ツェルマットの天気や気温の特徴は?旅行シーズンや服装もチェック!
スイスのツェルマットは夏はマッターホルンの登山やハイキング、冬はスキーと訪れる観光客も多くいます。そこで気になるのは天気です。せっかくツェルマットまで行くなら天気のいい時期や服装、ベストシーズンなども気になります。そのツェルマットの天気や服装などお伝えします。

目次
ツェルマットの天気はどんな感じ
ツェルマットはスイスでも有名な観光地で、登山だけでなく、ハイキングやマウンテンバイクを楽しんだり、冬はスキーと、大自然を楽しむ旅行者が沢山訪れます。日本からも訪れる旅行者が多いですが、標高の高い場所ですので天気や服装が気になる方も多くいるため、ツェルマットの天気や服装、ベストシーズンなどお伝えします。

ツェルマットの場所
ツェルマットはスイスの南にあるヴァレー州という地域にあり、旅行者からも人気のあるマッターホルンの麓の村です。夏のシーズンは登山をはじめマッターホルンを見ながらのハイキングや自転車を楽しんだり、美しい牧草地と高山植物に氷河と沢山の旅行者が訪れます。
冬になると、スキーやスノーボードなど、色々なウィンタースポーツが楽しめ、年中旅行者で賑やかな山間の村です。標高が1620mにあるツェルマットは山間にあるため天気も不安定で降水量も年間通して多くあり、気温も標高が高い分低く、常に防寒着が必要です。
そして、気温差から体感温度も低く感じるので、仮に夏と言っても、日本から行くと結構寒い印象があるところです。
ツェルマットの天気と気温
ツェルマットは標高1620mという場所にあり、ほぼ一年中雪があるマッターホルンなどのスイスアルプスのそばにあります。
年間通して一番暑い時期は7月8月ですが、最高気温も20度いかないくらいです。そしてツェルマットは気温差がすごく大きく、日中暖かいと感じても、朝晩は結構冷え込みます。
そして、ツェルマットは雨が結構多く、雨が降ったあとは体感的にもかなり寒く感じます。基本のデータでは、暖かいシーズンが約3ヶ月あってだいたいですが平均気温が12度から13度くらいです。寒いシーズンは最高気温が0度以下で4ヶ月くらいあります。
ツェルマットは温暖さが激しい
ツェルマットは標高の高い場所にあるため朝晩と日中の気温差がかなりあります。そして天気が良いと日差しも強く暑く感じる事もありますが、雲が出てきたり、雨が降れば一気に気温も下がり寒くなります。
晴れてることが多いと言われるスイスでもツェルマットは曇天のことが大変多いため、7月8月でも体感的にかなり寒く、しっかりした防寒の用意は必要です。
天気がよくても気温自体はそれほどあがらないですが日差しが強い分体感的に暖かく感じます。その分日差しが無くなったり、雨が降れば、一気に寒くなるので、防寒用のダウンジャケットやレインコートなどの雨具も必要です。
ツェルマットの天気の特徴
スイスは土地的にも晴れてる事の多い地域で天気は安定しています。しかしツェルマットの天気は、標高の高い場所で天気の変化も激しい地域です。
そしてツェルマットは標高の高い場所というのもあり、曇が多く雨が降る事も多く、山の天気は変わりやすいとよく言いますが、その通りツェルマットの天気は変わりやすいです。
雨もよく降るため降水量も1年で約1400mmちかくあり、毎月100mm以上の雨が降ります。昼頃までは良い天気でも、ランチを食べ終えたら薄暗くなり激しい雨が降るというのもよくあることです。
ツェルマットでは常に服装に注意
ツェルマットは気温はあまり高くなりません。夏にハイキングなどシーズン的にも最適ですが、突然悪天候になり雨が降ることも多く、常に雨具は必要です。
そして雨が降れば気温も下がり、体感的にもかなり寒く感じるため、夏と言ってもある程度の防寒具は必要です。
シーズン関係なく、雨具または防寒兼用の雨具、そして標高の高い場所のため紫外線が大変強いので日差し対策で帽子やサングラス、日焼け止めは必須です。
朝晩と日中や天気の良いときと悪い時でも気温差が激しいため、ハイキングにベストシーズンと言われる7月8月であっても、フリースにダウンジャケットなどしっかりした冬の服装を持っていくと良いです。
ツェルマットの天気はいつもチェックしよう
安定した天気である事が多いスイスでも、ツェルマットは逆で、天気の移り変わりが激しく、それにともない、気温の変化も大変大きく、体感的にも体温調節するのが大変なことも多々あります。
朝晩と日中の気温差もかなりあり、さらに天気の変化も大きいので、防寒具や天候に対応するためレインコートなど、色々な状況に対応できる服装の用意が必要です。
