唐沢山城(城跡)の見どころや歴史を紹介!猫好きにも有名なスポット!

関東七名城の一つ、栃木県佐野市の唐沢山城。唐沢山城の城跡は国の史跡に指定されて、2017年には続100名城に選ばれました。現在本丸跡には唐沢山神社が建てられ自然公園として整備されています。戦国時代には上杉謙信が難攻不落した唐沢城山の歴史や、見どころをご紹介!

唐沢山城(城跡)の見どころや歴史を紹介!猫好きにも有名なスポット!のイメージ

目次

  1. 1唐沢山城の見どころをご紹介!
  2. 2唐沢山城の歴史について
  3. 3唐沢山城の城跡には猫がいっぱい!
  4. 4唐沢山城の城跡は紅葉で有名なスポット!
  5. 5唐沢山城へのアクセス
  6. 6唐沢山城の駐車場の情報
  7. 7唐沢山城の見どころ1:くい違い虎口
  8. 8唐沢山城の見どころ2:天狗岩
  9. 9唐沢山城の見どころ3:大炊井
  10. 10唐沢山城の見どころ4:四ツ目堀
  11. 11唐沢山城の見どころ5:高石垣
  12. 12唐沢山城の見どころ6:本丸跡
  13. 13唐沢山城の見どころ7:避来矢山
  14. 14唐沢山城の見どころ8:ます形
  15. 15唐沢山城の見どころ9:鏡岩
  16. 16唐沢山城の見どころをハイキングコースで堪能
  17. 17唐沢山城へ行ってみよう!

唐沢山城の見どころをご紹介!

関東の名城の一つに数えられる唐沢山城。現在、城跡は栃木県立自然公園の一部となり、本丸に築城主であったと言われる藤原秀郷を祀る唐沢山神社が鎮座しています。

別名栃本城、根古谷城、牛ヶ城と称され、佐野市の唐沢山の頂上に本丸を置き、戦国時代は越後の武将上杉謙信戦った話は有名です。その歴史を振り返り、見どころを紹介します。

唐沢山城の歴史について

唐沢山城の歴史を語る伝承によると、唐沢山城の築城は、927(延長5)年、平将門の乱の鎮圧に功績を残した、平安時代の貴族であり武将であった藤原秀郷が、唐沢山の山頂に本丸に築き、秀郷が居城していた城だと歴史上で伝えられています。戦国時代になると秀郷の子孫で下野国を中心に栄えた佐野氏の一族が、秀郷に代わり居城しました。

佐野一族の第15当主である佐野昌綱の時代の歴史では、相模の戦国武将であった北条氏政と越後の戦国武将である上杉謙信の両方の勢力に挟まれ戦いの拠点とされた唐沢山城。

第15当主の昌綱は、時には北条方にまた時には上杉方について、身をかわしながら荒波たる戦国の時代を乗り切る唐沢山城の時代の歴史を刻みました。

越後の戦国武将であった上杉謙信は十数回にわたり、唐沢山城を攻撃したと歴史にありますが、謙信の思惑通りにはいかず陥落することはできませんでした。その難攻不落を誇り関東屈指の歴史に残る山城となりました。昌綱の死後、1602(慶長7)年に唐沢山の麓の平地に佐野城(現在の城山公園)が築かれることで唐沢山城は歴史に幕を下ろします。

唐沢山城の城跡は唐沢山神社として親しまれている現在!

明治時代に入り、唐沢山城の城跡は、唐沢山城の本丸跡に藤原秀郷を祀る唐沢山神社が建てられ、県立自然公園として整備されています。関東の七名城の一つに数えられる唐沢山城の城跡は、現在、春は桜、秋は紅葉が見ごろのスポットとして多くの人が足を運びます。自然を楽しみ歴史を感じるスポットです。紅葉の季節は特に人気のスポットです。

唐沢山城の城跡の高石垣を見ると、戦国時代に上杉謙信らに幾度となく攻撃された中で、塀を高く囲み己の陣地を守ろうとした佐野氏側の守護策の歴史を垣間見れます。唐沢山城は関東では珍しい高い石垣を囲んでいるところも唐沢山城の城跡の見どころの一つです。戦国時代の歴史の爪痕の一つでもある光景です。

住所 栃木県佐野市富士町1409
電話番号 0283-24-1138

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唐沢山城の城跡には猫がいっぱい!

