌダルクが生きている頃の作品はひとつもありません。どれも後世の芸術家が、独自のイメージでジャンヌダルクを描いています。

実際のジャンヌダルクがどのような姿であったのか知る由もありませんが、散策しながらご自身のイメージに合うジャンヌダルクの絵や彫刻を探すのも、オルレアン観光でおすすめの楽しみ方です。

オルレアンへのアクセス

オルレアンには、パリからSNCF(フランス国鉄線)でアクセスすることができます。所要時間は電車によって異なりますが、片道1時間前後です。パリから日帰り旅行で行けるスポットなので、パリを拠点にオルレアンに出かける観光客が多い傾向があります。

パリでオルレアン行きの国鉄に乗れる駅は「オーステルリッツ駅」です。パリ市内からオーステルリッツ駅に向かう時には、メトロ5号線または10号線でアクセスすることができます。

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オルレアン観光でおすすめの見どころ1:マルトロワ広場

「マルトロワ広場」は、オルレアン中心部にある広場です。ジャンヌダルクの大きな像が立ち、オルレアンの象徴的なスポットです。オルレアン観光の拠点となる場所なので、まずはこのマルトロワ広場を目指すことをおすすめします。

マルトロワ広場のジャンヌダルク像の台座には、ジャンヌダルクの絵物語が刻まれています。こちらもマルトロワ広場の見どころなので、ぜひチェックしてみてください。

マルトロワ広場へのアクセス

オルレアン駅からマルトロワ広場にアクセスするには、駅正面出口からではなく、ショッピングセンター口から外に出ます。すると、大きな通り「レピュブリック通り」の正面に出るので、そのまま直進してください。500mほど歩くと、マルトロワ広場に到着します。

オルレアン観光でおすすめの見どころ2:ジャンヌダルク通り

マルトロワ広場からオルレアン大聖堂へと続く道が、「ジャンヌダルク通り」です。その名の通り、この通りにはジャンヌダルクが溢れており、ガードレールにもジャンヌダルクを描いたプレートが掛けられているほどです。中でも見どころは、路上に埋め込まれたジャンヌダルクをモチーフにしたメダルです。

オルレアン観光でおすすめの見どころ3:オルレアン大聖堂

オルレアンの象徴的な建築物が「オルレアン大聖堂」です。正式名称は「サン=クロワ・ドルレアン大聖堂」と言います。13世紀に建てられ、ジャンヌダルクも訪れたと伝わっています。その後、16世紀のユグノー戦争で破壊されてしまいましたが、1829年に修復が完了して現在の建物となりました。

オルレアン大聖堂の内部では、19世紀に作られた10枚のステンドグラスが見どころです。ステンドグラスには、ジャンヌダルクの生涯が描かれています。まるで絵物語のようなステンドグラスを、1枚ずつ鑑賞されることをおすすめします。

オルレアン観光でおすすめの見どころ4:オルレアン歴史・考古学博物館

オルレアン歴史・考古学博物館は、もとは1548年に建てられた弁護士カビュ氏の邸宅だった建物です。博物館としては1823年に開館した、歴史ある施設です。

館内は、「考古学コーナー」と「ジャンヌダルクに関するコーナー」の2つに分かれています。「ジャンヌダルクに関するコーナー」には、ジャンヌダルクをモデルにした絵画や彫刻が収蔵されています。ジャンヌダルクにまつわる芸術作品を鑑賞したい方に、おすすめのスポットです。

オルレアン観光でおすすめの見どころ5:グロスロ邸

「グロスロ邸」は1555年に完成した、代官のジャック・グロスロの邸宅だった建物です。 グロスロがプロテスタント信者だったことからユグノー戦争の際に没収され、その後はオルレアン市役所の庁舎となりました。1982年まで庁舎として使われ、現在は観光スポットとしてはもちろん結婚式場としても使用されています。

グロスロ邸の見どころは、何と言っても豪華な内装です。きらびやかな邸内には、ジャンヌダルクの銅像や絵画も展示されています。

オルレアン観光でおすすめの見どころ6:ジャンヌダルクの家

「ジャンヌダルクの家」は、1429年4月29日から同年5月9日まで実際にジャンヌダルクがいたところです。第二次世界大戦中にナチスがオルレアンを占領していたことから米軍の空爆に遭い、元の建物は焼失してしまいました。現在の建物は、1965年に復元されたものです。

邸内ではジャンヌダルクの彫刻や、ジャンヌダルクに関する映像を見学することができます。ジャンヌダルクの家の裏は公園になっていて、空爆後に残った旧宅の遺構が展示されています。この公園もおすすめの見どころです。

オルレアン観光でおすすめの見どころ7:トゥーレル

ロワール川沿いの「トゥーレル」は、かつてジャンヌダルクがイングランド軍と戦った場所です。当時イングランド軍は、かつてこの辺りにあったトゥーレル砦を占領していました。ジャンヌダルク率いるフランス軍は、1429年5月7日にこのトゥーレルを攻め落とし、翌8日にはイングランド軍はオルレアンから撤退しました。

現在でもトゥーレルには当時のことを語り継ぐプレートや、ジャンヌダルクの銅像が残っています。映画等にも登場する、ジャンヌダルクの胸にイングランド軍の弓が当たったという有名なエピソードは、実際はこの辺りで起こった出来事だと言われています。

オルレアンでジャンヌダルク祭りに参加しよう

オルレアンでは、ジャンヌダルクがオルレアンに入った4月29日からイングランド軍が撤退した5月8日の日付に合わせて、毎年「ジャンヌダルク祭」が開催されています。日本のゴールデンウィークに重なるため、日本人にとっては参加しやすい「ジャンヌダルク祭」、ぜひ現地で体感してはいかがでしょうか。

ジャンヌダルク祭はどんなイベント?

ジャンヌダルク祭は、史実のジャンヌダルクの行動に合わせて進められるのが特徴です。初日は、ジャンヌダルクがオルレアンに入る様子が再現されるところから始まります。

1429年4月29日の夜、ジャンヌダルクはブルゴーニュ門からオルレアンに入り、市民からの歓迎を受けました。現在ブルゴーニュ門は現存していませんが、「ジャンヌダルク祭り」では、その年のジャンヌダルク役に選ばれた少女が、祭りのために造られたブルゴーニュ門からオルレアンに入るというイベントが行われています。

ジャンヌダルク祭の見どころは最終日

ジャンヌダルク祭の最終日となる5月8日はイベントが目白押しです。まず、オルレアン大聖堂で式典が行われた後、オルレアン市長の挨拶があります。続いて、フランス軍の軍事パレード、中世を再現したジャンヌダルク一行の時代行列が行われます。

マルトロワ広場からオルレアン大聖堂まで行われる軍事パレードは、パリで毎年7月14日に行われる革命記念日の軍事パレードに次ぐ規模です。当日は、フランス空軍の戦闘機がオルレアン上空を編隊飛行する催しもあり、ジャンヌダルク祭の見どころのひとつです。

オルレアンでジャンヌダルクの足跡を辿ろう

いかがでしたか。オルレアンでは、現代でも街の人々がジャンヌダルクを敬愛しています。オルレアンの街に多数存在するジャンヌダルクの銅像や、街をあげて行われるジャンヌダルク祭から、オルレアンの人々のジャンヌダルクへの愛を感じることができます。ぜひオルレアンで、ジャンヌダルクの足跡をたどってみてください。

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canariana

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