「ストーブ列車」は津軽鉄道冬の名物!するめも焼ける?料金や運行期間も調査!

津軽鉄道にはさまざまなイベント列車がありますが、その中でも最も有名なのがストーブ列車です。暖かいストーブにあたりながら美しい雪景色を楽しむのは、津軽の冬ならではの観光です。ストーブ列車の料金、運行される時期などについて紹介します。

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目次

  1. 1ストーブ列車に乗ってみたい
  2. 2ストーブ列車とは?
  3. 3ストーブ列車の歴史
  4. 4ストーブ列車はどこを走る?
  5. 5ストーブ列車はいつ走る?
  6. 6ストーブ列車の料金
  7. 7ストーブ列車の楽しみ(1)景色
  8. 8ストーブ列車の楽しみ(2)食
  9. 9ストーブ列車と楽しみたい観光
  10. 10ストーブ列車で冬を満喫

ストーブ列車に乗ってみたい

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青森県の私鉄である津軽鉄道は、いろいろなイベント列車があることで人気が高い鉄道です。ストーブ列車はその中でも最も有名なものではないでしょうか。ストーブ列車が運転される期間や運行時間、特別な料金が必要なのかなど、ストーブ列車を楽しむポイントを紹介します。

ストーブ列車とは?

ストーブ列車とは、最初に述べた通り、青森県の私鉄津軽鉄道で運転されているイベント列車のことです。一般的に最近の列車には冷暖房が完備されていて、空調で最適な気温を保つのですが、ストーブ列車はその名の通り、車両にストーブがあり、それで暖を取る形になっています。

ストーブ列車の車両には、前後にダルマ型の石炭ストーブが設置されています。このストーブを焚きながら列車は運行されます。車窓に広がる雪景色を眺めながら、このストーブでするめを焼いたりして楽しみます。現在ではこの車両に乗るのはほぼ観光客だということです。

まさに冬の風物詩といった感じなのですが、とはいえ、津軽鉄道ならなんでもストーブ列車なのか、というと決してそうではありません。ストーブ列車は限られた本数しかなく、乗るのであればその時間に間に合わせて行くことが必要になります。そのあたりについても後で詳しく紹介していきます。

ストーブ列車の歴史

ストーブ列車という名前から、最近の鉄道ブームの企画列車のように感じる方も多いかもしれません。しかし、津軽鉄道のストーブ列車は、なんと1930年から運行されているものなのです。これは津軽鉄道の開業のときからということになります。古い歴史を持つ列車なのです。

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それ以降、第二次世界大戦の前後を除いて、ストーブ列車は毎年運行され続けてきました。現在使われている電車は4代目になります。以後、2007年からはストーブ列車を維持するためにストーブ列車料金を取るようになりましたが、ダルマ型の石炭ストーブの素朴さが人気となり、多くの観光客が訪れています。

ストーブ列車はどこを走る?

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最初に、ストーブ列車がどこを走るのかということについて紹介します。ストーブ列車が走る津軽鉄道は、青森県の西部、「津軽五所川原」駅から「津軽中里」駅までを走っています。ストーブ列車はこの間を一日2往復から3往復しています。ですから、ストーブ列車に乗るのであればその時間に合わせればいいのです。

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簡単に言ってしまいましたが、実はこの時間を合わせるというのが、けっこう難関です。その理由は津軽鉄道そのもののアクセスがあまりよくないためなのです。まず、津軽中里駅は他の電車などとの接続がありません。北海道新幹線の「奥津軽いまべつ」駅との連絡バスはありますが、停まる新幹線が少なく、実用的ではないのです。

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そのため、遠方から来る場合は東北新幹線の新青森駅、もしくは青森空港を利用することになります。ですが、ここからも一発で行くことはできません。新青森駅からは弘前方面行の列車に乗り、途中の川部駅、もしくは弘前駅で五能線に乗り換えとなります。また青森空港からはバスを利用して弘前駅に出る必要があります。