戦国時代の戦いなど想像できない、自然豊かな唐沢山城の城跡を訪れると、たくさんの猫がいることに気が付きます。野生のいわば野良猫ですが、攻撃性のない猫で人が寄っても怖がりません。城跡の入り口にあるレストハウスでは猫のエサも売っているほど猫の多い唐沢山城の城跡。餌を買い猫に与える人がいるのも、唐沢山城の城跡の観光の特徴です。

猫たちも餌をもらえるものと、人が来ると寄ってきますが、もらえないとわかると猫はすーといなくなってしまいます。この猫たちは唐沢山城の城跡周辺の猫を管理する保護団体の人たちに管理されているそうです。可愛いからと言って無断で連れ帰るのはやめてくださいという張り紙がされています。ルールを守って相談のある方は声をかけてください。

唐沢山城の城跡は紅葉で有名なスポット!

唐沢山の山頂に位置する唐沢山城の城跡は、唐沢山の豊かな樹木に囲まれ四季折々の自然の景観が美しいスポットです。特に日本の自然美で外せない秋は紅葉の美しいスポットです。紅葉は11月中旬から12月初旬が見ごろを迎えます。紅葉を観賞に見物客やカメラマンなど多くの人が足を運ぶ紅葉の美しいスポットが境内にたくさんあります。

唐沢山城の城跡である唐沢山神社は県立の自然公園にもなっており、ハイキングコースなどが完備されていますが、そのハイキングコースからも綺麗な紅葉を楽しめます。関東からほど近い栃木県の唐沢山城の城跡の紅葉は日帰りでも秋の紅葉を満喫できる関東から近隣の紅葉のスポットとしておすすめです。紅葉と共に歴史の探索も楽しまます。

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唐沢山城へのアクセス

車でアクセスする場合は東北自動車道を利用してアクセスし佐野ICで下車。そこから約10km、約20分でアクセスできます。一般道に出てからは富士町を通りアクセスします。もしくは北関東自動車道を利用してアクセスし佐野田沼ICで下車。そこから約4km、約10分でアクセスできます。一般道にでてからは栃本町を通りアクセスします。

公共交通機関を利用してアクセスする場合は、東武佐野線(群馬県館林駅~栃木県葛生駅を結ぶ)でアクセスし田沼駅下車してアクセスします。約3.5km。タクシーで10分、徒歩で約50分です。タクシー料金は道路事情にもよりますが、田沼駅から唐沢山城の城跡までおよそ1180円くらいです。

もしくはJR両毛線(群馬県新前橋駅~栃木県小山駅を結ぶ)または東武佐野線でアクセスし佐野駅下車してアクセスします。

約9km、タクシーで約20分、徒歩約1時間20分です。タクシー料金は道路事情にもよりますが佐野駅から唐沢山城跡までおよそ1900~2260円です。

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唐沢山城の駐車場の情報

車を利用してアクセスされた方は唐沢山神社の無料の駐車場を利用するかもしくは唐沢山の麓の唐沢山公園の無料駐車場をご利用ください。唐沢山神社の駐車場は唐沢山山頂付近にあり、こちらの駐車場からだと唐沢山城の城跡にすぐにアクセスでます。県道115号線を道なりに進むと道路わきに駐車場を見ることができます。

唐沢山神社のレストハウス横にあるので、レストハウスを目印にしてください。駐車場は約100台分の駐車スペースがあります。

唐沢山山頂付近のこちらの駐車場は山の上にあるので、道が険し箇所もありますので運転には十分ご注意ください。こちらの駐車場は午前9時から午後6時まで利用できます。

一方唐沢山の麓にある唐沢山公園の併設する駐車場も無料で駐車できますが、唐沢山城の城跡を見学するには、この駐車場からは公園内のハイキングコースを歩いてアクセスしなければなりません。自然の美しいコースですが、体力に自信のない方は、山頂付近の駐車場をご利用することをおすすめします。

