ミュンスター観光の見どころは?空港からのアクセスやおすすめホテルも紹介!

ドイツ北西部にあるミュンスターは、ウェストファリア条約が締結された地方都市。ドイツの観光スポットの中では少しマイナーですが、北方ルネッサンス様式の優雅な建物が並びます。今回は、ミュンスターへの行き方や最寄り空港、観光におすすめのホテルもご紹介致します。

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目次

  1. 1ドイツの地方都市「ミュンスター」をご紹介!
  2. 2ミュンスターが位置するケルンとルール地方とは?
  3. 3ドイツのミュンスターってどんな街?
  4. 4ドイツ・ミュンスターのご当地グルメ
  5. 5ドイツ・ミュンスターへの行き方1:飛行機
  6. 6ドイツ・ミュンスターへの行き方2:鉄道
  7. 7ドイツ・ミュンスターの観光スポット1:市庁舎
  8. 8ドイツ・ミュンスターの観光スポット2:大聖堂
  9. 9ドイツ・ミュンスターの観光スポット3:ミューレンホーフ野外博物館
  10. 10ドイツ・ミュンスターのおすすめホテル
  11. 11ミュンスター近郊の観光スポット1:ケルン
  12. 12ケルンのおすすめホテル
  13. 13ミュンスター近郊の観光スポット2:デュッセルドルフ
  14. 14デュッセルドルフのホテル
  15. 15ドイツのミュンスターで美しい町を観光しよう!

ドイツの地方都市「ミュンスター」をご紹介!

ドイツ西部に広がるルール・ケルン地方は、ドイツの工業地帯として知られています。第二次世界大戦の際に、壊滅的に破壊されてしまったこの地域には、ほとんど旧市街が残されていません。

ミュンスターは、そんなケルン・ルール地方の中にある地方都市で、世界史で知られる「ウェストファリア条約」が締結された場所として歴史にその名を刻んでいます。

今回は、ドイツの地方都市ミュンスターの観光スポットやアクセスポイントとなる空港。また、ドイツ国内の周辺都市から鉄道での行き方など、旅に役立つ情報をお伝えすると共に、ミュンスターと合わせて行きたい近郊の町についてもご紹介致します。

ミュンスターが位置するケルンとルール地方とは?

ミュンスター観光の見どころを見ていく前に、まずは、ミュンスターの位置するケルン・ルール地方が一体どんなところなのか、ざっくりとご紹介してみましょう。

ミュンスターが位置するケルン・ルール地方は、ライン川の流れにそって開発されたドイツの工業地帯。工場や発電所などが多く集まり、ドイツの重工業を支える企業が多く建設されています。

工業地帯と言うと、どこか味気ない無機質な感じを想像するかもしれません。しかし、環境保護の意識が高いドイツ人だけに、ケルンやデュッセルドルフなどの大都市でも、街中にたくさんの緑や公園が設けられています。

先述の通り、第二次世界大戦の際に、壊滅的に破壊されてしまった歴史があるため、ルール・ケルン地方には、あまり古い街並みは残されていません。

しかしながら、このp地域には、ドイツを代表する美術館や博物館も多く、アートが好きな方には、非常に見どころの多い観光スポットとなっています。この地域を観光するのにおすすめの行き方は、鉄道です。行き方については、後ほど詳しくお伝えします。

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ドイツのミュンスターってどんな街?

ドイツ北西部に位置する地方都市ミュンスターは、街のシンボル大聖堂(Dom)を中心に、中央駅から約500メートルの範囲に、主な見どころが集まったコンパクトな町です。

ミュンスターは、ドイツの中でも雨が多い町として知られており、人気のお土産は、町の風景が描かれた折りたたみ傘。観光の際は、雨に降られる可能性も高いので、記念に1本傘を購入するのもおすすめです。

また、ミュンスターは、学生の町としても有名で、街の西側には、ヴェストファーレン・ウィルヘルム大学があり、町の人口の4分の1は学生で構成されています。ミュンスターの南にはアー湖が広がり、湖畔には、見どころの一つ野外博物館も建っています。

ドイツ・ミュンスターのご当地グルメ

旅の楽しみの一つは、やはりその土地にあるおいしいものをいただくことですが、ドイツの場合は、各都市ごとに違った味のビールを飲むというのが王道の楽しみ方になります。

ミュンスターのあるルール地方にも、ケルンのケルシュ、デュッセルドルフのアルトビーアと、地域を代表するおすすめのビールがありますが、ミュンスターには「ピンクス・ビア」(Pinkus Muller)という大変湯名な銘柄があります。

ホテルや街のレストランでも気軽に飲めますし、空港のラウンジなどでも楽しめますので、お酒好きな方は、ぜひ、お試しください。

ルール地方の名物グルメと言えば、牛肉を赤ワインで煮込んだ「ライニッシャー・ザウアーブラーテン」が有名です。ミュンスターでは、豚肉を生食する習慣があり、街のデリカテッセンでは、豚挽き肉をパンにはさんで食べるサンドイッチも販売されています。