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弘前駅、もしくは川部駅まで出たら、そこから五能線に乗り換え、五所川原駅まで行きます。津軽御所河原駅は五所川原駅に隣接しているので、ここまで来れれば心配はいりません。しかし問題はこの五能線で、普通列車と快速列車しかないうえ、本数もあまり多くないのです。

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川部駅は弘前駅より新青森駅よりになりますが、弘前まではどのルートを通っても比較的スムーズに行きます。そしてこの五能線の接続がうまくとれるかが、往復とも一番のポイントになります。ストーブ列車に乗るならば、このあたりをよく確認することをおすすめします。

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ちなみに、時間がかかっても乗り換えなしで行きたいという場合、東京からの高速バス「ノクターン号」を利用する方法もあります。このノクターン号には五所川原駅まで行く便があり、これを使うとストーブ列車の1本目にゆとりを持って到着できる予定になっています。もし時間ロスを減らしたいというなら、これを利用するのも一つの手です。

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また、津軽中里駅までストーブ列車を使った場合、津軽中里駅には観光ができる場所があまりありません。もちろん、ストーブ列車に乗るのが目的だからそれでいいというならいいのですが、ついでに観光もしてみたいというなら、途中の金木駅で下車するのがおすすめです。金木駅は有名な太宰治の生誕地なので、ちなんだ観光地があります。

ストーブ列車はいつ走る?

次にストーブ列車の運行期間についてです。運行期間は12月1日から3月31日までとなっています。ちょうど冬の時期が運行期間ということになります。やはりストーブですから、冬の寒い時期のものと考えるといいでしょう。暖かい車内で外の雪景色を楽しむのがストーブ列車の一つの楽しみです。

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気になる運行時間は津軽五所川原駅を9時32分発、11時45分発、14時10分発の3本です。津軽中里駅までは約45分かかります。それぞれ津軽中里駅で20分程度停車した後、それぞれ10時39分、12時55分、15時21分となって戻ってくるわけです。津軽五所川原駅着は11時26分、13時42分、16時5分となります。

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そのため、ストーブ列車を目いっぱい楽しむというのであれば、それぞれのストーブ列車で津軽中里まで行き、そのまま駅で待って、帰りに乗って戻ってくるというのが一番ベストな方法ということになります。運行時間にもさほど無駄がでないルートと言えるでしょう。

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一方、先ほど述べたように太宰治ゆかりの地を観光したいというのなら、途中の金木駅で下車します。津軽五所川原駅から金木駅までの運行時間は30分弱というところなので、往復で乗ると1時間程度ストーブ列車を楽しむことができるということになります。やはりこのどちらかのルートを利用する方が多いそうです。

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ところが実は、もう一つ運行される期間があります。なんと「真夏のストーブ列車」というイベントもあるのだそうです。2017年は8月4日と7日の2日間運転されました。この時はストーブに石炭を入れて実際に燃やしながら走るのだそうで、室温はなんと50度にもなるそうです。暑くなったら窓を開けて自然の風を感じることもできます。

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こちらは1往復限定で、津軽五所川原駅から津軽中里駅までを往復します。運行時間は15時15分に出発し、17時44分に戻ってくるというスケジュールでした。2018年の予定はまだ出ていませんが、ちょうど五所川原立佞武多などが行われる時期なので、一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。

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ちなみに、冬のストーブ列車は2018年1月現在の運行時間ですが、2018年度の夏冬の運行期間、運行時間はまだ出ていません。2018年の夏もしくは冬に行く計画を立てる場合は、事前に運行期間と運行時間を津軽鉄道の公式サイトなどで確認することをおすすめします。

ストーブ列車の料金

さて、ストーブ列車の料金ですが、乗る駅までの乗車券のほかにストーブ列車料金が必要になります。この料金が一回400円(2018年現在)です。この料金はストーブ列車を維持するための料金であり、指定席料金ではありません。ストーブ列車には指定席はないのです。

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そのためストーブ近くの座席に座りたければ、それなりに余裕を持って行くことをおすすめします。座席が離れたら寒いというわけではありませんが、ストーブでするめを焼いたりする光景を見ることそのものが、ストーブ列車に乗る楽しみの一つでもあるからです。特に12月から2月の雪のある時期は、混雑しがちだそうです。

