「かん袋」はくるみ餅で有名な堺の老舗和菓子店!かき氷のメニューもあり?

大阪の堺にある老舗の和菓子店「かん袋」はくるみ餅のお店として大変有名です。こちらではそんなかん袋の名物であるくるみ餅に関して、意外なくるみ餅の正体と驚きの歴史、2つしかないメニューや店主のこだわりなどについてご紹介していきます。

「かん袋」はくるみ餅で有名な堺の老舗和菓子店!かき氷のメニューもあり?のイメージ

目次

  1. 1大阪・堺の老舗和菓子店「かん袋」を大調査
  2. 2大阪・堺「かん袋」の店名の由来
  3. 3大阪・堺「かん袋」のお店の雰囲気
  4. 4大阪・堺「かん袋」のくるみ餅とは
  5. 5大阪・堺「かん袋」のくるみ餅が生まれた背景
  6. 6大阪・堺「かん袋」のメニュー
  7. 7大阪・堺「かん袋」の注文方法
  8. 8大阪・堺「かん袋」くるみ餅のお持ち帰り
  9. 9大阪・堺「かん袋」くるみ餅のリメイク
  10. 10大阪・堺「かん袋」への行き方
  11. 11大阪・堺「かん袋」の駐車場
  12. 12大阪・堺「かん袋」の営業時間
  13. 13大阪・堺のその他のおすすめ和菓子1:けし餅
  14. 14大阪・堺のその他のおすすめ和菓子2:フルーツ大福
  15. 15大阪・堺のその他のおすすめ和菓子3:わらび餅
  16. 16大阪・堺「かん袋」で絶品和菓子を食べよう

大阪・堺の老舗和菓子店「かん袋」を大調査

大阪と言えばB級グルメの宝庫として知られていますが、大阪はスイーツも大変にレベルが高いことで有名です。今回ご紹介するのはそんな大阪の老舗和菓子店である「かん袋」のくるみ餅です。かん袋とはいったいどんな和菓子店なのか、名物のくるみ餅とはどんなものなのかをご紹介していきます。

大阪・堺「かん袋」の店名の由来

かん袋は和菓子店の店名ですが、一風変わったこちらの店名には、由緒正しい由来がありました。

かん袋の始まりは、1329年です。室町幕府が1338年から始まりますので、かん袋はその前の鎌倉時代からある老舗の和菓子店と言うことになります。

しかしながら、当時そのお店は「かん袋」という名前ではありませんでした。もともとかん袋は和泉屋徳兵衛が「和泉屋」という屋号で開いた御餅司でした。

その後和泉屋は御餅司として長らく堺で愛されいたのですが、1593年、和泉屋徳左衛門の代の時、時の関白豊臣秀吉が大阪城を築城する際に、堺の商人から多くのお金を集めました。

豊臣秀吉といえば数々のエピソードが残っている通り、とても処世術に長けた人ですので、商人たちにお金だけ出させるということはしません。

桃山御殿が完成すると秀吉はお金を出してくれた商人たちをそこに招待しました。商人たちが招待をうけ、訪問したちょうどその時、まだ天守閣は瓦葺の作業中で、瓦を葺くのに、職人たちは重い瓦を一枚ずつ屋根に運び上げている最中でした。

それを見た和泉屋徳左衛門はこれでは時間がかかってしまうと思い、毎日瓦を屋根に運ぶ作業を手伝うことにしました。

和泉屋徳左衛門は瓦葺職人ではありませんが、餅づくりで鍛えた腕力で次から次へと重い瓦を屋根に放り上げていきました。

その様子がまるで紙袋が風に舞うようだったということで、豊臣秀吉自らが、「かん袋(紙袋)」と名付けよということで、「かん袋」という屋号になりました。

教科書に出てくるような歴史上の有名人である豊臣秀吉が名付け親だということで、こちらの和菓子店の長い歴史を感じます。

大阪・堺「かん袋」のお店の雰囲気

かん袋は紀州街道から少し入ったところにある住宅街に佇む老舗の和菓子屋です。外観も決して派手なものではありませんが、入り口上には「かん袋」という屋号が書かれた一枚板の看板があります。

お店の中はこじんまりとしており、お蕎麦屋さんの様な雰囲気です。座席数は約40席ほどあります。和菓子店で40席というと意外に広いように感じますが、いつも混雑しており、お店の外に行列ができることも少なくありません。

店内は質素な感じで、店員の過剰なサービスもありません。お店の一角には鯉が泳ぐ池がある中庭などもあり、和菓子店らしい和の雰囲気が漂います。

大阪・堺「かん袋」のくるみ餅とは

さて、「くるみ餅」と聞くと、どのようなお餅を想像するでしょうか。おそらく多くの人は、お持ちの中にクルミ(胡桃)が練りこまれたり、混ぜ込まれたりしたお餅を想像するでしょう。

しかしながらかん袋のくるみ餅の「くるみ」はクルミではなく、ものを包む「くるむ」と言う意味のくるみ餅を指しています。かん袋の名物であるくるみ餅は、白玉の様なお餅を餡でくるむようにしているお餅なのです。

