「暗峠」は日本最強の急勾配国道308号線!坂道の斜度は驚愕の数値?

ベタ踏み坂よりも急勾配な坂道として有名なのが、暗峠です。暗峠は、大阪と奈良を結ぶ無料の国道です。しかし、その勾配と斜度から、酷道とも揶揄されています。また、多彩なスポットとしての顔も持っている暗峠を今回はご紹介していきます。

「暗峠」は日本最強の急勾配国道308号線!坂道の斜度は驚愕の数値?のイメージ

目次

  1. 1ベタ踏み坂より急勾配?暗峠とは?
  2. 2大阪と奈良を結ぶ最短のルートである暗峠
  3. 3サイクリストの聖地と言われる暗峠
  4. 4どのくらい急勾配なのか?
  5. 5心霊スポットとも言われる暗峠
  6. 6暗峠での心霊体験1:どこからとなく聞こえてくるお経
  7. 7暗峠での心霊体験2:追走してくるバイク
  8. 8暗峠には追い剥ぎがでたという記録
  9. 9関西随一の夜景スポット!暗峠の夜景とは?
  10. 10暗峠の頂上にあるものとは?
  11. 11暗峠の「峠の茶屋すえひろ」のおすすめメニュー
  12. 12暗峠へのアクセス
  13. 13大阪側からの暗峠へのアクセス
  14. 14奈良側からの暗峠の頂上へのアクセス
  15. 15暗峠へ行ってみよう!

ベタ踏み坂より急勾配?暗峠とは?

テレビのコマーシャルで有名になったベタ踏み坂と言われる島根県と鳥取県を結ぶ江坂大橋は、勾配が急な坂道で、ずっとアクセルを全開にしないと登りきれないとまで言われています。しかし、そんな江坂大橋よりも勾配が急で、斜度が凄い坂道が関西には存在するというのです。その坂道は、暗峠と言われる大阪と奈良を結ぶルートの峠です。

大阪と奈良を結ぶ最短のルートである暗峠

暗峠は、奈良にある生駒山を通る難所と言われている峠です。直線的な急勾配が続く坂道で、勾配と斜度は日本でも屈指と言われる峠となっています。そんな暗峠ですが、大阪と奈良を結ぶ最短のルートでもあるのです。

江戸時代の暗峠は、三重の伊勢神宮への伊勢参宮道としても知られており、参勤交代のときの大名だけでなく、庶民にも幅広く使われていた峠の一つでした。当時は、旅籠や茶屋が立ち並びとても賑わっていたと言われています。

また、暗峠は、歴史上の著書にも書かれている峠でもあります。というのも、かの有名な俳人である松尾芭蕉も奈良から大阪へ向かうときに暗峠を通って、向かったと言われて、そのときに詠まれた句が現存しているのです。

今では、大阪と奈良の間を結ぶ最短の無料の国道となっています。しかし、暗峠は、歴史ある峠として、とても有名なのです。また、当時の歴史の記録にも、あまりの急勾配に、馬もひっくり返ったと記載があることから、当時から道は変わっていないようです。

サイクリストの聖地と言われる暗峠

現在の暗峠は、サイクリングをする人にとって、そして、ハイキングをする人にとっても聖地となっています。メディアでも取り上げられるほどの場所となり、暗峠の急勾配と傾斜に挑戦しようとするサイクリングをする人が後を絶ちません。

また、暗峠は、サイクリングだけでなく、ハイキングコースとしても有名で、大阪側、奈良側からそれぞれハイキングを楽しみに訪れる人がたくさんいらっしゃいます。峠の丘には、石畳が残っており、昔の街並みを思い出させるような雰囲気が残っています。

どのくらい急勾配なのか?

