マーストリヒトはオランダ最古の都市!観光客に人気の名所や見どころまとめ!

欧州連合のマーストリヒト条約で知られる地「マーストリヒト」。オランダの人々にとって憧れの街として親しまれるものの、他国での知名度は決して高くはありません。おすすめの観光名所や絶品グルメを通して、オランダが誇る美しい街マーストリヒトの魅力をご紹介します。

マーストリヒトはオランダ最古の都市!観光客に人気の名所や見どころまとめ!のイメージ

目次

  1. 1城郭都市「マーストリヒト」とは?
  2. 2マーストリヒトはオランダ最古の都市
  3. 3マーストリヒトの波乱の歴史について
  4. 4マーストリヒトはオランダで最も美しい街!
  5. 5マーストリヒトは異国情緒あふれる街!
  6. 6マーストリヒトの「城壁と地獄の門」とは?
  7. 7マーストリヒトには観光地が多数!
  8. 8マーストリヒトへの行き方が知りたい
  9. 9マーストリヒトの観光名所1:聖セルファース橋
  10. 10マーストリヒトの観光名所2:ミッフィーショップ
  11. 11マーストリヒトの観光名所3:ブックハンデル・ドミニカーネン
  12. 12マーストリヒトの観光名所4:聖母マリア教会
  13. 13マーストリヒトの観光名所5:マルクト広場
  14. 14マーストリヒトはヨーロッパ屈指の美食の街!
  15. 15マーストリヒト名物が食べられるレストラン「Sjinkerij De Bóbbel」
  16. 16穴場のレストラン「Chateau Neercanne in Maastricht」
  17. 17マーストリヒト観光に行こう!

城郭都市「マーストリヒト」とは?

マーストリヒトはオランダ南東端部、リンブルフ州の基礎自治体です。EU(欧州連合)に関連する条約「マーストリヒト条約」はこの基礎自治体で締結され、現在のEUが最初に始まった場所がマーストリヒトなのです。

その名前の由来は、街の中央を流れる「マース川が通過する地点(Trajectum ad Mosam)」のラテン語とされています。リンブルフ州の州都でもあり、ドイツとベルギーの国境にも近くその町並みは異国情緒そのものといった雰囲気が漂います。

マーストリヒトはオランダ最古の都市

約25000年前、旧石器時代の遺構が発見されており、諸説ありますがマーストリヒトは「オランダで最古の都市」であるといわれています。その起源は紀元前50年にまでさかのぼり、古代ローマ人が最初に居住したと残されています。

それまで最古の街といわれていた「ナイメーヘン」がローマ帝国から都市権を得る約500年前にマーストリヒトは存在していたことになります。

マーストリヒトの名称の由来である、街の中央を流れる「マース川が通過する地点」にラテン語が使われたのも、古代ローマ時代の影響を感じさせます。

マーストリヒトの波乱の歴史について

紀元前50年に古代ローマ人が船の渡し場を築いたことから、マーストリヒトは不本意ながら、ヨーロッパの十字路と呼ばれてきました。交通の要所として栄えたがゆえに、スペインやフランスに支配されることになります。

オランダ独立戦争後の17世紀、マーストリヒトは正式にオランダ領になります。長年他国の文化が混じり合い、さらには隣国との近さから隣国からの影響も色濃く残ります。

そのため今日のマーストリヒトは、オランダの他の都市の人々からすると異質であり、魅力的に映るといいます。

マーストリヒトはオランダで最も美しい街!

マーストリヒトに訪れる観光客は年間約60万人で、オランダで第4位の数字です。その内訳に興味深いデータがあります。オランダ人観光客が約40万人と全体の約67%、つまり2/3に上るのです。マーストリヒトは海外よりも、むしろ国内の人々に愛されている観光都市であるといえるのです。

オランダの人々は口をそろえてマーストリヒトを絶賛します。この人気の理由はマーストリヒトが、オランダにいながらにして異国情緒を感じることにもあるかもしれません。

またマーストリヒトの街は、行政が厳しく中世の街並みを保存するよう管理しているので、とても美しい景観に溢れています。街には隣国ベルギーからの影響か、フランス語が飛び交うことも多くユニークです。

マーストリヒトは異国情緒あふれる街!

