「フォレストアドベンチャー秩父」で空中アスレチック！料金やアクセスは？

埼玉県の北西部に位置する秩父市は、埼玉県内で最も広い市町村であり、人口は約6.2万人です。石灰石を多く産出する場所として、古くからセメント工業が発達してきました。また、観光農園を中心とするブドウ畑も多くあります。山々に囲まれた盆地で、自然豊かな地域でもあります。

そんな埼玉県秩父にある「フォレストアドベンチャー秩父」は、埼玉県民の自然たっぷり安らぎのスポット「秩父ミューズパーク」スポーツの森に存在します。森は植林と自然林が混在する大変居心地の良い場所で、国内最大級のパークです。アスレチックと言っても、それは大人も大いに楽しめる迫力あるスケールで展開されています。

ダイナミックなコース設計が施されており、全コースのアスレチックは非常に高い位置に造られ、森の空中を迫力満点に進んでいきます。そのため、小学生の子どもから、アスレチックなどはもはや卒業したような大人までが、大自然の空中を巧みに渡り歩きエキサイトしています。

「フォレストアドベンチャー秩父」があるのは、埼玉県秩父市久那637-2秩父ミューズパーク・スポーツの森内です。車で来た場合のアクセス方法は、関越自動車道の花園ICを出たら、国道140号を通過して、長瀞・秩父方面へ向かいます。そこから45分程度でスポーツの森エリア周辺に到着します。ゴーカート場に位置する駐車場に車を停めてください。

また、圏央道からアクセスする場合は、狭山日高ICを下りたら国道299号に出ます。そして秩父・小鹿野方面へ走り、45分ほどで「フォレストアドベンチャー秩父」に着きます。車でアクセスする際は、平日であれば問題はないのですが、土日、祝日は混み合います。連休、GWやお盆はかなり道が混みますので余裕を持って行きましょう。

また、電車での「フォレストアドベンチャー秩父」へのアクセス方法は、西武鉄道西武秩父線の駅のひとつである西武秩父駅、または秩父鉄道秩父本線の秩父駅で下車後、西武バスの「ミューズパーク線」に乗り、「ミューズパークスポーツの森」で下車します。そこから徒歩1分ほどのアクセスです。

電車で訪れる場合、下車駅から「フォレストアドベンチャー秩父」への送迎等は行っていないため、おすすめはバスでアクセスすることですが、タクシーも利用することが可能です。さらに、秩父地域でお祭りやイベントなどがあるときも道が混み合うため、迂回路からのアクセスもおすすめです。秩父市街地を通過しないアクセス方法があります。

花園インター方面からのアクセスは、皆野寄居有料道路の「皆野大塚」を出て、そのまま直進します。「秩父小柱IC」という交差点を左折後、道のりに進みます。交差点「寺尾」に斜め右に入る道があるのでそこを行き、交差点「ミューズパーク北口」を右折するとミューズパークへ到着します。この方法は、市街地通過を避けられ、一番早くアクセスできる方法です。

続いて、飯能方面からアクセスする方法として、国道299号線の交差点「坂氷」を通過後、信号「上野町」を左折します。そして、交差点「秩父県土整備事務所前」を右折し、交差点「ミューズパーク入口」を右折して進むと、交差点「ミューズパーク南口」があり、そこを右折するとミューズパークへ到着します。道路状況を判断して、より早いアクセス方法で訪れると時間の無駄になりません。

「フォレストアドベンチャー秩父」は、アスレチックを自然の中で満喫できるパークです。そのため、動きやすい服装をすることが大切です。訪れる際はお出かけ用の服装であっても、現地では楽な格好ができるよう、着替えを持ってくるといいでしょう。アスレチックのコースと体験する人の体を専用の装置でつなげたり、体には専用ハーネスを着用する本格的なアクティビティです。

そのため、汚れたりしても構わない服装をしましょう。まず、頭のてっぺんから順にご説明しますと、髪が長い方は必ずゴムで縛っておき、髪の毛が装置などに絡まらないようにします。服装は、楽なものが一番ですが、森の中ということやアスレチック体全体を使って行うため、皮膚が擦れたりするのを防ぐためにも、長そでなどがおすすめです。