日本では、日本脳炎の心配があるので、絶対に豚肉は生で食べませんが、ドイツでは完璧な衛生管理の元で豚を生産しているので、こういったお料理が楽しめるようです。

ドイツ・ミュンスターへの行き方1:飛行機

ここからは、ドイツ・ミュンスターへの行き方をご紹介します。まずは、飛行機での行き方です。日本の成田空港からは、ドイツのルフトハンザ航空または、香港のキャセイパシフィック航空などが、フランクフルト空港まで就航しています。

成田空港からフランクフルト空港までの所要時間は11時間50分。ここから、ミュンスター・オスナブリュック国際空港まで飛ぶ国内線に乗り継ぎです。

フランクフルト空港からミュンスター・オスナブリュック国際空港 空港までの所要時間は約50分となっています。成田空港からは、ANAとルフトハンザ航空のコードシェア便も飛んでいます。

この他のアクセスポイントとしては、日本の関西国際空港からも、フランクフルト空港へ就航する便が飛んでいます。

すべて、ルフトハンザとANAのコードシェア便ですので、スターアライアンス・グループのマイレージカードを事前に用意しておくことをおすすめします。

ドイツ・ミュンスターへの行き方2:鉄道

続いては、ドイツ国内の各都市からミュンスターへ鉄道で行く場合の行き方をご紹介致します。ドイツ北部ハンブルグからミュンスターへ行く場合は、ICE特急を利用するのがおすすめです。アクセスにかかる所要時間は約2時間15分です。

大聖堂とケルシュが有名な町ケルンからミュンスターへ行く場合は、同じくICE特急を利用してください。ケルンからの所要時間は、約1時間40分です。ミュンスターの観光案内所は、町の北東にある観光スポット市庁舎のすぐ近くです。

ミュンスターについた亜R、まずは、こちらで最新の観光情報をチェックしてみることをおすすめします。

ドイツ・ミュンスターの観光スポット1:市庁舎

ミュンスターへの行き方も頭に入ったところで、ここからは、ミュンスター観光のおすすめスポットをご紹介していきます。

最初にご紹介するのは、街の北西部に位置する市庁舎(Rathaus)。駅から続く、ヴィンホルスト通りを500メートルほど進んだところにあります。

市庁舎の中には、ウェストファリア条約が締結された「平和の間」があり、観光客に公開されています。見学料金は、大人1.50ユーロ、学生1ユーロで、見学時間は、火から金が10:00から17:00、土日祝日は、10:00から16:00となっています。

ドイツ・ミュンスターの観光スポット2:大聖堂

続いてご紹介するミュンスターの観光スポットは、街のシンボルとなっている「大聖堂」(Dom)。二つの塔が並ぶこちらの建物は、13世紀に建築された会堂様式の大聖堂で、ドイツを代表するゴシック様式の建築物の一つです。

大聖堂の内部には、天文時計が掲げられており、付属の「グロッケンシュピール」が平日は12:00、日曜・祝日は12:30に動きます。

また、この大聖堂の北側には、ボーゲン通りというストリートがあり、北方ルネッサンス様式の優雅な家々が立ち並び、ミュンスターでもっとも美しいエリアとなっています。町を散策しながら観光するスタイルがおすすめです。

ドイツ・ミュンスターの観光スポット3:ミューレンホーフ野外博物館

ミュンスターのおすすめ観光スポット、最後にご紹介するのは、街の南西部に位置する「ミューレンホーフ野外博物館」。アー湖のほとりに建てられたこちらの建物には、ミュンスター近郊の民家を集めた小さな博物館です。

木枠と煉瓦で作られた素朴な家の中には、古いトラクターや農機具などの展示も行われています。行き方は、ミュンスター中央駅から34番バスで10分ほどのTorminbru:ckeにて下車。そこから徒歩5分ほどです。

アー湖の南側には、プラネタリウムや動物園もありますので、合わせて観光するのもおすすめです。

ドイツ・ミュンスターのおすすめホテル

続いては、ドイツ・ミュンスターでおすすめのホテルをご紹介致します。市庁舎の東にある「フェルトマン」ホテルは、駅からもアクセスがよく、市内観光にも便利な立地のホテルです。

ホテルの1階には、落ち着いた雰囲気のレストランも入っていますので、ランチスポットとしてもおすすめです。ホテルの宿泊料金は、シングル1泊65ユーロ、ツイン95ユーロからとなっています。

ミュンスター近郊の観光スポット1:ケルン

ここからは、ミュンスター近郊でおすすめの観光都市をいくつかピックアップしてみたいと思います。ローマ時代からの歴史を誇る文化都市「ケルン」は、有名な世界遺産「ケルン大聖堂」がある人気の観光スポット。

高さ157メートルという迫力満点の大聖堂は、1248年に着工し、1880年に完成したゴシック様式のカトリック教会です。特に観光の見どころとなっているのが、バイエルン窓と呼ばれる美しいステンドグラス。

また、1440年、シュテファン・ロホナーによって描かれた祭壇画「大聖堂の絵」は必見です。この他にも、世界最大の黄金の聖棺など、見どころも満載です!