唐沢山城の見どころ1:くい違い虎口

唐沢山城の城跡を入ってすぐのところにある見どころは、戦国時代に敵の侵入を防ぐために造られた堤防状の壁(土塁という)。

くい違いにして、敵が直線的に侵入できないように工夫された壁跡で、荒々しい戦国時代をくぐり抜けた当時の様子を想像できる唐沢山城の城跡の見どころの一つです。

このくい違いの虎口は北側の避来矢山(ひらいしやま)と南側の天狗岩の間にあり、戦国時代は敵からの防備のための出入り口になっていた場所です。

唐沢山城の見どころ2:天狗岩

唐沢山城の城跡の見どころの二つ目は、南側い位置する天狗岩。非常に険しい岩山で、山頂からの眺望がとても良い場所です。

そのため戦国時代は唐沢山城の周囲を見張る役割を果たしていた場所だと考えられています。戦国時代には敵の様子を探るための櫓があったり、大砲の様なものもこの場にあったと言われています。

現在は県立の自然公園の見晴らしの良い名所とされています。天狗岩から望める関東平野や天気の良い時は富士山も望むことができるスポットとして見晴らしの良いおすすめのエリアです。天狗岩という名称は南側に突き出した岩が、天狗の鼻のように見えることでこのような呼び名が付いたと伝えられています。

唐沢山城の見どころ3:大炊井

豊富な水は守りの強固な城の条件の一つだと言われていた時代。そんな時代に豊富な水が唐沢山城に滾々と沸いて出たのがこの大炊井の井戸です。

築城にあたり厳島大明神にご加護を願いに行ったところ、夢に現れた神のお告げに従い、この場を掘ったところ水が湧き出したとか。深さ9m、直径8mもある大きな井戸で、現在もスカイブルーの水が満々に満たされ、枯れたことがないと言われています。

唐沢山城にはもう一つ有名な井戸があり当時は茶の湯に使用されていたと言われます。本丸の下にある車井戸です。深さ25mあるこの井戸は「龍宮まで続いているのでは」などとささやかれていたそうです。井戸にまつわる話は昔の伝説によく耳にしますが、伝説を読み返すと、井戸とは当時何か特別なものだったようです。

唐沢山城の見どころ4:四ツ目堀

戦国時代を垣間見ることができるスポットがたくさん点在する唐沢山城の城跡。四ツ目堀は一ツ目堀から始まって4つ目の堀です。

戦国時代であった当時、外敵に備えて使わないときは引き上げてしまう桟橋であった神橋の下にある堀です。現在見てもかなり深そうな気がしますが、戦国時代はもっと深かったと伝えられています。

山の斜面を削った切り堀です。右手は唐沢山の頂上に向かい細長く帯状に城を囲む曲線を描いた帯曲輪が続きます。外曲線になる左手は小さな山になっており、現在はこの四ツ目堀は山と山を隔てる小さな谷になっています。この谷に架かる神橋を渡り本丸に続く参道に入ります。

唐沢山城の見どころ5:高石垣

唐沢山城の最も特徴的な見どころである高石垣。城巡りファンなら見逃せないエリアです。関東地方の城は土の城が多いです。

しかし唐沢山城はとくに中世の関東地方では珍し本格的な石垣の城です。本丸周辺の石垣は特に高く、その高さは10m近く石が積まれているところもあるそうです。

平均の高さでも8mはある高い石垣が40mにわたり続く景観は、圧巻の一言に過ぎません。日本の歴史において15世紀末から16世紀にわたる戦国時代に、こんな高さにまで石を積む技術があったのかと考えさせられるスポットでもあります。高石垣を見ていると、それだけで戦いに勝利した雰囲気になってしまうエリアです。