暑い夏場などは、薄手の長そでを着るといいでしょう。そして、こちらの施設では、スカートでアスレチックをするのはNGです。高いところに登ったり、空中を渡ったり、ハーネスを体に着けたりもするため、スカートだと難しくなります。よって、長ズボンの着用がおすすめです。夏は薄手の長ズボンだとケガなどを最小限に抑えられるでしょう。

長そでだけでなく、夏場は多くの方が半そでや短パンという服装でも行っています。自分自身で一番動きやすいと思える服装を着用してください。また、靴は普段から履きなれた運動靴を着用ください。サンダルなどすぐに脱げてしまうものは、大変危険ですので禁止となっています。もちろん、女性のヒールも危険です。

靴下もしっかり履いて、靴擦れなどにも配慮しましょう。手を保護する軍手や手袋なども、場合によっては持参することをおすすめします。現地で運動用の服装に着替える際は、有料の荷物用ロッカー、および無料の貴重品ロッカーが隣りの施設「PICA秩父」にあるので利用しましょう。

アスレチックをする際は、ウェストポーチやバックパックなど両手が空くカバンは利用することができます。カメラやスマホ、飲み物など必要に応じて入れておけます。ただし、極力身軽な服装と荷物で行うことが大切です。運動用の服装に着替える方は、更衣室の利用も可能ですが、混雑する際は、車内やトイレなども使いましょう。

小学4年生以上または身長が140cm以上で、体重が130kgまでの方が利用できる、「フォレストアドベンチャー秩父」のアドベンチャーコースです。利用者は必ず専用ハーネスを体に着用し、アスレチック上では常にそのハーネスとコースを特殊装置でつなげておきます。手足を滑らせた際、地面へ落下せず空中にぶら下がる状態になるだけで済みます。

このアドベンチャーコースでは、自分自身で器具を操作して、自分の身を自分で守っていきます。「フォレストアドベンチャー秩父」のスタンダードコースであり、森の形状をそのまま生かした造りとなっているため、難易度は一番高いです。細く横になった木の上を、空中を歩いているかのようにつたったり、ロープで垂れさがった木のはしごを登ったりとスリル満点です。

普段体を動かしていない大人は、苦戦する人もいるでしょう。子どものみならず、大人も大満足のコースです。運動好きの家族は、みんなで一緒に挑戦するとおもしろいです。空中を滑り降りるターザンスイングは、このコースでしか味わえないとてもスリルあるスポットです。森の美味しい空気を吸いながら、10m前後の高さの空中浮遊を楽しんでください。

アスレチック上では、安全確保のためにハーネスや器具を自分でつなげて体験していきますが、装置の着け方や正しい使い方を間違うとリスクを伴ってしまいます。そこで、このコースを挑戦する前に、利用者は全員安全講習を受講します。そこでしっかりと学んで、ケガや事故のないアスレチックを満喫しましょう。

小学1年生かつ身長が110cm以上で、体重が130kgまでの方は、こちら「フォレストアドベンチャー秩父」のディスカバリーコースを利用できます。このコースでも、適切な服装に着替えたら安全講習を受け、自身でハーネスを着用し、専用装置をアスレチックに装着して体験していきます。アスレチックの高さや難易度を抑えた造りとなっており、家族連れやアドベンチャー初体験の方に人気です。

小さな子どもも楽しく利用しており、18歳未満の方は保護者と一緒に参加します。大人一人に対して、未成年は2人までです。親子やきょうだい、友達との絆がより一層深まるコースで、みんなでワイワイできるところが魅力です。小さな子どもには、大人がしっかりと装置を確認してあげましょう。

空中にぶら下がって向こう岸までロープにつかまって渡ったり、さまざまな場所をくぐったり、迫力満点です。アドベンチャーコースととてもよく似ていますが、若干易しい造りとなっています。高い空中で足もとが不安定ななか、安全装置をしっかり締め、周囲のロープを手で確実につかんでゴールを目指しましょう。

「フォレストアドベンチャー秩父」のキャノピーコースは、身長110cm以上で体重は130kgまでの方が利用できます。小学3年生未満の子どもは、18歳以上の保護者との参加が必須です。保護者1名に子ども5人まで同伴できます。こちらの保護装置は、自分で器具の操作をしなくて済むため、小さな子どもでも楽に利用できます。