ケルンには、博物館や美術館がたくさんあり、特におすすめなのが、14世紀からのケルン派と呼ばれる画家たちの宗教画を集めた「ヴァルラーフ・リヒャルツ博物館」。レンブラント、ルーベンスなどの名作が数多く収蔵されています。

ケルンへの行き方は、フランクフルトからなら、ライン川沿いを通らない新線区間経由のICEがおすすめ。所要時間は1時間5分と最短です。ライン川沿いのコブレンツを経由して行く行き方の場合は、所要時間は2時間20分ほどです。

ケルン・ボン空港は、ケルンの南東約17kmほどの地点にあり、市街地までは、車で約15分。空港駅から、バスや鉄道もありますので、快速列車などを利用するのもおすすめです。

ケルンのおすすめホテル

観光スポットが多いケルンには、高級ホテルからユースホステルまで、予算に応じて選べるホテルがたくさんあります。幸喜ゅホテルでおすすめなのは、エクセルシオール・ホテル・エルンスト。

世界遺産ケルン大聖堂の手前に建っていて、部屋も設備も快適なホテルです。ホテル内には「TAKU」というモダンなレストランも入っており、アジア料理を味わえます。

中級ホテルなら、中央駅から近い「フォー・ポインツ・ホテル・セントラル」がおすすめ。大聖堂とは反対側の入り口にあり、他の地方都市を回る拠点としても便利なホテルです。

ミュンスター近郊の観光スポット2:デュッセルドルフ

ミュンスター近郊にある観光都市の中で、もう一つおすすめしたいのが「デュッセルドルフ」。ケルンと並ぶ、ルール地方の有名な工業都市で、需要施設が多くあったことから、第二次世界大戦では、集中的な爆撃を受けました。

近代的な建築物が集まるデュッセルドルフには、日系企業も多く進出しており、ヨーロッパへの拠点として、この地で働く日本人ビジネスマンも多いようです。ドイツの中でも最先端のファッションビルなどが立ち並び、お買い物が楽しい町とも言えます。

デュッセルドルフへの行き方は、ICE、IC、ECなど特急鉄道を利用して、ケルンから25分ほどです。フランクフルトからは、約1時間30分の距離にあります。飛行機で行く場合は、最寄り空港はデュッセルドルフ空港です。

デュッセルドルフ空港は、市の北部に位置しています。市街地までは、タクシーまたは、空港から出るSバーンを利用する2通りの行き方があります。タクシーの場合は、約10分、Sバーンを利用した場合は、約15分です。

長距離路線以外にも、ルール工業地帯周辺のエッセン、ドルムントなどからバスが運行しており、メンヘングラートバッハなど、周辺都市を観光する拠点としても、おすすめの町です。

デュッセルドルフのホテル

工業都市として栄えるドイツのデュッセルドルフには、ビジネスホテルや中級ホテルもたくさんあります。観光利用におすすめなのは、ホーフガルテンの南に建つ高級ホテル「シュタイゲンベルガー・パークホテル」。

ドイツオペラ「アムライン劇場」からも近く、ショッピングにもとても便利な立地にあります。ホテルの宿泊料金は、シングルなら1泊235ユーロから、ツインだと1泊260ユーロからとなっています。

中級クラスのホテルを探している方には、ハイセンスなデザインホテル「バーンズ・アートホテル」はいかがでしょうか?モダンなインテリアとアート作品に囲まれて過ごせるおしゃれなホテルで、中央駅から約6分と、お買い物にも便利な立地です。

1泊の料金は、シングルが、125ユーロから450ユーロ。ツインなら205ユーロから605ユーロです。どこも高くて予算オーバー!とにかく、安く泊まりたいという方には、「パックパッカーズ・デュッセルドルフ」がおすすめ。

中央駅から約15分の距離にあるユースホステルで、無料でインターネットも使えます。キッチンやベッドスペースは共有です。料金は、朝食付きのドミトリーで1泊14ユーロから23ユーロです。

ドイツのミュンスターで美しい町を観光しよう!

ドイツの地方都市「ミュンスター」の観光情報と、近郊のおすすめスポットをご紹介致しました。有名なケルン大聖堂やドイツの最西にあるアーヘンなど、ルール地方には、観光の見どころがいっぱいです。

ミュンスターは、とても小さな町ですので、半日あれば主な見どころはすべて回れます。ぜひ、周辺都市と合わせて観光してみてください!

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