マーストリヒトはベルギーやドイツといった国々と国境を接しているからか、周囲の国々と融合されたような街並みをしています。一般的なオランダの都市と違い、白を基調としている建物が頻繁に見かけられるのです。

そのためかマーストリヒトは、オランダではないと感じている方も多いよう。そう感じる理由はいくつかありますが、大きな理由は城郭にあるでしょう。複雑な歴史の背景を持つこの都市は、街を攻撃や疫病から守るため強固な城壁と濠が造られてきました。

マーストリヒトの「城壁と地獄の門」とは?

マーストリヒトを囲う城壁と、地獄の門と呼ばれる観光地があります。それらは1229年に造られたとされており、当時ペストという疫病に侵された人々はこの門をくぐることを許されませんでした。患者は隔離され、門の外にはペスト患者の収容所がありました。

ペストを患った人々は、この門を通って施設に送られ2度と戻ることはなかったことから、地獄の門という名がつけられたそうです。現在では街の歴史を紹介する博物館として、街の背負ってきた歴史を紹介しています。

この一帯は公園となっているため地獄の門と呼ばれた面影はなく、散歩をしたり休憩をする人々の憩いの場になっています。博物館の解放期間は毎年イースターサンデーから秋季ホリデーの間だけであり、営業時間も13時から16時30分の間のみですが、無料で参加することができます。

住所 St. Bernardusstraat 24b , Maastricht

マーストリヒトには観光地が多数!

オランダに2店舗しかない正規「ミッフィーショップ」はもちろんのこと、世界一美しいという本屋さん、おいしいマーストリヒト名物が食べられるレストランなどたくさんの見どころがあります。マーストリヒト市街地中心部は3地区に分けることができます。

マース川西側一帯に広がる「旧市街」、東岸の「ウィック地区」、南の「セラミク地区」であり、観光名所のほとんどが旧市街に集中していますのでまずは旧市街への行き方を確認したいところです。

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まずは観光案内所に行こう!

多数ある見どころへの行き方を知るうえで、観光案内所の存在は欠かせません。そのため最初にチェックしておきたいものです。この観光案内所と同様、不思議なことにマーストリヒトのお店や観光施設は曜日によって営業時間が微妙に異なることが多いので、よく確認してから観光に向かうようにしましょう。

観光案内所の営業時間は11月から4月の間の平日が10時から18時、土曜日10時から17時、日曜日は11時から17時です。

5月から10月は、月曜日から土曜日までが10時から18時、日曜日は11時から17時の営業です。また祝日はお休みになる事もありますのでご注意ください。

住所 Kleine Staat 1, 6211 ED Maastricht
電話番号 +31 6 10627195

マーストリヒトへの行き方が知りたい

マーストリヒトまでの行き方は、オランダの首都であるアムステルダムの「アムステルダム中央駅」からの行き方がおすすめです。アムステルダム中央駅から電車を乗り継ぎ、約2時間30分という単純な行き方です。

長時間に思えますが、マーストリヒトまではどの行き方でも同じくらい時間がかかるので、一番簡単なこの行き方がおすすめです。

アムステルダム中央駅からユトレヒトで乗り換えて、ステンドグラスとレンガ造りの駅「マーストリヒト駅」に到着するという、簡単確実な行き方です。またマーストリヒトは国境線に近いので、近隣諸国のベルギーとドイツからアクセスする行き方もおすすめです。

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マーストリヒトの観光名所1:聖セルファース橋

マーストリヒト駅を出て徒歩5分ほどにあるので、駅をご利用の方は最初に見ることになるであろう観光名所です。行き方は簡単で、駅を降りて目の前の商店街の道をまっすぐ歩き、約5分でマース川に到着します。ここにオランダで最も古い橋といわれる、聖セルファース橋がかかっています。ここから旧市街の街並みを一望することができます。

クルーズ船の発着場もあり、街を流れるマース川をゆったりと周遊するクルーズ観光は人気のアクティビティのひとつです。橋には石のアーチが使われており、マーストリヒトの街並みを背景に眺める景色は一見の価値あり。