ストーブ列車の楽しみ(1)景色

それでは、ストーブ列車の楽しみについて紹介します。まず見逃せないのは、車窓に広がる真っ白な雪景色です。津軽鉄道の沿線は、津軽平野の水田が広がる地域なので、冬になるとまさに足跡一つない、雪原が広がる光景が楽しめるのです。晴れ渡った青空と、真っ白な雪原のコントラストは、まさに雪国ならではと言えるでしょう。

残念ながら雪だったという場合でもがっかりすることはありません。雪原が広がるということは風をさえぎるものがないということです。しんしんと降る雪もそうですが、「地吹雪」と呼ばれる激しい吹雪を体験することもできます。まさに「雪が下から降る」ということを目の当たりにすることができるかもしれません。

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また、津軽五所川原を出てすぐのあたりでは白鳥が、そして天気がよければ白く雪をかぶった「津軽富士」岩木山を見ることができます。中でも岩木山はその名の通り、「富士」のような美しい形を見せてくれます。弘前からと五所川原からとでは、少し山の形が違って見えるそうなので、見比べてみてはいかがでしょうか。

ストーブ列車の楽しみ(2)食

食はやはり外せない楽しみの一つです。ストーブ列車にはアテンダントが乗っており、観光案内をしながら、飲食物やグッズの販売を行っています。するめはここで購入すると、アテンダントの方がストーブの上で焼いてくれるのです。するめといっても青森県産の一枚のイカがするめになったもので、それなりにサイズがあります。

するめがあれば、やはりお酒もほしいところです。ストーブ酒というお酒も販売されているので、するめを肴に一杯ということもできます。そのほか、石炭クッキーやストーブ列車の焼き印入りのどら焼きなどもあり、旅の思い出にお土産にすることもできます。するめやクッキーなどは持ち帰りできますので、途中で降りる場合でも安心です。

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津軽中里駅までのんびり旅を楽しみたいという方には、「ストーブ弁当」がおすすめです。入れ物がなんと竹かごでできていて、もうこれだけでも旅の気分があがります。中身は地元産の若生(若い昆布)で包んだおにぎりや、イカや野菜がふんだんに使われたおかずとなっています。食べてみたいのであれば3日前までに予約が必要です。

ストーブ列車と楽しみたい観光

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金木駅から徒歩7分ほどのところにあります。太宰治の生家であり、1907年に作られました。太宰の生まれた津島家は県下有数の大地主であり、父源右衛門は多額納税者として貴族院議員を務めたほどの家でした。戦後旅館として営業され、現在は太宰ミュージアムとして運営されています。

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米蔵にまで青森ヒバが使われており、2階建てで部屋数はなんと20、庭園や附属施設を含め約680坪もあるという大豪邸で、2004年、国の重要文化財に指定されました。内部には太宰にまつわる展示などもありますが、それと同時に当時の大地主のすごさが実体験として感じられます。

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五能線を走る快速列車で、弘前駅・青森駅から秋田駅までを結んでいます。1997年に運行が始まりました。日本海の夕焼けをはじめとして美しい景色が楽しめることと、津軽三味線や昔話などのイベントが行われていることで人気が高く、観光客などに親しまれています。

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リゾートしらかみは快速列車ではありますが、全車指定席となっています。そのため乗るためには指定席料金が必要になります。家族連れで乗るのに便利なボックス席もあります。津軽鉄道に乗る時、時間がうまく合うようであれば、リゾートしらかみも楽しんでみてはいかがでしょうか。

ストーブ列車で冬を満喫

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レトロで素朴な雰囲気が魅力的なストーブ列車は、まさに冬の時期ならではの観光スポットです。美しい雪景色、するめやお酒などの食べ物、そして暖かいストーブ、楽しいアテンダントの案内など、楽しみはたくさんあります。ぜひストーブ列車で津軽の冬の魅力を存分に堪能してください。

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この記事のライター
茉莉花

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