くるみ餅に使われているもちもちとしたお餅はもちろんのこと、このずんだ餡のような黄緑色の餡は材料や製法は秘伝の物だということですが、ずんだのような色をしていながら、ずんだの様な青臭い香りはなく、とても甘いのが特徴です。

大阪・堺「かん袋」のくるみ餅が生まれた背景

この堺と言う土地でこのような名物和菓子が生まれたのには堺の町の歴史が大きくかかわっていました。

堺といえば、中世には「東洋のベニス」と呼ばれるほど貿易が盛んな場所として有名でしたが、それ以前の室町時代においても中国との貿易で大変栄えた港町でした。

そんな国際的な堺の町には、中国から渡ってきた珍しい穀物などもあったでしょう。そしてそれらの材料を使って五代目の和泉屋忠兵衛が考え出したのがこちらの「くるみ餅」です。

最初にくるみ餅が考案されたときは甘さはなかったようですが、のちにフィリピンのルソン島から輸入された砂糖を加えることで現在の形になったようです。

以降何百年にもわたり守られてきたこの伝統の味は現代でも多くの人の胃袋をつかんではなしません。原料や製法が秘伝であるというところも魅力的です。

大阪・堺「かん袋」のメニュー

かん袋のメニューは基本的には2つだけです。一つ目のメニューはくるみ餅、二つ目のメニューは、氷くるみ餅です。

くるみ餅は先ほどの説明の通り、おもちをくるむように餡がかけられています。そして氷くるみ餅はくるみ餅の上にふわふわのかき氷がのせられたメニューです。

くるみ餅にかかっている餡はとても上品ですが、しっかりとした甘さがあります。さっぱりといただきたい場合は氷くるみ餅がおすすめです。

また氷くるみ餅は夏場だけでなく、冬でもいただくことができます。氷くるみ餅は、お皿にお餅が置かれ、餡がのせられさらにその上に氷がかかっています。

氷くるみ餅の氷には特にシロップはかかっていません。氷の下に隠れているくるみ餅をよく混ぜていただくシステムになっています。

通常のくるみ餅もとてもおすすめのメニューですが、さらに氷がかけられた氷くるみ餅は夏場には特におすすめの一品です。それぞれのメニューにはサイズがあり、シングルが360円、ダブルが720円です。

店内の壁にはこの二つのメニューの写真と値段が書かれたものが貼られているのですが、最近は外国人の観光客も多いようで、英語のメニューも用意されています。

かん袋では基本的にはメニューはくるみ餅一本です。それだけ伝統の味に自信があり、多くの客さんがその味に魅了されているということです。

大阪・堺「かん袋」の注文方法

かん袋は人気店ですので、混雑を避けるために、注文方法も壁に貼られています。かん袋のちゅうもん方法についてご紹介していきましょう。

お店に入ると店の奥にはレジカウンターがあります。かん袋では店内でのイートインだけでなく、お持ち帰りもありますが、いずれの場合もまずカウンター注文をします。

カウンターで注文をし、お金を支払うと、木でできた番号札をもらうことができます。この番号札がとても味があります。

番号札をもらい席に着いたら、番号が呼ばれるのを待ちます。くるみ餅、もしくは氷くるみ餅は注文が入ってから厨房で準備されます。

お店の一角にはセルフのお茶の機械のようなものがありますので、そちらでお茶を入れて待つと良いでしょう。

大阪・堺「かん袋」くるみ餅のお持ち帰り

大阪堺の名物であるくるみ餅はお持ち帰り用のメニューもあり、こちらもとてもおすすめです。お持ち帰り用のメニューはそのサイズ展開が豊富なところもおすすめのポイントです。

例えば、プラスチックのタッパーのような容器に入ったものですと、2人前920円から、4人前1740円、6人前2570円、8人前3400円、10人前4200円まであります。

また、プラスチックの容器はそのリーズナブルな価格がおすすめのポイントですが、老舗の味を大切な方へのお土産にするなら、壺入りがおすすめです。

壺入りのものは味のある壺の中にくるみ餅が入ったものです。壺入りのものは3人前1850円、5人前2800円、8人前4000円というサイズ展開です。

大阪・堺「かん袋」くるみ餅のリメイク

かん袋では店内の注意書きに、シロップや練乳を持ち込まないでくださいとの注意書きがされています。もちろん店内ではくるみ餅の本来の味を楽しむのがおすすめです。

でもご家庭に持ち帰った場合やお土産にいただいた場合は、一味変わった方法でくるみ餅を楽しんでいる人もいるようです。

例えば、ぐるみ餅をいただいて少し餡が余ったら、その餡をバタートーストに塗っていただくなどいう方もいます。

あんこ入りのコッペパンや、あんトーストはよく聞く話ですので、バタートーストにくるみ餅やくるみ餅の甘い餡を乗せてたべるというのも美味しいでしょう。ぜひ試してみてください。