マーストリヒトの観光名所2:ミッフィーショップ

そしてマース橋を渡ると、おとぎ話のようなマーストリヒトの街並みが現れます。ここには、オランダでこことアムステルダムの2店舗しかない、貴重なミッフィーの正規店があります。

誰もが一度は目にしたことのあるキャラクターであろうミッフィーですが、実はオランダ生まれであり本名は「ナインチェ・プラウス(Nijntje Pluis)」といいます。本場オランダでは親しみを込めてミッフィーを「ナインチェ」と呼びます。

ミッフィー好きな方や、お土産をお探し方におすすめしたいお店です。ぬいぐるみ、ポストカードなど品揃えが多く可愛いデザインのものばかりなので、ファンならずとも楽しませてくれます。可愛く包装もしてくれるので、お土産はもちろんプレゼントにも最適です。

営業時間は月曜日が12時から18時、火曜日から金曜日が10時から18時ですが、木曜日は20時まで営業しています。土曜日が10時から17時、日曜日が12時から17時までと、曜日によって若干営業時間が異なるのでご注意ください。

住所 Kesselskade 51 , 6211 EN Maastricht
電話番号 043–3260326

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マーストリヒトの観光名所3:ブックハンデル・ドミニカーネン

外観からはまったくわかりませんが、英国ガーディアン紙より「世界一美しい本屋」に選定された、街の本屋さんなのです。見ればわかる通り本屋という枠を超えて訪れる人々を魅了する、いまや立派な観光名所となっています。

もちろん本屋としてもしっかり営業しています。天井までの広い空間を生かして3階までフロアが作られ多くの書棚が並んでいます。基本的にオランダ語の本が置いてありますが、一部英語で書かれた本もあります。

この建物、もともとは協会でした。今から700年以上前に建てられたこの建物は、一時荒廃し自転車置き場や展覧会会場に。それが2006年に改装されて現在の本屋になり、世界一美しい本屋と呼ばれるようになったのです。

また本屋内に最高の雰囲気を持つカフェがあります。本屋が本屋だけに、内接されたカフェも雰囲気が最高です。観光途中の休憩に立ち寄るのもおすすめ。当然ながら週末はやや人が多い傾向です。

営業時間は月曜日が10時から18時、火曜日から土曜日が9時から18時ですが、木曜日だけ21時までの営業。日曜日は12時から18時までの営業時間です。また祝日はお休みすることがあります。

住所 Dominicanerkerkstraat 1 , 6211CZ Maastricht

マーストリヒトの観光名所4:聖母マリア教会

敵の侵入を防ぐため正面には入口を作らなかったという、名前からは想像のつかない武骨で斬新な外観の教会です。

11世紀に建てられたローマカトリックの教会であり、海の守護神でもある聖母マリア像のある礼拝堂や、美しい芸術品が多く所蔵されている教会です。ちなみに聖母マリア像を拝むと、争い事が仲裁されるという言い伝えがあります。

オランダにある教会は開放的で明るい場所が多いのに対し、薄暗く重厚な雰囲気を持つ珍しい教会です。薄暗い中にステンドグラスやロウソクの光が怪しくゆらめくその雰囲気は、本格的で厳かな教会そのもの。それが観光客には好評で観光名所となっています。地下にあるお土産屋さんを覗いてみるのもおすすめです。

2つの塔が併設されているのは、近隣諸国に幾度となく占領された歴史的背景がある、この街ならではといえるでしょう。聖母マリア教会の入館は無料です。開館時間は毎日8時30分から17時の間です。

また教会前に広がる「聖母マリア広場」は、マーストリヒトはもちろんオランダで最も美しい広場のひとつとされています。広場周辺にはおしゃれなテラスカフェが並んでいるので、ぜひ休憩していきましょう。

住所 Onze Lieve Vrouweplein 7, 6211 HD Maastricht

マーストリヒトの観光名所5:マルクト広場

聖母マリア教会から徒歩5分ほどの距離にある広場です。マーストリヒトは屋外マーケットとしても有名な街で、そびえ立つ市庁舎が望める中で行われるマルクト広場のマーケットは、多くの客で賑わう一番人気のおすすめのマーケットです。