アスレチックのスタート時点で器具をしっかり固定すると、そのままゴールまで取り外したりすることなく、ついたまま安全に楽しめます。器具の操作を一人でやらせるのが不安な小さな子どもに向いています。また、足もとも他の2コースより安定感があり、ロープのたるみも少なくピンと張っているので、子どもや年配の方、運動が得意でない方でもスイスイ渡っていくことができます。

空中で不安定だと恐怖を感じてしまう人などが、満足して楽しめるコースです。激しく揺れることはないですが、アドベンチャーさながらのネット上をはいずったり、一本の木の上をバランスを取りながら渡ったり、ターザンになった気分で木の上から滑り降りたりと、みんなで大興奮できます。小さな子どものいる家族に最適なコースです。

各コースのアスレチックに要する時間は、コースや混み具合、年齢や個人によって様々です。通常は、１から3時間程度で終わります。アドベンチャーコースとディスカバリーコースの平均所要時間は、2から3時間ほどです。また、キャノピーコースは、1時間程度をみておくといいでしょう。

ゆっくり回りたい人や、素早くゴールしたい人など様々ですので、どんな周り方をしたいかなども考えておくことをおすすめします。意外と得意、もしくは意外と時間がかかってしまう人もいるかと思います。着いてから着替えなどをする時間もありますので、計画を立てる際は、余裕を持って半日は考慮しておくと安心です。

「フォレストアドベンチャー秩父」の利用料金は、17才以下の子どもの通常料金が2600円、8人以上の団体料金が2300円です。また、18才以上の大人の通常料金は3600円で、団体料金は3300円です。靴やウェアをレンタルすることも可能であり、それぞれレンタル料金が必要となります。靴のレンタル料金は500円、ウェアのレンタル料金も同じく500円です。

アスレチックを行う前は、事前講習に参加したり、本番では十分に安全が確保されないといけないため、利用者の人数制限があります。事前に予約をすると、確実に利用できるので、おすすめします。予約なしで行ってしまうと、定員がいっぱいの際は待たなければいけなかったり、利用をあきらめなければならなかったりする可能性もあります。

ホームページからネット上での予約も受け付けているので、とても簡単にいつでも予約することができます。また、自然の中でのアスレチックですので、悪天候や突然の利用不可能な気象条件等によってクローズする場合もあります。予約している方には、突然のクローズの際は連絡が入るようになっています。また、一般利用者の予約キャンセル料金は発生しません。

その他、フォレストアドベンチャーではいくつかのプログラムが用意されています。「ForestAdventureExplore」では、チームビルディング研修やリスクマネージメント研修もでき、フランスでも高く評価されているものです。チーム力を付けるのに役立ちます。参加料金は、半日で6000円から、一日で10000円から。詳細や料金は、ホームページに記載があります。

さらに、「ForestAdventureEducation&TrainingProgram」は、修学旅行や自然教室プログラムに利用できます。インストラクターが保護者代わりとなるため、子どもたちも安心して参加することが可能です。自分の身を守ったり工夫したりと多くのことを体験できます。参加料金は、3600円で、料金には装備レンタルや保険等が含まれます。

フォレストアドベンチャーは、秩父だけでなく全国各地で展開されています。埼玉県や秩父付近に来た人は、ぜひ「フォレストアドベンチャー秩父」を訪れてみましょう。秩父以外に旅行など行く方は、ホームページで最寄りのフォレストアドベンチャーのパークを探せます。山梨、長野、神奈川、広島、徳島などなど全国に広がっています。

アスレチックをするとお腹も空くことでしょう。また、休憩も取りたいと思います。「フォレストアドベンチャー秩父」の隣接施設「PICA秩父」では、食事ができるスペースが備わっています。さらに、宿泊も可能ですので、泊まりで楽しむこともできます。旅行のほか、体験学習や会社の研修などにも利用されています。

「フォレストアドベンチャー秩父」では、普段は体験できない自然の中でのアスレチックを楽しむことができます。アスレチックは、体も頭も使う大変おすすめの運動です。子どもから大人まで世代を問わずみんなで興奮することができます。家族や友人たちと思い切り体を動かしに行ってみましょう。