暗峠は、大阪側からのコースと奈良側からのコースでは全く勾配が異なります。大阪側のコースからの勾配と斜度が急で、奈良側は大阪側と比べると勾配と斜度が厳しくないと有名です。ということで、大阪側と奈良側からのそれぞれの勾配についてご紹介していきます。

大阪側からの暗峠の勾配

大阪側から暗峠へ進んでいくときの勾配は、とても厳しくなっています。大阪側から暗峠へ向かう途中には、最大の難所と言われる37%の急勾配がS字カーブがあり、多くのサイクリストが登ることができないと言われています。

また、傾斜の角度が26度と言われる坂道では、自転車のみならず、車も走行不能になってしまうと言われています。大阪側からの暗峠の勾配と斜度を考慮すると、想像を絶する坂道と言っても過言ではないでしょう。

奈良側からの暗峠の勾配

大阪側から暗峠のまでの坂道は、とても勾配と斜度ともに厳しいものだから奈良側からも厳しいはずと思われる人もいらっしゃるでしょう。奈良側からの暗峠の勾配と斜度は、大阪側に比べると大阪側の坂道ほど厳しいものではありません。

奈良側から暗峠までは、3kmほどのコースで、勾配も最大で25%と大阪側に比べるとそこまで厳しい坂道ではありません。道は狭くなったりしますが、斜度もそこまでないので、大阪側よりも坂道としては登りやすいと言われています。

心霊スポットとも言われる暗峠

サイクリストとハイキングで有名な暗峠ですが、実は心霊スポットとしても有名なのです。実際に心霊体験をした人もたくさんいらっしゃり、夜になると幽霊が出ると言われる心霊スポットなのです。そんな、関西の心霊スポットとしても知られる暗峠の心霊体験をご紹介します。

暗峠での心霊体験1:どこからとなく聞こえてくるお経

暗峠での心霊体験としては、歩いているとお経が聞こえてくるという話です。夜の暗峠は、とても真っ暗で、人が歩いている気配を感じることができないと言われています。実際に歩いている人はほとんどおらず、人の気配を感じることはないでしょう。

しかしながら、暗峠では、歩き始めるとどこからとなくお経が聞こえてくるというのです。ただし、振り返ったり、辺りを見回してもお坊さんも人も見当たらないというのです。しかし、お経は聞こえ続けると言われています。

暗峠での心霊体験2:追走してくるバイク

暗峠へ訪れた帰りに遭遇する心霊体験として、追走してくるバイクも有名です。追走してくるバイクは、大阪側の坂道を下っていると突然現れるとも言われています。突如、猛スピードで追いかけてきて、横に並んでくるというのです。

坂道の途中で、追走するバイクは消えてしまうということですが、どのような幽霊かは定かではありません。暗峠で事故を起こした者かもしれませんし、他の事故あるいは事件でなくなった幽霊が暗峠にいるのかもしれません。

暗峠には追い剥ぎがでたという記録

実は、暗峠には、追い剥ぎが出たという記録も残っています。浮世草子の作者として知られる井原西鶴は、自身の著書である「世間胸算用」の中で、暗峠の近くで追い剥ぎが出たということを記しています。

また、暗峠の道中には、古寺や地蔵、石仏などがあるので、当時から事故などで亡くなった者の亡霊などが残っているのではないかと言われることもあります。関西の心霊スポットとしても知られていますが、背景は未知な部分がたくさんある心霊スポットです。

関西随一の夜景スポット!暗峠の夜景とは?

サイクリングのスポット、ハイキングのスポット、そして心霊スポットなどたくさんの名前がある暗峠は、夜景のスポットとしても有名なのです。暗峠から見える夜景はとても綺麗と評判でたくさんの人が夜景を見に訪れています。

暗峠の頂上から細い道を進んでいく人の気配がない道を進みます。その後、15分くらい歩くと、広い広場に辿り着きます。すると目の前に広がる大阪から兵庫にかけての夜景を目の当たりにすることになるでしょう。

夜景は、関西随一と言われるほどで、知る人のみが知る夜景としても有名です。暗峠は、昼は、ハイキングとサイクリングのスポット、夜は、夜景のスポット、そして夜中は心霊スポットと多彩な顔を持つ日本でも珍しい峠と言えるでしょう。

暗峠の頂上にあるものとは?