大阪・堺「かん袋」への行き方

大阪の地元の方はかん袋へ行く場合は車で行かれるのも良いでしょう。もし電車で向かわれるのであれば最寄りの駅は阪堺電軌上町線の寺地町駅になります。寺地町駅からは徒歩2分の距離です。

観光客が大阪市内からこの寺地町を目指すには、難波から南海本線を使い、浜寺公園で阪堺電軌上町線に乗り換える方法や天王寺から阪堺電軌上町線に乗る方法などがあります。

かん袋は大変人気のお店ですが、大阪市内に支店はありませんので、老舗の味をいただくにはやはり少し時間をかけてお店に足を運ぶ必要があります。

大阪・堺「かん袋」の駐車場

かん袋は車でのアクセスがとても便利です。かん袋のお店の前には提携するタイムズパーキングありますので、かん袋に車で行く際にはそちらのパーキングを使用すると良いでしょう。

カーナビに設定する場合は「タイムズ堺かん袋」で設定ができます。こちらの駐車場を使用する場合は、駐車券を会計時に見せると、90分まで無料のチケットがもらえます。

かん袋は人気店ですので、行列になることもしばしばあります。そんな時にも90分も無料のチケットがあるのは心強いです。

大阪・堺「かん袋」の営業時間

大阪の老舗和菓子店かん袋の営業時間は午前10から午後5時までとなっていますが、売り切れ次第終了してしまいますので気を付けましょう。

特に夏場は氷を使ったメニューが大変人気がありますので、行列もできますし、売り切れるのも早いです。並ばずに確実にいただきたい場合は早い時間に訪問するか、もしくは冬場など、時期をずらして行くのがおすすめです。

定休日は火曜日と水曜日です。日曜日も営業しているのはとても嬉しいのですが、日曜日は混雑していますのでご注意ください。

大阪・堺のその他のおすすめ和菓子1:けし餅

小島屋泰芳のけし餅も300年以上の歴史のある伝統ある和菓子です。くるみ餅が生まれた堺という町は貿易により様々なスパイスが日本に持ち込まれた場所でもありました。

そしてこのけし餅に使われる「けしの実」が境に持ち込まれたのは室町時代と言われています。さらに時を同じくして千利休により広められた茶の文化が和菓子の文化をも広げていきました。

けし餅はこしあんを薄いお持ちの皮で包んで、けしの実をたっぷりとまぶした贅沢な和菓子です。けしの実のプチプチとした食感と上品な甘さがおすすめのけし餅は、堺の歴史あるお菓子としてお土産にも大変おすすめです。

大阪・堺のその他のおすすめ和菓子2:フルーツ大福

フルーツ大福は何百年物歴史があるような和菓子ではありませんが、堺の和菓子店の中で指折りの人気があるのが一心堂のフルーツ大福です。

フルーツ大福と言うとイチゴ大福が有名ですが、一心堂のイチゴ大福は3種類ほどのイチゴを国内の農家から、旬に合わせて仕入れ、毎朝手作りしています。

また一心堂のフルーツ大福がおすすめの理由はそのフルーツの種類の多さです。一心堂ではそれぞれの季節に合わせた旬のフルーツを使っています。

例えば、イチゴ、キウイ、モンブラン、みかん、メロン、パイナップル、葡萄、マンゴー、ラフランス、柿などメニューは年間を通して15種類以上もあります。

一心堂のフルーツ大福は和菓子が苦手な方やお子様にもおすすめできる新感覚の和菓子です。一心堂のフルーツ大福は新鮮なフルーツが大福として楽しめるお店として、堺ではとても有名です。堺に来た際には一心堂のフルーツ大福もおすすめです。

大阪・堺のその他のおすすめ和菓子3:わらび餅

関西の人にとってわらび餅はとても一般的な和菓子です。関東圏の人には驚きですが、関西の町では焼き芋のの移動販売と同じような、わらび餅の移動販売があります。

トラックのスピーカーからは「やきいもー、やきいもー、焼きたてのやきいもー」ではなく、「わらびーもち、わらびーもち」という呼びかけで路上を走っています。

それほど関西人にとって一般的な和菓子であるわらび餅ですが、大阪の堺にはそんなわらび餅が絶品のお店もあります。

それが、北山(北山製菓)です。こちらのわらび餅はもちもちの弾力ときな粉の香ばしい香りとのバランスが素晴らしく、常連さんは一度に山の様な量を購入していくほど人気があります。

パッケージに書いてある通り、添付のきな粉をかけていただく前に、一度わらび餅だけを氷水にさっとさらし、よく水を切ってからいただくと、プリプリの絶品わらび餅が味わえます。

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大阪・堺「かん袋」で絶品和菓子を食べよう

いかがでしたでしょうか。大阪堺の老舗かん袋のくるみ餅についてご紹介してみました。創業から約700年続く老舗が生み出した、絶品和菓子は製法も原料も一切門外不出の貴重な和菓子です。現代でも、多くの人に愛されています。大阪、堺に来た際には、歴史ある奥深い味をぜひ味わってみてください。

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この記事のライター
akkey

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