基本的に水曜日と金曜日に開催され、マーケットでは食料品や野菜、洋服、小物などが並びます。地元の人々と交流したり掘り出し物を探すのにも役立ち、よい思い出にもなることでしょう。

マーストリヒトの名産はホワイトアスパラガス

マーケットついでに、オランダの名産をご紹介します。オランダでは春の訪れを知らせてくれるのは、チューリップが咲き誇ることだけではなく、ホワイトアスパラガスが美味しく店頭に並ぶことでもあります。

日本では筍やふきのとう、菜の花が春を代表する食材ですが、それにあたるのがヨーロッパのホワイトアスパラガスなのです。ヨーロッパでは3月中旬から5月中旬までの間しか、ホワイトアスパラガスは手に入りません。

お隣の国ドイツでは、このホワイトアスパラガスを主食のように食べる人も多いようで、それほどの支持を集めています。軽く茹でたホワイトアスパラガスにオランデーズソースをかけた料理がとくに絶品で、この時期に訪れたらぜひ本場のホワイトアスパラガス料理をレストランでいただきたいものです。

マーストリヒトはヨーロッパ屈指の美食の街!

マーストリヒトは、ヨーロッパの名だたる美食の街にも引けを取らない、グルメの街として知られています。美食自慢の周辺諸国の食文化を受け継いだレストランも多く存在しています。

定番のオランダ料理だけではない、マーストリヒトならではの郷土料理を楽しむことができるのも面白いところです。オシャレでしかもお値打ちのおすすめできるお店が多いので、マーストリヒトにお立ち寄りの際はぜひご利用ください。

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マーストリヒト名物が食べられるレストラン「Sjinkerij De Bóbbel」

2012年にTOP100に選ばれたオランダのレストランの中で、さらに第1位を勝ち取ったマーストリヒトのベストレストラン「Sjinkerij de Bóbbel」のご紹介です。ここでは絶品のマーストリヒト名物や自家製ワインをいただくことができます。

マーストリヒトの郷土料理「ズールフレイス:Zuurvlees」という煮込みは、やや酸味のあるお肉料理で赤ワインとぴったり。また、豆と野菜のスープにソーセージなどのお肉の入った「エルテンスープ:Enwtensoep」は伝統的なオランダ料理ですが、このレストランで提供されると一味違うと評判です。

雰囲気もよくリーズナブルで、とてもおすすめできるレストランのひとつです。営業時間は日曜日から水曜日の11時から23時まで、木曜日から土曜日が11時から24時までです。

住所 Wolfstraat 32, 6211 GN Maastricht, The Netherlands
電話番号 +31 43 321 7413

穴場のレストラン「Chateau Neercanne in Maastricht」

マーストリヒトから約5kmの距離に、古城を改装したレストランがあります。平日でしかも行き方が車での移動と限られますが、可能ならばぜひ訪れてほしい、絶品フレンチがいただけるレストランです。

こちらのレストランでは、月曜日から木曜日限定で提供される4皿のコース料理の、1名46ユーロ(約5,900円)をいただくのがおすすめです。通常は1名90ユーロ(約1,1500円)するコース料理と同様の内容を、ほぼ半額でいただくことができてしまうのです。

パスタに魚介・肉料理、ドルチェに至るまでなにを食べても唸るほどのおいしさで、夏は中庭で絶景を眺めながら、冬はクラシックな雰囲気に包まれる城内での豪華な食事が楽しめます。

ドレスコードはありませんが、ラフすぎる服装は避けた方が無難です。また念のため、子供がいる方は予約時にその旨を伝えておきましょう。月曜日から木曜日限定のコース料理の有無や、営業時間も事前に確認しておくとより安心です。

住所 Cannerweg 800, 6213 ND Maastricht
電話番号 +31 43 325 1359

マーストリヒト観光に行こう!

いかがだったでしょうか。おすすめの観光名所やレストランをご紹介しましたが、長い歴史を持つマーストリヒトには、まだまだたくさんの魅力が隠されています。

ぜひご自身の足と味覚で、マーストリヒトを感じてみてください。きっとオランダの新たな魅力に気づいていただけると思います。

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ピーナッツ

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