暗峠までの大阪側から急勾配、あまり見かけないような傾斜を登ってきて、奈良側からもハイキングして登りきった暗峠には、峠の茶屋すえひろがあります。この峠の茶屋すえひろは、暗峠をハイキングなどで登ってきた人にとても人気がある茶屋なのです。

峠の茶屋すえひろは、暗峠を登りきった後の休憩所としてとても人気があります。ハイキングやサイクリングで暗峠を訪れた人の多くの人が立ち寄る峠の茶屋すえひろは、彼らの癒しどころでもあり、立ち寄っておきたいスポットと言えるでしょう。

暗峠の「峠の茶屋すえひろ」のおすすめメニュー

暗峠を登りきった頂上付近にある「峠の茶屋すえひろ」には、訪れたならば、食べておきたいおすすめメニューがあります。続いては、サイクリングやハイキングの人気スポットである暗峠にある「峠の茶屋すえひろ」で食べておきたいおすすめメニューを3つご紹介します。

暗峠の「峠の茶屋すえひろ」のおすすめメニュー1:野菜カレー

最初におすすめする暗峠の「峠の茶屋すえひろ」のおすすめメニューは、野菜カレーです。「峠の茶屋すえひろ」の野菜カレーは、大きめの人参やごろっとしたジャガイモがたっぷり入った少し辛口のカレーです。

また、暗峠の「峠の茶屋すえひろ」の野菜カレーには、サラダとらっきょうが付いてきます。峠を登りきった後に食べる少し辛口のカレーが良いと評判で、サイクリングやハイキングで訪れる人の多くが注文するメニューとなっています。

暗峠の「峠の茶屋すえひろ」のおすすめメニュー2:ぜんざい

続いてご紹介する暗峠の「峠の茶屋すえひろ」のおすすめメニューは、ぜんざいです。「峠の茶屋すえひろ」のぜんざいは、素朴な味わいが人気のぜんざいで、登りきった後に、一息ついているときに食べるとちょうど良いと言われています。

「峠の茶屋すえひろ」のぜんざいも、温かいぜんざいと冷たいぜんざいがあります。ちょっと疲れた身体に糖分を補給することで、帰りの活力をもらえる一品として、サイクリストやハイカーに人気のメニューの一つとなっています。

暗峠の「峠の茶屋すえひろ」のおすすめメニュー3:かき氷

「峠の茶屋すえひろ」のかき氷もおすすめのメニューの一つです。かき氷は、いちごやレモンなどといった定番の味はもちろん、抹茶やきな粉、そして、アイスクリームとあずきが入った月見氷などもメニューに入っています。

「峠の茶屋すえひろ」のかき氷は夏の暑い日に人気があります。暗峠を登りきった後の火照った身体を冷ましてくれる一品として有名で、たくさんの人に愛されている一品です。夏に、暗峠をサイクリング、もしくは、ハイキングするならば、おすすめの一品です。

暗峠へのアクセス

暗峠へのアクセスとしては、大阪側と奈良側からではアクセスが若干異なります。アクセス方法としては、大阪側からは、車、サイクリング、ハイキングとなります。一方の奈良側からは、車、サイクリング、ハイキング、そしてバスとなります。それぞれのアクセス方法について見ていきましょう。

大阪側からの暗峠へのアクセス

大阪側からの暗峠の頂上へのアクセスは、車、サイクリング、ハイキングの3つとなります。最も人気があるのが、サイクリングとハイキングとなります。一方で、車での暗峠までのアクセスは地元の人も敬遠するほどのアクセスとなります。続いては、それぞれについて見ていきましょう。

大阪側からの暗峠の頂上へのアクセス1:車

車での暗峠までのアクセスは、東大阪市まで訪れてから、国道308号線を利用するルートです。ただし、国道308号線は、車幅の制限があったり、離合が難しい、勾配、そして斜度が急な酷道と揶揄されるほどのルートとなっています。

また、冬季は坂道が凍結したりするので、運転するときには、運転技術と経験が必要となります。免許を取り立ての運転手が運転するのは事故の元となるので、避けるようにしましょう。

大阪側からの暗峠の頂上へのアクセス2:サイクリング

サイクリングでも大阪側からの暗峠へアクセスできます。東大阪市までサイクリングして訪れる、あるいは、近鉄電車で最寄駅である枚岡駅まで訪れてから、国道308号線をサイクリングでアクセスするというルートになります。

近鉄電車では、自転車は解体または折りたたんで専用の袋に収納したもの」に関しては、輪行が認められています。なので、近鉄電車でスタートしたい駅まで訪れて、暗峠までサイクリングを始めても問題ありません。