特にツェルマットに旅行に行くなら、現地の天気予報は、常にチェックしておくのが必要です。しかし山の天気は気まぐれで色々変化しやすいので、天気の変化はもちろん気温差にも対応できるように服装の準備は必要です。
ツェルマットの季節の天気
ツェルマットの四季の中で、旅行で訪れるならベストシーズンと言われるのは6月下旬くらいから9月のはじめくらいまでで、気温も比較的高く、7月8月であれば20度近くまでいきます。しかし平均的に言うと15度もいかないのでそれだけ気温差が大きくあります。
しかしスキーなどを目的にするならベストシーズンは冬で、11月以降であればパウダースノーを楽しめます。目的に合わせたベストシーズンがありますが、どのシーズンも防寒具と日差し対策のものは必須です。
比較的天気が安定してると言われる夏ですが8月は雨天が多いですし、冬の2月は最も降水量が低い時ですが気温はもちろん低く平均気温もマイナス4度くらいで乾燥してる月です。
ツェルマットの天気と気温1:春
ツェルマットの春はだいたい4月5月6月です。春と言っても、平均気温は10度いかず、4月は2度くらいで5月でやっと5度を超えるくらいで、まだまだ雪が降ることも多く、スキーなども十分楽しめ、ツェルマットのスキーやスノーボードで見ると終盤のシーズンです。
6月になれば平均気温も10度くらいまであがり、暖かくなってきますが、5月6月は年間でも雨が比較的多い時期なので、昼前は天気が良くても午後は雨が降ったり、いつ降ってもおかしくないような天気で、日差しが無い事もあり結構寒く感じます。
春の服装
この時期、4月5月はまだまだ気温も低いですからしっかりとした防寒の服装が良いです。そして5月からはそれまで雪だったのが雨になったり、霙っぽくなるので、結構寒さを感じます。
しっかりとした防寒と雨対策、そして日差し対策を忘れずに用意して行くと良いです。6月はだんだん気温もあがってきますが、雨が降ったり、朝晩はやはり寒いです。雨具と日差し対策、そして防寒具とダウンジャケットやフリースなどあった方が十分良いです。
ツェルマットの天気と気温2:夏
6月の終り7月8月とツェルマットは夏で旅行に訪れるにはベストシーズンとなります。天気も1年で比較的安定しているため湖巡りや、氷河のトレッキング、ツェルマット周辺にある合わせて400kmもあるというハイキングコースを存分に楽しめるシーズンです。
スイスの高山植物や野生動物も見ることができ、スイス以外からも旅行者が訪れスイスの絶景を楽しみます。
しかし、ベストシーズンと言っても気温は平均でも12〜13度で朝晩もひんやりし、天気が良ければ過ごしやすく良いですが、雨も多い時期で体感的にはちょっと寒く感じます。
ベストシーズンでも服装には注意
天気の良い日中であれば半袖でも大丈夫だったりしますが、ハイキングやトレッキング、登山鉄道など使って、さらに標高の高い場所へ行くなら、長袖の上着や突然天気が悪くなる場合も想定し、防水性の薄手の防寒の上着は念の為持っていくのをおすすめします。
場所によっては日陰がない場所も沢山あり、天気が良い分紫外線が強いので日差し対策は万全にするのがよく、お子さんがいる場合特に日焼け止め、サングラスや帽子を忘れずにしてください。
ツェルマットの天気と気温3:秋
特に8月は1年で一番雨が降る月ですので、天気が良いと言っても、傘ではなくレインコートや防水性の上着は必須です。
9月10月とツェルマットは秋のシーズンで、8月から続き雨が多い時期です。ずっと雨が降るというのはないですが、この時期の平均気温は10度以下で肌寒い事が多いため、防寒用の上着や服装が必要です。
特に10月は一気に冬へと変わって行くときですので、冬の寒さが来るときもあるので、しっかりとした防寒着を用意して行くと安心です。
秋の服装
9月はまだ寒さもゆるいですが、10月は平均気温も5度くらいになり、天気が良い時でもちょっと寒く感じます。そして雨も降れば体感的にも結構寒く感じますので、寒さ対策は必要です。
雨もだんだん雪混じりになってくるため、防水性の上着で、雨が降ってきても対応できる服装をおすすめします。
ツェルマットの天気と気温4:冬
ツェルマットの冬は気温や天気と言うと旅行者にはオフシーズンに感じますが、ツェルマットを楽しむならベストシーズンの冬です。スノーパラダイスと言われるだけあり、11月からの平均気温は0度以下で雪質が最高の状態になります。