唐沢山城の見どころ6:本丸跡

唐沢山城の本丸跡には築城した藤原秀郷公が祀られています。現在、唐沢山城の本丸跡は唐沢山神社の本殿となっています。

平将門の乱を鎮圧したと伝えられる秀郷公は、本神社の勝利の神様として祀られており、この地の守護神として崇拝されているほか、勝ち運アップ、運気上昇などのご利益にあやかれると人気です。

本丸跡は唐沢山の山頂にあります。二の丸から石段を登っていきますが、石段の下から眺める石垣もこれまた見事な石垣で、本丸跡同様に見どころの一つ。高石垣で有名な唐沢山城ですが、本丸周辺の石垣も、その石垣が造られた時代を考えると、その見事な造りは見ごたえがあります。

唐沢山城の見どころ7:避来矢山

南側に天狗岩なら北側にある避来矢山も唐沢山城の見どころの一つ。伝説が伝わるスポットです。山頂は東西約25m、南北約33mほどの削って平たくした平地になっています。

戦国時代、この山は斜面の中腹に二段の土塁を取り巻き、そこに武具庫や米の倉庫、組屋敷などがあったところです。

唐沢山城の築城主である藤原秀郷公にまつわる伝説で、秀郷公がムカデを退治した伝説に登場する龍神から贈られた鎧は、避来矢の鎧と称し、唐沢山城の城跡の唐沢山神社に祀られ、現在は唐沢山神社に功績のあった人たちを祀る避来矢山霊廟がこの山の山頂に建てられ祀られています。

唐沢山城の見どころ8:ます形

かつては唐沢山城の表門とある城門があったところです。くいちがいとも言われています。戦国時代では南側の天狗岩の岩山の上に三層の櫓が立っていました。

反対の北側の避来矢山は今より張り出していたので、その間の狭いところに四角の形をした石垣の城門がありました。現在は車が乗り入れられるよう幅が拡張され、石垣も新しくなりましたが、周囲は唐沢山の自然美が綺麗で、春にはつつじなどの花が綺麗です。

唐沢山城の見どころ9:鏡岩

天狗岩より少し北のエリアにある鏡岩。ここも戦国時代の面影が伝わる唐沢山城の城跡のスポットです。十数回渡り唐沢山城を攻めてきた上杉謙信がある時、この岩に西日が反射して攻撃困難に陥ったと言われる岩場です。今でも一部光って見えると言われますが、当時は鏡のように光っていたのだとか。どんな岩なのか見てみたいスポットです。

唐沢山城の見どころをハイキングコースで堪能

唐沢山城の城跡は現在県立自然公園になって整備されています。少し体力がある方におすすめは、唐沢山神社周辺からのハイキングコースを歩いて散策するのもおすすめです。

唐沢山の自然と戦国時代との爪痕を残す唐沢山城の城跡を一緒に散策することができます。散策コースはJR東武佐野線の多田駅や田沼駅からアクセスできるほか、車を唐沢山の麓の公園駐車場に駐車してそこからアクセスするコースもあります。

長いコースでは3時間半程度。唐沢山城はそもそも唐沢山の山頂にあるので、散策して見どころを巡るにも山道を歩かなければなりません。しかし坂道ながらもほとんど整備されて歩きやすくなっています。少し体力がある人にはハイキングコースを歩いてみるのも、唐沢山城の城跡をよく知ることができることだとおすすめします。

唐沢山城へ行ってみよう!

荒々しい戦国時代を乗り切り自らその歴史に幕を下ろした唐沢山城。その城跡は現在、藤原秀郷公を本丸跡に祀り、唐沢山神社として地元の守護神として親しまれています。唐沢山の樹木に囲まれた周囲は県立自然公園で、紅葉に季節にはたくさんの人で賑わいます。自然と共に日本の歴史を垣間見れる唐沢山城の城跡も旅に計画に加えてみてください。

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この記事のライター
toshi_suzu

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