国道308号線は、車と同じ道となるので、勾配と斜度が急な坂道を登っていくことになります。途中の急勾配は、サイクリングをする人にとっては一度は経験しておきたい聖地とも言われており、たくさんの人が訪れます。一度挑戦してみても良いでしょう。

大阪側からの暗峠の頂上へのアクセス3:ハイキング

ハイキングで暗峠へアクセスするときは、近鉄電車で最寄駅の枚岡駅まで訪れて、ハイキングするコースがおすすめです。近鉄奈良線の枚岡駅から暗峠までのハイキングは、距離にして約2.7km、高低差454mを登っていくコースです。

所要時間は、早い人で約45分と言われています。ただし、勾配と斜度が厳しいこと、車の離合などで止まらないといけないこともあるので、60分以上はみておくことをおすすめします。暗峠に到着すると「峠の茶屋すえひろ」がハイカーを出迎えてくれます。

サイクリングのときは、それぞれでスタートする場所を決められて、暗峠を目指して登られるでしょう。なお、近鉄電車では、「自転車は解体または折りたたんで専用の袋に収納したもの」に関しては、輪行が認められています。

奈良側からの暗峠の頂上へのアクセス

奈良側から暗峠へのアクセスは、サイクリング、電車で最寄り駅まで訪れてからハイキング、車でアクセス、そしてバスでアクセスするという方法があります。大阪側からは、バスはないのですが、奈良側からはバスで暗峠へアクセスすることができるのです。それぞれについて見ていきましょう。

奈良側からの暗峠へのアクセス1:車

奈良側からの暗峠まで車でのアクセスは、同じく国道308号線を利用してのアクセスとなります。国道308号線に入るまで、少しわかりにくいルートと言われていますが、到着するとそのまま道なりで進むことができます。

奈良側からのアクセスは、細い道と舗装された道を通ってのアクセスとなります。暗峠までの途中の道では、車が離合する道路もありますが、あまり多くはありません。運転に自信がない人は、運転しないようにするのが良いでしょう。

奈良側からの暗峠へのアクセス2: サイクリング

奈良側から暗峠までのサイクリングも車と同じ国道を通って登っていきます。サイクリングで登るときも、車と同じく、勾配、そして、斜度が高い道を通ることになります。ただし、大阪側よりは勾配と斜度は少しだけ緩やかになります。

サイクリングでは、近鉄電車の生駒線南生駒駅からスタートもできます。また、生駒駅をスタートして、国道168号線から308号線へ進むこともできます。輪行もできるので、事前に走りたいコースを決めて、スタートしたい地点からスタートしましょう。

奈良側からの暗峠へのアクセス3:ハイキング

奈良側からのハイキングコースは、近鉄生駒線の南生駒駅からのハイキングコースが有名です。暗峠までのハイキングコースは、約4kmで、高低差は、454mとなります。少しだけ大阪よりも長いコースとなりますが、勾配、斜度は緩やかになります。

南生駒駅から暗峠までのハイキングでの所要時間は、約50分と言われています。しかし、車などと同じコースを通るので、少し余裕を持って、60分くらいとしておくことをおすすめします。奈良側からハイキングで訪れる人も多く、おすすめのコースとなっています。

奈良側からの暗峠へのアクセス4:バス

奈良側から暗峠まで平日限定ですが、コミュニティバスが運行されています。生駒市が運営するコミュニティバスとなっており、一日4便ほど、生駒市内から暗峠までバスが運行されています。

近鉄電車の生駒南駅から乗車することができ、暗峠までの所要時間は、20分となっています。料金は、片道大人200円です。平日限定ですので、週末は利用できません。

暗峠へ行ってみよう!

大阪と奈良の間を無料で、そして最短で結ぶルートの途中にある暗峠は、ハイキング・サイクリングスポット、夜景スポット、そして、心霊スポットと多彩な顔を持っています。また、国道ですが、酷道と揶揄されるルートは、サイクリングをする人にとっては聖地となっています。一度、ベタ踏み坂よりも急な勾配の坂道を体験しに訪れてみるのも良いでしょう。

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