スイスの有名な山々も真っ白になりスキーやスノーボードはもちろん、ソリたスノーハイキング、スキーだとヘリスキーなど沢山のスポーツを目的にツェルマットに旅行者が訪れます。
ウィンタースポーツが好きな方であれば気になるような気温ではないですが、雨は雪となるので雨具はまずいりません。それでも天気の悪い時はスポーツ中は気にならなくても、結構寒いので、スポーツ後に一気に寒く感じますので、しっかりとした防寒着で訪れてください。
冬の日差しに注意
冬は一面白銀の絶景となるツェルマットです。天気の良い時は夏にはない雪の照り返しもあります。気温が低くても日差しはキツイので、日差し対策はしっかりすると良いです。
最も気温が低いのが1月で平均でもマイナス4度くらいで冷え込むとマイナス10度以下も普通です。そして2月が一番降雨量が少ないため結構乾燥気味になります。
氷河ハイキングやスノーハイキング、通常の観光であっても日差し対策はもちろんですが、気になる方は乾燥対策もしたほうが良いです。標高が高いため気温が低く、日差しは強いので保湿と紫外線対策は必要です。
ツェルマットでの服装
ツェルマットを旅行で訪れる方のほとんどは、ハイキングやトレッキング、登山、冬であれば豊富なウィンタースポーツとアクティビティを楽しみながら、スイスの季節の絶景を楽しむ方が多いです。
動いてると体が温まり暑く感じますが、移動中のロープウェイや登山列車などで標高の高いとこに行ったり、戻る時は動かない分寒く感じたりします。
長袖と春秋物の服装は必要
冬であれば雨具はいらないですが、他の時期は雨具は必要です。そして厚手薄手とありますが、防寒着は必要です。長袖のちょっと厚めの上着に薄手のダウンジャケットなど時期に合わせた組合せで用意しておくと無難です。
特に夏は日差しが強いので長袖のシャツなどがあると大変良いです。そして夏といっても気温は低いので薄手のセーターやパーカー、フリースなどは必要でダウンジャケットは忘れずに持っていくことをおすすめします。
靴はしっかりした物を
ハイキングなどする方も多いですし、中には夏に自転車で絶景を楽しむ方もいます。動きやすい靴が当然良いですが、スニーカーなどよりもツェルマットではきちんとしたトレッキングシューズで行くのをおすすめします。
ツェルマットはスイスでも標高が一番高く美しいと言われる村です。ハイキングコースなどもしっかり整備され、車椅子の方専用のコースもあるほどですが、スニーカーよりもトレッキングシューズの方が安心でき安全です。
ツェルマットの天気はお子さんも注意
ツェルマットは家族連れの旅行者も多く、お子さんも楽しめるアクティビティもあり人気です。大人も日差し対策が必要ですので、お子さんもいる場合は特に日差し対策はしっかりして下さい。
冬であればスキーウェアなどを着てソリやスキー、スノーボードなどで楽しむ事が多く、夏に比べ日差し対策もしやすいですが、夏は薄手の服装が多く、サングラスは目を守るため必要ですが帽子だと、かぶらない場合もあります。できるだけ紫外線から肌を守るため日焼け止めなどしっかりと対策をして下さい。
ツェルマットの天気は変わりやすい
標高が高く、アルプスの山々が目の前にあるツェルマットです。天気予報をチェックしていても、それ以上に変わりやすい天気の場所です。
そして、ツェルマットに訪れて観光や、アクティビティを楽しむとなれば、ツェルマットよりも標高の高いとこに行くことが多いです。そうなると気温もツェルマットよりも低くなり、天気も激しく変わりやすいというのもあります。
寒さ対策と日差し対策、そして雨具は忘れずに、脱着しやすい服装で訪れるのが良いです。特に雨が降ると気温も下がり体感的にも寒さを感じやすくなるので、気をつけてください。
夏以外は曇りが多い
ツェルマットは夏の時期は天気が良くきれいな青空が広がる事が多いですが、それ以外の時期は雲が多い事が結構あり、雨は降らなくても曇天の事が多いです。
そのため、風が吹いてる時などは、肌寒く感じたり、体感的に寒く感じますので、長袖のシャツや軽く羽織る程度でもフリース、フード付きだと風があっても寒さを和らげるのであると良いです。
天気に対応した服装でツェルマットを楽しみましょう
標高の高いツェルマットですがスイスでもおすすめの観光地で、その絶景はスイスでも特におすすめの地域です。様々アクティビティと、それをさらに良いものにする山々や動植物達の姿、天気や気温に対応した服装で行き、スイスで一番美しいとも言われる絶景のツェルマットを楽しんできましょう。
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